ホップ ステップ エイジング

車の免許を取ったのもパソコンを始めたのも55歳過ぎ。
興味を持ち楽しみながらゆっくりゆっくり年を重ねていきたい。

エニアグラム

2005-05-23 22:21:27 | 子育て
ギリシャ語で「9の図」の図形をシンボルとして発展した性格タイプ論をエニアグラムというようです。
 ありのままに自分を見つめ、自意識よりも深いところで自分に出会う手法。
一応教育に携わっているので、そんな方面のエニアグラムを参照にしてみました。

★エニアグラムの9つのタイプ★
「みんなで一緒に活動したいのに、仲間がついてついてこない!」
そんなときを設定して子供たちとのやり取りの心理ゲームです。

「さあ片付けて。」あなたが言っても知らん振り。ざわざわしています。
次は製作の時間が迫っています
こんなとき、あなたならどうしますか?

①  イライラをおさえ冷静を装って製作の説明を続ける
今日は製作をやる予定になっているし、作品展に間に合わなかったらたいへん。
子どもの状態がどうであれ、とにかく製作の説明を始める。
どうして話を聞けないのかしらとイライラするが、ひたすら笑顔で説明を続け、
「さあ、やってみましょう」と材料を配って、先に進める。  

② やろうとしない子は、手をとってその気にさせる
「作品展まであと少しなんだから、がんばって作ろうよ」と道具を用意し、
材料を配って、「こんな感じで、どう?」と、子どもたちといっしょに下がきを始める。
手が動かない子には自ら手をそえて、「こんなふうにかけば?」と、やってもらおうと一生懸命になる。

③ まじめにやろうよと、子どもたちと話し合おうとする
「自分たちの作品展なのに、どうしてまじめに取り組まないの?」と、
集中しない子どもたちと真剣に話し合う。「うまくできるとほめられるよ」
と励まし、ひとりずつ、やる気を確認。全員の心をひとつにして作品展にのぞみたいし、
その気のない子は、出品しなくていいとも思う。

④ ユニークな導入を考え、子どもたちと燃えたい
子どもたちのやる気をおもしろいやり方で刺激したいと、好きなものを探しに散歩に行く。
石ころ、枝、葉っぱなど、みんなでいろいろなものを集め、「これで何かできるかな?」と、
部屋に持ち帰る。子どもたちの目がいきいきとしてきたら、自分自身のやる気も高まってくる。

⑤ 落ち着かない子どもたちの様子を見ようとする
製作は導入が大事だと思うので、保育者向けの雑誌や美術書、今までの作品展の写真など、
とにかく資料を多く集める。作品展に向けて。子どもたちの気持ちを盛り上げようと
、自分でシュミレーションをくり返し、少し様子を見て、子どもたちが落ち着くのを待つ。

⑥ 隣のクラスの先輩に相談してみる自分では判断できないので、先輩に相談して決断を求める。
アドバイスがあれば、とりあえず安心。今日やったほうがよいというアドバイスだったので、
やる気のある子たちは製作にとりかかり、できない子は後日、個人対応で指導の時間をとることにする。

⑦ 思い切って方向転換し、体を動かしてあそんでしまう
何ごとも楽しくなければつまらない。製作は十分に動いたあと、
時間があったらやってみようと思う。そのときの子どもの状態にもよるし、
できるかどうかはわからないけれど、その気になれば、子どもたちはあっというまに
作品を仕上げるから、
そんなにあせることはないと思う。

⑧「いつまでおしゃべりしているの!」と、一喝する「さあ、製作の用意をしましょう。
どのグループが遅いか、見ているわよ」と、目を光らせて子どもたちを観察。
遅い子は名まえを呼んで注意し、早くしたくができた子は、気持ちをこめてほめる。
全員のしたくがそろったら、「さあ、始めましょう」と製作の説明を始める。

⑨ 子どもたちの気持ちを十分に聞いてみる落ち着かない子どもたちと同じ目線になって話しかけ、
子どもたちの今の気持ちを聞く。「やりたくなーい」「そう、そうして今はやりたくないの?」
「だって外であそびたいもん」「じゃあ15分だけ外で遊んで製作をやろうね」と、条件を出して、
子どもたちの要求をのむ。

九つのタイプ  さああなたはどれでしょう?
それぞれの説明です。

①●子どものよいところを見つけてあげよう
 すべてての時間を建設的なことに使おうとし、
ものごとを着実に仕上げていく努力家です。
何ごとにおいても完ぺきを期し、自分の理想に従って行動しますが、
それを子どもたちにも要求しがち。まちがいを見つけ、
批判するだけではなく、
よいところを見つけ、十分にほめてあげることを心がけましょう。
自分の価値基準が絶対だと考えるくせを自覚し、
他者の価値観のすぐれた部分にも目を向けて、まちがいや欠点を許容する
柔軟さを身につけたいですね。
■無意識のうちにしてほしいことがことばにでてしまう
 なかなかのできばえと思っていた運動会の絵。先輩に、
「みんな似たような絵ばかりね」と指摘される。
言われてみると、運動会の旗と太陽、紅白帽の子どもたちやおゆうぎの絵が多い。
導入の時に、「天気がよかったね」、
「旗がたくさんあったね」とはなし、「これでいい?」と子どもに聞かれたら、
「あら、旗があったじゃない?」など、自分のイメージに近づけるような指導をしてしまう。 

②●子どもの世話で、自分が安定する事に気づいて
 同情心が厚く、思慮深く、慎み深く、人間関係を満足させるためなら、他者の欲求を満たすことに
一生懸命です。隣人の欲求に対してたいへんに感じやすい人。
 周囲からも愛と尊敬を得ることができますが、人を喜ばそうとする最大の目的は歓心と
愛情を得ることにあります
無意識にお返しを期待しているので、それがないときは落込み、感謝されないと怒りを
感じることも。
自分の言動を他者に合わせることをやめ、常に周囲の人の愛情を必要としている自分を知りましょう。
■子どもの気持ちを先取りして、手や口が出てしまう
 ふだんは活発な子が、集団活動の時間など、困った顔で保育者にくっついてもじもじしていると、
「どうしたの?」、「○○がないの?」、「○○したいの?」など、その子が「うん」
とうなずいてくれるまであれこれ聞いてしまう。自分のことばで、気持ちを相手に
伝えられるようにしてあげなくては、
と思ってはいても、頼ってくる子をみるとつい口や手が出てしまう。

③●立ち止まって、自分の感情を意識しよう
 自分で立てた目標を次々にクリアして、ものごとを成功させていきます。
人を育てるリーダー的存在ですが、
結果にこだわり、成功に執着しすぎるところがあります。自分の満足度と
子どもの達成感の違いを見極め、
子どもと共感できるように、努力しましょう。感情に左右されては成功しないと思いがちです。
うまくいかないと思ったら、
ちょっと立ち止まって、今の自分の正直な感情に目を向けましょう。
それをことばにすることで、人間性を回復できます。
■一生懸命になりすぎて子どもたちがついてこられない
 発表会に向けて綿密なスケジュールを立て、「思い出に残る発表会にしてあげよう」と、
どのクラスよりも早く演目を決め、
衣装作りなどの準備にとりかかる。はじめは期待通りに盛り上がっても、
何回か練習を重ねるうちに、
子どもたちの集中力がなくなってくる。「どうしてしっかりできないの?」
と声をかけても、反応は今ひとつで、
指導者一人が空回りという状態に。

④●激しい心の動きは周囲を困惑させます
自分や人に対して直観力があり、敏感で如才ない魅力的な人です。
作家、芸術家として活躍する例も少なくありません。
平凡さや単調さを嫌うため、激しい心の浮き沈みを楽しむくせがあります。
そのために周囲を困惑させ、
自分もバランスを失いがちに。自分の気持ちが理解されないと
引きこもろうとするので、
同僚との会話や、
体を動かすことで気分を外へ向け、落ちこみからの回復を待ちましょう。
大人と同じように、子どもにもいろいろな考えや、行動があることを、受け入れることが大事です。
■子どもに感情の押し売りをしてしまう傾向が…
クラスで可愛がっていた生きものが死んだとき、みんなで悲しみを共有し、
話し合ってお墓を作ることに。
でもその中に、興味を示さない子がいると、「かわいそうだと思わないの?」、
「死んじゃったのよ」と、
つい非難口調になってしまう。上司に「感情の押し売りはやめなさい」
と注意されてショックを受け、
自分は理解されないのだと思い、落ち込んでしまう。

⑤●自分の心をさらけ出し、子どもと向かい合って
精神が研ぎ澄まされ、並はずれた理解力と洞察力、さらには好奇心を武器に、
あらゆるものを鋭く観察し、
ものごとの心理を見抜きます。しかし、自分の感情と向かい合わないため、
他者と深い感情的なつながりをもつことができません。
自分が傷つくと思うからです。知識に執着するということは、
突発的なことで自分が動揺するのを避けたい気持ちがあるためです。
あえて予測できないような状況に身をおき、混乱になれるトレーニングも必要です。
■問題が大きくなったとき、混乱してしまう
友だちの持ちものを隠す子のことを、他の子どもが訴えてきた。その子をよく観察し、
母親とも連絡をとって、
問題が起こるとそのつど話し合う。どんな状況だったか理解し、
問題を大きくせずにすませたはずが、
今度は見えないところでやっていた。被害にあった子は登校拒否ぎみ。
自分の理解できないことが起こったり、
把握できない状態になると混乱してしまう。

⑥●指導者という殻を脱ぎ子どもと楽しく遊ぼう
責任感があり、ものごとを肯定的に考えるので信頼され、組織においてすぐれた指導者になりえます。
しかし、内面になんらかの恐怖心を抱えており、心配性であることを認識し、
その恐怖心や不安がどこからくるのか、
事実と照らし合わせて把握しましょう。決まりや約束ごとを押しつけるのではなく、
どうしてそれがやりたいのか、
どうしたらいいのか、子どもの気持ちに耳を傾け、いっしょに考え、
子どもの個性を認めましょう。そのためには、
自分自身にもたくさんの楽しみを与えることです。
■のびのびあそべないクラスにしてしまう傾向
アスレチック遊具がたくさんある公園で、はじめての校外学習。事故のないように
細心の注意を払い、たっぷりあそんだつもりなのに、「あんまりおもしろくなかった」
という感想がでる。どんなところでも楽しくあそべるのが子どもの姿では?
子どもらしくのびのびあそんでほしいのに、「お行儀のよい子」が多いと言われてしまう。

⑦●子どもたちのペースに合わせた計画を立てよう
快活、情熱的で自主的。職場では行動力と豊かな発想力、独創性を発揮する人気者。
でも、ナルシストの傾向の強いあなたは、欠点を指摘されても「自分はいいの」
を聞き流してしまいがち。
その姿勢は、周囲にごう慢な印象を与えるので要注意。
多くの計画を同時進行することが好きで、ひとつのことに専念するのが苦手です、
指導者として、日常的な生活習慣を身につけさせる、
小さい変化を喜んであげるという、地道で根気のいる仕事に取り組むように意識しましょう。
■おとなしくて目だたない子の、記録が書けない
子どもたちが毎日あきないように、次々と喜ばせるあそびを考えては提案し、
1年間の思い出がたくさんできます。
けれど、いざ記録をしようと、子どもたちをふり返ってみると、ワイワイと自分といっしょに
盛り上がった子はいくらでもかけるのに、おとなしくて目だたない子は、書くことが
見つからなくて困ってしまう。

⑧●激しさが人をおびえさせたり、いしゅくさせます
決断力の強いあなたは、威厳があり堂々としています。また、穏やかで面倒みがよく、
見返りを期待しないので、
多くの人に慕われます。しかし、怒りの表れ方がストレートですから、怒りが高まって
きたと感じたら、深呼吸をして、
いったんその話題を中断しましょう。強くありたいタイプは、甘えたり、すねたりといった
無邪気な面を抑えこんでいます。
子どもたちとふざけっこなどして、体と体で十分ふれあって、
互いに心を開けるようにしましょう。
■話を聞く前に子どもをしかり、溝を作ってしまうことも
突然、ひとりの子が他の子の折り紙を取り上げて破いてしまった。それをみたとき、
なぜそうしたのかを聞かずに、
なんてひどいことをするの、あやまりなさい!」と、きつくしかってしまう。あとで、
実はそれは正義感からとった行動だったとわかっても、互いに譲りあえず、
心を通わせることができなくて悩んでしまう。 

⑨●子どもへのワンパターンな対応に気をつけよう
偏見がなく、理解力もあるので、人々から敬愛されます。しかし、決断や選択が苦手で、
思考を停止して、
惰性で動こうとする自分にも気づいてください。エネルギーのある同僚の意見を聞いたり、
行動をともにすると、
比較的容易に惰性で動く自分を覚醒させることができるでしょう。
子どもの世界ではどうでもよくないこだわりがたくさんあります。
子どもとの約束を守り、自分の意見や注意などは、
しっかり意思表示するよう心がけましょう。
■少数派の意見を、どう調整するかで苦労してしまう
何かを決めるときは子どもたちと話し合って、多数の意見に合わせて決める。
行動力のある子がまとめ役になり、
クラス運営はスムーズ。同僚からも「先生のクラスはまとまっているね」
と言われ、少しは自信もついたころ、
「先生、今度っていつ?」と子どもに聞かれ、少数派の意見は我慢してもらうことが
多いことに気がつく。
少数派の意見をどうしたらよいか、調整に困ってしまう。

以上です。
あくまでも潜在意識です。     
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