マガジンひとり(ご訪問ありがとうございます。年内に閉鎖を予定しています)

書肆マガジンひとりとしての小規模な同人活動を継続します。

Top 20 Hits of 28-Jan-2017

2017-01-28 19:36:27 | Weekly Top 15
1. NEW 1 Father John Misty / Pure Comedy (2017 - Pure Comedy)
2. ← 3. 4 Radiohead / True Love Waits (2016 - A Moon Shaped Pool)
3. ← 1. 5 Mannequins On 7th Street / Midnight (2016 - Single)
4. ← 2. 4 Céu / Perfume Do Invisível (2016 - 2016 - Tropix)
5. ← 6. 3 Andy Shauf / The Magician (2016 - The Party)
6. ← 9. 3 Yola Carter / Orphan Country (2016 - Orphan Offering EP)
7. ← 4. 6 Dream Wife / Hey Heartbreaker (2016 - EP01)



8. NEW 1 Foxygen / America (2017 - Hang)
9. ← 7. 7 Massive Attack / The Spoils (feat. Hope Sandoval) (2016 - Single)
10. ← 5. 5 Demdike Stare / Hardnoise (2016 - Wonderland)
11. ← 18. 2 Boyboy / Boy (2016 - Technikart 04: Déjà l'automne)
12. ← 12. 5 Imarhan / Imarhan (2016 - Imarhan)
13. ← 8. 7 Laura Mvula / Show Me Love (2016 - The Dreaming Room)
14. ← 11. 8 Chromatics / Dear Tommy (2016 - Dear Tommy)



15. NEW 1 Hammock / Dissonance (2016 - Everything and Nothing)
16. ← 10. 9 Lucius / Dusty Trails (2016 - Good Grief)
17. ← 16. 4 Avalon Emerson / The Frontier (2016 - Whities 006)
18. ← 15. 6 Japandroids / Near to the Wild Heart of Life (2017 - Near to the Wild Heart of Life)



19. NEW 1 Hudson Scott / Clay (2016 - Single)
20. ← 14. 7 Daniel Lanois / Deconstruction (2016 - Goodbye to Language)
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今も買える限りは7digitalで音楽を買いたい #2

2017-01-22 20:50:50 | 音楽
Paavoharju / Valo tihkuu kaiken läpi (2005)
英米の7digitalから買えなくなって1年9ヵ月、前回の「今も買える限りは7digitalで音楽を買いたい」から1年、なお7digital(日本からも買えるワールドワイド向け)最優先で漁る日々。メジャーなレーベルからのリリースではないと察せられる場合、まず7digitalで検索。次いでバンドキャンプ、BLEEP、Boomkat。アップルから買うのは「仕方なく」。これはフィンランドの実験的なロックバンド。概して欧州に強い



James Blackshaw / Running to the Ghost (2007)
12弦ギターによる耽美的なインスト曲



The Range / Copper Wire (2016)
昨年Pitchforkなどの有力サイトで複数の曲が話題に上った電子音楽/ヒップホップのDJ



Stefano Testa / Una vita (1977)
Prog Archivesで知ったイタリアのプログレの隠れ名盤。中心となるこの曲は土俗的/フリークフォークにも通じる響き。16分もある大曲だが1.29ドルで買えてうれしかった



Brian Eno / The Ship (2016)
ボウイは亡くなったがイーノは健在。大曲2+小曲2のこのアルバムは曲単位では買えないが9.99ドルなら安いもの。54分1曲の最新作も買えるようだ



East River Pipe / Bring On the Loser (1994)
「宅録のブライアン・ウィルソン」と謳われる米シンガーソングライターの一人ユニット。この曲はネオアコ系に強い英レーベルSarahから



The Hotelier / Sun (2016)
私の昨年の年間チャート44位。これが3作目となる米ロックバンド。ジャケ画像はネットで拾ったもので、iTunesストアでも7digitalでもモザイクがかかっている



Señor Coconut / Music Plans (2006)
ドイツのユニットがラテン音楽のスタイルでYMOの曲をカバーしたトリビュート盤より。元YMOの3人も参加しているそうだ



Sufjan Stevens / Flint (For the Unemployed and Underpaid) (2003)
スフィアン・スティーヴンスはバンドキャンプですべて買えるが、7digitalでも一部買える。彼は名曲が多いので助かります



Neo Boys / Rich Man's Dreams (1980)
PitchforkのThe Story of Feminist Punk in 33 Songsより。いま全米で、世界で、反トランプの女性の行進が行われている。PitchforkやPopMattersの読者にトランプ支持者はほとんどいないだろう。バカか悪人しか支持していない。悪人がバカを利用して儲ける構図



Funkadelic / Can You Get to That (1971)
昨夏発表されたPitchfork「1970年代の200曲」で32位。パーラメントは買えないようだがファンカデリックは大半が買える



NRBQ / Only You (1972)
長い活動歴のわりに通好みな存在にとどまっている米ロックバンドNRBQの隠れ名盤SCRAPSより。アルバム単位でしか買えないが価値あり



Wipers / Mystery (1980)
米オルタナティヴの先駆的なバンド、ワイパーズ。私がPitchforkを通じて知った2007年頃はアップルでは買えないし、3枚組のコンピ盤CDでしか聞けなかったが、便利になったものじゃ



Biosphere / Kobresia (1997)
Pitchforkのアンビエント・アルバム50選より。自主レーベルやインディーズから再発されて7digital経由で買えるのがけっこうある



Nino Rota / O Venezia, Venaga, Venusia (1976)
定番Late Night Talesシリーズよりエールの選曲でニーノ・ロータの映画音楽。『カサノバ』というフェリーニ作品らしい



Booker Little / Victory and Sorrow (1961)
米ポストロックのMerchandiseが選んだNo Words, Pleaseなるインスト曲のSpotifyプレイリストより。有名でも古いジャズやR&Bなど、権利が元のレーベルから移って、買える場合も



The Feelies / Two Rooms (1986)
ワイパーズのみならずフィーリーズも買えるようになったとは。5作中3作が買える。最初に彼らを聞いたのは映画『イカとクジラ』でのこと



Roy Harper / When an Old Cricketer Leaves the Crease (1975)
ピンク・フロイドやレッド・ツェッペリンを通じて彼の名を知った人も多いであろう、孤高のフォークシンガー、ロイ・ハーパー。近年は過去に犯した少女への性的虐待の裁判が長引いているらしい



Carla dal Forno / Fast Moving Cars (2016)
豪メルボルンの女性アーティストのソロ・デビュー作より。たくさん買うから70点くらいだと埋没してしまいチャートに入らない



The Secrets / Radio Heart (1982)
無名ながら優れた音源の発掘編集再発に定評ある米シカゴのレーベルNumero Groupは大半が買える。これはパワーポップの佳曲で2008年にリリースされたコンピ盤TITAN: IT'S ALL POP!より



TOPS / Diamond Look (2012)
モントリオールの男女3人組。Gorilla vs. Bearの年間ベスト・ソングスをさかのぼって知った。同サイトが選ぶのはGOTHな感じの曲が多い




José Mauro / Obnóxius (1970)
FACTの2016年リイシュー盤25選より、トロピカリア期のブラジルの名盤。日本人の音楽も2作選ばれており、よいものを作れば見る人は見ているのだと思うが、問題は日本の場合、出して流通させるまでの敷居が異常に高いことである。

↓下のグラフをご覧ください




OECD加盟国のうちメキシコやトルコを除く32ヵ国を「経済民主主義指数」によりランク付け。英グラスゴー大学のアンドリュー・カンバース教授が、職場と労働者の権利、金融や徴税など経済に関する決定権の分配、政治家・官僚・中央銀行などマクロ経済政策における透明性、の見地から数値化したもので、わが国はビリから4番、また米国がビリから2番、英国が同8番とアングロサクソン国も低い。

このグラフが示すのは、トランプ現象やブレグジットを筆頭に、世界を右派のポピュリズムが席巻している背景には、植民地主義や戦争を現代に置き換えた新自由主義的な政治経済と、その結果、格差の拡大と固定化によって、自分の人生の決定権さえ奪われた人びとがいることである。すなわち、経済面の民主主義を奪われた人が、いつわりの夢を与えてくれる右翼ポピュリストに投票しても、トランプのオバマケア撤廃方針が示すように、より自己責任の弱肉強食が進み、金融危機や戦争のリスクも高まる、もちろん格差はますます開くということだ。

音楽は無尽蔵な新規参入組がいる激しい競争原理だから、私はPitchforkなど信頼できる米英の情報源を参照して買い集める。優れたジャーナリズムは、人権と民主主義が損なわれるような権力の暴走を防ぐため不可欠。その点、米英には救いがある。人びとも黙っていない。

どうにもならないのが日本だ。キンコン西野の暴言に、噛みついた若い女性を、西野が歪曲してさらし者にしたのは、西野の方が圧倒的に知名度があるから。この有名か無名か、価値があるかないかを決める評価体系や商慣行が老害と既得権にまみれて腐りきっている。紅白歌合戦なんか1秒たりとも見たくないわ。日本死ね
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Top 20 Hits of 21-Jan-2017

2017-01-21 19:57:39 | Weekly Top 15
1. ← 5. 4 Mannequins On 7th Street / Midnight (2016 - Single)
2. ← 9. 3 Céu / Perfume Do Invisível (2016 - 2016 - Tropix)
3. ← 6. 3 Radiohead / True Love Waits (2016 - A Moon Shaped Pool)
4. ← 2. 5 Dream Wife / Hey Heartbreaker (2016 - EP01)
5. ← 1. 4 Demdike Stare / Hardnoise (2016 - Wonderland)
6. ← 18. 2 Andy Shauf / The Magician (2016 - The Party)
7. ← 3. 6 Massive Attack / The Spoils (feat. Hope Sandoval) (2016 - Single)
8. ← 11. 6 Laura Mvula / Show Me Love (2016 - The Dreaming Room)
9. ← 16. 2 Yola Carter / Orphan Country (2016 - Orphan Offering EP)
10. ← 4. 8 Lucius / Dusty Trails (2016 - Good Grief)
11. ← 8. 7 Chromatics / Dear Tommy (2016 - Dear Tommy)
12. ← 12. 4 Imarhan / Imarhan (2016 - Imarhan)
13. ← 7. 7 David Bowie / I Can't Give Everything Away (2016 - Blackstar)
14. ← 10. 6 Daniel Lanois / Deconstruction (2016 - Goodbye to Language)
15. ← 14. 5 Japandroids / Near to the Wild Heart of Life (2017 - Near to the Wild Heart of Life)
16. ← 17. 3 Avalon Emerson / The Frontier (2016 - Whities 006)
17. ← 20. 2 Tim Darcy / Tall Glass of Water (2017 - Saturday Night)



18. NEW 1 Boyboy / Boy (2016 - Technikart 04: Déjà l'automne)
19. ← 15. 7 Kornél Kovács / The Bells (2016 - The Bells)
20. ← 13. 7 Minor Victories / Scattered Ashes (Song for Richard) (2016 - Minor Victories)
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Top 20 Hits of 14-Jan-2017

2017-01-14 18:45:15 | Weekly Top 15
1. ← 1. 3 Demdike Stare / Hardnoise (2016 - Wonderland)
2. ← 4. 4 Dream Wife / Hey Heartbreaker (2016 - EP01)
3. ← 3. 5 Massive Attack / The Spoils (feat. Hope Sandoval) (2016 - Single)
4. ← 2. 7 Lucius / Dusty Trails (2016 - Good Grief)
5. ← 7. 3 Mannequins On 7th Street / Midnight (2016 - Single)
6. ← 12. 2 Radiohead / True Love Waits (2016 - A Moon Shaped Pool)
7. ← 5. 6 David Bowie / I Can't Give Everything Away (2016 - Blackstar)
8. ← 9. 6 Chromatics / Dear Tommy (2016 - Dear Tommy)
9. ← 16. 2 Céu / Perfume Do Invisível (2016 - 2016 - Tropix)
10. ← 8. 5 Daniel Lanois / Deconstruction (2016 - Goodbye to Language)
11. ← 10. 5 Laura Mvula / Show Me Love (2016 - The Dreaming Room)
12. ← 11. 3 Imarhan / Imarhan (2016 - Imarhan)
13. ← 6. 6 Minor Victories / Scattered Ashes (Song for Richard) (2016 - Minor Victories)
14. ← 14. 4 Japandroids / Near to the Wild Heart of Life (2017 - Near to the Wild Heart of Life)
15. ← 13. 6 Kornél Kovács / The Bells (2016 - The Bells)



16. NEW 1 Yola Carter / Orphan Country (2016 - Orphan Offering EP)
17. ← 19. 2 Avalon Emerson / The Frontier (2016 - Whities 006)



18. NEW 1 Andy Shauf / The Magician (2016 - The Party)
19. ← 18. 2 The Early Years / Nocturne (2016 - II)



20. NEW 1 Tim Darcy / Tall Glass of Water (2017 - Saturday Night)
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Top 20 Hits of 7-Jan-2017

2017-01-07 21:22:49 | Weekly Top 15
1. ← 8. 2 Demdike Stare / Hardnoise (2016 - Wonderland)
2. ← 2. 6 Lucius / Dusty Trails (2016 - Good Grief)
3. ← 5. 4 Massive Attack / The Spoils (feat. Hope Sandoval) (2016 - Single)
4. ← 11. 3 Dream Wife / Hey Heartbreaker (2016 - EP01)
5. ← 1. 5 David Bowie / I Can't Give Everything Away (2016 - Blackstar)
6. ← 3. 5 Minor Victories / Scattered Ashes (Song for Richard) (2016 - Minor Victories)
7. ← 17. 2 Mannequins On 7th Street / Midnight (2016 - Single)
8. ← 4. 5 Daniel Lanois / Deconstruction (2016 - Goodbye to Language)
9. ← 6. 5 Chromatics / Dear Tommy (2016 - Dear Tommy)
10. ← 7. 4 Laura Mvula / Show Me Love (2016 - The Dreaming Room)
11. ← 13. 2 Imarhan / Imarhan (2016 - Imarhan)



12. NEW 1 Radiohead / True Love Waits (2016 - A Moon Shaped Pool)
13. ← 12. 5 Kornél Kovács / The Bells (2016 - The Bells)
14. ← 15. 3 Japandroids / Near to the Wild Heart of Life (2017 - Near to the Wild Heart of Life)
15. ← 10. 6 Worriedaboutsatan / The Restless Wing (feat. Vincent Cavanagh) (2016 - Blank Tape)



16. NEW 1 Céu / Perfume Do Invisível (2016 - 2016 - Tropix)
17. ← 9. 7 The Lemon Twigs / How Lucky Am I? (2016 - Do Hollywood)



18. NEW 1 The Early Years / Nocturne (2016 - II)



19. NEW 1 Avalon Emerson / The Frontier (2016 - Whities 006)
20. ← 14. 8 Daniel Docherty / This Holy Fire (2015 - EP)
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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男

2017-01-05 20:39:09 | 映画(映画館)
Trumbo@早稲田松竹/監督:ジェイ・ローチ/出演:ブライアン・クランストン、ダイアン・レイン、ヘレン・ミレン、ルイス・C・K、エル・ファニング、 ジョン・グッドマン、マイケル・スタールバーグ

『ローマの休日』を書いた男は、なぜハリウッドから追放されたのか?

第二次世界大戦後、共産主義排斥活動「赤狩り」が猛威を振るうアメリカ。その理不尽な弾圧はハリウッドにも飛び火し、売れっ子脚本家ダルトン・トランボは、議会での証言拒否を理由に投獄されてしまう。やがて出所し、最愛の家族の元に戻ったものの、すでにハリウッドでのキャリアを絶たれた彼には仕事がなかった。しかし、友人にこっそり脚本を託した『ローマの休日』に続き、偽名で書いた別の作品でもアカデミー賞に輝いたトランボは、再起への歩みを力強く踏み出すのだった…。

理不尽な弾圧と闘い抜いた脚本家の、苦難と復活の軌跡を描く感動の実話!

オードリー・ヘプバーンの可憐な美しさとともに語り継がれる『ローマの休日』は、恋愛映画の不朽の名作として世界中で愛されているが、誰がこの物語を思いつき、脚本を書いたのかを知る人はほとんどいない。本編にクレジットされなかった真の作者ダルトン・トランボは、いわれなき汚名を着せられてハリウッドから追放され、栄えあるアカデミー賞のオスカー像を受け取ることもできなかったのだ。

1940~50年代にハリウッドを震撼させた赤狩りによって、長らく偽名での創作活動を強いられたトランボが、愛する家族の支えを得て不屈の闘いを繰り広げる姿を描いた『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』。テレビシリーズ「ブレイキング・バッド」で知られるブライアン・クランストンが、硬い信念を貫いたトランボの型破りでユーモアに満ちた生き様を体現し、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。激動期ハリウッドの内幕を細やかに描くとともに、言論や思想の自由という現代に通じるテーマを追求した本作は、観る者の心を揺さぶってやまない—




はなみ ‏@hana3873 1月3日
ニュース女子は前から酷い番組だった。女子とかついてるけど、おっさんたちが一緒に出演してる女性たちに世の中について教えてあげる、みたいな構図で気持ち悪い。女性たちも、うんうん、ふ〜ん、へぇ!日本すごい!韓国中国ひどい!みたいな感じだし。オエ!

さるとら ‏@sarutora 1月2日
なんとなくテレビを見ていたら、ドランクドラゴンの鈴木という人と子役がアメリカの動物園を訪れる、という番組で、オランウータンを見た鈴木さんが「昔、西新宿にこういう人いっぱいいたけどね」というような発言。鈴木さんもだが、これをテロップ付きで流すテレビ局も相変わらずひどい

滝季山影一@冬コミ3日目w07a ‏@ETakiyam 2016年12月5日
持ちこむな三銃士を連れてきたよ
「音楽に政治を持ちこむな」
「映画に反戦を持ちこむな」
「流行語に反日を持ちこむな」(New!)
その陰で一人とり残され涙にくれる、
「特撮に恋愛要素を持ちこむな」




「このテーブル乞食(ホスト)が! 太客の売り掛け金500万円を回収できなくて、ケツ持ちのウチに、店が泣きついてきたんだわ」 = 「日銀がアホノミクス・金融緩和の一環として年6兆円のペースで上場投資信託ETFを買い、ことし末には日銀の株保有率が10%を超す企業がユニクロ(ファーストリテイリング)をはじめ13社にのぼる。ETFには業績の悪い銘柄も含まれ、株価が経営内容を正しく反映しなくなり、経営の監視が甘く、不祥事を防ぎにくくなると懸念されている」


年金積立金を運用する独立行政法人GPIFも30兆円に上る日本株を保有。ヤクザなら、客から取り立てられなければホストを追い込んで奴隷労働や人身売買で元をとることができるが、日銀やGPIFのボンクラ役人にそのような管理実行能力は期待できない。ロクな結果を招かないだろう。

すなわち、トランプ相場が来た!とかいって投資を呼びかける雑誌や証券会社は、テーブル乞食ならぬ相場・株式市場乞食であるといえよう。米国発のリーマンショックで日本の方が傷が深かったように、日本そのものが何事も米国に左右される弱い立場であるのに加え、わが国は政府や企業やマスコミが序列化・官僚化されて、より一蓮托生度が高く、いざという時に下々の国民が(ホストのように)泣きを見ることは必至である。

TOKYO-MXの『ニュース女子』とかいうのがひどい内容で、以前にもSEALDsは中国や共産党からお金をもらっているというデマを流したし、先日も沖縄の基地反対運動はどこからか日当をもらっているのだという根拠のないヘイトデマをやっていた、と正月のツイッターTLで目にした。その回には脊山麻理子・杉原杏璃といったロンハー・ガールズが出ており、番組の広告主はDHCなのだという。

こいつらはテレビ乞食なのだ。ケツ持ちのヤクザ=自民党政権の意向を忖度し、政府に逆らう者や野党を悪く印象付ける情報操作を行う。コンテンツの表現の自由は、報道の自由から決して独立しているわけではない。大いに結び付いている。映画のトランボは素晴らしい。どんな逆境でもユーモアを忘れない。こうした映画が作られることこそ、トランプの暴走=マッカーシズム再来に対する牽制球になりうるし、アメリカの偉大さを示すものだ。ひるがえって日本の現状は、あまりに薄ら寒く、笑いも凍る—


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「立場主義」の自縄自縛

2017-01-03 22:09:43 | Weblog
ナナカネ ‏@akane_nanasawa 1月2日
この話を聞いて「中国ふざけるな!」と思う人より「じゃあ待遇改善してやれよ」って思う人のほうが圧倒的に多いと思うんですけど・・・

マユリン ‏@hbk01061 1月1日
アメリカのトランプやヨーロッパの極右政党のような、「反エスタブリッシュメント」を気取った「自称愛国者」の連中は、結局は権力側(=エスタブリッシュメント)の手先。
要は、人々の不満のはけ口をより弱い立場の者にぶつけさせ、弱者による弱者叩きを扇動してるだけなんだよ。

cdb ‏@C4Dbeginner 12月31日
しかし上念司氏といい石井孝明氏といい、僕から見たら雲の上のような学歴と職歴でどこをどう間違えたらあんな500円くんと大差ないようなツイッターライフを送ることになるんだろうな。人生は恐ろしいな。

leny φ(^▽^)ノ#鶴橋安寧! ‏@LenyIza 12月30日
屁理屈を捏ね回す事だけに達者で、言い訳ばかりして、ひととしての成長を疎かにした餓鬼が歳だけ経ると、筋違いな論理性の欠片も無い言動で、他人を蹴落とす事だけに長けた、無能な目立ちたがり屋が出来上がる。我が国の内閣のTOPから閣僚、企業や社会運動の中まで遍く存在するけど、単純に害虫。

西蔵@Munich @saizou9 12月19日
いやマジに日本人横柄過ぎ。客の立場となった際の態度の傲慢さよ。で、てめぇが売り手になったらペコペコして。どっちの立場であってもも少しフラットでいいんじゃないのって。叶うものなら50:50が理想っしょ。なんで客がそんなに威張るのを皆で許容するのかホント謎。

小倉秀夫 @Hideo_Ogura 12月18日
赤木さんが代弁してきたのは「見捨てられた男性たち」です。彼らに対して、「お前ら男性だと言うだけで優遇されているんだ」と言ってみても全く説得力がないんです。RT @KazuhiroSoda: いやはや、まさか日本が男性優位の男社会だという前提くらいは共有されているのだと思っていたの(後略)

古川 ‏@furukawa1917 12月16日
「日本の労働者はなぜ経営者視点なのか」という意見はたまにあるが、本当に経営者視点なら、「社員には福利厚生が必要だ」という結論に当然至るはずなので、日本の労働者は経営者視点なのではなくて、単に目上の人間に迎合しているだけなのではないか。



トランプ氏が最も批判したヒスパニックの人には意外にトランプ氏支持が多くて驚きました。でも、すでに米国にいる人は既得権者で新しく入る人は競争相手になる。弱い人とさらなる弱い人の間に新たな分断線が引かれるのが見えるようです。あれだけ女性蔑視的な発言があったのに、白人女性も5割以上がトランプ氏支持。女性の権利を鼻につくような形で言う人たちに対する抵抗にも見え、白人女性の間にも分断線が入っています。よくよく見ていくと、富裕層と貧しい層という単純な見方でなく、地方と都市とか、弱者の中に引かれている線があります。その不思議な均衡点がトランプ氏だった。

(中略)日米英とも分断線が至る所に入るということは、利害関係がすごく多様化しているということ。日本は今まで族議員政治でばらまいてきましたが、もうそれができない。あるいは政府がきめ細かに対応できるかというと、それも限界です。ならば、誰にも共通して必要なものは何かを考えるのが大事。自分は病気にならない、将来介護は必要ないと言える人はいないし、事故で障害者になるかもしれない。「特定の誰かに何かをする」というのは分断社会では反対されますが、誰にも必要な共通基盤を整える発想に転換すれば、反対する人は必ず減ると思います。 —(井手英策・慶大教授、2017年1月1日東京新聞、堤未果との対談記事より)





あけましておめでとうございます。とはいえ、自分のブログや同人活動には満足できているが、世の中は悪くなる一方で、めでたさも中くらいなり。上段に、年末始のツイッターから拾って、井手英策と堤未果の新聞対談と併せ引用してみましたが、井手氏がトランプ現象と日本の現状に絶望を感じているのに対し、堤氏は逆に希望を覚えると。

堤未果は著述業で、維新の議員の妻でもある。アメリカの貧困大国ぶりを面白おかしく綴って、「あちらは大変ねえ」というような中高年の情弱に本を売りつけていればよい、彼女の立場が、井手の絶望とは逆の希望を抱かせるのだともいえよう。これを私は「立場主義」と呼びたい。

冒頭の、桜井誠、名前を記すのも汚らわしいが、差別主義団体の首魁についても同じことがいえる。彼のアニメーターについての発言は、わりと右寄りな人からも、いくらなんでもおかしいだろうと指摘されている。なぜ彼が、賃金・労働条件を改善するべきという妥当な見地をとることができないのかといえば、そこを考えれば、何が何でも中国韓国憎し、という愚かなネトウヨの偶像として振る舞わねばならない彼の立場を危うくするからだ。

立場主義とは、一種の思考停止により、おのれの立場を無制限に正当化する、役人の保身とも変わらない。わが国のいたるところに蔓延しており、デフレ・少子化・格差の拡大と固定化をもたらす主犯となっている。↑画像、闇金ウシジマくん「サラリーマンくん」の板橋は、このくだりの直前、会社でひどいいじめを受けた。そのストレス・怒りがほかへ向かう。このコンビニだけでなく、牛丼屋、駅、さらにかわいそうな風俗嬢。強い立場から受けた圧迫が、さらに弱い立場へのはけ口を求める。悪意の連鎖。ウシジマくんの大きな主題。

井手氏は「自分は病気にならない、将来介護は必要ないと言える人はいない」とおっしゃるが、ウシジマくんに登場する逆境の人物たちは、常に追い込まれ、不安定な立場で翻弄され、とにかく抜け出そうともがいたり、刹那の快楽をむさぼるなどで、ますます悪い立場へ追いやられる。将来のことを建設的に考える余裕などない。が、こうした、いじめ・悪意・怨恨・低賃金の奴隷労働の悪循環を断ち切ることに成功する者も稀にいる。宇津井優一や吉永美奈が代表的。日本をとりまく逆境を、どのように変えてゆくことが可能か、子ども・若者に希望を与えることができるか、考えてゆきたい
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Top 20 Hits of 31-Dec-2016

2017-01-01 19:54:57 | Weekly Top 15
1. ← 1. 4 David Bowie / I Can't Give Everything Away (2016 - Blackstar)
2. ← 5. 5 Lucius / Dusty Trails (2016 - Good Grief)
3. ← 3. 4 Minor Victories / Scattered Ashes (Song for Richard) (2016 - Minor Victories)
4. ← 2. 4 Daniel Lanois / Deconstruction (2016 - Goodbye to Language)
5. ← 6. 3 Massive Attack / The Spoils (feat. Hope Sandoval) (2016 - Single)
6. ← 10. 4 Chromatics / Dear Tommy (2016 - Dear Tommy)
7. ← 13. 3 Laura Mvula / Show Me Love (2016 - The Dreaming Room)



8. NEW 1 Demdike Stare / Hardnoise (2016 - Wonderland)
9. ← 4. 6 The Lemon Twigs / How Lucky Am I? (2016 - Do Hollywood)
10. ← 9. 5 Worriedaboutsatan / The Restless Wing (feat. Vincent Cavanagh) (2016 - Blank Tape)
11. ← 15. 2 Dream Wife / Hey Heartbreaker (2016 - EP01)
12. ← 14. 4 Kornél Kovács / The Bells (2016 - The Bells)



13. NEW 1 Imarhan / Imarhan (2016 - Imarhan)
14. ← 8. 7 Daniel Docherty / This Holy Fire (2015 - EP)
15. ← 18. 2 Japandroids / Near to the Wild Heart of Life (2017 - Near to the Wild Heart of Life)
16. ← 7. 7 D.D Dumbo / Satan (2016 - Utopia Defeated)



17. NEW 1 Mannequins On 7th Street / Midnight (2016 - Single)
18. ← 19. 2 Vijay Iyer & Ishmael Wadada Leo Smith / Passage (2016 - A Cosmic Rhythm with Each Stroke)
19. ← 11. 8 DeWolff / Outta Step & Ill at Ease (2016 - Single)
20. ← 12. 8 Soft Hair / Lying Has to Stop (2016 - Soft Hair)
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