死者が生き返ると思っている子供が15%もいるという。
ゲームのやり過ぎで現実とバーチャルの世界がゴッチャになってしまっているのだろう。
一度殺してもまた生き返るから・・・安易なやり方にそんな心理が見え隠れしている。
AIを活用することで、生産性の向上などのメリットがある一方、AIによって作成された偽情報も多く、不適切な情報を見ることもある。
AIの進化で、子どもたちの学びの常識が変わりそうな出来事が反響を呼んでいる。
アジア圏の日本人学校で教員を務めるエイさんは、3月上旬、小学5年生の女の子から読書感想文を受け取った。
ファンタジー小説「ハリー・ポッター」をテーマにしたものだが、子供の文にしては「う~ん?」と違和感を感じたという。
「もしかして、お母さんに手伝ってもらった?」と聞いたところ、女の子は「ううん、ちがうよ。これChatGPTが書いたの」と答えたというのだ。
教員のエイさんは、文章の構成と言葉遣いが普段は使わない「感銘を受ける、絆を再確認する」といった表現があって、大人びているなと感じたという。
女の子が使った「ChatGPT」は、アメリカの企業OpenAI社が2022年11月にリリースした対話型AI。
チャット形式で質問を入力すると、人間が答えているかのように文章で返してくれるのだ。
ユーザー数は2カ月で1億人に達し、日本でも話題になっている。
試しに、編集部で「ハリー・ポッター 読書感想文」と入力したところ、あらすじや魅力をまとめた500文字ほどの読書感想文が数十秒で書き上がったそうだ。
この対話型AIは登録すれば無料で試すことができるという。
どんどん進化する新しい技術に、学びはどう対応していくべきか考えさせられる。
又、自分で考える力が弱くなるのではないかと心配になる。
果たして訓練なく読解力や想像力が身につくのだろうか?
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