ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

長月

2017年10月01日 | ノンジャンル
10月に入ったが、旧暦では長月にあたる。

彼岸を越えて、これから秋の夜長が本格的に始まる。

近くの小学校でも運動会の歓声が響く。

朝晩が時折肌寒くなり、そろそろかと衣替えをした。
夏に向けての衣替えから、季節の巡りが本当に
早かった。

家は堤防沿いなので、淀川の河口を照らして
六甲山に沈む夕日の位置で季節を感じる。

ふと、太平洋に沈む夕日が見たくなった。
高速も空いているようなので、白浜へと車を
飛ばした。

遥か洋上に浮かぶタンカー、一筋の飛行機雲、
秋の夕暮れ。

海を眺めるなど久し振りだったが、広がる眺望は
もとより、水平線がまるで違っていた。

その向こうは、また更に広大な海洋が広がる。

目に見える範囲など、たかが知れているが、
それでも目に見えるものに確かな輝きというものを
見出すことができる。

休日の最後に、いいものを見させてもらった。
また明日から、少し頑張れそうである。