Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

ポーランド亡命政府とタデウシュ・ロメルとアンジェイ・ロメル

2022年11月20日 | タデウシュ・ロメル、ポーランド

ウルズラ・フォン・ディア・ライエンが下宿していた家・ポーランド亡命政府とタデウシュ・ロメル - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

の書いたタデウシュ・ロメルを私がこれほどまで調べたのは、たまたま10年ほど前に私のイギリス人が話してくれたの友人の話を思い出したことから。彼が若いころに「元ポーランド駐日大使の娘Sさん」に会いましたが、調べていくと、その「駐日ポーランド大使」がほぼ、タデウシュ・ロメルの話だろう、ということになりました。

タデウシュ・ロメルの心のうちは - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

①英国人ペンフレンドPさんが根付職人になったのは、戦前に駐日ポーランド大使をしていた父親の根付コレクションを見せてもらったのがきっかけ。

②Sさんは、戦前日本にいて、戦争中はフランスで救急車の運転(ユダヤ人を運ぶ)のボランティアをしていた。

③Sさんが本当に駐日ポーランド大使の娘であるかどうかは置いておいて、その時の駐日ポーランド大使は、タデウシュ・ロメルであり、杉原千畝とともにユダヤ人にビザの手配をした人。(タデウシュ・ロメルのほうは、非ユダヤのポーランド人の出国も手助け)

④タデウシュ・ロメル氏の親族も含む周りには、諜報活動をするポーランド人が多く、従弟のアンジェイ・ロメルなどは、ビルダーバーグ会議設立を持ち掛けたジョセフ(ヨゼフ)・レティンガーの秘書をしていて、戦後もベルギーに滞在していた模様。

⑤タデウシュ・ロメルは1919年からロシア、イギリス、フランス、イタリア、ポーランド、日本、中国とかかわるが、戦後は外交の場を離れる。ジョセフ(ヨゼフ)・レティンガーと対照的。

 

ただし、Sさんは、タデウシュ・ロメルの娘というより、父の兄の息子の息子の「アンジェイ・ロメル」の姉妹か何かである確率も高く、

Pさんが会った駐日ポーランド大使の娘とアンジェイ・ロメル - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

このアンジェイ・ロメルは、1946年~48年に、ビルダーバーグ会議設立に寄与した、レティンガーの秘書をしていました。

Sさんが戦時中フランスにいたというのは、ポーランド亡命政府が戦時中フランスのアンジェにおかれ、そこにアンジェイが働いていた、と考えればより真実に近くなります。

スイスのポーランド博物館のウェブサイトから-

Romer's Parlour | The Polish Museum in Rapperswil (polenmuseum.ch)

抜粋Google翻訳:

Andrzej Romer
エウゲニウシュ・ロマーとゾフィア・デンボウスカの末息子であるアンドレイ・ロマーは、1921年にサイトウィアニーで生まれました。地下レジスタンス運動に関連して、彼は諜報部隊で働いていました。 1946年から48年にかけて、彼はロンドンのヨゼフ・レッティンガーの個人秘書でした。 1948年にAndrzejRomerはアメリカに移住しました。アナーバーで彼はマスタータイトルを取得し、次の14年間、偉大なコンストラクターであり発明家であるタデウシュゼンジミールと協力しました。

その後、彼のキャリアは彼に日本とフランスで働くように指示しました。しかし、1968年に彼は大学に戻り、国際関係経済学部のすべての博士号試験に合格しました。彼はすぐにTextronの懸念の代表となり、ベルギーに移りました。彼はポルトガル、ドイツ、ハンガリー、ポーランドで大きな契約を交渉しました。 Andrzej Romerは、ブリュッセルに長年住んでいます。彼は、ポーランドとリトアニアの関係に関するフランスの「文化」と「歴史ジャーナル」に多数の記事を発表しました。彼はまた、ポーランドと日本の関係についての談話の著者の一人であり、リトアニア語を流暢に話す最後のローマ人です。博物館への彼の寄付は、パテックの時計と嗅ぎタバコのコレクションでした。図書館には、数多くの本や家族の文書が贈られました。

 

レティンガーは死ぬまでロンドンに住んでいました。

ポーランドのジョセフ・レティンガーがビルダーバーグ会議設立にかかわるようになるまで - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

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