3年前のこの日の朝、今日のように天気は良く、清々しい一日の
始まりであった。
前日の夜は離脱症状のピークで危険な状態にある事は自分でも
自覚していた。父親の家で3回目の眠れない夜を過ごし、
心身ともに疲れ切っていたが、その分、変な高揚があったのを
覚えている。
「今日からやり直すんだ。」という、前向きな気持で会社への
道を歩いていた。それも、限界を超えたところで起こる、一時的な
興奮状態であったに過ぎない。
その日の午後には、病院へ駆け込んでいた。
あれから3年。。。
筆舌に尽くしがたいものがあるが、今朝の爽やかさがそんな事も
静かに心に落ち着かせて、澄んだ気分にさせてくれる。
海外出張のたびに、周りに勧められるまま、飲まざるを得なくて、
飲んでしまうのではないかと心配してくださる看護師さんがいた。
お酒を飲まない。ただそれだけのことが、自身も周りにも力を
与えるという事も折に触れて実感して来た事である。
今、静まりかえった、穏やかに澄んだ気持で心の底に
感じているのは、さてこれからだという、揺るがないものであり、
毎年、この日を迎える心構えが変わらない限り、より確かな
ものとして感じ、刻んでいけるのであろう。
「原点」に帰り、それを今現在に改めておき直す時、人はいつでも
やり直せると実感すると同時に、一つ一つ心に積んでいく事でしか
人の前進は無いということを、改めて確信するのである。
始まりであった。
前日の夜は離脱症状のピークで危険な状態にある事は自分でも
自覚していた。父親の家で3回目の眠れない夜を過ごし、
心身ともに疲れ切っていたが、その分、変な高揚があったのを
覚えている。
「今日からやり直すんだ。」という、前向きな気持で会社への
道を歩いていた。それも、限界を超えたところで起こる、一時的な
興奮状態であったに過ぎない。
その日の午後には、病院へ駆け込んでいた。
あれから3年。。。
筆舌に尽くしがたいものがあるが、今朝の爽やかさがそんな事も
静かに心に落ち着かせて、澄んだ気分にさせてくれる。
海外出張のたびに、周りに勧められるまま、飲まざるを得なくて、
飲んでしまうのではないかと心配してくださる看護師さんがいた。
お酒を飲まない。ただそれだけのことが、自身も周りにも力を
与えるという事も折に触れて実感して来た事である。
今、静まりかえった、穏やかに澄んだ気持で心の底に
感じているのは、さてこれからだという、揺るがないものであり、
毎年、この日を迎える心構えが変わらない限り、より確かな
ものとして感じ、刻んでいけるのであろう。
「原点」に帰り、それを今現在に改めておき直す時、人はいつでも
やり直せると実感すると同時に、一つ一つ心に積んでいく事でしか
人の前進は無いということを、改めて確信するのである。