マガジンひとり

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巻き添え食ってたまるかよ

胆力─野中広務氏の講演

2011-06-25 22:51:25 | Bibliomania
おとつい、アメトークを見ながら、「平成ノブシコブシ・吉村は、全学連の映画に出たらハマると思う」ってツイッターに記したんですけどさ。
彼については、以前にも三田明とからめて記したことがあり、どこか平成という時代にそぐわない、アナクロな雰囲気をまとってる気がしてたんだよね。─情熱的なアジテーターであり、独断専行型の闘士として組織を率いるいっぽう、活動家仲間の複数の女とも肉体関係を持つなどエネルギッシュに過ごしていたが、あるきっかけで失脚し、ほかの組織やかつての仲間たちからも追われる身となって、場末の路地裏で襲撃されて命を落とす─のような。
そもそもお笑い芸人の世界ってのが、そうした設定と相通じており、左翼だろうが右翼だろうが政治家の世界ともかぶってくる。
近年ますます島田紳助の言動は横暴になっていると聞くが、彼がTV界の実力者として君臨し、番組で引き立てた者たちはいずれも売れて人気者となっていることも否定しがたい事実。そしてそれは、かつての田中角栄や、いまの小沢一郎が子飼いの配下をたくさん従えて、よっしゃよっしゃとモチ代を配って面倒を見ることと同じ構造だ。
角栄の時代から現在にいたる自民党、さらに新進党やら民主党やらの権力闘争の様子は、興味ある方はほかでご覧いただくとして、裏切りや内通や口封じの変死までゴロゴロしているその歴史の中で、比較的筋を通し、実力によって押しも押されもせぬ内閣官房長官・党幹事長にまで上り詰めた政治家が、野中広務(のなかひろむ・85)である。お笑い界ではネプチューン名倉が演じたっけか。
すでに政治家としては引退しているが、最近では、内閣官房機密費の中から、マスコミ対策として政治評論家などに現金を配ったことを一部暴露したのが記憶に新しい、その野中がきのう、早稲田大学のアジアセミナーで「中国を語る」と題して講演を行ったのを、見に出かけた。



TV画面を写したような画像ですって??
そうなんだよ、現役の学生よりもオラのような早大に縁もゆかりもないおやじまで詰めかける大盛況のため、地下の講堂に入りきれない聴衆は6階の一般教室でモニター越しのご対面となった。
序盤で語った略歴によると、出身の京都府で町議からのたたき上げ。町議→府議のころは、共産党・社会党を与党とする28年間の蜷川長期府政の真っただ中で、役所の労働組合が強く、共産党の組織強化のためか、課長以上の私用電話代まで役所の経費で。それに一歩も引かず、後の自民党府政では副知事として、多くの慣行をやめさせた。
地方自治での豊富な経験から、竹下登に請われて58歳にして衆院議員となって以降(1983年)、中央政界では異例の短期間で実力者としてにらみをきかす存在に。小沢一郎、小泉純一郎、麻生太郎らとは激しく対立するいっぽう、従軍経験などからも戦争絶対反対で、中国などとのパイプ作りに尽力した。
訪中時、南京虐殺記念館を訪れた一行の中で、一人の一般老人が南京市に入るなり胸をおさえて倒れた。同行の医師の介抱により意識を回復した彼の語るところによれば、南京陥落の際下士官として、地下壕に150人ほどの女性・子どもがいるのを発見、手をくだす必要もないだろうと上官に報告したところ、「何を言っている。そういう中に便衣隊が交じっているんだ」と言われ、150人を皆殺しにせざるを得なかった。以来、罪の意識にさいなまれてきたが、南京市に入って我慢できなくなった─と。
30万人は誇張かもしれない。日本軍と国民党と共産党の三つどもえの混乱で、確かめるすべはないが、残虐な行為が行われたことには違いない。その後も訪れており、中国の政治家も、私(野中)が「30万人」と明記された碑のところへは決して献花しないことを理解してくれている。
石原(慎太郎)くんが中国に対して侮蔑的な発言を繰り返すのは苦々しいが、彼は朝貢文化について研究したこともあり、まったく無知なわけではない。三月に一度ほど、石原くん亀井(静香)くんと私で会食もするので、北京五輪の開会式に友好都市でありオリンピック招致もしている東京都知事の彼が行かないのはまずいから、なんとか話して行くようにはからった。
─といったような講演のあと、質疑に入って、いきなり朝日新聞の記者が質問したのにも面食らったが、通常大学で行われる講演での質疑とはかけ離れたレベルの低い、中には「日本人を拉致する北朝鮮とも仲良くできますか?できるはずがない!」とか自分の意見をまくし立てるジジイもいたりして。
ああ、政治とは、こういうことでもあったかと。
思想信条というより、利害が対立し、歩み寄る余地がないようなことにも、突破口を見つけ、融和を図っていかなければならない。かつての自民党は、党内で派閥抗争としてそれが行われ、右から左まで党内に幅があったことが、国政や外交についても一定の効用をもったともいえよう。
それが近年、自民のほか、民主党、国民新党、みんなの党、たちあがれ日本などと四分五裂して、海外の要人とコツコツ信頼関係を積み上げることができそうもない現状に、なるほど小泉純一郎は「ぶっ壊した」のかと。
旧自民系ながらも原発と距離を置き始めている輩からは、「壊して、たたき売る」ところまで視界に入っているのかも分からない。
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M松くんの音楽

2011-06-23 21:49:30 | 音楽
iTunes Playlist <M松くんの音楽> 45 minutes
1. "Black Night" Deep Purple (1970 - Deepest Purple)



2. "Band On the Run" Paul McCartney & Wings (1973 - Band On the Run)



3. "Blue Lagoon" 高中正義 (1979 - Jolly Jive)



4. "Can't Stand Losing You" The Police (1978 - Outlandos d'Amour)



5. "Don't Look Back" Boston (1978 - Greatest Hits)



6. "Heartbreaker" Led Zeppelin (1969 - Led Zeppelin II)



7. "Shine a Little Love" Electric Light Orchestra (1979 - Discovery)



8. "ラチエン通りのシスター" サザンオールスターズ (1979 - 10ナンバーズ・からっと)



9. "Hold the Line" Toto (1978 - Toto)



10. "Smoke On the Water" Deep Purple (1972 - Machine Head)

どうなんでしょ、この一週間ばかり、妙に性欲が昂進してるんだけど、まさか、あれじゃないよなァ~、ロウソクが燃え尽きる直前に、パアァァっと明るくなるという…
…シロート童貞のまま、やがては勃起しなくなる日も来よう、性欲昂進したからとて、特段いつもと変わらない、なんらかのおかずを使ってちんちんしごくだけのことですが、弊ブログ上では、西島隆弘くんは46年間でベスト記録のかわいい男子!!だの、きゅんきゅん神木隆之介きゅん!!だのと変態さらけ出してるものの、実際におかずとしては、男子を使わないんだよね、すでに長いこと。
ほかの人はいざ知らず、オラの場合の同性愛傾向は、自己愛とも密接に関係してるわけで。
すなわち、もはや46歳の、彼らからしてみれば「お父さん」でも不思議のない身として、西島くんや神木きゅんに自己投影するとか、友だち同士のいちゃいちゃを妄想するとか、難しいですね。
ツイッターとかで、若い男子の書き込みを見ていても、ああ、こういうことって、あったあった、へえ、いまの子もそうなのかァとか思ういっぽう、いまの自分が、そうしたリアルな感覚からいかに遠ざかってしまったか─ということも思わざるをえない。
すでに、はるか遠くの「懐かしいこと」になってしまっている。



高偏差値の都立高校へ入学の決まった31年前のオラは、エリート予備軍の仲間入りを前に、心たかぶっていた。
合格発表の週の土曜日に、笹塚のラオックスで、YMOの「テクノポリス」のシングルと、ピンク・フロイドの『原子心母』のLPレコードを買ったものだ。初めてのピンク・フロイド。試聴さえしたことなく、小むずかしげなイメージに惹かれ。
日本ではそうでもないが、『ザ・ウォール』が大ヒット中でもあった1980年。
4月に入学して、まず仲良くなったのは、同じ笹塚中学ながら口もきいたことなかったN田くんと、笹塚徒歩圏の世田谷区民で今の神木きゅんとも面影の似たM松くん。
ガリッガリに痩せて、つるつるの美脚の持ち主で、当時おかずに使ったことも。
そのM松が洋楽好きで、ディープ・パープル、レッド・ツェッペリンといった、当時オラが食わず嫌いにしていた方面に熱心。
ビートルズではポールが好き。ジョンの「I Am the Walrus」はわけわかんなくて大嫌いだって言ってた。
↑の画像で、いちばん上の、ブルーのトレーナー着てる子。その下の段で、男子に挟まれて幽霊みたいな顔で写ってるのがオラ。その右下で赤い服を着てるのがN田。N田の左隣には、後にオラの初恋の人となるC野くん。
9月の課外学習での一コマ。
この時期には、3人の中で社交性に富んだN田を中心に、オラもまたC野くんO村くんY岸くんK谷くんなどとも交流するように。そんな中で、N田がオラに向かって、これからはM松をハブにするぞ!!と。
いや当時ハブにする/ハブられる─という日本語は存在しないけどね。
かわいそうなのはM松なのだが、オラもまた翌年高2になると、交流のあった全員が書道クラスでまとまったのに対し1人だけ別クラスで、新クラスではあまり友だちを作ろうとせず、しまいにはホモホモ恋心のため情緒不安定となって、N田・C野らからハブにされてしまった─。因果はめぐる。
高1のクラスのお別れ文集では、M松は、(ツェッペリンの)ジョン・ボーナムの死もショックだったが、ジョン・レノンが射殺され、あらためてジョンの曲のよさを知り、逆にポールの曲が軽く感じられるようになった─と。
高1のクラスがクラス会をやるなんてことは考えられないので、この先2度と会うこともあるまいが、友だちをハブり、そして自分もハブられた高校時代の苦い記憶は、これからも消えることはないだろう─。M松!!元気か─!?
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Top 10 Hits of June 2011

2011-06-19 22:31:38 | Weekly Top 15
不信任案を葬ってからは退陣時期について容易に明らかにしない菅首相がそうなのかはともかく、人は「言質をとられる」ことを恐れて、不用意な発言を控えるだけでなく、沈黙は金・雄弁は銀─のごとく口数少ないことをよしとする社会通念があるのではないかと、かねがね思ってきた。
が、ツイッターなど始めて、書き込んだり、他人のツイートを見ていると、年端もゆかぬうちからケータイやパソコンに親しむ若者世代にとって、挨拶や、日常のどうでもいいことをいちいち書き込んで、不特定多数の者に見られる可能性がある状態にしておくことは、必ずしも旧来の美徳とは矛盾しないらしい。
数百、数千、数万の相互フォローをしている人たちにとっては、恐ろしい速さで流れてゆく情報のノイズに身をさらしているとしても、心のうちは平穏を保つことができる。逆に、そうでなければいられないようになって、依存の度合を深めて“廃人”と呼ばれる状態にまでいたってしまうこともあると聞くが、あくまでレアケース。
ほとんどの人は、さまざまなツールを使い分けて、ほどほどにコントロールしつつ、日々を生きているようだ。
ことに東日本大震災と、それに続く原発危機で、あらかじめ準備が必要な弊ブログもお休みせざるをえなくなって、その間もツイッターは無事を知らせる程度には続けており、世の中的にも、二転三転するマスコミ情報や、政治・芸能のくだらない騒動に対しても、ツイッターの莫大な人数による集合知が防波堤として機能したようなおもむきもあり。
また、娯楽としても、玉石混淆で圧倒的多数が石ではあるものの、そこから探し出す知恵もいろいろあるようで、かつてラジオの深夜放送に寄せられた投稿ネタに大笑いしたようなことが、140字の制約のもと再現され花開いている。
保存や再利用を前提とするメディアなこともあり、「お気に入り」に残しておいた他人のツイートを、先日お目にかけたんですが、面白いことを考えつく人はいるもんだよね~。一銭も儲からないのにねェ~



その、儲かるとか儲からないとかの発想じたいが、旧世代寄りな。
↑のグラフは弊ブログの昨日のアクセス解析なんですけど、一日のページヴューの29%ほどが、Googlebotなる、グーグル社のコンピューターが、さまざまなサイトを網羅的に調べて、検索の精度を向上させる、すなわち同社のビジネスモデルである広告収入などのために、機械がブログを読み込んでいる。
どうでもいいが、この数字が50%を超える日もあるのだ。カウンターの数字が増えても、あてにならない、意味がない。
それに比べれば、ツイッターでフォローするとか、個別の書き込みをお気に入りに“ファボる”とかは、まだしも意味があるといえよう。
考えてみれば、言葉みたいなもので、大儲けできるほうがどうかしている。
音楽もまた。
面白ツイートを探すのにも時間を忘れることがありますが、音楽なんてのも、たくさん集めて聞いたからといって、お金は一銭も儲からないが、時間はやたらとかかる。無職でもなければ、クラシックから最新の曲まで吟味しまくることは不可能。
よって勝手に使命を感じて、先月から月間のチャートを復活させましたが、以下のような結果で、10曲のうち9曲が入れ替わったため、来月からは毎週お送りします。20位まで。年間チャートは100位まで作りたい。
全米チャートのビルボード誌に権威があったころ、ゲイリー・ニューマンの「Cars」が、週間では9位が最高にもかかわらず、1980年の年間チャートでは12位に食い込み、今ではその年の忘れられない名曲になっている、そうしたことを再現できたらと。




1. NEW "Circuital" My Morning Jacket (2011 - Circuital)



2. NEW "Riding for the Feeling" Bill Callahan (2011 - Apocalypse)



3. NEW "Baby, I Will Leave You in the Morning" Marissa Nadler (2011 - Single)



4. NEW "Calgary" Bon Iver (2011 - Bon Iver)
5. NEW "Holdin On to Black Metal" My Morning Jacket (2011 - Circuital)



6. ← 1. "Think You Can Wait (from the Film "Win Win")" The National (2011 - Single)



7. NEW "County Line" Cass McCombs (2011 - Wit's End)



8. NEW "Double Decker Eyelashes" Cornershop (2011 - Cornershop & the Double-O Groove of)



9. NEW "July" Youth Lagoon (2011 - July + Cannons)



10. NEW "The Breaks" Planningtorock (2011 - W)
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仮説─『釣りキチ三平』とネット世論のゲイ化

2011-06-09 23:52:48 | マンガ
時節がら、みなさんのご家族やご友人にも、原子力発電所をめぐって、意見の対立がおありでしょう。飲酒・喫煙をするかどうか、ギャンブルをやるかどうかといったことよりも、人生観の根幹にかかわる、ゆずれない。

オラ行きつけの美容院でも、懇意にしていた美容師さんが産休明けで復帰してきて、先日髪を切ってもらったんですけど、女性でしかも小さな赤ちゃんがいるとは思えぬ、原発容認なのね。─「電力が足りなくなるのは困りますし、(制御が難しい科学技術であっても)使い方を間違えなければいいんですよ」。

案外こういう女って多い気がする。「リア充」ってことにもつながるが、基本女は出産・育児にまつわるコストが大きくて人生を左右する重大事。子どもを産んで見返りのない資本投下するためにはまず生活を安定させることが最優先。これまで原発推進して全国各地に54基も造ってきた勢力というのも、政・官・財・労・学・マスコミ一体となってどっしり安定した体制側。いざ世界をゆるがすような大事故が起こって、周辺住民が帰るべき故郷を失うとしても、自由な発想など一度も持ったことのない保守的な女が考え方を変えられないのもいたし方あるまい。オラはいやだけどそんな女。

地震・津波・原発事故以来、無職・独身ながらも時間だけは腐るほどあるオラにとって結婚・子育てに臨む最後のチャンスが来ているのかもしれないと思ってきたが、そういう女が多いのだとすればやはり道は険しい。


少年マガジンで1973年に連載が始まった長寿マンガ『釣りキチ三平』。主人公の少年・三平が学校へ通う姿は最初から最後まで1回も出てこない、釣りばかりしているのはともかく、彼の幼なじみにユリッペと呼ばれる少女がいて、初期の巻では2人のお色気シーンなど描かれるのに対し、巻が進むにつれユリッペというより「女を必要としなく」なる。

魚紳(ぎょしん)さんという、富裕層に生まれて秀才でスポーツ万能なのにもかかわらず定職にも就かず、背中に「祈願!日本一周釣り行脚」とか書いてある凄腕の釣り師=これがまた女から言い寄られてもまったく動じず、三平くんと釣りしてるほうが楽しいという…男の子好きの変態だったりして。「シロギスの涙」という、魚を釣るのではなく、どんなに遠くまで投げ釣りできるかの競技会をめぐるエピソードでは、強がって友だちなど作らないライバルの少年が現れ、さらに魚紳さんももう一人の素質に恵まれないが努力家の少年の指導で忙しく、三平くんの心も波立つという、まるでボーイズラブの同人誌のような展開だ。

女「釣りの好きな人は気のながーい人」
男「いやいや短気な人ほどじっとしてないで絶えず研究して成果を挙げるんだよ」
女「ゲームなんて時間の無駄、人生の損失では」
男「ゲームほど濃い時間はない。脳内麻薬出まくり」

学校教育や会社勤めは、結婚・子育てを軸として家制度と資本主義を存続させるためにこそあり、学校が描かれず女を必要としない釣りキチ三平は、資本主義が限界に達して劣化し、社会の存続などそっちのけで人間を囲い込んで収益を上げればよい新自由主義に変質していく、時代の産物でもあったのだろう。



ツイッターやフェイスブックでは、「ルイトモ」が簡単につながれるでしょう。多いんだよね。大学生などの若い男子が、少年好きであるとかもっとガチでゲイであるとかバイであるとか公言する例が。ことにリーマンショック以降の不景気で、女性たちがなりふりかまわず肉食化して男性の領域にまで進出してくる傾向がみられるのに比べ、おしなべて若い男たちは、女や40以上の男性といった肉食系からは距離を置き、同好の士がフラットにつながるコミュニティーに活路を見いだす傾向。男女のセックス、女の肉体を不潔に感じる傾向も。

旧来のゲイ、美輪明宏「ヨイトマケの唄」=♪今ではぼくはエンジニア。やくざな道は踏まずに済んだ。母ちゃん見てくれこの姿。黄色いナリして霊だのオーラだのほざいてヤクザそのもの。というより日本のおネエタレントは美輪やミッツのような教養がある者でも欧米のLGBTのような権利主張からほど遠く、わが国の芸能・テレビ・広告界がヤクザ支配の封建制で、政官財の権力側にとって都合よく使える囲われ者でしかないことを裏書きしている。

先に述べたような現実主義の主婦や会社員も、ネットのコミュニティやゲームで現実逃避する若者も、国民主権を放棄し、政治との対峙を避けることで既得権層の延命と国の衰退に加担している点では変りない。

※2024年4月に一部改稿しました。
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