Various Topics 2

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※旧Various Topics(OCN)

ビル・ゲイツが中国との原発共同事業模索

2011年12月29日 | 原発・核・311

「中国は危険」と煽っている米政府、そしてそうしたなか、原発を売って大儲けをしようとしているビル・ゲイツ。(ま、中国への原発は、ウェスティングハウスが既に受注してたと思いましたが。)

「人道的なビル・ゲイツのことだから、『エネルギーや環境の大きな事業が、米国と中国の仲を改善されるだろう』と思ってのことだろう。」・・・とはさすがに思えません、ね。本国で買ってくれないし、実験もできるから、海外へ、でしょうか。

そして案外米政府もそれをたよりにしていたりするかもしれません。中国も米国も実は双子のようだったりもします。

それにしても、中国を警戒しながら武器輸出三原則もなし崩し(これは日本の経済界の念願でもあるでしょう)、莫大なお金を米国のF35戦闘機にそそぎこむ日本。バカを見ないようにしてほしいです。

Searchina (2011.12.12)

ビル・ゲイツ氏が中国の原発に関心 中国で提携先を模索

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1212&f=business_1212_199.shtml

 最近、マイクロソフト社の創業者で富豪であるビル・ゲイツ氏が、メリンダ・ゲイツ財団の中国支部のスタッフとともに中国科学技術部を訪れ、同副部長の張来武氏と会見した。ゲイツ氏は記者会見を行い、中国と共同で安全な新型原発の開発について協議したことを明らかにした。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  厦門大学、国家核電技術公司、中国核工業集団公司など原発に携わる多くの人びとがメディアに対し、ビル・ゲイツ氏が中国と原発開発の協議をしていることは秘密ではなく、ゲイツ氏はすでに多くの国内機関と接触していると公言している。

  ビル・ゲイツ氏のかかわる原発事業は、具体的実務をワシントン州にある「テラ・パワー」社が行う。同社は第四世代の原子炉を専門に開発しており、トップクラスの科学者が多数在籍している。ビル・ゲイツ氏が投資する同社は、第四世代の原子炉の開発を目的とし、原子炉開発の理念は、低コストであること、より安全であること、産業廃棄物が少ないこと、の3つだ。

ゲイツ氏の思惑:三つ目の夢の実現

  もともとビル・ゲイツ氏には3つの夢があった。1つはすべての人がパソコンを持ち、ウィンドウズを使うこと。2つ目はエイズや結核、マラリアを撲滅し、すべての人に平等な医療の機会を提供すること。3つ目は貧しい人びとにクリーンで経済的な電力を提供し、エネルギー問題を解決することだ。

  原子力エネルギー事業は、同氏がマイクロソフト社の引退後に創設したメリンダ・ゲイツ財団から始まった。かつてゲイツ氏は、「私はエネルギー分野でもっともポテンシャルがあるのは核エネルギーだと確信する」と述べている。

  匿名を条件に取材に応じた中国の原発研究者は、ビル・ゲイツ氏は中国以外に日本とインドでもパートナーを探していたが、第一のパートナーとして中国を選んだ。それは中国の第三世代原子炉技術が急速に発展しており、またプロジェクトの規模も大きいといった要因があったとの見解を示した。(編集担当:米原裕子)

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