マガジンひとり

オリンピック? 統一教会? ジャニーズ事務所?
巻き添え食ってたまるかよ

Top 20 Hits of 7-28-2012

2012-07-28 18:04:46 | Weekly Top 15
1. ← 4. "Only in My Dreams" Ariel Pink's Haunted Graffiti (2012 - Single)
2. ← 8. "Sweet Life" Frank Ocean (2012 - Channel Orange)
3. ← 3. "Amber" Electric Guest (2012 - Mondo)
4. ← 1. "I Bought My Eyes" Ty Segall Band (2012 - Slaughterhouse)
5. ← 13. "Pyramids" Frank Ocean (2012 - Free Download)
6. ← 6. "Five Seconds" Twin Shadow (2012 - Single)
7. ← 7. "Melpomene" Rudi Zygadlo (2012 - Single)
8. ← 2. "Hurricane" MS MR (2012 - Free Download)
9. ← 10. "The Don" Nas (2012 - Life Is Good)
10. ← 5. "Sleeping Ute" Grizzly Bear (2012 - Single)
11. ← 9. "Ruin" Cat Power (2012 - Single)



12. NEW "Constant Conversations" Passion Pit (2012 - Gossamer)
13. ← 11. "Dream Baby Dream" Neneh Cherry & the Thing (2012 - The Cherry Thing)



14. NEW "Ready" Jacques Greene (2012 - Ready EP)
15. ← 19. "Doused" DIIV (2012 - Oshin)
16. ← 17. "I Wanna Talk 2 U" John Cale (2012 - Single)
17. ← 15. "Tearing Me Down" Old Time Machine (2012 - Old Time Machine)
18. ← 14. "Drone On (feat. Jamie Krasner)" Physical Therapy (2012 - Safety Net EP)
19. ← 12. "Losers" The Belle Brigade (2011 - The Belle Brigade)



20. NEW "March to the Sea" Baroness (2012 - Yellow & Green)
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1972 ─ ミュンヘン五輪

2012-07-27 23:17:01 | メディア・芸能
400mハードルで優勝したウガンダのジョン・アキブア。優勝候補とされたマン(米)とヘメリー(英)を世界新記録となる47秒8で破ったとのことだが、実はいよいよ始まる今年のロンドン五輪を控えた同種目の今期ランキング上位もほとんど同じ水準で、日本選手権で48秒41を出した岸本鷹幸選手も、記録だけなら決勝進出可能な位置にある。

400mハードルはオリンピックで日本勢が決勝進出したことのない種目だが、世界選手権やユニバーシアードでは結果を残してきた「お家芸」に近い種目であり、他にも三段跳やハンマー投げ、近年では競歩など、陸上の中ではわりと選手層の薄い、熱心に取り組む国が少ない種目でコツコツ努力してきたってことでしょうな、日本人は。これは競技の単位でも言えることである。

今回のトライアスロンに出るナントカいう女子の選手は、1日に6000キロカロリーの食事をとるのだそうな。激しい練習をこなすため。すなわち、学校の部活で採用して全国大会を開くとか、卒業しても企業チームのリーグ戦などがあって、興行だけで成立するプロとまでいかなくても、選手や指導者を養っていける市場というかシステムがなければお話にならない。

ということで「社会主義」の出番。かつての体操やバレーボールで日本のライバルになった国、あるいはテレビ映えのしないマイナー競技でメダルをごっそり持っていく国というのは、ソ連や東ドイツ、ハンガリー、だいたいが旧東側の国であった。この1972年のミュンヘン大会でも、金メダルの獲得数ではソ連、アメリカ、東ドイツの順となっている。

たびたび触れてきたように、高度成長期の日本というのは、社会保障もできる限り企業に委ねる「会社中心の社会主義」のようなところがあったわけで、殖産興業のための人材確保・育成という見地からオリンピックの実状をかんがみるに、社会主義・共産主義とは自由主義・資本主義と完全に対立的で相容れないものではないと考えざるをえません。


文句なしで大会の顔となった水泳7冠のマーク・スピッツ(米)。22歳の歯科大生で、ユダヤ系。


男子の100mはアメリカの選手が予選に遅刻して失格したのも手伝い、ソ連のワレリー・ボルゾフが完勝。200mでも優勝した。


メイン・スタジアムの観衆を釘づけにする長丁場の戦いは、シーグレン(米)が5m45を3回目もクリアできず、棒高跳でオリンピック16連勝してきたアメリカがついに王座を陥落。


東京で銅、メキシコで銀の日本男子バレーが決勝で東ドイツを破り念願の金。私は小2でしたが夕方に『ミュンヘンへの道』とか放映されて、ほとんどの選手の名を覚えてましたな。


女子バレーはソ連に敗れ2位。髪型が時代をしのばせる。


前回メキシコでは行われなかった柔道が復活。しかし今回も重量級・無差別級はヘーシンクの後継者、ウィレム・ルスカ(オランダ)が日本勢を阻んだ。


体操日本は団体総合など4つの金メダルを獲得し、個人総合、鉄棒、平行棒では1~3位を独占。画像は個人総合を2連覇した加藤沢男の跳馬。


ソ連の女子体操選手オルガ・コルブトは年齢こそ17歳ながら妖精のようなかわいらしさで実力者のツリシチェワ以上の人気を呼び、次回以降コマネチ(ルーマニア)らローティーンの選手が席巻する呼び水となった。モントリオールやモスクワ当時の女子体操を扱う写真集は、現在古書市場では別の目的で高値となっている。


カヌーのスラローム競技はミュンヘンで初めてオリンピックに採用され、15億円かけた西ドイツご自慢の人工渓流で行われたものの、東ドイツが4種目の金メダルを独占。


「金日成首相の励ましどおり標的を敵だと思って撃った」と語り、物議をかもしたリ・ホジュン選手。北朝鮮に初めての金メダルをもたらした。


8月26日には初参加のイスラエル選手団も入場行進したメイン・スタジアムは一転、9月6日にはベートーヴェンの葬送行進曲で始まる、パレスチナ・ゲリラによるテロ事件の犠牲者を追悼する場となった。

日程も順調に消化され、成功裏に終盤に入ったかに見えた9月5日、不幸な事件がミュンヘンを襲った。「黒い9月の手」と名乗るパレスチナ・ゲリラの襲撃により、イスラエル選手団28人中11人が殺害されるというこの事件は、大会の競技を34時間ストップさせ、オリンピック史上にぬぐいがたい血痕を残したというだけでなく、国際関係に新たな緊張を生み、複雑な尾を引いて各国を巻き込むことになった。ことに、ナチの宣伝に終始したベルリン五輪を払拭しようと「平和なドイツとオリンピック」を掲げ、並々ならぬ努力を重ねてきたホスト国・西ドイツ政府と国民の衝撃・苦悩は計り知れない。

事件の経過は、5日未明、ゲリラ8人が選手村のイスラエル宿舎に侵入、格闘の末2人を殺し、逃げ遅れた9人を人質に立てこもった。ゲリラ側は人質の命と交換にイスラエルが捕えている230人の政治犯の釈放を要求。西ドイツ当局はゲリラ側との交渉を延ばしたが不成功に終わり、ゲリラと人質を国外に運び出す約束をする。午後10時過ぎ、3機のヘリコプターでゲリラと人質は空港へ。待機していた警備陣は一気にゲリラ側の戦力をそごうと発砲、しかし闇も手伝ってうまくいかず、銃撃戦となり、人質のヘリはゲリラの手榴弾で炎上、全員死亡した。ゲリラ側も全員、死亡するか捕えられた。衝撃の1日はしかし、あまりに大きな傷を残した。 ─(画像は毎日グラフ臨時増刊1972・9・27 栄光と衝撃の17日間・ミュンヘンオリンピック、より)




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BLEEPによる電子音楽史

2012-07-22 22:32:01 | 音楽
ゴハ @goha5800jp
お笑いライブに通う人間なら、綾小路きみまろさんのライブの映像がいつでも1000人超クラスのホールを1人で漫談だけで超満員にしてる光景は本当に尋常じゃないほど超人的所業にしか見えない。 7-22-2012

混濁 @kaaqoo
老人と女性の考え方 おしなべて似てる 7-21-2012


綾小路きみまろのライブにはとうてい及ばないが、きのう昼ごろ、このブログがちょっとばかり賑わって。やっぱりTVきっかけだろうと思うんだけど、先日の「東京ウシジマ新聞」で引用した、元宝塚女優が美人局でうんぬん─っていうのに対する検索需要。
引用を入力しながら思ったんだけどさァ、「天海祐希の他にも、姿月あさと、絵麻緒(現・えまお)ゆう、匠ひびきと4人のトップスターを輩出した、“花の73期”」って、いくらなんでもダサ過ぎる芸名と思いません?
アメトークの「ジョジョ芸人」で紹介されたマンガの登場人物にも感じたのだが、コッテコテですがな、既成の価値で固めまくって。
老人や女性に限らず、日本人はおおむね保守的なんだろうなと。




ホアン・アトキンス/Juan Atkins - サイボトロンやモデル500の創始者
「デトロイトはあまりにも荒廃してたから、未来を夢見て現実逃避するしかなかった。現実を忘れたい願望がこの音楽に含まれてる」

デリック・メイ/Derrick May - デトロイト・テクノ黎明期から活躍したDJ/クリエイター
「デトロイトの外の世界を想像するしかない。この街を出るには自分の夢見るものを実現するしかなかった。それが街を出る唯一の手段さ」

トム・ジェンキンソン/Tom Jenkinson - スクエアプッシャー名義でイギリスを拠点に活動するミュージシャン
「ヤマハの小型サンプラーを持ってる…どこへいった?キーボード型なんだ。フォノ端子付きスタジオでも使える。俺はこれで実際に音作りをやってるし、新譜でも多用したよ。こうした機材の良さをみな忘れがちだ。ベッドから起きて朝食を作るのと同じで、自宅がスタジオだろ。バスに乗ってスタジオに行く必要がない。ここにいるだけでOK。夜中でも曲が作れる。これは俺にとって革命的だったね」 ─(3人の発言は1998年の映画『モジュレーション』より)


BLEEPがまとめた電子音楽史、同サイトを通じて55曲のコンパイル音源MP3も安く買えるようになっており、さらにフェイスブックではBLEEPが販売権を持たない音源も含め関連音楽の歴史が概観できるようまとめられているので、弊ブログとして33曲を追加した88曲を↓に並べてみたんですが。
1980~90年代にかけて、思いついたら早い者勝ちでとにかくやってみる─結果としてさまざまな系統・サブジャンルが生まれ、2000年代の曲はやや少なめになってるものの、実験性よりはジャンル内でよく練られ、むしろ完成度では毎年凄い曲が生まれ続けている。
ミニマル・ミュージックのように、できる限り音数を少なくしてアイデアで勝負する流れでは、コテコテに固めたがる日本人は太刀打ちできない。往年のDEVOやソフト・セル、近年のエールやフェニックスですら落選するくらいなので、冨田勲、ニンテンドー等のゲーム・ミュージック、初音ミクなどにはお引き取り願わざるをえなかったのだが、↑画像でテクニクスのターンテーブルがYMOより大きく扱われてるように、機材面の貢献度はたいへんなものだ。安価になって操作性も向上したことが、「思いついたらやってみる」のをどれほど促進したろう。
現状に満足な(だから保守的な)日本人が企業を通じてテクノロジーを供給し、現状では満足できないミュージシャンの創作活動を手助けするとすれば、どちらが上かとか幸せかではなく、それぞれ人類に欠くべからざる役割を果たしていると申せましょう。




■BLEEP: A Guide to Electronic Music (● = added by Magazine One Person)
1) Oraison / Olivier Messiaen (1937)
2) Etude aux Chemins de Fer / Pierre Schaeffer (1948)
3) Williams Mix / John Cage (1952)



4) Voile D’Orphee (Veil of Orpheus) / Pierre Henry (1953)
5) Gesang der Junglinge (Song of the Youths) / Karlheinz Stockhausen (1955)



6) Main Titles – Overture / Louis and Bebe Barron (1956)
7) Concret PH / Iannis Xenakis (1958)
8) The Innocents – Savage Noises / Daphne Oram (1961)
9) Music of the Planets / Jean-Jacques Perrey (1962)
● Doctor Who (Original Theme) / Delia Derbyshire (1963)
10) Tros y Gareg (Main Theme) / John Baker (1963)
11) Silver Apples of the Moon – Part A / Morton Subotnick (1967)



● Bach: The Well-Tempered Clavier, Book 1 - Prelude & Fugue #2 in C-minor, BWV847 / Wendy Carlos (1968)
● Oscillations / Silver Apples (1968)



● Birth of Liquid Plejades / Tangerine Dream (1972)
● Heavenly Music Corporation / Fripp & Eno (1973)
● Watussi / Harmonia (1974)
12) Aguirre I Lacrima di Rei / Popol Vuh (1975)



13) Nocturne in C-sharp Minor / Clara Rockmore, Nadia Reisenberg (1975)
● King Tubby Meets Rockers Uptown / Augustus Pablo (1976)



● Trans-Europe Express / Kraftwerk (1977)
● I Feel Love / Donna Summer (1977)
14) Oxygène Part IV / Jean-Michel Jarre (1977)
● Ghost Rider / Suicide (1977)
● Down in the Park / Tubeway Army (1979)
15) Stand Up Lazarus / Bruce Haack (1979)
16) Hot On the Heels of Love / Throbbing Gristle (1979)
● Absolute Ego Dance / Yellow Magic Orchestra (1979)
● Don’t You Want Me / Human League (1981)



● Blade Runner (End Titles) / Vangelis (1994)
17) Raga Bairagi / Charanjit Singh (1982)
18) Planet Rock / Afrika Bambaataa & the Soul Sonic Force (1982)



19) Go Bang / Dinosaur L (1982)
● Blue Monday / New Order (1983)
20) Love Reaction / Divine (1983)
21) Let the Music Play / Shannon (1983)
● On & On (Original Vocal Mix) / Jesse Saunders (1984)
22) Moments in Love (Beaten) / The Art of Noise (1983)
● Under Mi Sleng Teng / Wayne Smith (1985)
23) No UFO’s / Model 500 (1985)
24) Pic a Sound (feat. Sella Colins) / Kenny Knots & Co (1986)
● Strings of Life / Rhythim Is Rhythim (1987)
25) Acid Tracks / Phuture (1987)
● It’s a Sin / Pet Shop Boys (1987)
26) Voodoo Ray (Radio Mix) / A Guy Called Gerald (1988)



27) Big Fun / Inner City (1988)
28) Pacific 202 / 808 State (1989)
● Personal Jesus / Depeche Mode (1989)
● Hey Ladies / Beastie Boys (1989)
29) Baby Wants to Ride (feat. Jamie Principle) / Frankie Knuckles (1987)
● Chime / Orbital (1990)
30) Energy Flash / Joey Beltram (1990)
31) Mr Kirk’s Nightmare / 4hero (1990)



● Madrugada Eterna / The KLF (1990)
32) LFO (Leeds Warehouse Mix) / LFO (1990)
33) Hi Tech Jazz (Original) / Galaxy 2 Galaxy (1990)
● Unfinished Sympathy / Massive Attack (1991)
● Higher Than the Sun (a Dub Symphony in Two Parts) / Primal Scream (1991)
● Papua New Guinea / The Future Sounds of London (1992)
34) Bad Boy / Bizzy B (1993)



35) Unix / Robert Hood (1994)
36) Flutter / Autechre (1994)
37) Together / 24 Hour Experience (1994)
38) Phylyps Trak II/II / Basic Channel (1994)
● Inner City Life (Baby Boy’s Edit) / Goldie (1995)
39) Bug in the Bassbin / Innerzone Orchestra (1996)
40) Rubick’s Cube / Drexciya (1996)
● Midnight in a Perfect World / DJ Shadow (1996)
● Around the World / Daft Punk (1997)



41) More Beats & Pieces (Daddy Rips It Up Mix) / Coldcut (1997)
● Brown Paper Bag / Roni Size & Reprazent (1997)
42) Roygbiv / Boards of Canada (1998)
43) Windowlicker / Aphex Twin (1999)
44) Pop 4 / Gas (2000)
45) 00005 re vers on c / SND (2000)
● Idioteque / Radiohead (2000)
● Since I Left You / The Avalanches (2000)
46) She Moves She / Four Tet (2003)



47) Hyped-Up Plus Tax / Dabrye (2001)
48) Shisheido / Fennesz (2001)
● I Luv U / Dizzee Rascal (2003)
49) Gangsters / Wiley (2007)
50) Midnight Request Line / Skream (2005)



51) Don’t Cry / J Dilla (2006)
52) Archangel / Burial (2007)
53) Lost / Actress (2010)
54) CMYK / James Blake (2010)
55) Emerald and Lime / Brian Eno (2010)
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Top 20 Hits of 7-21-2012

2012-07-21 21:18:54 | Weekly Top 15
1. ← 1. "I Bought My Eyes" Ty Segall Band (2012 - Slaughterhouse)
2. ← 3. "Hurricane" MS MR (2012 - Free Download)
3. ← 2. "Amber" Electric Guest (2012 - Mondo)
4. ← 8. "Only in My Dreams" Ariel Pink's Haunted Graffiti (2012 - Single)
5. ← 6. "Sleeping Ute" Grizzly Bear (2012 - Single)
6. ← 4. "Five Seconds" Twin Shadow (2012 - Single)
7. ← 16. "Melpomene" Rudi Zygadlo (2012 - Single)



8. NEW "Sweet Life" Frank Ocean (2012 - Channel Orange)
9. ← 7. "Ruin" Cat Power (2012 - Single)



10. NEW "The Don" Nas (2012 - Life Is Good)
11. ← 9. "Dream Baby Dream" Neneh Cherry & the Thing (2012 - The Cherry Thing)
12. ← 5. "Losers" The Belle Brigade (2011 - The Belle Brigade)



13. NEW "Pyramids" Frank Ocean (2012 - Free Download)
14. ← 11. "Drone On (feat. Jamie Krasner)" Physical Therapy (2012 - Safety Net EP)
15. ← 13. "Tearing Me Down" Old Time Machine (2012 - Old Time Machine)
16. ← 10. "Speed the Collapse" Metric (2012 - Synthetica)
17. ← 18. "I Wanna Talk 2 U" John Cale (2012 - Single)
18. ← 14. "Ice Level" Ava Luna (2012 - Ice Level)



19. NEW "Doused" DIIV (2012 - Oshin)
20. ← 12. "Let Me Be Him" Hot Chip (2012 - In Our Heads)
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人身売買にっぽん拝見

2012-07-17 22:56:34 | Weblog
●人身取引(Human Trafficking)を完成させる3つの要素
【1】行動─人の募集やリクルート、移動、監視、軟禁




【2】手段─脅迫、強制、だまし、暴力




【3】目的─売春や労働


40代後半の身で加速度的に衰えてるものの、どうも街を歩いたり買い物してると、ブログ開始の8年前よりは女の視線を感じるというか、いちおうチェックしとくか的な対象として選ばれてるっぽいんだよね。
まあ小ざっぱりとした服装を心がけてるから、サラリーマンではない=自由時間がいっぱいあるにもかかわらず小金を持ってそうとみて、女の人生には男よりお金がかかる、その金主として足りるかどうか品定めしてるってところか。




きのう昼、ポラリスプロジェクトジャパンなるNPO法人が「人身取引を知っていますか?」と題して早大内の会場でセミナーをやったのに参加。米政府の報告や、特に日本国内で外国人・日本人女性がモノとして取引され性風俗などで売春させられる事例のいくつかを紹介。『闇金ウシジマくん』で毎度おなじみの光景になってるように、わが国は先進国としては異例に女性の商品化・人権侵害が常態化しており、国際比較でも韓国より低く、チリ、トルコ、カザフスタン、ナイジェリアなどと同等とされてるんだそうな。
さらに参加者がグループに分かれ、事例について討議して、最後に各グループから代表1人が意見発表するという段取りで、雲行きが怪しく。
1月生まれのグループではただ一人の男である私が発表役にさせられ、自己紹介の段階では好感触だったものの、討議になるともうしゃべればしゃべるほど女たちから嫌われる感じで、みなの意見を取りまとめて発表するという「代表制民主主義」みたいのに向いてないなってつくづく思った。




他のグループでも、男の発表者はちょっと浮き上がってる感じだったな。
ただ若い男で、人身売買をなくすための取り組みとして「教育・広報」を挙げたのは他にもみられたが、こともあろうに、下から言っても聞いてくれないから社長になって社員を教育する─みたいなこと言い出した奴がいて。
会社ってのは社員の時間を買って働かせて利潤をあげるところだろ。むしろ人身売買・強制労働を推進する発想が感じられるが、会場の雰囲気から、もっとただごとならぬものを察した。
わりと若い客層で、NPOのスタッフには美人が多い。若くなくても生活には追われてない感じだ。
すなわちNPOはNPOでも、本当の狙いは「起業」とか「人脈」とかのちょっと怪しいNPOが、「人身売買をやめさせよう」とのきれいごとで「意識高い」大学生を勧誘しているとも考えられる。ワタミ渡辺が「有機農法」で女子学生を誘い込んで、酷使して過労自殺へ追い込むみたいな、偽善者のニオイ。
ワークショップでお茶をにごしたのも、これまでの実績が少ないことを隠す意図があるのかも。




「買う側」なのに、そんなセミナーに参加した私もどうなのか。
女を買う側というより、シロート童貞の私は「買うしかない側」である。
強制でも自由意志でも、性を商品化してくれる女がいなければ童貞のまま死んでいくしかないわけだが、そんなようなお金が介在する男女の関係にも「同病相憐れむ」のような風情はある。「プロ童貞」と称する旧友M原くんには縁がない、売買春を経験しなければ理解できないようなものだ。
そして、その場にいた女たちにも分からない。
勝ち組の男でなければ洟も引っかけない、金主に足りるか街でキョロキョロ品定めすることもないような女たちだろう。
しゃべればしゃべるほど嫌われたのは、私が民主主義に向いてないからというのもあるが、主たる要因としては、シロート童貞をシロート童貞たらしめる、その種の保守的で想像力のない女しかいなかったからでしょうな。違う意味で勉強になったわ。
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Top 20 Hits of 7-14-2012

2012-07-14 22:52:11 | Weekly Top 15
1. ← 4. "I Bought My Eyes" Ty Segall Band (2012 - Slaughterhouse)
2. ← 3. "Amber" Electric Guest (2012 - Mondo)
3. ← 2. "Hurricane" MS MR (2012 - Free Download)
4. ← 5. "Five Seconds" Twin Shadow (2012 - Single)
5. ← 1. "Losers" The Belle Brigade (2011 - The Belle Brigade)
6. ← 6. "Sleeping Ute" Grizzly Bear (2012 - Single)
7. ← 11. "Ruin" Cat Power (2012 - Single)



8. NEW "Only in My Dreams" Ariel Pink's Haunted Graffiti (2012 - Single)
9. ← 9. "Dream Baby Dream" Neneh Cherry & the Thing (2012 - The Cherry Thing)
10. ← 7. "Speed the Collapse" Metric (2012 - Synthetica)
11. ← 14. "Drone On (feat. Jamie Krasner)" Physical Therapy (2012 - Safety Net EP)
12. ← 8. "Let Me Be Him" Hot Chip (2012 - In Our Heads)
13. ← 19. "Tearing Me Down" Old Time Machine (2012 - Old Time Machine)
14. ← 18. "Ice Level" Ava Luna (2012 - Ice Level)
15. ← 10. "Jungle of Vines" Alice Cohen (2012 - Wild Vines & Tenement Shrines)



16. NEW "Melpomene" Rudi Zygadlo (2012 - Single)
17. ← 16. "Mayla" Edward Sharpe & the Magnetic Zeros (2012 - Here)



18. NEW "I Wanna Talk 2 U" John Cale (2012 - Single)
19. ← 17. "Werewolf" Fiona Apple (2012 - The Idler Wheel Is Wiser Than the Driver of the Screw and Whipping Cords Will Serve You More Than Ropes Will Ever Do)
20. ← 12. "Her Fantasy" Matthew Dear (2012 - Single)
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Top 20 Hits of 7-07-2012

2012-07-07 19:58:44 | Weekly Top 15
1. ← 1. "Losers" The Belle Brigade (2011 - The Belle Brigade)
2. ← 2. "Hurricane" MS MR (2012 - Free Download)
3. ← 5. "Amber" Electric Guest (2012 - Mondo)
4. ← 17. "I Bought My Eyes" Ty Segall Band (2012 - Slaughterhouse)
5. ← 13. "Five Seconds" Twin Shadow (2012 - Single)
6. ← 7. "Sleeping Ute" Grizzly Bear (2012 - Single)
7. ← 3. "Speed the Collapse" Metric (2012 - Synthetica)
8. ← 4. "Let Me Be Him" Hot Chip (2012 - In Our Heads)
9. ← 12. "Dream Baby Dream" Neneh Cherry & the Thing (2012 - The Cherry Thing)
10. ← 10. "Jungle of Vines" Alice Cohen (2012 - Wild Vines & Tenement Shrines)
11. ← 18. "Ruin" Cat Power (2012 - Single)
12. ← 9. "Her Fantasy" Matthew Dear (2012 - Single)
13. ← 6. "You Are Not Alone" Mavis Staples (2010 - Single)



14. NEW "Drone On (feat. Jamie Krasner)" Physical Therapy (2012 - Safety Net EP)
15. ← 8. "New York Times" Simone Felice (2012 - Simone Felice)
16. ← 14. "Mayla" Edward Sharpe & the Magnetic Zeros (2012 - Here)
17. ← 16. "Werewolf" Fiona Apple (2012 - The Idler Wheel Is Wiser Than the Driver of the Screw and Whipping Cords Will Serve You More Than Ropes Will Ever Do)



18. NEW "Ice Level" Ava Luna (2012 - Ice Level)



19. NEW "Tearing Me Down" Old Time Machine (2012 - Old Time Machine)
20. ← 11. "Lazuli" Beach House (2012 - Bloom)
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真鍋博

2012-07-06 23:06:45 | Bibliomania
■真鍋博─まなべひろし, Hiroshi Manabe ─ 1932(昭和7)年、愛媛県別子山村に生まれる。3歳~高校時代を同県・中萩村(現新居浜市)で過ごし、村の助役として建築関係に携わっていた父の影響で建築雑誌や図面を見ることに始まって、県立新居浜西高の美術部で絵に没頭した後、多摩美術大学に進んで上京する。
当初は油彩中心の活動であったが、やがて挿絵や本の装幀、さらにアニメーションや舞台美術にも領域を広げるようになり、1960年にロシュワルト作『レベルセブン 第七地下壕』の挿絵で第1回講談社さしえ賞を受ける。
星新一、筒井康隆らSF作家の著作の表紙を多く手がけ、パノラマ的な未来都市図も手がけたことから、科学技術や情報化による「ばら色の未来」の喧伝に大いに貢献した形となったが、愛媛県出身の真鍋は創作において「田園風景と都市」あるいは「家族と社会」が調和して一つの世界を形作ることを理想としていたとされる。
晩年にもエッセイやアニメを含め多彩な活動を行い、「21世紀をこの目で見たい」と健康にも留意していたが、惜しくも2000(平成12)年10月にがん性リンパ管症のため68歳で死去した。 ─(↑星新一 『声の網』 講談社文庫・書籍カバー、1973、ほか図版と経歴は2001年に開かれた『真鍋博回顧展 イマジネーションの散歩道』図録より)




「動物A」─油彩、1956




「潜水艦カシオペア」─アニメーション原画、1964




筒井康隆 『メタモルフォセス群島』 新潮社・書籍カバー、1976




アガサ・クリスティー 『そして誰もいなくなった』 ハヤカワ・ミステリ文庫・書籍カバー、1976年




全国45ヵ所の鳥瞰図を54回にわたってサンデー毎日に連載した『真鍋博の鳥の眼』より「尾道」の一部、1968




日本生産性本部刊の『絵でみる20年後の日本』より「電子翻訳・第三次職業」、1966




「にぎやかな未来」─PR誌口絵、1978
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