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銀座・シネスイッチにて、ケヴィン・スペイシー監督。
心臓を病み「15歳までしか生きられない」と診断されたボビー・ダーリン(ケヴィン・スペイシー)だが、ナイトクラブのショーガールだった母のくれた音楽に勇気づけられ、厳しいショービジネスの世界に足を踏み入れる。
苦労の末にヒットを飛ばし、映画出演をきっかけにスーパーアイドルのサンドラ・ディー(ケイト・ボスワース)とセレブ婚。
しかし、残された命の短いことを知るボビーは家庭よりもショーを優先し、2人は別れることに。
やがて時代の波に取り残されてボロボロになったボビーの前にサンドラが戻ってくる…。
序盤はミュージカル調の幻想シーンを多用するが中盤以降は「Ray/レイ」同様直球勝負。
「Ray/レイ」と違うのはケヴィン・スペイシーが自分で歌っているその見事なスウィング感。
反ロックンロール・親ジャズであることを述懐するシーンがあるが、ロック畑で評価の高い「Dream Lover」もオリジナルより幾分ジャズ風味。
ケヴィン・スペイシーがずっと温めていた企画だそうだけど、日本にこんなことのできる俳優いるかな。
堺正章はちょっとイヤ味だし、宮迫博之は深みに欠けるし。
「エターナル・サンシャイン」「サイドウェイ」「バッド・エデュケーション」のチラシが入手できない。
もっと劇場に足を運んでくれる人のこと大事にしろよなー。