マガジンひとり

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巻き添え食ってたまるかよ

読書録 #32 — 地面師、ほか

2022-10-31 17:14:54 | 読書
C・リンドホルム/カリスマ/ちくま学芸文庫2021・原著1990
丸善の「安倍元首相追悼コーナー」にて統一教会本と隣接して陳列され話題を呼んだ一冊。
「カリスマは、身体的な特徴とちがって、それを欠いた他者との相互作用のなかでのみ出現する。換言すれば、カリスマは個人に内在する何かと考えられるけれども、ひとはその資質を他者から隔離された状態で発揮することはできない。それが露わになるのは、ただその影響を受ける人々との相互作用のうちにおいてのみである。カリスマとは、何よりもまず、ひとつの関係、指導者と信奉者両方の内的自我が関与する相互交流なのである」としてウェーバー、デュルケム、とりわけニーチェとフロイトの思想・心理学を援用する形で考察。実例としてはヒトラーとナチス、ガイアナ人民寺院集団自殺事件などが取り上げられている。近年のメディアの発達(テレビとインターネット)や擬制商品(労働・土地・貨幣)、中心のない全体主義と大文字の他者といった構造問題の研究が進む以前に書かれたということもあり参考の域を出ない。




斎藤貴男/カルト資本主義 増補版/ちくま文庫2019・原著1997
財界バカ資料集。先ごろ亡くなった京セラ稲森和夫、ソニーの超能力研究、船井幸雄「脳内革命」、EM農法などなど、バブル崩壊後に際立った経営者の精神論・オカルト・似非科学への傾斜を取材し、肥大化しながらも内輪受けで空疎に終った東京オリンピック問題など現在編を追加して文庫化。数学センスがあったりガリ勉で理系に進んだが科学リテラシーが低く想像力のないタイプが統一教会(原理研)に狙われやすいと思うが、大企業化してからの世襲や雇われ経営者も後付けで「カリスマ・特別な自分」を求めてカルトに走るんでしょう。トヨタの社長もNTTの社長も安倍みたいな幼稚な言動。資料集と書いたがこんな不潔な連中の情報を書架に加えたくない。読み捨て。


ドナルド・キーン/日本人の戦争 作家の日記を読む/文春文庫2011・原著2009
「ぶらぶらと歩きながら(自宅全焼のため仮住まいの)小屋に帰る途中に思い出したのは、よく新聞に出てくる焼け出された人々が『さっぱりした』と言う、ということだった」内田百閒1945。作家はさっぱりできない人種。『暗黒日記』の清沢洌も『敗戦日記』の高見順も口では軍と政府を批判しながら、戦争末期までどこからか肉や酒を入手できている。政府・学閥・メディアに指導的な立場を与えられ、自分を見せびらかす広告商品としてヨコに連携。ひとりぽっちになれない。敗戦後の貧窮や反省も一過性。子どもの就職や縁談、自分の愛人などで容易に取り込まれてしまうから、岸信介や笹川良一の暗躍を抑えることなどできる筈がない。キーン氏は米海軍人として日本兵の遺品である日記や手帳の肉声に触れ、後に日本に帰化、2019年に死去。そうした無名の人の公開を前提としていない言葉こそ歴史の傍証であろう。




小林英夫/満州と自民党/新潮新書2005
「出来栄えの巧拙は別として、ともかく満州国の産業開発は私の描いた作品である。この作品に対して私は限りない愛着を覚える。生涯忘れることはないだろう」。
子どもランドかよ。若き岸信介が満洲国政府に着任したころ、満鉄と関東軍の権勢は圧倒的、特に満鉄は「調査部」と呼ばれるシンクタンクを持って各所に人脈形成し、東インド会社のような植民地経営を担う。彼は日産コンツェルンの鮎川義介を招き、軍と協調しながら満洲重工業開発株式会社を立ち上げ、政府を持株会社とする国策企業として軌道に乗せて満鉄の力を弱めた。本書は戦犯釈放後のCIAとの関係について触れていないが、「保守合同」についても「自由党も民主党もそのままでいい。新党が持株会社になって互いに自由にやればいい」という岸流の官僚統制・実利優先がはたらいたものとみている。


鈴木康夫/地面師 土地に喰らいつく男たち/東京法経学院出版1988
「日本列島改造論」をひっさげ、今太閣の呼称のもとに田中角栄内閣が華々しく登場したのは、昭和47年7月7日である。すでに前年から金余り現象を生じていた銀行をはじめとする大小金融機関は、不動産担保に金を貸しまくった。国民は素人までが、不動産の値上り益を見込んで、必要な土地でもないのに北海道奥地や、さらには離島にまで土地を買い込んだ。「一億総不動産屋」といわれた時代である。 当の総理大臣が政治家として知りえた開発予定地の情報によりペーパーカンパニーを使って安値で買い集め…(後略)
カール・ポラニーのいう擬制商品=本来的な商品ではなく市場を通してしか交換価値を発揮しない「労働・土地・貨幣」を指し、やがて市場は一人歩きし人間を縛るようになる=とはヒトの本能に訴えるゲームなのだろう。ネトウヨの従弟のお父さん(私の伯父)も列島改造土地ブームのときに価値の乏しい茨城県の宅地を買っている。まして職業的犯罪者のみなさんにとっては…。司法試験や司法書士・公認会計士などの資格試験参考書を手がける出版社が、こういう海千山千の面々に引っかからないようにと犯罪実録としてまとめ、ほか痴情がらみ・少年犯罪・疑獄などシリーズ化。


A・R・ホックシールド/タイムバインド/ちくま文庫2022・原著1997
副題「不機嫌な家庭、居心地がよい職場」。内容に乏しく、ナナメ読み。私の小中時代は勉強だけできる、他が伴わない人望のない子ども。本とか音楽とか一人遊びが好きで集団の切磋琢磨が無理。部活はイヤ、大学受験から逃げ、高卒で就職。しかし現実からは逃げられない。就職先は仕事は楽だがそれだけに縁故採用の田舎者が多い特殊法人(電電公社⇒NTT)。職場の和と称する集団主義は個性を押しつぶし、思考停止させ、拘束と労働のストレスもまた就業後の「飲む・打つ・買う」夜遊びの形で資本主義に回収される。主婦やOLの自己愛的な「女性型消費」とも共依存を成す。昭和期にそれがうまくいき過ぎて、集団で思考停止して変化を拒む浦島太郎化しているのが今の日本。本書にそうした言及はなく、ワークライフバランスとかの言葉を好む意識高い系向け。


ちくま日本文学全集14・梅崎春生/筑摩書房1992
主人公「志願兵。志願兵上りの下士官や兵曹長。こいつらがてんで同情がないから」
後に死んでしまう見張りの男「私は海軍に入って初めて、情緒というものを持たない人間を見つけて、ほんとに驚きましたよ。情緒、というものを持たない。彼等は、自分では人間だと思っている。人間ではないですね。何か、人間が内部に持っていなくてはならないもの、それが海軍生活をしているうち、すっかり退化してしまって、蟻かなにか、そんな意志もない情緒もない動物みたいになっているのですよ」
降伏直前、本土防衛の任にあたる日本兵たちを描く短篇「桜島」。話変わるがネトウヨというのは本来のオタクやヤンキーと異なり、仲間うちで楽しむのでなく、左翼(日本に、特にネットに本当の左翼がいるか疑問だが)を攻撃すること自体が遊びになっている人たちだというのだ。なので今のように統一教会や円安、逆境にあることでますます狂ったように書き込み続ける。安心できないと性的快感を得にくい女と異なり、男はストレスと性欲が正比例する面があるわけで、一種の変態性欲であり依存症的な精神障害でもあるのだろう。 


アンジェラ・デイヴィス/監獄ビジネス グローバリズムと産獄複合体/岩波書店2008・原著2003
爆笑問題・太田光の逆上と炎上。売れっ子になる前に松本人志と遺恨があり、野心家の妻が芸能事務所タイタンを立ち上げて、芸人と同時に芸能テレビ界の顔役でもあるという形で遺恨を晴らそうとしたと考えられ、それは同時にあちこちの既得権に義理ができてがんじがらめに縛られる、暴力団の人質のようなものでもある。裏切れば死。安倍が殺され、統一教会や五輪汚職の問題が明るみに出てからの、太田だけでなく右翼・冷笑・政権擁護系著名人の狂奔ぶりは、彼らとメディア・広告関係者が本書に描かれる「民営化されたアメリカの刑務所、派閥や抗争があって組合化されない労働力への企業の依存」を20年遅れで模倣しているかのようで、人口が減る中でアメリカ的な格差とモラル荒廃が迫ってくる状況に震撼とさせられる。


倉多江美/エスの解放/白泉社花とゆめコミックス1979
高3の樫山めいは突然自分が同学年の自殺した河端美智子だと言い出し、夢遊病者のように歩いたり奇行が目立つように。その裏には生まれてすぐ亡くなった彼女の双子の妹の存在があった─。
山岸凉子『日出処の天子』、毛人(えみし)の妹が輪姦されて身ごもった胎児を川で自ら搔把する痛ましいエピソードが最も印象に残る。それまでの恋愛賛美のロマン主義にとどまらない少女漫画が生まれ始め、山岸が男・生殖への怨念を霊・狂気・超能力といった精神世界に求めたのに対し、より理性的でドライな方向で試みたのが同じララを舞台とする本作だったのでは。1980年前後のララのサブカル感と多彩さは男にとってみても宝庫であった。しかし倉多がこの方向を深追いすることはなく、80年代の経済状況を反映してか少女漫画はみるみる保守化自閉化してゆく。



グレゴワール・シャマユー/統治不能社会 権威主義的ネオリベラル主義の系譜学/明石書店2022・原著2018
コロナ禍に伴い各国の郵便事情が悪化し、書留を付けられないため、Discogsでせっかく売れた中古CDが行方不明になってしまう。日本郵便のクリックポストは無事故。でも↑映像のような乱暴な配達の方が資本主義としては健全なのでは。1970年代、労働者が豊かになったことやオイルショックなどで資本主義は危機を迎える。本書はそれに対し資本家階級が、先行して存在したナチスやシカゴ学派のように人を徹底的に道具とみなす新自由主義をどのように戦略化して勝利したかを淡々と実証的に記述する。
岸信介も安倍晋三も山口県(長州閥)。電通や民放キー曲が各界の縁故採用を受け入れ、政府と同等の立場で睨みを利かす(マインドコントロール)。わが国は新自由主義=無責任主義=馬鹿競争主義の最大の成功例と申せましょう。
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29-Oct-2022 Top 15 Hits

2022-10-29 16:20:22 | Weekly Top 15
1. ← 1. 4 Melody's Echo Chamber / Norfolk Hotel (2022 - Unfold)
2. ← 2. 5 Arctic Monkeys / Body Paint (2022 - The Car)
3. ← 6. 3 Ladytron / City of Angels (2022 - Time's Arrow)
4. ← 4. 5 Yeah Yeah Yeahs / Wolf (2022 - Cool It Down)
5. ← 3. 6 Broken Bells / Love on the Run (2022 - Into the Blue)
6. ← 10. 4 GIFT / Here and Now (Time Floats by) (2022 - Momentary Presence)



7. NEW 1 The WAEVE / Drowning (2022 - The WAEVE)
8. ← 5. 8 The WAEVE / Can I Call You (2022 - The WAEVE)
9. ← 9. 4 Alice Boman / Where to Put the Pain (2022 - The Space Between)
10. ← 12. 2 Karol Conká / Dilúvio (2021 - Single)
11. ← 14. 2 Plains / Problem With It (2022 - I Walked With You A Ways)



12. NEW 1 Frankie Cosmos / Empty Head (2022 - Inner World Peace)
13. ← 7. 7 Alex G / Miracles (2022 - God Save the Animals)



14. NEW 1 John Cale / Story of Blood (feat. Weyes Blood) (2022 - MERCY)



15. NEW 1 Amber Arcades / Just Like Me (2022 - Barefoot on Diamond Road)


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帰ってきたサンプラー #4 ─ Indie Top 20

2022-10-25 17:03:54 | 音楽
このところ学校~会社員時代の恥ずかしい記憶が芋ヅル式もしくは散発的によみがえってきて苦しい気持ちになることが多い。おそらく、コロナ対応・円安・統一教会問題など日本の国全体が信用を失い沈んでいくなか、自分はわりと浮上できていて精神的に安定しているけれども、おまえは本質的には変ってないよ、慢心したらまた失敗を重ねて人生沈没するよという心の免疫のようなものがはたらいているのでしょう。


Indie Top 20 Volume V - Spirit of Independents
Danielle Dax / Cat-House (1988)
Joy Division / She's Lost Control (John Peel Show 31 Jan 79) (1979)
Nick Cave & the Bad Seeds / The Mercy Seat (Single Version) (1988)
Talulah Gosh / Bringing Up Baby (1987)



Indie Top 20 Vol. VI - Pride of Independents
Inspiral Carpets / Butterfly (1989)
Sandie Shaw / Nothing Less Than Brilliant (1988)



Indie Top 20 Volume VII
The Stone Roses / Made of Stone (1989)
The Man From Delmonte / My Love Is Like a Gift You Can't Return (1989)



Indie Top 20 Vol VIII
Depeche Mode / Personal Jesus (1989)
The KLF / Kylie Said to Jason (1989)
Loop / Arc-Lite (1989)



Indie Top 20 Vol. IX
Finitribe / Monster in the House (1990)
A.C. Marias / One of Our Girls Has Gone Missing (1989)
Lush / De-Luxe (1990)



Indie Top 20 Vol. X
The Charlatans / The Only One I Know (1990)
Teenage Fanclub / Everything Flows (1990)



Indie Top 20 Volume XI
The Bridwwell Taxis / Spirit (1990)
Cud / Magic (1990)
Pixies / Dig for Fire (1990)



Independent 20 Volume 15
Spectrum / How You Satisfy Me (1992)
Wonky Alice / Sirius (1992)



Independent 20 Volume 17
Saint Etienne / You're in a Bad Way (1993)
Pulp / Razzmatazz (1993)


Indie Top 20 Volume 19
Gigolo Aunts / Where I Find My Heaven (1993)
Compulsion / Mall Monarchy (1994)

このシリーズはBeechwood Musicという1980年代から2000年代初頭まで活動していたらしい英レーベルによるコンピレーション企画で1987年の1集から96年の23集まであるらしい。うち88年の5集がニック・ケイヴやジョイ・ディヴィジョンをはじめ収録20曲が粒ぞろい、以降も神保町のレンタルCD店ジャニスに入荷するたび借りていた。

私は高1の1980年から社会人9年目の1991年まで自分のヒットチャートを毎週更新しており、実家を出てアパートで自活する準備などで忙しくなり中止してからも年間チャートは作り続け、英米インディーズの最新曲を漁れるこのシリーズには重宝し、今でも愛着のある好きな曲が多い。特筆されるのは、後になってブリットポップのブームに乗って有名になったアーティストであってもそれらインディー時代の代表曲を超えられなかった(売れたとかでなく私が好きかどうか)アーティストが少なくないこと。

ブリットポップはマーケットに甘えた幼稚な音楽の多さ、対立や乱痴気騒ぎ、ゴシップも売りにするなどJ-PopやK-Popのビジネスモデルを先導したのだろう。私もまた会社から帰って一人で見るテレビ=野球・マラソン・スーパージョッキー・ごっつええ感じ・ウリナリ・ガラスの仮面などなどそれらの価値観では自分が卑屈になるばかりの罠に捕らわれたまま心をすり減らす時期だった。
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22-Oct-2022 Top 15 Hits

2022-10-22 16:45:12 | Weekly Top 15
1. ← 5. 3 Melody's Echo Chamber / Norfolk Hotel (2022 - Unfold)
2. ← 7. 4 Arctic Monkeys / Body Paint (2022 - The Car)
3. ← 2. 5 Broken Bells / Love on the Run (2022 - Into the Blue)
4. ← 3. 4 Yeah Yeah Yeahs / Wolf (2022 - Cool It Down)
5. ← 1. 7 The WAEVE / Can I Call You (2022 - The WAEVE)
6. ← 9. 2 Ladytron / City of Angels (2022 - Time's Arrow)
7. ← 4. 6 Alex G / Miracles (2022 - God Save the Animals)
8. ← 6. 8 Jockstrap / Glasgow (2022 - I Love You Jennifer B)
9. ← 10. 3 Alice Boman / Where to Put the Pain (2022 - The Space Between)
10. ← 12. 3 GIFT / Here and Now (Time Floats by) (2022 - Momentary Presence)
11. ← 8. 8 The Orielles / BEAM/S (2022 - Tableau)



12. NEW 1 Karol Conká / Dilúvio (2021 - Single)
13. ← 11. 9 Magdalena Bay / All You Do (2022 - Mercurial World, Deluxe Edition)



14. NEW 1 Plains / Problem With It (2022 - I Walked With You A Ways)
15. ← 14. 3 Will Sheff / In the Thick of It (2022 - Nothing Special)


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1982 ─ 100 Best Songs

2022-10-20 17:35:08 | Year End Charts
100) Imagination / Just an Illusion
99) The Motels / Only the Lonely
98) The Psychedelic Furs / Love My Way
97) Soft Cell / Torch
96) Junior / Mama Used to Say
95) 松田聖子 / 制服
94) Michael McDonald / I Keep Forgettin’ (Every Time You're Near)
93) B-Movie / Nowhere Girl
92) The Gap Band / You Dropped a Bomb on Me
91) Daryl Hall & John Oates / Did It in a Minute (1981)
90) Alaska y los Pegamoides / Bailando
89) Men at Work / Who Can It Be Now?
88) Huey Lewis & the News / Do You Believe in Love
87) Donald Fagen / I.G.Y.
86) あみん / 待つわ
85) Serú Girán / Llorando en el espejo (1981)
84) Haircut 100 / Love Plus One
83) The Associates / Party Fears Two
82) Patrice Rushen / Forget Me Nots



81) Shakatak / Night Birds
80) The Jam / Beat Surrender
79) Nick Nicely / Hilly Fields (1892)
78) Goombay Dance Band / Seven Tears (1981)
77) Lindsey Buckingham / Trouble (1981)
76) Visage / The Damned Don't Cry
75) The Cure / The Hanging Garden
74) Greg Lake / Let Me Love You Once (1981)
73) Charlene / I've Never Been to Me (1977)
72) Devo / Jerkin' Back 'n' Forth (1981)
71) The Jam / The Bitterest Pill (I Ever Had to Swallow)
70) Kool & the Gang / Get Down on It (1981)
69) The Stranglers / Golden Brown (1981)
68) XTC / Ball and Chain
67) Cheap Trick / If You Want My Love
66) Jackson Browne / Somebody's Baby



65) Loverboy / Working for the Weekend (1981)
64) The Cars / I'm Not the One (1981)
63) Adam and the Ants / Scorpios (1981)
62) John Mellencamp / Jack and Diane
61) Squeeze / Black Coffee in Bed
60) Elton John / Empty Garden (Hey Hey Johnny)
59) Soft Cell / Say Hello, Wave Goodbye (1981)
58) Dazz Band / Let It Whip



57) 4D / Fauve modern
56) Joan Jett & the Blackhearts / I Love Rock 'n Roll (1981)
55) 松田聖子 / 赤いスイートピー
54) Stevie Nicks / Edge of Seventeen (1981)
53) Gang of Four / I Love a Man in a Uniform
52) Chicago / Hard to Say I'm Sorry
51) Split Enz / Six Months in a Leaky Boat
50) Toni Basil / Mickey
49) Survivor / Eye of the Tiger
48) A Flock of Seagulls / Wishing (If I Had a Photograph of You)
47) Steve Winwood / Valerie
46) Tommy Tutone / 867-5309/Jenny (1981)
45) Kraftwerk / Computer World (1981)
44) Asia / Heat of the Moment



43) Duran Duran / Save a Prayer
42) Agent Orange / Everything Turns Grey (1981)
41) Steve Miller Band / Abracadabra
40) Billy Joel / Allentown
39) Journey / Open Arms (1981)
38) Willie Nelson / Always on My Mind
37) The Jam / Town Called Malice
36) Iron Maiden / Run to the Hills
35) Joe Jackson / Steppin’ Out
34) Paul McCartney & Stevie Wonder / Ebony and Ivory
33) Frank Zappa / Valley Girl
32) The Stranglers / Strange Little Girl
31) Duran Duran / Hungry Like the Wolf
30) Dionne Warwick / Heartbreaker
29) Bad Brains / Pay to Cum
28) The Alan Parsons Project / Eye in the Sky
27) Heaven 17 / Let Me Go



26) Culture Club / Do You Really Want to Hurt Me
25) .38 Special / Caught Up in You
24) Toto / Africa
23) ABC / The Look of Love, Part 1
22) Japan / Ghosts (1981)
21) The Clash / Rock the Casbah
20) Daryl Hall & John Oates / Maneater
19) Pigbag / Papa's Got a Brand New Pigbag (12” Version)
18) Orchestral Manoeuvres in the Dark / Souvenir (1981)
17) New Order / Temptation
16) Afrika Bambaataa & the Soulsonic Force / Planet Rock
15) Mecano / Me cote en una fiesta
14) The Beat / Save It for Later
13) Dexys Midnight Runners / Come On Eileen



12) Marvin Gaye / Sexual Healing
11) The J. Geils Band / Centerfold (1981)
10) Peter Gabriel / Shock the Monkey
9) Grandmaster Flash & the Furious Five / The Message
8) Robert Wyatt / Shipbuilding
7) 中森明菜 / 少女A
6) The Human League / Don't You Want Me (1981)
5) Daryl Hall & John Oates / I Can't Got for That (No Can Do) (1981)
4) Depeche Mode / See You
3) Roxy Music / More Than This
2) XTC / Senses Working Overtime
1) Squeeze / Annie Get Your Gun


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昭和博覧会④ 占領とドッジライン

2022-10-18 15:44:18 | Bibliomania
11月14日(1945・昭和20年)
外へ出ると細雨。「銀座見物に行きましょう」と伊東君を誘った。雨でもアメリカ兵は銀座に 土産物買いに出ていた。小箱をかかえているのにつづけて会った。人形の箱だ。鳩居堂が開いている。薄暗く倉庫のようだ。地面が(註=店のなかが地のままなのである。)でこぼこしている。筆、線香、日本紙の書翰紙と封筒、そんなものがわずか並べてある。
松坂屋の横にoasis of Ginzaと書いた派手な大看板が出ている。下にR・A・Aとある。Recreation & Amusement Associationの略である。松坂屋の横の地下室に特殊慰安施設協会のキャバレーがあるのだ。
「のぞいて見たいが、入れないんでね」というと、伊東君が、
「地下2階までは行けるんですよ」
地下2階で「浮世絵展覧会」をやっている。その下の3階がキャバレーで、アメリカ兵と一緒に降りて行くと、3階への降り口に「連合国軍隊ニ限ル」と貼紙があった。「支那人と犬、入るべからず」という上海の公園の文字に憤慨した日本人が、今や銀座の真中で、日本人入るべからずの貼紙を見ねばならぬことになった。しかし占領下の日本であってみれば、致し方ないことである。ただ、この禁札が日本人の手によって出されたものであるということ、日本人入るべからずのキャバレーが日本人自らの手によって作られたものであるということは、特記に値する。さらにその企画経営者が終戦前は「尊皇撰夷」を唱えていた右翼結社であるということも特記に値する。
世界に一体こういう例があるのだろうか。占領軍のために被占領地の人問が自らいちはやく婦女子を集めて淫売屋を作るというような例が──。支那ではなかった。南方でもなかった。壊柔策が巧みとされている支那人も、自ら支那女性を駆り立てて、淫売婦にし、占領軍の日本兵のために人肉市場を設けるというようなことはしなかった。かかる恥かしい真似は支那国民はしなかった。日本人だけがなし得ることではないか。
日本軍は前線に淫売婦を必ず連れて行った。朝鮮の女は身体が強いと言って、朝鮮の淫売婦が多かった。ほとんどだまして連れ出したようである。日本の女もだまして南方へ連れて行った。酒保の事務員だとだまして、船に乗せ、現地へ行くと「慰安所」の女になれと脅迫する。おどろいて自殺した者もあったと聞く。自殺できない者は泣く泣く淫売婦になったのである。戦争の名の下にかかる残虐が行われていた。
戦争は終った。しかしやはり「愛国」の名の下に、婦女子を駆り立てて進駐兵御用の淫売婦にしたてている。無垢の処女をだまして戦線へ連れ出し、淫売を強いたその残虐が、今日、形を変えて特殊慰安云々となっている。 ─(高見順/敗戦日記/文春文庫1981・原著1959)



1945年8月30日、連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサー米陸軍元帥は神奈川県厚木の海軍飛行場に降り立ち、7年近くにおよぶ日本の占領が始まった。9月2日、東京湾上の戦艦ミズーリ号にて降伏文書の調印式、27日には吉田茂外相との話し合いに基づき、昭和天皇がマッカーサーを訪問、長身のマッカーサーが略装で腰に手をあて、小柄な天皇がモーニング姿でかしこまっている会見写真は国民に衝撃を与えた。その後のマッカーサーは強烈な自負心と恵まれた容姿、威圧と寛容両面の統治により日本国民の心をつかみ、英雄視・偶像化されてゆく。



物不足により戦前から続くコメなどの配給が乏しくなり、物価のインフレが極度に進んでヤミ市の値段に反映、飢える都市住民は生産地まで「買い出し」することに。列車の乗客は乗降口や連結器にまでしがみつく。配給品だけで生活した裁判官が餓死するという事件も(1946年の東海道線)



【左】戦災車や老朽車を再生したバス住宅が東京の焼け跡のあちこちに出現。炊事場つきの独立家屋が羨望された(1946年)【右】家も壕舎もなく、吹きさらしのトタン囲いで4度目の冬を迎える人も(1948年・東京鍛冶橋下)



1946年、大阪で。全滅を玉砕と言い換えたように日本人は占領軍を「進駐軍」と和らげて呼んだ。アメリカでは、日本人というのは戦争でそうであったように最後の一兵に至るまで死に物狂いで戦う民族だと考えられており、降伏してもゲリラ戦やテロが起って統治は困難であろうと、当初80万人の兵力上陸を計画していたが、日本人は彼らに対して思いがけず温和で行儀よく、子どもたちとはチューインガムやチョコレートを介した交歓、夜にはパンパンと呼ばれた女たち、うち固定的にGIのアパートに住むようになった女はオンリーさんと呼ばれ、抵抗はないとみたマッカーサーは占領直後の9月に「兵力は20万で十分」とワシントンに打電、それほど日本人の気持ちの切り替えは早かった。



1948年1月、戦中の44年から211人の乳幼児を養育費つきで引き取っていた東京新宿区の寿産院が103人を栄養失調などで死なせていたことが発覚。逮捕された院長とその夫は配給のミルクや砂糖、さらには死なせた子の葬儀用特配清酒まで横流ししていた。写真は同院の竹製ベッドで眠る乳幼児。



1949年7月、国電三鷹駅で無人の電車が車庫から車止めを破って暴走、駅舎を壊して民家に飛び込んだ三鷹事件。1946年2月からの預金封鎖・新円切り替え・財産税によっても激しいインフレは収まらず、45年9月から48年8月にかけ物価は700%の上昇、都市住民を中心に深刻な社会不安を巻き起こす。一方ソビエトによる東ヨーロッパ諸国の占領、中国の内戦が共産党優位となるなど、新たに東西冷戦の緊張が高まり、米政府とGHQは戦犯を罰して日本を弱体化させることより日本を経済復興させて冷戦の味方として強化する統治に移行する。これは同時に、失業と飢餓による社会不安から、台頭する労働組合と左派政党が革命を志向するようになることを防ぐ意味もあった。GHQはデトロイトの銀行家ジョセフ・ドッジを経済政策顧問として迎え、49年3月、1ドル360円の固定相場と増税を軸とする「ドッジ・ライン」と呼ばれるデフレ政策を実施。中小企業の倒産が相次ぎ、国鉄の従業員大量解雇をめぐって労働争議が頻発、国鉄総裁が変死体で見つかった下山事件や三鷹事件・松川事件、ほか光クラブ事件や金閣寺放火などまるで革命前夜のような社会不安が増幅。

1950年6月、朝鮮半島の南北の境界となっている38度線付近で戦火が勃発、やがて国連軍の編成、建国したばかりの中共軍の参戦により戦闘が拡大、収束まで3年を要する動乱となる。この間、国連軍の兵站基地となった日本は特需の外貨流入によりドッジ・デフレの沈滞を払拭する恩恵に預かったが、警察予備隊の創設(のち自衛隊)により再軍備のスタートを余儀なくされる。戦争は懲り懲りと誓った筈が、わずか数年で旧植民地の戦争を経済復興のきっかけとする皮肉なめぐり合わせ。


画像出展:①朝日新聞社・戦争と庶民1940-49・3巻②戦争と庶民1940-49・4巻③⑤朝日新聞社・アサヒグラフに見る昭和の世相・6巻④⑥⑦毎日新聞社・決定版昭和史・13巻
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15-Oct-2022 Top 15 Hits

2022-10-15 16:06:00 | Weekly Top 15
1. ← 1. 6 The WAEVE / Can I Call You (2022 - The WAEVE)
2. ← 2. 4 Broken Bells / Love on the Run (2022 - Into the Blue)
3. ← 4. 3 Yeah Yeah Yeahs / Wolf (2022 - Cool It Down)
4. ← 6. 5 Alex G / Miracles (2022 - God Save the Animals)
5. ← 9. 2 Melody's Echo Chamber / Norfolk Hotel (2022 - Unfold)
6. ← 3. 7 Jockstrap / Glasgow (2022 - I Love You Jennifer B)
7. ← 10. 3 Arctic Monkeys / Body Paint (2022 - The Car)
8. ← 5. 7 The Orielles / BEAM/S (2022 - Tableau)



9. NEW 1 Ladytron / City of Angels (2022 - Time's Arrow)
10. ← 13. 2 Alice Boman / Where to Put the Pain (2022 - The Space Between)
11. ← 7. 8 Magdalena Bay / All You Do (2022 - Mercurial World, Deluxe Edition)



12. NEW 1 GIFT / Here and Now (Time Floats by) (2022 - Momentary Presence)
13. ← 8. 8 Cass McCombs / New Earth (2022 - Heartmind)
14. ← 14. 2 Will Sheff / In the Thick of It (2022 - Nothing Special)
15. ← 11. 7 John Moods / It Ain't Your Time (2022 - The Great Design)


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役割を終えた音楽リスト

2022-10-14 18:49:03 | 音楽
「ネット世論の権化、冷笑・無知・無関心」「かなりステージの低いネトウヨ」「驚くほど教養がない」。
名前だけでもおぞましい、もちろん話題のあの人物についてですが、教養がない・無知ということで思い起こしたのが、音楽雑誌ロッキンオンの創業者・渋谷陽一は、先行する硬派の雑誌ミュージックマガジンを「ロック教養主義」と呼んで敵視していたこと。そのくせ雑誌スタッフとの対談で「馬鹿は犯罪ですよ」とも発言しており、ビートルズ以前の音楽に無関心で米英ロック至上、ロックでも「産業ロック」というレッテル貼りなどNHK-FMのDJとしての発信力と連動して若者を取り込んで大きな雑誌にしていく、まあベンチャービジネスの成功者なのですが、弁が立って批判・攻撃力があるけれども自分が批判されると逆上して罵倒する感じとか、雑誌の大学サークル然とした内輪感や中2病の信者、いろいろな面で日本における新自由主義の代表的人物であり、なぜわが国がここまで衰退し、いまコロナ・円安・統一教会と混乱の極みにあるのかを暗示する存在だったなと。

ラジオの語り口は魅力があり、私も最初は好きで、トークライブに足を運んだことがある。しかしFMの選曲は陳腐、レコード会社の新譜から順番にかけて、音楽性よりは歌詞をあれこれ評する。就職して自由時間が少なくなり、情報量的にミュージックマガジンを頼るようになると、渋谷には良い音楽を探し出して教える能力が欠けており、商才はあるが音楽の見識のない、コミュ力と広告的カリスマ性によってメディア・音楽業界に領域を広げるタイプの人間なのだと気づく。



1994年にCD-ROM音楽誌として創刊、すぐに紙媒体としても成功、2009年に休刊した米ブレンダー誌が2005年10月号に掲載した1980年から当時までの500曲選。1位マイケル・ジャクソンBillie Jean、2位アウトキャストB.O.B.、3位ガンヅェンローゼズSweet Child o' Mineと中庸な選定で私のiTunes導入初期に大いに役立ち、ビヨンセやコールドプレイなど米英チャートに関心を寄せていた最後の時期のためか使わなくなっても削除せず生き残っている曲が多い。ラットRound and Round、モトリー・クルーGirls, Girls, Girlsなど軽メタルの楽しさを教えられた。



00年代後半~10年代前半に世界最大の影響力を誇った米音楽サイト・ピッチフォーク。私は2008年に出版された1977~2006年の音楽の流れを500曲を通じて概観する本書によって知り、サイトを訪ねるようになった。年間ベスト選やさまざまなテーマによる特集など音楽生活をリードしてくれたが近年急激に衰退。80~90年代にジャンルが細分化され、インディーズが台頭、やがてヒットチャートの寡占・形骸化などジャンル相互の交流が少なくなり新しい音楽が生まれなくなった。私のように全世界全年代全ジャンル漁りたい者と、ジャンルやアーティストのファンダムに連なることで安心したい人たちとでは音楽に求めるものが真逆。悪いけどBTSなんて音楽ではない。Spotifyのようなプラットフォーマーはどちらからも利潤を挙げ、アマチュアが個性的な音楽で頭角を現すことは困難に。ラテン諸国の音楽やクラシックは排除されているピッチフォークの500曲には米英の資本主義の病理も明確に表れている。



エルヴィス・コステロが米ファッション誌Vanity Fairの2000年11月号に発表した500アルバム選。クラシック・ジャズ・カントリーと幅広く、私は2010年初めに知って夢中で漁ったのだが、今となっては削除した曲が多く、打率が低い忌まわしいリストに。彼はかつて「70年代のぼくらはずっとアバとボウイを見せつけられてきた」と発言。アバなんて短い、あなたの方がずっと長いでしょ。アラン・トゥーサンとの共演盤(2006年)で彼が歌った曲、最近になって古い原曲を知り、あまりに良いので驚く。言い過ぎたでしょか。80年代には確かにヒーローでした。


2008年に出版、私は2011年に入手。米音楽評論家トム・ムーン氏がクラシックや映画音楽、編集盤などあらゆるジャンルから1000枚のアルバムを選び解説を加える。曲単位の推薦も付すが、アルバムで選ぶということは、各ジャンルにおけるアルバムの位置づけの違い、大手レコード会社の再編が進んで定番リイシューやコンピレーションの様相が変ること、そもそもLPレコードが普及しなかった国々の音楽が軽視されることなどの弊害があり、出版から時間が経つにつれ使えない無意味なリストになってしまう。


米文化サイトのポップマターズが2011年末に年間ベストの下位で選んだメタルの曲が翌12年に私の年間1位になるなど、当時ピッチフォークに次いで重宝しており、ジャンル別でもこのカントリー100曲選はすべて集め、コステロ以上にカントリーへの認識を改めさせてくれた。「端切れを集めて縫ってくれたコート」「この職に就く、髭を剃って」「俺の元カノは全員テキサスに住んでる」「俺の荒くれの友だちもみな落ち着いちまった」。落ち着いてなかったんだな。トランプ政権が生まれ、トランプと側近と支持者の醜悪な行状、アメリカの分断と荒廃が露わになるにつれ、ランディ・ニューマン(ユダヤ人)のWe're redneckという苦い認識がカントリーという甘い酒に酔えなくさせる。

何年か前アップルがiTunesを終了させるという噂がネットを駆け巡り、日本の著名サイトもニュース化していたのだが、今でもiTunesの更新は行われ、縮小されたがiTunesストアで曲を買うこともできる。アップル信者であってもアイフォンで拘束されている卑屈さが針小棒大に言わせたのだろう。狭い世間のたくさん連なった狭い世間。またがってそれらを取り持つのは電通・マスコミ・安倍官邸・自民公明維新などの腹黒い面々。かつて世界を席巻した輸出大企業も同類だ。なのでiTunesのような見事に進化した音楽管理ソフト=IT革命は日本人にはとうてい無理、欧米は欧米でスマホ普及によって日本の世間と似た相互監視とエコーチェンバーが根付いてしまっている。音楽はどうなっていくのか、既に亡くなった人たちの作った音楽に癒される日々…。
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8-Oct-2022 Top 15 Hits

2022-10-08 16:38:15 | Weekly Top 15
1. ← 1. 5 The WAEVE / Can I Call You (2022 - The WAEVE)
2. ← 4. 3 Broken Bells / Love on the Run (2022 - Into the Blue)
3. ← 2. 6 Jockstrap / Glasgow (2022 - I Love You Jennifer B)
4. ← 5. 2 Yeah Yeah Yeahs / Wolf (2022 - Cool It Down)
5. ← 3. 6 The Orielles / BEAM/S (2022 - Tableau)
6. ← 6. 4 Alex G / Miracles (2022 - God Save the Animals)
7. ← 8. 7 Magdalena Bay / All You Do (2022 - Mercurial World, Deluxe Edition)
8. ← 7. 7 Cass McCombs / New Earth (2022 - Heartmind)



9. NEW 1 Melody's Echo Chamber / Norfolk Hotel (2022 - Unfold)
10. ← 11. 2 Arctic Monkeys / Body Paint (2022 - The Car)
11. ← 10. 6 John Moods / It Ain't Your Time (2022 - The Great Design)
12. ← 9. 6 Niechęć / Praga (2022 - Unsubscribe)



13. NEW 1 Alice Boman / Where to Put the Pain (2022 - The Space Between)



14. NEW 1 Will Sheff / In the Thick of It (2022 - Nothing Special)
15. ← 15. 2 Sudan Archives / Home Maker (2022 - Natural Brown Prom Queen)


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1997 ─ 50 Best Songs

2022-10-06 17:30:32 | Year End Charts
50) Monaco / What Do You Want from Me
49) Lamb / Górecki (1996)
48) Strangelove / The Greatest Show on Earth



47) 中谷美紀 / 砂の果実
46) The Cardigans / Lovefool (1996)
45) Third Eye Blind / Semi-Charmed Life
44) Geneva / No One Speaks
43) Eric Serra / Lucia di Lammermoor/The Diva Dance (feat. Inva Mulla Tchako)
42) Prince / Dolphin (1995)
41) Finley Quaye / Sunday Shining
40) Fool's Garden / Lemon Tree (1995)
39) Depeche Mode / Home
38) Air / La femme d'argent



37) Buena Vista Social Club / Chan Chan
36) Supergrass / Late in the Day
35) Hurricane #1 / Step Into My World
34) Belle and Sebastian / Like Dylan in the Movies (1996)
33) The Verve Pipe / The Freshmen (1996)
32) Belle and Sebastian / Dog on Wheels
31) The Space Monkeys / Blowing Down the Stylus (1996)
30) Bunbury / Alicia (Expulsada al país de las maravillas)
29) Bush / Swallowed (1996)
28) Groove Armada / At the River
27) DJ Shadow / High Noon
26) Beck / Deadweight
25) Tindersticks / Bathtime
24) Erykah Badu / On & On
23) Meredith Brooks / Bitch
22) Los Tres / La torre de Babel
21) Eternal / Don't You Love Me
20) Jesus Jones / The Next Big Thing
19) Sarah McLachlan / Building a Mystery



18) World Party / She's the One
17) David Byrne / Miss America
16) Pulp / Help the Aged
15) Björk / Jóga
14) Ben Folds Five / Brick
13) The Verve / The Drugs Don't Work
12) The Beta Band / Dry the Rain
11) Yo La Tengo / Autumn Sweater
10) Chumbawamba / Tubthumping
9) The Wallflowers / One Headlight (1996)



8) The Verve / Bitter Sweet Symphony
7) No Doubt / Don't Speak (1995)
6) Belle and Sebastian / Lazy Line Painter Jane
5) Radiohead / Karma Police
4) Daft Punk / Around the World
3) Supergrass / Richard III
2) White Town / Your Woman
1) Radiohead / Paranoid Android


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