陰と陽のバランスが取れている状態だと健康で、バランスを崩すと病気になる。
陰と陽はお互いに対立するものでありながら、依存していて、一方のみでは存在できないという。
これは大自然の森羅万象を表した言葉で、まさに太陽が東から昇り陽となり、日没で日が沈むと陰となり、季節も春(陽)→夏→秋→冬(陰)。
私達の存在は、『身体』『精神(理性)』『魂』の3つからできている。
これらの波動はバイオリズムのように流れ、運勢は、良い時もあれば悪い時もある。
晴れになったと思うと曇りになって雨が降る。
陽陰は必ずセットになっていてこのバランスで世界は成り立っている。
陰陽はシーソーのように循環している(陰が極まれば陽が始まり、陽が極まれば陰が始まる)。
・陰の中にも陽があり、陽の中にも陰が存在する(完全に真っ二つではない)
・陰と陽はお互いになくてはならない存在
・どちらが「良い悪い」ではない
陰陽のバランスを崩した状態が続くと、私達の体や心に様々な不調が生じてくる。
・不眠
・鬱
・疲れが取れない
・イライラする
・病気、体調不良
・食欲不振、過食
・物事がうまく行かない
「頑張れ!!あなたなら出来る!!」と、熱く励まされて、なぜか頑張る前にまいってしまったり、いつもは行動が早いのに、どこも具合悪くないのにダル重で動けないこと、ありませんか?
それは陰陽のバランスが崩れているのかもしれないと言う。
どういうふうな形で出てくるかは、その人の体質や生活習慣、そして陰と陽どちらに偏っているかにもよるが、必ず何らかの影響が出てくる。
『陰陽バランス』を整えると『気エネルギー』が高まる。
何もかもが、上手く行かない経験って、誰にでもあると思う。
もがけばもがくほど、悪循環を感じてしまうかも知れない。
これもまた因果であり『原因と結果』なのだが、そもそもエネルギー不足の疑いがあるという。
行動すること、動くことばかりが良いことではないので、しっかり自分で考える。
時に「止まる」ということも大切なことだと言う。
また、結果ばかりではなく、自分の成長、自分の内面に目を向けることはとても重要な事のようだ。
勉強や考え事をしたら睡眠を取ることで『整理整頓』が行われ、ヒラメキや記憶の定着が叶う。この場合陰とは『睡眠』で、陽は『思考』。
暮らしの中で私たちはオーバーワークになりがちである。
もしもエネルギー不足を感じているのであれば、陰陽のバランスを疑うべきなのであると・・・。
そして、どちらから取り組むべきか自分でイメージすればいいと言う。