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マイ・チャート~2004年間TOP20

2004-12-31 20:26:14 | 音楽
A Hangover You Don`t Deserve
Bowling for Soup
Jive

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1位「1985」ボウリング・フォー・スープ
2位「VALON-1」Salyu
3位「Bridging The Gap」ナズ&オル・ダラ
4位「This Love」マルーン5 '02
5位「Runnin' (Dying To Live)」2パック・フィーチャリング・ノトーリアスBIG '03
6位「Take Me Out」フランツ・フェルディナンド
7位「One Night Carnival」氣志團 '02
8位「Vertigo」U2
9位「Old Habits Die Hard」ミック・ジャガー&デイヴ・スチュワート
10位「Lose My Breath」デスティニーズ・チャイルド
11位「I Believe In A Thing Called Love」ザ・ダークネス '03
12位「City Blues」ブライアン・ウィルソン・ウィズ・エリック・クラプトン
13位「Surfing On A Rocket」エール
14位「Surrender (Your Love)」ジャヴィーン '03
15位「Breaking The Habit」リンキン・パーク '03
16位「Daughters」ジョン・メイヤー '03
17位「1980」エステル
18位「Breath」ファボラス
19位「タガタメ」ミスター・チルドレン
20位「Turn Me On」ケヴィン・リトル

以下、アナスターシャ、コートニー・ラヴ、坂本龍一、カサビアンなど。
ブリトニーちゃんの「Toxic」ビデオがカッコよかったし、結婚したし、足クサ事件もあったし入れたかったけど…残念。
今年はダンサブルないい曲が多かった。
TOP10はSalyuとミック・ジャガー以外は全曲踊れる。
ダウンジャケットを着てヘッドフォンで聴きながら踊り狂っていたら、外は雪なのに汗ばんでしまった。

紅白を見るにあたって、間違っても河口恭吾とゆずを見ないように注意しなければならない(もう河口は終わった模様)。
9時前後の「One Night Carnival」と「人生いろいろ」が見ものである。
ドリカムもいいかも。
もしトップバッターがPUFFYかモー娘と氣志團で、トリが宇多田ヒカルとサザンオールスターズだったら、河口だろうが尾崎豊だろうが我慢して全部見るのになー…受信料も払うのに…
今年も終わります。よいお年を。
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「ベルヴィル・ランデブー」

2004-12-30 21:39:38 | 映画(映画館)

Les Triplettes de Belleville@新宿・テアトルタイムズスクエア、シルヴァン・ショメ監督(2002年フランス=カナダ=ベルギー)
戦後まもないフランス、内気なシャンピオンに自転車への興味があることを知ったおばあちゃんは、来る日も来る日もトレーニングを見守り、やがてツール・ド・フランスに参加するまでに育て上げる。
しかし、レースの最中にシャンピオンが謎のマフィアに誘拐されてしまう。
そんな最愛の孫を救うため、海を越えて巨大都市“ベルヴィル”にたどり着いたおばあちゃんと愛犬・ブルーノ、そして偶然出会った陽気な三つ子の老婆たちによる不思議な大冒険が始まる!

ビター・チョコレートのような味の美しい作品。
老いをここまで美しさに転化できるのかと驚き。
躍動感は宮崎アニメの最高のときに匹敵する。
これがアカデミー賞でピクサー・アニメに負けたとは信じられない。
高踏的なアニメという点では「マインド・ゲーム」、色調は「東京ゴッドファーザーズ」を思わせるが、ストーリーと音楽で一枚上をいっている。
今年の最後が傑作でよかった。

…おすぎは週刊文春誌上で「もともとアニメは苦手なのにグロテスクな絵とブラックな味が生理的にダメでした。ストーリーは別として...」と論評し、★2つをつけている。
「アニメ嫌い」という中野翠ですら★4つをつけており、他の3人は★5つ。
顔つき、体つきの描き方が極端にデフォルメされているとはいえ、この芸術品を「グロテスク」にしか感じられないとは悲しいおかまですね。
しかしおすぎのことをビートたけしが批判していたが、顔の系統は一緒だ。
椎名誠、糸井重里など粗雑な知性の文化人に共通するアウストラロピテクス・フェイス。
たけしはロッキング・オン社から本を出したようだが年をとっても幼児性の抜けない男にロッキング・オンはぴったり。

Triplets of Belleville
Original Soundtrack
Higher Octave

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2004年の映画・星取表

2004-12-29 18:49:25 | 映画(映画館)
下妻物語 スタンダード・エディション

東宝

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今年劇場で鑑賞した作品。
例年★5つで評価しているが、今年はその枠では考えられない悪夢的作品があったので、ローリングストーン・レコード・ガイドの昔の版にならって、その下に■1つというのを設けた。

★★★★★
ミスティック・リバー(クリント・イーストウッド)
ぼくは怖くない(ガブリエーレ・サルヴァトーレス)
ロスト・イン・トランスレーション(ソフィア・コッポラ)
ドラムライン(チャールズ・ストーン3世)
インファナル・アフェア(ジョニー・トウ、中国映画の全貌2004)
下妻物語(中島哲也)
華氏911(マイケル・ムーア)
誰も知らない(是枝裕和)
ターミナル(スティーヴン・スピルバーグ、試写会)
カンフーハッスル(チャウ・シンチー、試写会)

★★★★
シービスケット(ゲアリー・ロス)
グッバイ、レーニン!(ヴォルフガング・ベッカー、試写会)
オアシス(イ・チャンドン)
殺人の追憶(ポン・ジュノ)
みなさん、さようなら(ドゥニ・アルカン)
マインド・ゲーム(湯浅政明)
堕天使のパスポート(スティーヴン・フリアーズ)
オーバードライヴ(筒井武文、試写会)
砂と霧の家(ヴァディム・パールマン、試写会)
アイ,ロボット(アレックス・プロヤス)
オールド・ボーイ(パク・チャヌク)

★★★
10ミニッツ・オールダー/人生のメビウス(オムニバス)
マスター・アンド・コマンダー(ピーター・ウィアー)
悪い男(キム・ギドク)
イノセンス(押井守)
コールドマウンテン(アンソニー・ミンゲラ)
トロイ(ウォルフガング・ペーターゼン)
キューティーハニー(庵野秀明)
品行ゼロ(チョ・グンシク、シネマコリア2004)
お父さんのバックドロップ(李闘士男、試写会)
モンスター(パティ・ジェンキンズ)

★★
グシャノビンヅメ(山口洋輝)
雲~息子への手紙(マリオン・ヘンセル)
ニュースの天才(ビリー・レイ、試写会)
ギムリ・ホスピタル(ガイ・マディン、試写会)
海猫(森田芳光)
戦争のはじめかた(グレゴール・ジョーダン)


ケイナ(クリス・デラポート)
エレファント(ガス・ヴァン・サント)
スチームボーイ(大友克洋)
草の乱(神山征二郎、試写会)
アラモ(ジョン・リー・ハンコック、試写会)
アークエンジェル(ガイ・マディン、試写会)
犬猫(井口奈己)


恋する幼虫(井口昇)

韓国映画は5本観てすべて★★★以上と打率の高さを見せた。
主演でも「オアシス」の2人が強烈な印象を残し、来年もそれぞれ「力道山」「大統領の理髪師」に期待を持たせる。
「ぼくは怖くない」の麦畑の美しさ、「ロスト・イン・トランスレーション」の音楽のよさも忘れられない。
「恋する幼虫」は好悪の別れる作品だが、私にとっては人生最ゲロ映画となった。
ベスト3は「下妻物語」「ターミナル」「ドラムライン」。
テレビ放映、レンタルで観た作品のベスト3は「テルマ&ルイーズ」「たそがれ清兵衛」「デッドゾーン」。
奇しくもベスト1は両方とも女性2人の友情を描いた作品となった。
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