マガジンひとり

自分なりの記録

無差別シャッフル選手権

2006-02-27 19:56:04 | 音楽
1. "Wonderful Land" The Shadows '62
2. "Like A Rolling Stone" Bob Dylan '65
3. "A Change Is Gonna Come" Sam Cooke '64
4. "Pride (In The Name Of Love)" U2 '84
5. "Desperado" The Eagles '73
6. "Same Old Scene" Roxy Music '80
7. "The Look Of Love (Part One)" ABC '82
8. "Paranoid Android" Radiohead '97
9. "I'm Not In Love" 10cc '75
10. "元気を出して" 竹内まりや '87

11. "Persian Love" Holger Czukay '79
12. "Stairway To Heaven" Led Zeppelin '71
13. "The Perfect Kiss" New Order '85
14. "Something Changed" Pulp '95
15. "Moonlight Shadow" Mike Oldfield '83
16. "Out Of Limits" Marketts '64
17. "Let Me Go" Heaven 17 '82
18. "Strawberry Letter 23" The Brothers Johnson '77
19. "Hallelujah" Jeff Buckley '94
20. "Brandy (You're A Fine Girl)" Looking Glass '72

21. "Free Bird" Lynyrd Skynyrd '73
22. "Total Eclipse Of The Heart" Bonnie Tyler '83
23. "Georgia On My Mind" Ray Charles '60
24. "Machine Gun" Commodores '74
25. "Fallen Angel" King Crimson '74
26. "Nobody Does It Better" Carly Simon '77
27. "Baba O'Riley" The Who '71
28. "Heroes" David Bowie '77
29. "In My Life" The Beatles '65
30. "Running On Empty" Jackson Browne '77

31. "Don't Leave Me This Way" Thelma Houston '76
32. "Drive" The Cars '84
33. "Don't Go" Yazoo '82
34. "The Ballad Of El Goodo" Big Star '72
35. "One Way Or Another" Blondie '78
36. "Yea Of The Cat" Al Stewart '76
37. "Unfinished Sympathy" Massive Attack '91
38. "Little Wing" Jimi Hendrix '67
39. "Too Hot" Kool & The Gang '79
40. "Don't You Want Me" The Human League '81

音楽というのは直接的に感性に訴えかけてくるもので、個人の趣味嗜好がはっきり表れるので、音楽について書いた文章はどうしても独善的で幼稚なものになりやすい。
しかしそんな言い訳など必要としない高みに立っている人もいて、『ミステリー・トレイン -ロック音楽に見るアメリカ像』などの訳書が出ているグリール・マーカスさんほどポップ・ミュージックの本質を見すえて魅力を伝えられる文章を書く人は、なかなか見当たらないであろう。
マーカスさんがある朝くつろいだカフェ兼酒場のような場所で、突然「ライク・ア・ローリング・ストーン」が流れた時のことを「誰もが耳を傾けており、音が小さくなって曲が終わっていくときには誰もが少しばかり生き生きした表情をしていた。はっと息をのむような瞬間だった。ライク・ア・ローリング・ストーンはバックグラウンド・ミュージックとしては使えないということをはっきり証拠づける出来事だった」と書かれている。
iPodなどの携帯音楽プレーヤーでは、そういった共有体験ができず、自分だけの世界に閉じこもることになりかねない。
それでもなるべく人の意見に耳を貸して、広い範囲の音楽を入れておけば、シャッフルして聴いた時に「はっと息をのむような瞬間」が訪れることも増えるように思う。
今回は、いつもの自分本来のヒットチャートとは別の試みとして、そういった「街中などで聴いた際に曲の世界に引きずり込む力の強い曲」という観点からリストを作ってみた。
ABC、ボニー・タイラー、テルマ・ヒューストンはiPodで聴くまではそれほど好きな曲ではなかったが、イントロから心をわしづかみにするドラマ性がある。
またエンヤが癒し系として人気だが、マイク・オールドフィールドの癒し力はそれを上回っているように思うし、「I'm Not In Love」や「元気を出して」のような傷ついた心に寄り添い、包み込んでくれる曲がたくさん上位に来ている。
ビーチ・ボーイズの「In My Room」は自己憐憫の歌と書かれていたことがあったが、性質上その種の曲は相性がいいようで、ここには挙げていないがビートルズの「Don't Let Me Down」、アソシエーションの「Never My Love」、ギルバート・オサリヴァンの「Alone Again (Naturally)」、エリック・カルメンの「All By Myself」なども捨てがたい。
そんな中でも、ビートルズより以前のインスト曲の「ワンダフル・ランド」が、メロディーやサウンドの優しさという点で他を上回って初代王者の座に就いた。

Guitar Legends
Various Artists

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The Essential Mike Oldfield
Mike Oldfield
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夢よ叫べ

2006-02-07 20:28:42 | マンガ
チェリーナイツ 1 (1)

講談社

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『チェリーナイツ・1』小田原ドラゴン(講談社ヤンマガKC)
東京で共同生活を始めた2人の童貞。
江藤カオル(29歳)、笑福亭鶴光を師匠と崇める自称ヤリチン!
田村一(19歳)、江藤の壮大なホラ話を信じて尊敬するカワイイ(?)後輩!
夢はでっかくビッグになること!…

どこか伊集院光の可愛がってる若手お笑い芸人コンビのキングオブコメディと似たムードが漂う。
不定期連載中のヤングマガジン誌では『アゴなしゲン』以上に自分の心にぴったり寄り添ってくる。
「田村、人間ちゅーのはしょーもないもんやで…自分が他の者よりちょっとでも優れた点を見つけたらそれを錦の御旗に相手よりも上に立ちたがる…たとえウソをついてでもや…そんなことしてもなんにもならんのになぁ…ほんましょーもない生きもんやで…」
著者に敬意を表して告白するけどね…オレもいわゆる「シロウト童貞」だよ…てゆーか、シロウトにも金を払ってヤラせてもらうから、その時点でシロウトではなくなる…
松本人志は性風俗に風流を求めるそうだけど、そんなのはシロウトと飽きるほどSEXできる男の余裕でしょう。
風俗とか風俗的な行為は、買う側も売る側も心が消耗する非生産的な行為だよ。
中村うさぎ先生の「穴の開いたバケツ」のように、その種の欲望は満たされることが困難だから。
両想いでなければ恋愛ではない、という定義なら、恋愛すらしたことがないよ。
このまま「義理チョコではないチョコレート」は1回ももらえずに死んでいくんだろうね。
孤独にはもう慣れたけど、これからも一筋の光を求めて生き続けるしかない。
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