昨日は週に一度の通院日でした。
帰国後病院へ直行したので、ゆっくりしようかとも思いましたが
リズムを取り戻す為にも出掛けました。
出張帰りの翌日は、疲れがどっと押し寄せます。
先生も「疲れが出てるねぇ」と、しげしげ私の顔を
見ておられました。
今回の出張は、断酒初期の頃であれば、精神的にも肉体的にも
到底無理であったろうと思われます。
それにしても、回復の度合いに応じて、様々な課題もハードに
なっていくのは不思議なものです。
ところで、点滴の処置を受けていた時に、とある患者さんに
向かって、看護師さんが「○○さん、お久し振りですね。」と
笑顔で声をかけられていました。
何という事は無い会話なのですが、ふと違和感を覚えて
目を向けると、笑顔の中に淋しげな陰が。。。
「お元気でしたか?」と、笑顔のまま尋ねられると、
その患者さんは、「失敗しました。3回目です。」と。。。
それには答えずに、注射の処置をして、看護師さんは笑顔のまま
「また、ちゃんと来てくださいね。」と声をかけておられました。
その患者さんも、お酒でやつれた姿でしたが、その姿を見ている
看護師さんの胸中を思うと、やりきれないような気がしました。
再びお酒で痛めつけられた姿を見て、それまで回復を
少しずつでも見守ってきた彼女はどんな想いであったのでしょう。
その心のうちは計り知ることが出来ませんが、それでも笑顔で
見送っていた姿を、なんだかおかしな話ですが、私が申し訳ない
気持で見ていました。
笑顔の裏に秘められた、たまらない想いを垣間見たようで、
何があろうとそんな想いを誰にもさせてはならないと、
改めて肝に銘じました。
家族はもちろんのこと、この病気になって出会った様々な人達は、
私にとっては決して裏切る事の出来ない人達なのです。
飲んでいた頃は、様々な形で家族も人も裏切ったことが
あったでしょう。
それを病気のせいにするつもりはありません。
今、少なくとも病気を知り、自分を知り、生きる責任を
知った上で、見守る人を裏切る事は許されないのです。
いや、そんな自分をもう許す事は出来ないでしょう。
そしてそれが、自身の断酒を支えてくれてもいるのです。
帰国後病院へ直行したので、ゆっくりしようかとも思いましたが
リズムを取り戻す為にも出掛けました。
出張帰りの翌日は、疲れがどっと押し寄せます。
先生も「疲れが出てるねぇ」と、しげしげ私の顔を
見ておられました。
今回の出張は、断酒初期の頃であれば、精神的にも肉体的にも
到底無理であったろうと思われます。
それにしても、回復の度合いに応じて、様々な課題もハードに
なっていくのは不思議なものです。
ところで、点滴の処置を受けていた時に、とある患者さんに
向かって、看護師さんが「○○さん、お久し振りですね。」と
笑顔で声をかけられていました。
何という事は無い会話なのですが、ふと違和感を覚えて
目を向けると、笑顔の中に淋しげな陰が。。。
「お元気でしたか?」と、笑顔のまま尋ねられると、
その患者さんは、「失敗しました。3回目です。」と。。。
それには答えずに、注射の処置をして、看護師さんは笑顔のまま
「また、ちゃんと来てくださいね。」と声をかけておられました。
その患者さんも、お酒でやつれた姿でしたが、その姿を見ている
看護師さんの胸中を思うと、やりきれないような気がしました。
再びお酒で痛めつけられた姿を見て、それまで回復を
少しずつでも見守ってきた彼女はどんな想いであったのでしょう。
その心のうちは計り知ることが出来ませんが、それでも笑顔で
見送っていた姿を、なんだかおかしな話ですが、私が申し訳ない
気持で見ていました。
笑顔の裏に秘められた、たまらない想いを垣間見たようで、
何があろうとそんな想いを誰にもさせてはならないと、
改めて肝に銘じました。
家族はもちろんのこと、この病気になって出会った様々な人達は、
私にとっては決して裏切る事の出来ない人達なのです。
飲んでいた頃は、様々な形で家族も人も裏切ったことが
あったでしょう。
それを病気のせいにするつもりはありません。
今、少なくとも病気を知り、自分を知り、生きる責任を
知った上で、見守る人を裏切る事は許されないのです。
いや、そんな自分をもう許す事は出来ないでしょう。
そしてそれが、自身の断酒を支えてくれてもいるのです。