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巻き添え食ってたまるかよ

いまを生きる水俣病 #3

2012-08-29 22:14:13 | Weblog
第100回・水俣セミナー 「吉永理巳子講演会・語れなかった水俣病の父を力として」 @エコギャラリー新宿、8月28日
●講師の略歴
1951(昭和26)年 水俣市明神町の大矢二芳(チッソ勤務)の三女として生まれる
1954(昭和29)年 3歳 父、36歳で急性劇症型の水俣病を発病
1956(昭和31)年 5歳 祖父の大矢安太(漁師)発病。以降、9年間寝たきりとなり、母が下の世話や食事の世話をした
父、原因不明の「水俣奇病」の患者として認定されるが死亡。当時、魚が原因であるとは分からず、1度目の退院後、毎日のように刺身や煮魚を食べさせたのが仇となり、2度目の入院後わずか2日で亡くなった。ひどいケイレンのため寝台に寝させることもできないほどであった
近隣在住のいとこの前田恵美子(1954年生)発病
1971(昭和46)年 20歳 母、患者として認定される
1973(昭和48)年  22歳 祖母、患者として認定される。この後、自身も水俣病様症状(ひんぱんに足が吊る)
1976(昭和51)年 25歳 結婚。開田理巳子となる。この後3人の子に恵まれる
1994(平成6)年 43歳 知人の薦めにより『水俣の啓示 不知火海総合調査報告』(ちくま書房)を読み、初めて水俣病についての正確な事実を知る
水俣市主催の「水俣市再生を考える市民の集い」で自身と家族の水俣病体験について講演。初めて公の場で患者家族であることを語る
「水俣・本願の会」の発足に参加し、事務局メンバーとなる
1996(平成8)年 45歳 未認定患者問題の解決策成立に伴い、特別医療事業の対象者となる
1997(平成9)年 46歳 水俣市立水俣病資料館の「語り部」となる
「水俣・本願の会」の患者らと水俣湾水銀ヘドロ埋立地に石仏を建立
1998(平成10)年 47歳 胎児性患者ら障害者のための共同作業所「ほっとはうす」の設立に参加。運営委員となる。水俣病の経験を伝えるためのフィリピンのセミナーで講演
2000(平成12)年 49歳 記録映画作家・土本典昭の意志を継ぎ、患者遺影撮影のため遺族を訪問
2001(平成13)年 50歳 NPO法人水俣教育旅行プランニング(現環不知火プランニング)設立に携わる
2004(平成16)年 53歳 離婚成立。大矢理巳子に戻る
2006(平成18)年 55歳 チッソによるダイオキシン汚染土の除去問題で、埋立場所変更を求める住民団体「明神の環境を守る会」の世話人代表となる
2007(平成19)年 56歳 使用したビンを工芸品に再生する「リグラス工房 びんの風」を主宰
2010(平成22)年 59歳 NPO法人環不知火プランニング理事長の吉永利夫と結婚。吉永理巳子となる


先日の記事「中産階級ハーレム 野球編 #1」で、戦前の野球界では、後発のプロ野球は人気面でも高校野球(当時の中等学校野球)や六大学リーグに大きな差をつけられてたことに触れたんですが。
戦後20年で生まれた私は、亡父の影響もあって小5くらいから巨人ファンとしてナイター中継を見るようになったし、その頃の巨人を中心とするプロ野球が娯楽に占める存在感の大きさは、誰にとってもたいへんなものだった。今の2倍くらいはあったように思うのだが、どうやらそれは戦後に急激に、おそらく人為的に高められたものなんだろうと。
そしてそれは、戦争に負けたことを棚上げし、奇跡的な復興・経済発展を果たしたこととも密接につながるんだろうなと。
野球の応援を通じて、人びとが場を共有する、一体感を味わうということ。
それは戦争のための「滅私奉公」が、会社や工場に勤務することで個が栄えて国も栄える高度成長モデルに姿を変えるのを側面から大いに支えたのではないか。そして水俣病などの公害病や福島第一原発事故は、そうしたやり方、戦争に負けても改まらなかったやり方がもたらした国民の裏面史ともいえよう。
今も「放射脳」と呼ばれる、食物汚染に過剰反応して差別的言動を取る人びとがいるけれども、病態が悲惨な水俣病の場合、遠隔地に住む人びとの無理解・無関心だけでなく、むしろ親戚に病人がいたりチッソ関係者がいたりする水俣市民ほど水俣病から目を背けたがる傾向があるのだと、昨晩の吉永氏は語ってくれた。
この吉永氏自身、青年会議所の関係で知り合った最初の夫と結婚、3人の子をもうけ43歳になるまで、父を奪った水俣病の実態に関心を持ってこなかった、遠ざけてきたと。今はそれを埋めるように先頭に立って活動するが、分かる気しますよ。就職と結婚は、人間が最も値踏みされる、序列や差別が露わになる局面。家庭を営むためには、差別されると分かっているような要素は極力排除してかかるのが当然である。
また、ということもあるので、無職で独身で精神科入院歴の私は、自分が体験したことでないとしても、排除される側の目線をもってこれらの問題をこれからも扱っていきたいと考えております。
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中産階級ハーレム① ─ 野球 #1

2012-08-27 21:46:33 | 中産階級ハーレム
大正4(1915)年に大阪朝日新聞の主催で開催されることになった全国中等学校野球大会は、年々予選参加校が増えて人気を呼び、鳴尾運動場で行われた第9回大会(大正12年)準々決勝では観客がグラウンドにあふれ出して試合続行が困難になる事態となったことなどから、阪神電鉄が所有する西宮市の土地に大正13(1924)年に建設された、約6万人収容の甲子園球場に舞台を移すことになった。こうした野球熱の高まりにつれ、もう1つ全国的な大会の新設を望む声も増し、同年から大阪毎日新聞が主催する全国選抜中等学校野球大会(いわゆるセンバツ)もスタート。


大正3(1914)年に早慶明による三大学リーグ戦が発足、以降順次大学が増え、応援団の問題で早慶だけは対戦なしという変則リーグ戦が組まれるなど曲折の末、大正14(1925)年に東大も加盟して東京六大学リーグが結成された。さらに翌大正15(1926)年秋には六大学関係者が神宮奉讃会にはたらきかけ建設された3万3千人収容の神宮球場に舞台を移すことになった。↑画像はその開場式の模様。


早大の人気選手から東京日日新聞(現毎日新聞)記者となった橋戸頑鉄氏らの奔走で、中学・大学を卒業した野球選手たちが集う各地のクラブ・チーム、実業団チーム、鉄道局チームによる全国大会として都市対抗野球大会が昭和2(1927)年から開催され、第1回は大連満鉄倶楽部が優勝を飾った。


当初「満員になるのに10年はかかる」といわれた甲子園での中等学校野球が大観衆でふくれあがるのに時間はかからず、中京商、松山商、明石中の「3強」が激突した昭和7(1932)年の夏の大会は連日超満員、スタンドの頂上からも観衆がはみ出し、危険な状態に。


日本の野球は近代国家となった明治初年にもたらされ、大正から昭和のはじめにかけ人気スポーツとして異常といっていいほどの発達を遂げたが、中心は当時の中等学校野球と東京六大学リーグで、大正期に日本運動協会というプロチームが生まれたが発展を見ずに終わった。また昭和7年、文部省の「野球統制令」により学生野球も大きな制約を受けることになった。その中にはプロチームとの試合禁止もあり、正力松太郎の読売新聞が昭和6年、9年の2度にわたって米大リーグ・チームを招いた際、相手となる日本チームは9年には学生抜きの社会人選手で構成され、中学生の沢村栄治やスタルヒンは野球部を退部して参加した。ベーブ・ルース(↑画像の先頭から2人目)やルー・ゲーリッグを擁する大リーグ選抜は17戦全勝と強さを示したものの、沢村が9三振を奪いゲーリッグのホームランによる1点に抑えた試合など注目を集め、この時の日本チームを母体として大日本東京野球倶楽部、後の読売ジャイアンツが生まれ、プロ野球は2度目のチャレンジで実ることに。


米中との大戦を遂行する軍部から「野球は敵性スポーツ」との声が日々強まり、昭和18(1943)年春、文部省は東京六大学野球連盟に対しリーグ戦の中止と連盟の解散を通達した。秋には文科系学生の徴兵延期も中止され、10月16日、早稲田の戸塚球場で出陣学徒壮行早慶戦が行われた。試合後、両校の選手・応援団が「海ゆかば」を合唱、12月1日には全国の学徒が兵役に就いた。


■中産階級ハーレム (JAGATARA, 詞・曲:江戸アケミ)
中産階級ってのもお安くないぜ
一度なったらやめられねえ
スコッチ・ウイスキー、
ファミコン・ソフト、週に一度のゴルフ場通い
できた女房にはげまされ カラオケ・パブでは人気者
満員電車にゆりゆられ 行きつく先は老人ホーム
たった一人の箱入り娘は 情報誌片手にロック狂い
アダルト・ビデオに胸ときめかせ 不倫さわぎもおつなもの
夏には夏で有給休暇 家族そろって海外旅行
にっこり笑ってシャッター押せば 楽しい思い出わいてくる
受験戦争と高度成長に乗り遅れた者は使い捨ての百円ライター
管理社会の落し子たちは 今日もディスコで踊りあかす
さしせまるエネルギー危機には 一億火の玉原子力
でも中産階級ってのはおかまいなしだぜ 今の日本を支えてる
中産階級ってのは最高だぜ 一度なったらやめられねえ
中産階級ってのは最高だぜ 努力しだいであんたもなれる
中産階級ってのは最高だぜ アンタもなってみろよ
中産階級ってのは、
中産階級ってのは、
中産階級ってのは ホントにいるのかい、
ホントにいるのかい?
中産階級ハーレム、
中産階級ハーレム、
中産階級ハーレム…………
ヤツは肥えた──!
ヤツは超えた!…………
頭そうじするんだ…………
だいじょうぶマイフレンド



昭和22(1947)年8月2日、昭和天皇と皇后が後楽園球場で行われた都市対抗野球をご観戦になり、グラウンドにもお立ちになった。プロ野球の天覧試合より12年早く、戦争期の天皇の位置づけを思えば驚くべきことといえよう。 ─(写真はすべてベースボール・マガジン社刊『激動の昭和スポーツ史』の「プロ野球・上」「高校野球・上」「社会人野球」「大学野球」より)
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Top 20 Hits of 8-25-2012

2012-08-25 21:00:29 | Weekly Top 15
1. ← 1. "Yet Again" Grizzly Bear (2012 - Single)
2. ← 9. "Silver Springs" Lykke Li (2012 - Just Tell Me That You Want Me: a Tribute to Fleetwood Mac)
3. ← 11. "Moonligh Mile" The Babies (2012 - Single)
4. ← 3. "One More" Jimmy Cliff (2012 - Rebirth)
5. ← 2. "Pyramids" Frank Ocean (2012 - Free Download)
6. ← 5. "Melpomene" Rudi Zygadlo (2012 - Single)
7. ← 4. "Sweet Life" Frank Ocean (2012 - Channel Orange)
8. ← 8. "Constant Conversations" Passion Pit (2012 - Gossamer)
9. ← 6. "Ready" Jacques Greene (2012 - Ready EP)
10. ← 7. "Blue Meanies" Opossom (2012 - Electric Hawaii)



11. NEW "Wildest Moments" Jessie Ware (2012 - Devotion)
12. ← 13. "In the Same Room" Julia Holter (2012 - Ekstasis)
13. ← 17. "Tomorrow" Niki & the Dove (2012 - Instinct)
14. ← 10. "Only in My Dreams" Ariel Pink's Haunted Graffiti (2012 - Single)
15. ← 15. "Live and Die" The Avett Brothers (2012 - Single)



16. NEW "When the Roses Bloom Again" Billy Bragg & Wilco (2012 - Mermaid Avenue, Vol. III)
17. ← 12. "The Don" Nas (2012 - Life Is Good)
18. ← 20. "Alone" Trampled by Turtles (2012 - Stars and Satellites)



19. NEW "Flange Face" The Gaslamp Killer (2012 - Single)
20. ← 14. "I Bought My Eyes" Ty Segall Band (2012 - Slaughterhouse)
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Top 20 Hits of 8-18-2012

2012-08-18 19:04:41 | Weekly Top 15
1. ← 1. "Yet Again" Grizzly Bear (2012 - Single)
2. ← 2. "Pyramids" Frank Ocean (2012 - Free Download)
3. ← 8. "One More" Jimmy Cliff (2012 - Rebirth)
4. ← 3. "Sweet Life" Frank Ocean (2012 - Channel Orange)
5. ← 7. "Melpomene" Rudi Zygadlo (2012 - Single)
6. ← 5. "Ready" Jacques Greene (2012 - Ready EP)
7. ← 11. "Blue Meanies" Opossom (2012 - Electric Hawaii)
8. ← 6. "Constant Conversations" Passion Pit (2012 - Gossamer)



9. NEW "Silver Springs" Lykke Li (2012 - Just Tell Me That You Want Me: a Tribute to Fleetwood Mac)
10. ← 4. "Only in My Dreams" Ariel Pink's Haunted Graffiti (2012 - Single)



11. NEW "Moonligh Mile" The Babies (2012 - Single)
12. ← 9. "The Don" Nas (2012 - Life Is Good)
13. ← 15. "In the Same Room" Julia Holter (2012 - Ekstasis)
14. ← 10. "I Bought My Eyes" Ty Segall Band (2012 - Slaughterhouse)
15. ← 16. "Live and Die" The Avett Brothers (2012 - Single)
16. ← 17. "I'm a Man" Cee Lo Green (2012 - Sparkle: Original Motion Picture Soundtrack)



17. NEW "Tomorrow" Niki & the Dove (2012 - Instinct)
18. ← 13. "Ruin" Cat Power (2012 - Single)
19. ← 19. "In Decay" Phèdre (2012 - Phèdre)



20. NEW "Alone" Trampled by Turtles (2012 - Stars and Satellites)
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おたすけ人走る!にみるアスリートの商品価値

2012-08-13 22:25:54 | マンガ
「人類は4年に1度夢を見る」って、昔どこかの凡庸な映画監督がのたまったとか。
いや今回ほど、最初から最後までその夢をほとんど共有することなく終えたオリンピックもなかったなと。
日本人だからといって代表選手が勝って「勇気や感動をもらえました」なんて気持ちはさっぱり湧かないし、負けたってぜんぜんどうでもいい、水泳や柔道なんかむしろせいせいするくらいだ。関係ないよ、体育会の奴らなんか。
というか、体育会の連中にしたって、同じ時期にインターハイとか夏の全国高校野球が開催され、そこに出てる選手や家族や関係者はオリンピックどころでなく、金メダルを獲った選手の顔も名前もろくすっぽ関心ないだろ。
いずこも「夢を見させる側」はそんなものか。




弓月光さんの『おたすけ人走る!』(1~3・集英社)は、少女マンガ時代の代表作『エリート狂走曲』の翌1979年週刊マーガレットに連載され、生徒数の減少に悩む女子高がスポーツしか能のない少数の男子を特待生として受け入れ、学校の宣伝役として急造野球部で夏の甲子園大会出場を狙うという、学歴エリートに代わってスポーツ馬鹿を扱うだけに、よりドタバタ色やエロス&ヴァイオレンスの強く表れた作品となっている。
学校の名は「PR学園」といい、他にも対戦する校名や選手・指導者のキャラクターなど、随所に当時の野球界・スポーツ界の様子が反映されて興味深い。






完成度では劣るとしても、このマンガにも『エリート狂走曲』と同様の先見性が。
聞いた話では、アメリカの高校生は1つのスポーツに専念することを法律で禁じられ、やるとすれば複数掛け持ちでってことなんだそうな。それは人格の偏りを招くからなのかは分からないが、本作の主人公・織田助作もさまざまな種目をこなす“器用貧乏”ながらも、こと勝負となると手段を選ばないたくましさを発揮する一方、ライバル・キャラの加藤は野球一筋で、PRを甲子園に導くも、逆境におちいるとひ弱さをのぞかせるという設定だ。
↑に掲げた2つのコマの下の方も秀逸。出場が決まっただけの段階で「(甲子園大会の)優勝旗を担保に借金」する発想があるとすれば、後に横綱・輪島が花籠部屋を継ぎ、自らの年寄株を担保に借金するくらいは自然な成り行きだといえよう。
甲子園や大相撲はもちろん、子どもにスポーツをやらせるのは何かとお金がかかる。中産階級のお稽古事。
その意味で、例えばこのたび金メダル・ラッシュに沸き、TV観戦のため酒やつまみも盛んに売れたという韓国では、全国高校野球のような地域に根付いた裾野としてのスポーツのあり方は考えにくい。政財界を地縁・血縁で結びついたパワー・エリートが牛耳るのと同様、ごくわずかな才能ある選手を国が選んで養成する仕組みのようだ。
お稽古事としての学校・地域スポーツには、上意下達のタテ社会に耐えられるハートの強さをはぐくむ面もあろうが、そもそも韓国には兵役もある。すなわち、男子サッカー3位決定戦で日本を破った直後の韓国選手は、兵役免除という特権を得たことを覆い、私もみなさんも“一つの韓国”なんですよという「いつわりの夢を見せる側」に回って無意識的に行動したとも考えられよう。
今どきのグローバル経済で、ことさら「国の単位で争う」なんてのが強調されるのはスポーツと領土問題くらいだ。オリンピックほど利権にまみれて政治的な場もそうそうないと思えば、近年興味が薄れてきたのにも合点がいく。それではみなさん、8年後にイスタンブールでお会いしましょう。


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Top 20 Hits of 8-11-2012

2012-08-11 20:37:56 | Weekly Top 15
1. ← 5. "Yet Again" Grizzly Bear (2012 - Single)
2. ← 1. "Pyramids" Frank Ocean (2012 - Free Download)
3. ← 2. "Sweet Life" Frank Ocean (2012 - Channel Orange)
4. ← 3. "Only in My Dreams" Ariel Pink's Haunted Graffiti (2012 - Single)
5. ← 7. "Ready" Jacques Greene (2012 - Ready EP)
6. ← 8. "Constant Conversations" Passion Pit (2012 - Gossamer)
7. ← 4. "Melpomene" Rudi Zygadlo (2012 - Single)
8. ← 11. "One More" Jimmy Cliff (2012 - Rebirth)
9. ← 9. "The Don" Nas (2012 - Life Is Good)
10. ← 6. "I Bought My Eyes" Ty Segall Band (2012 - Slaughterhouse)



11. NEW "Blue Meanies" Opossom (2012 - Electric Hawaii)
12. ← 12. "Amber" Electric Guest (2012 - Mondo)
13. ← 14. "Ruin" Cat Power (2012 - Single)
14. ← 10. "Five Seconds" Twin Shadow (2012 - Single)
15. ← 18. "In the Same Room" Julia Holter (2012 - Ekstasis)
16. ← 15. "Live and Die" The Avett Brothers (2012 - Single)



17. NEW "I'm a Man" Cee Lo Green (2012 - Sparkle: Original Motion Picture Soundtrack)
18. ← 13. "Hurricane" MS MR (2012 - Free Download)



19. NEW "In Decay" Phèdre (2012 - Phèdre)



20. NEW "Wonder" Eternal Summers (2012 - Correct Behavior)
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More 1000 Greatest Songs - 8/10

2012-08-08 21:34:42 | 音楽
I Can’t Live Without My Radio / LL Cool J (1985)
Time / Tom Waits (1985)
SAND BEIGE-砂漠へ- / 中森明菜 (1985)
プリオシン海岸 / 細野晴臣 (1985)
Milonga del Angel / Astor Piazzolla (1986)
Fight for Your Right / Beastie Boys (1986)
Kerosene / Big Black (1986)
Greetings to the New Brunette / Billy Bragg (1986)
The Way It Is / Bruce Hornsby & the Range (1986)
Pilentze Pee / The Bulgarian State Radio & Television Female Choir (1986)
Kalimankou Denkou / The Bulgarian State Radio & Television Female Choir (1986)
Polegnala E Pschenitza / The Bulgarian State Radio & Television Female Choir (1986)
Word Up / Cameo (1986)
Voyage, Voyage / Desireless (1986)
Papa Don’t Preach / Madonna (1986)
Bizarre Love Triangle / New Order (1986)
The Boy in the Bubble / Paul Simon (1986)
Sledgehammer / Peter Gabriel (1986)
Kiss / Prince & the Revolution (1986)
Fall On Me / R.E.M. (1986)



Through the Barricades / Spandau Ballet (1986)
Breakout / Swing Out Sister (1986)
Heartland / The The (1986)
Wide Open Road / The Triffids (1986)
Ballet for a Rainy Day/1000 Umbrellas / XTC (1986)
Amandrai / Ali Farka Touré (1987)
Brilliant Disguise / Bruce Springsteen (1987)
There’s More to Love Than Boy Meets Girl / The Communards (1987)
Declan / Donal Lunny (1987)
Sweet Child o’ Mine / Guns n’ Roses (1987)
Alone / Heart (1987)
Berdiri Bulu Romaku / Hetty Koes Endang (1987)
Have a Little Faith in Me / John Hiatt (1987)
Gracias a La Vida / Mercedes Sosa (1987)
What Have I Done to Deserve This? / Pet Shop Boys & Dusty Springfield (1987)
Sign o’ the Times / Prince (1987)
Maria Lando / Susana Baca (1987)
Sign Your Name / Terence Trent D’Arby (1987)
Innocent When You Dream (78) / Tom Waits (1987)
With or Without You / U2 (1987)



Better Be Home Soon / Crowded House (1988)
Andiana / Dino Saluzzi (1988)
Orinoco Flow / Enya (1988)
Passionate Kisses / Lucinda Williams (1988)
Motshile / Malombo (1988)
Your Kisses Burn (feat. Nico) / Marc Almond (1988)
One / Metallica (1988)
The Living Years / Mike + the Mechanics (1988)
Everyday Is Like Sunday / Morrissey (1988)
Touch Me I’m Sick / Mudhoney (1988)
Where Is My Mind? / Pixies (1988)
The King of Rock ‘n’ Roll / Prefab Sprout (1988)
The Other Side / Steve Roach (1988)
Elephant Stone / The Stone Roses (1988)
Wild Thing / Tone-Lōc (1988)
Fast Car / Tracy Chapman (1988)
Water Song/Janie’s Got a Gun / Aerosmith (1989)
You Should All Be Murdered / Anoher Sunny Day (1989)
La Camel / Cheb Khaled & Safy Boutella (1989)
Words / The Christians (1989)



Independence Day / David Byrne (1989)
Eye Know / De La Soul (1989)
Personal Jesus / Depeche Mode (1989)
This Time I Know It’s for Real / Donna Summer (1989)
Getting Away with It / Electronic (1989)
The Soul of Carmen Miranda / John Cale (1989)
Falling / Julee Cruise (1989)
Three Days / Jane’s Addiction (1990)
Madrugada Eterna / The KLF (1990)
The Good Son / Nick Cave & the Bad Seeds (1990)
Being Boring / Pet Shop Boys (1990)
Velouria / Pixies (1990)
Come Together / Primal Scream (1990)
Fight the Power / Public Enemy (1990)
Kool Thing / Sonic Youth (1990)
真夏の果実 / サザンオールスターズ (1990)
青春 / 森高千里 (1990)
Whispers and Moans / Crowded House (1991)
The Other Side of Summer / Elvis Costello (1991)
Right Here, Right Now / Jesus Jones (1991)



Walking Down Madison / Kirsty MacColl (1991)
Fantastic Planet of Love / Marshall Crenshaw (1991)
Nothing Else Matters / Metallica (1991)
Swallow / My Bloody Valentine (1991)
Lithium / Nirvana (1991)
Black / Pearl Jam (1991)
Bring tha Noize (with Anthrax) / Public Enemy (1991)
Under the Bridge / Red Hot Chili Peppers (1991)
Something Got Me Started / Simply Red (1991)
Little Wing / Stevie Ray Vaughan & Double Trouble (1991)
Sax and Violins / Talking Heads (1991)
Love Stepping Out / Disco Inferno (1992)
It Was a Good Day / Ice Cube (1992)
Waiting for the Sun / The Jayhawks (1992)
Constant Craving / k.d. lang (1992)
Papa Bonheur / Koffi Olomidé (1992)
The Future / Leonard Cohen (1992)
Caravan / Marc Ribot (1992)
Summer Babe (Winter Version) / Pavement (1992)
Everybody Hurts / R.E.M. (1992)
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Top 20 Hits of 8-04-2012

2012-08-04 20:26:39 | Weekly Top 15
1. ← 5. "Pyramids" Frank Ocean (2012 - Free Download)
2. ← 2. "Sweet Life" Frank Ocean (2012 - Channel Orange)
3. ← 1. "Only in My Dreams" Ariel Pink's Haunted Graffiti (2012 - Single)
4. ← 7. "Melpomene" Rudi Zygadlo (2012 - Single)



5. NEW "Yet Again" Grizzly Bear (2012 - Single)
6. ← 4. "I Bought My Eyes" Ty Segall Band (2012 - Slaughterhouse)
7. ← 14. "Ready" Jacques Greene (2012 - Ready EP)
8. ← 12. "Constant Conversations" Passion Pit (2012 - Gossamer)
9. ← 9. "The Don" Nas (2012 - Life Is Good)
10. ← 6. "Five Seconds" Twin Shadow (2012 - Single)



11. NEW "One More" Jimmy Cliff (2012 - Rebirth)
12. ← 3. "Amber" Electric Guest (2012 - Mondo)
13. ← 8. "Hurricane" MS MR (2012 - Free Download)
14. ← 11. "Ruin" Cat Power (2012 - Single)



15. NEW "Live and Die" The Avett Brothers (2012 - Single)
16. ← 15. "Doused" DIIV (2012 - Oshin)
17. ← 10. "Sleeping Ute" Grizzly Bear (2012 - Single)



18. NEW "In the Same Room" Julia Holter (2012 - Ekstasis)
19. ← 20. "March to the Sea" Baroness (2012 - Yellow & Green)
20. ← 16. "I Wanna Talk 2 U" John Cale (2012 - Single)
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