腹式呼吸は副交感神経の働きを強め、自律神経を整えるのにとても良いです。
ほとんどの方は、この呼吸法の大切さをご御存じでしょう。
こんなに安上がりで、便利な健康法は他にはありませんものね !
時間も、場所も選ばず、思い立った時に実行できる腹式呼吸。
「疲労回復には、背伸びが良い」と書かれていたものを、最近目にしました。
背伸びをすると腹式呼吸を自然に行っています。
そして酸素をいっぱい体に取り入れるので、健康維持にも役立つというものです。
その酸素が脳にも行き渡れば、認知症の予防にもなるかもしれないです。
わたしはあっという間に寝付いてしまうのでさほど気にならないのですが、腹式呼吸をして休むと、中途覚醒がなくよく眠れるようになるというので「478呼吸法」を以前から実行しています。
※「478呼吸法」とは
① 一度完全に息を吐き切る
② 1〜4を数えながらゆっくり鼻から息を吸う
③ 同じペースで7数えながら息を止めておく
④ 同じペースで8数えながら口からゆっくり息を吐き出す。(息を吐き切ってから吸うことで自然に腹式呼吸になります。)
記事によると、イチロー選手は、試合に臨む時、実にゆっくりとした落ち着いた口調で話されますよね。この呼吸法を日頃常に取り入れているそうです。
打席に立った時、手を胸のあたりに当てる独特のポーズも、それが関係していると、確か書かれていました。
うろ覚えなので、正確ではありませんが、それを読んだ時、私は心から納得したものでした。
幾つ年を重ねても、背筋がすっと伸びた姿勢で、溌剌とした美しい身のこなしができる人でいたいもの。
私も腹式呼吸を、日頃の暮らしにもっともっと取り入れた生活をしなければ、と真剣に思いました。