オモロイ英字新聞

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JFKの真実②/知ってるつもり thrill とスリル

2013-11-23 16:05:12 | Weblog
Chaves というユニークな大統領が去って、ベネズエラでは後継Maduroというオジサンも果たしてどこまで。物価の大幅引き下げなど、国民の喜びそうな手段を取るが。きょう23日JN・7面WP面の見出し。

Venezuelan leader's policies thrill masses、worry analysts

スリルと thrill は違うようだ。英々 ↓

excite or please very much と。つまり、ウケ狙い(だけ)、バラまき政策。それではダメ、と専門家は言う、という。

スリル満点の映画…といった、カタカナ語には注意しよう。

▽ 予断、無知って恐ろしい。思い知らされる。1960年、Kennedy-Nixon の debate は一回だけ。TV 派はK、radio派はNにそれぞれ軍配を上げた。結果はKが悠々勝利した。これがオジサンのジョーシキ。先日もこのdeabte のことは触れた。ところが。

20日JN・WP特集で、ジョーシキが見事覆される。JFK神話の真っ先に取り上げられているのが、この点。「The JFK-Nixon TV debates propelled Kennedy to victory」 TVのおかげでKは勝った、のではない…。わずかの差でしかなかった。

debate は一回でなく計4回、第一回で K がimpressive appearance と performance でさっそうと登場した。が、N も負けない。力を付け、最終第4回目(on foreign policy)では「勝った」=と、WPは断定していないけど。

先輩のアイゼンハワーが、最終段階でNに大いにテコ入れ。得票率はKの49・72㌫に対し、N49・55㌫とわずかの差。計6900万票のうち、差は12万に満たなかった。photo finish 写真判定というらしい。

記事は次のように結ぶ。

… the debates were memorable and precedent-setting、they barely moved the needle.

拙訳「後世に影響を与えるような舞台装置だったが、形勢を逆転するまではいかなかった」





コメント
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