オモロイ英字新聞

信号で青はgreen、黄色はorange。知ってました?英字新聞には、オモロイ言葉、アッと驚く情報が。挑戦しましょう。

遠藤誉を知ってる? なんでもありの国を誰より知る

2013-03-06 15:45:08 | Weblog
「チャイナ・ジャッジ」(遠藤誉著、朝日新聞出版)。史書というより、ウワサに聞く金瓶梅並み。中国とは混乱と見つけたり。と言うだけなら事の千分の一も言い得ていまい。副題に「毛沢東になれなかった男」とある。そう、簿という、一大権力者への階段を踏み外した男。キチンと読み通したわけではないが、全編これ、まるで(お上品でない)週刊誌ばり。目次をチラリと見れば明白だ。曰く、不倫と略奪婚、同棲、買収。要するに色と欲。簿の夫人は在英国当時、のちに殺害した現地の男とも親密だった、らしい。昔の漢文の教科書には見られぬお話ばかり。

最後の方は、読む意欲がなくなってきた。登場人物が多いうえ、綿密に読むには覚悟がいる。遠藤さんという、現地で1941年に生まれ、革命後の教育も受けた特異な書き手。中国への想いは複雑なのだろう。当ブログは、筆者のことを初めて知ったのは、昨秋NHKの討論番組だった。かの国の過去、現在、ひょっとして未来をも語れる稀有な存在だろう。各地に知人・情報源がおり、状況把握に事欠かないようだ。掲載する情報には、信頼度を疑う向きもあるかも。が、この書き手を疑うなら、信頼に足る筆者など、この世にいないのでは。私的にとどまる体験の描写が多すぎる、かもしれないが。

各紙の読書欄は気を付けて見ているつもりのオジサンにして、このテイタラク。この筆者の仕事には、今後とくに注目しよう。と、まで思う書き手はめったにない。著書の恩へ当方が報いるには、それ位のことか。

<7日、DYの4面AFP-Jijiから。吉林省で自動車ドロ二人組は車内の生後2か月の赤ん坊をstrangle to death のあと、雪の中に埋めた由。6日、現地mediaはこの件を大きく報道し、開催中の全人代が霞んでしまった、と。そういえば、7日の日経朝刊9面に囲み記事「次の10年、日本の維新期待」。オックスフォード大在籍の左派論客が、今後3-5年に"中国の春"が起きる、と大胆予測。汚職がまん延し、一党支配の正統性がゆらいでいる、とも。>
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知ってるつもり in charge、power(ful、less)

2013-03-06 13:24:13 | Weblog
いまどき権力の座についても楽じゃない。そういう趣旨か。大見出し。Why the powerful seem so powerless=6日DY11、15面・ワシントンポスト特集。

つぎには。In politics、business and war、M.N.(筆者名)writes、being in charge isn't what it used to be.「政治、ビジネス、果ては戦争。昔と違い、トップはつらい」。

15面になると、具体的に。Why power is easier to get、harder to use and easier to lose.「トップの座につくだけなら、ともかく。イザとなるとうまく行かず。あっという間に転落する」

being in charge isn't what it used to be などは難しい。この笑訳!を参考に。どうぞ。

▽ 前回のクイズの答え。
① 足長でない、というのはヒント。足でなく、hand。つまり、helping hand。このhelping、名詞ならどう使われるか。大事なことは、学校・教科書で習わない、という典型。check しよう。

② これは、go unused 。go … と悪い話に多く使われる。bad、crazy、wrongなど。
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