Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

イディッシュ・コネクション-1(ヴァンサン・ランドンが出演した映画『Yiddish Connection』を調べようとしてたら-)

2024年08月06日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

ヴァンサン・ランドンと彼の血族(シトロエン家含む) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

続き:

 

アメリカ映画にもいえるのですが、フランス映画を見ていくと、監督と主要メンバーがすべてユダヤ系が占めていたりする映画があったり、ホロコーストに関する映画によく出る俳優がユダヤ系であったりする場合があります。

Category:Jewish French actresses - Wikipedia

Category:Jewish French male actors - Wikipedia

List of Jewish actors - Wikipedia

そもそも、ユダヤ系の芸能人は多いです。

(芸能人に限らず、何代もさかのぼればユダヤ人は多くなり、パリはじめ特にリヨン、ボルドー、アルザス・ロレーヌ、南仏在住者の半分くらいはそうであると思う。当然、本人はわからない場合が多い。)

 

ヴァンサン・ランドンがユダヤ系であるというのは、Wikipediaを見る前から感じていましたが、彼は「ユダヤ人役」を演じたことはないと思っていました。

しかし、英語版Wikipediaで、彼が『Yiddish Connection』と言う映画にZviという役柄で出演しているのを見つけました。

残念ながらWikipedia

Vincent Lindon - Wikipedia

からこの映画名をクリックすると、映画ではなく、「ユダヤ系アメリカ人の犯罪」が出てきてしまいます。

Jewish-American organized crime - Wikipedia

 

(映画自体は、「2人の中年のユダヤ人商人が、パリの牧師と近所の人たちと金庫破りを企てる。」というコメディっぽい内容で、

Yiddish Connection (1986) - IMDb

映画監督はチュニジア生まれのフランス人

Paul Boujenah - Wikipedia

脚本・主演は、歌手でもある大物、シャルル・アズナブール

シャルル・アズナヴール - Wikipedia

Charles Aznavour - Wikipedia

 

彼の出演した映画『Yiddish Connection』を調べようとして、興味深いものを見つけました。

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ヴァンサン・ランドンと彼の血族(シトロエン家含む)

2024年08月06日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

フランスの映画俳優のヴァンサン・ランドン。日本人にはあまりなじみがないかもしれないですが、大物俳優が出る映画などにもチョイ役で出演している俳優です。

この俳優にとって、一番最初に準主役となった映画は、おそらくソフィ・マルソーの相手役を演じた『スチューデント』。

L'étudiante - Bande-annonce (youtube.com)

スチューデント (映画) - Wikipedia

 

この映画を最初に観た時は、パリの映像に加えて、「ディジョン」が少しでてきたのが印象に残った程度である、ソフィー・マルソーのプロモーション映画としかとらえていませんでした。

たまたま今日、U-NEXTのおすすめ映画にこれが出てきていたため、映画を途中まで見ていましたが、「なんで相手役がヴァンサン・ランドンなのだろうか?」

チョイ役、端役以外で観たたことがあるのはこれの他に2本くらいですが、とにかく彼は「口下手」でセリフが少ない役が多いイメージ。

『シャンボンの背中』(2008年)

Mademoiselle Chambon (official trailer) (youtube.com)

『母の身終い』(2012年)

Quelques heures de printemps - Bande annonce (youtube.com)

(ほかに、途中で挫折した映画に、2001年の『女はみんな生きている』あり。これは主人公の夫役なので主要な役)


『スチューデント』もセリフの多さはソフィー・マルソーの3分の一位であり、ソフィー・マルソーの相手役としては影が薄い気がするのです。

 

Wikipediaを見てみるとー

ヴァンサン・ランドン - Wikipedia

Vincent Lindon - Wikipedia

Google翻訳(少し修正):

ヴァンサン・ランドン(フランス語発音:[vɛ̃sɑ̃ lɛ̃dɔ̃]、1959年7月15日生まれ)は、フランスの俳優、映画監督です。[2]

映画

『人間の尺度』(2015年)での役で、ランドンは2015年カンヌ映画祭で最優秀男優賞、[3][4] 第41回セザール賞で最優秀男優賞、[5] 第46回インド国際映画祭でIFFI最優秀男優賞(男性)を受賞しました。[6]

ランドンは、2022年カンヌ映画祭のメインコンペティション部門の審査員長に選ばれました。[7]

生い立ちと教育

ヴァンサン・ランドンは、オーディオライン社の取締役だったローラン・ランドンの息子です。彼は、1929年から1959年までエトルタの治安判事および市長を務めたレイモン・ランドンの孫であり、レ・エディシオン・ド・ミニュイのディレクターであるジェローム・ランドン[fr]の甥でもある。また、ポーランドのクラクフ出身のユダヤ人宝石商で現代美術収集家であるアルフレッド・ランドン(出生名アブナー・リンデンバウム)の妻であり、、アンドレ・シトロエンの姉であるフェルナンド・シトロエンの曾孫でもある。[8]

マリ・クレール紙のジャーナリストである母親アリックス・デュフォール[9][10]を通じて、ランドンはフランス首相ジュール・デュフォールとレミ・ジョセフ・イジドール・エクセルマン元帥の子孫である[8]

ランドンはリセ・ヴィクトル・デュリュイ[11]で学業を修了し、そこで科学バカロレアを取得した。その後、高等商業学校に入学したが、22日後には勉強への興味を失った。1979年、母親がアラン・レネ監督の映画『マイ・アメリカン・アンクル』(1980年)のセットで衣装デザインアシスタントのインターンシップを確保し、俳優ジェラール・ドパルデューと共演した。[12]

その後、ニューヨークで6か月間、叔父のエリック・デュフォールのもとでラジオプロモーション担当のアシスタントとして働いた。デュフォールは、レーベル「カシャロ・レコード」(イアン・ノース、ディ・ハウスフラウエン、ミディアム・ミディアム、マラリア、スターズ・オブ・ザ・ストリーツ、コマティーンズ、メイド・イン・フランス、パーソナル・エフェクツ)の創設者だった。[13]

パリに戻ると、義父のピエール・ベニシューが、1981年にコメディアンのコリューシュのツアーでマイクを管理するポジションを確保した。[14]彼はクール・フロラン演劇学校に入学する前は、新聞「ル・マタン・ド・パリ」の配達員でもあった。[15]

私生活

1980年代、ランドンはジャック・シラク大統領の娘であるクロード・シラクと10年近く交際していた。ランドンは後に、モナコ公妃カロリーヌと大々的に報道された関係になった。[16] リンドンには1996年に生まれた息子マルセルがいる。[9] 彼は1998年に女優サンドリーヌ・キベルランと結婚し、彼女との間に2000年に生まれた娘スザンヌがいる。[17][8] 2人は1993年に映画「L'Irrésolu」(1994年)の撮影現場で出会った。[18] 2003年に別れた。[19]


ヴァンサン・ランドンの映画は、たくさん見ているわけではないので私はわかりませんが、徐々に演技もうまくなったのかもしれません。見かけは、一度見たら忘れないので個性はありし、年を取ったら渋みがでてきているので、俳優になったことは成功だったと思います。

でも、彼のキャリアはシトロエンの創業者の姉(妹?)とアルフレッド・ランドンの曽祖父母、デュフォール家、継父からできたネットワークなしにはできなかったのではないか、と、同時に思え・・・。


参考:

アンドレ・シトロエン - Wikipedia

André Citroën - Wikipedia

Alfred Lindon - Wikipedia

Jules Armand Dufaure - Wikipedia

Rémy Joseph Isidore Exelmans - Wikipedia

Pierre Bénichou - Wikipedia

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