マガジンひとり

オリンピック? 統一教会? ジャニーズ事務所?
巻き添え食ってたまるかよ

Top 20 Hits of 26-Nov-2016

2016-11-26 15:45:29 | Weekly Top 15
1. ← 1. 4 Cherry Glazerr / Told You I'd Be with the Guys (2017 - Apocalipstick)
2. ← 10. 2 Daniel Docherty / This Holy Fire (2015 - EP)
3. ← 4. 3 DeWolff / Outta Step & Ill at Ease (2016 - Single)
4. ← 2. 4 Kaitlyn Aurelia Smith / Riparian (2016 - Single)
5. ← 3. 5 Kevin Morby / Beautiful Strangers (2016 - Single)
6. ← 5. 8 Dungen / Jakten genom skogen (2016 - Häxan)
7. ← 7. 6 C Duncan / Like You Do (2016 - The Midnight Sun)
8. ← 12. 3 Soft Hair / Lying Has to Stop (2016 - Soft Hair)
9. ← 11. 5 St. Lenox / Thurgood Marshall (2016 - Ten Hymns from My American Gothic)
10. ← 6. 9 Leonard Cohen / You Want It Darker (2016 - You Want It Darker)
11. ← 9. 7 Car Seat Headrest / Drunk Drivers/Killer Whales (2016 - Teens of Denial)
12. ← 20. 2 D.D Dumbo / Satan (2016 - Utopia Defeated)
13. ← 8. 6 Nicolas Jaar / Three Sides of Nazareth (2016 - Sirens)



14. NEW 1 The Lemon Twigs / How Lucky Am I? (2016 - Do Hollywood)
15. ← 18. 3 The Blow / Think About Me (2016 - Single)
16. ← 16. 3 Steve Hauschildt / Transience of Earthly Joys (2016 - Strands)
17. ← 14. 6 Douglas Dare / New York (2016 - Aforger)
18. ← 17. 4 The Olympians / Mars (2016 - The Olympians)
19. ← 13. 9 Moses Sumney / Lonely World (Lamentations EP)
20. ← 15. 8 Solange / Cranes in the Sky (2016 - A Seat at the Table)
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Top 20 Hits of 19-Nov-2016

2016-11-19 18:59:38 | Weekly Top 15
1. ← 1. 3 Cherry Glazerr / Told You I'd Be with the Guys (2017 - Apocalipstick)
2. ← 8. 3 Kaitlyn Aurelia Smith / Riparian (2016 - Single)
3. ← 3. 4 Kevin Morby / Beautiful Strangers (2016 - Single)
4. ← 13. 2 DeWolff / Outta Step & Ill at Ease (2016 - Single)
5. ← 4. 7 Dungen / Jakten genom skogen (2016 - Häxan)
6. ← 2. 8 Leonard Cohen / You Want It Darker (2016 - You Want It Darker)
7. ← 6. 5 C Duncan / Like You Do (2016 - The Midnight Sun)
8. ← 7. 5 Nicolas Jaar / Three Sides of Nazareth (2016 - Sirens)
9. ← 9. 6 Car Seat Headrest / Drunk Drivers/Killer Whales (2016 - Teens of Denial)



10. NEW 1 Daniel Docherty / This Holy Fire (2015 - EP)
11. ← 11. 4 St. Lenox / Thurgood Marshall (2016 - Ten Hymns from My American Gothic)
12. ← 16. 2 Soft Hair / Lying Has to Stop (2016 - Soft Hair)
13. ← 5. 8 Moses Sumney / Lonely World (Lamentations EP)
14. ← 12. 5 Douglas Dare / New York (2016 - Aforger)
15. ← 10. 7 Solange / Cranes in the Sky (2016 - A Seat at the Table)
16. ← 20. 2 Steve Hauschildt / Transience of Earthly Joys (2016 - Strands)
17. ← 17. 3 The Olympians / Mars (2016 - The Olympians)
18. ← 19. 2 The Blow / Think About Me (2016 - Single)
19. ← 14. 5 Yann Tiersen / Penn ar Lann (2016 - Eusa)



20. NEW 1 D.D Dumbo / Satan (2016 - Utopia Defeated)
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Top 20 Hits of 12-Nov-2016

2016-11-12 18:41:05 | Weekly Top 15
1. ← 1. 2 Cherry Glazerr / Told You I'd Be with the Guys (2017 - Apocalipstick)
2. ← 6. 7 Leonard Cohen / You Want It Darker (2016 - You Want It Darker)
3. ← 3. 3 Kevin Morby / Beautiful Strangers (2016 - Single)
4. ← 4. 6 Dungen / Jakten genom skogen (2016 - Häxan)
5. ← 2. 7 Moses Sumney / Lonely World (Lamentations EP)
6. ← 7. 4 C Duncan / Like You Do (2016 - The Midnight Sun)
7. ← 5. 4 Nicolas Jaar / Three Sides of Nazareth (2016 - Sirens)
8. ← 11. 2 Kaitlyn Aurelia Smith / Riparian (2016 - Single)
9. ← 9. 5 Car Seat Headrest / Drunk Drivers/Killer Whales (2016 - Teens of Denial)
10. ← 8. 6 Solange / Cranes in the Sky (2016 - A Seat at the Table)
11. ← 14. 3 St. Lenox / Thurgood Marshall (2016 - Ten Hymns from My American Gothic)
12. ← 15. 4 Douglas Dare / New York (2016 - Aforger)



13. NEW 1 DeWolff / Outta Step & Ill at Ease (2016 - Single)
14. ← 13. 4 Yann Tiersen / Penn ar Lann (2016 - Eusa)
15. ← 10. 6 Francis and the Lights / Friends (feat. Bon Iver) (2016 - Single)



16. NEW 1 Soft Hair / Lying Has to Stop (2016 - Soft Hair)
17. ← 20. 2 The Olympians / Mars (2016 - The Olympians)
18. ← 12. 7 Temples / Certainty (2016 - Single)



19. NEW 1 The Blow / Think About Me (2016 - Single)



20. NEW 1 Steve Hauschildt / Transience of Earthly Joys (2016 - Strands)
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Album Cover Album - Progressivo Italiano

2016-11-09 20:27:10 | Bibliomania
Banco Del Mutuo Soccorso / Darwin! (1972)




Formula 3 / Sognando e Risognando (1972)




Garybaldi / Nuda (1972)




Il Balletto Di Bronzo / YS (1972)




Latte e Miele / Passio Secundum Mattheum (1972)




Le Orme / Uomo di Pezza (1972)




Osanna / Palepoli (1972)




Premiata Forneria Marconi (PFM) / Storia Di Un Minuto (1972)




Reale Accademia Di Musica / Reale Accademia Di Musica (1972)




Banco Del Mutuo Soccorso / Io Sono Nato Libero (1973)




Campo di Marte / Campo di Marte (1973)




Le Orme / Felona e Sorona (1973)




Metamorfosi / Inferno (1973)




Museo Rosenbach / Zarathustra (1973)




Perigeo / Abbiamo Tutti Un Blues Da Piangere (1973)




Premiata Forneria Marconi (PFM) / Photos of Ghosts (1973)




Semiramis / Dedicato A Frazz (1973)




Arti e Mestieri / Tilt (1974)




Quella Vecchia Locanda / Il Tempo Della Gioia (1974)




Il Volo / Essere O Non Essere ? (1975)




Picchio Dal Pozzo / Picchio Dal Pozzo (1976)




Stefano Testa / Una Vita Una Balena Bianca e Altre Cose (1977)




Area / 1978 Gli Dei Se Ne Vanno, Gli Arrabbiati Restano! (1978)




Mauro Pagani / Mauro Pagani (1978)




Buon Vecchio Charlie / Buon Vecchio Charlie (1990)




Il Bacio Della Medusa ‎/ Discesa Agl'Inferi D'Un Giovane Amante (2008)




Ingranaggi Della Valle ‎/ In Hoc Signo (2013)




Unreal City ‎/ La Crudeltà Di Aprile (2013)




Logos ‎/ L'enigma Della Vita (2014)




Ad Maiora / Repetita Iuvant (2016)
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劇的日常 - Goth Pop #14

2016-11-06 20:25:13 | マンガ
かつて同人作業のため私がネトウヨ絵師のもとを訪れたとき、彼は埼玉と東京の境界あたりの、ちょっとアパートやコーポとは一風変わった、小さな雑居ビルの一室のような賃貸物件で暮らしていた。駅から遠いが、商店街や病院が充実し、環境良好な街であった。彼もそこを気に入っていたようなのだが、ツイッターによれば今年の7月に家主とトラブルを起こしたらしく、家賃の滞納もあったりするのか分からないが、そこを引き払って都内の実家へ戻るのだという。

そして先週の日曜(30日)、いよいよ引っ越し。彼は不都合なことについては詳細を語らず、親きょうだいとの折り合いなどについてはいっさい触れないが、どうも実家近辺の若い店員や警官から「ナメられている」感じがすると愚痴。下町で、オラオラ系の住民が多い様子。これまで環境が良く他人から干渉を受けない郊外で暮らし、モジャモジャ長髪で勤め人には見えないが、といってバリバリ働く自営業やお金持ちにも見えず、初対面の人から蔑まれるような風体の40代になってしまったことに、人口密度の高い下町へ引っ越したことで直面せざるをえない。

今後創作活動のモチベーションにも影響が出てくるかもしれず、彼のツイッターから目が離せない。上から目線で申し訳ないが、実に面白い。逆境に苛立ち、混乱・迷走・ジタバタ悪あがきして、ますます窮地に追いやられる様子が。




なぜ?   山口瞳

三島さんが寿司屋でトロばかりしか注文しなかったというのは、名家のお坊ちゃんにありがちな偏食であったかもしれないし、また私に対する一種のスタンド・プレイであったかもしれない。

三島さんの好物はビーフ・ステーキであったという。おそらく、会食などで、フル・コースの料理を食べるとき以外は、洋食屋ではビーフ・ステーキばかりをオーダーされたのだと思う。このほうは、例のボディビルに関係があってのことかもしれない。

寿司や刺身ならマグロ、肉ならビーフ・ステーキときめてしまっているのも、いかにも三島さんらしいと言えば言えないこともない。単純にして明快であり、さばさばしていて屈托するところがない。

そうではあるのだけれど、私が寿司屋で会ったときの、寿司屋の職人の、ちょっと困ったような表情も忘れることが出来ない。もう一度くりかえすが、寿司屋というものは、マグロが売りきれてしまえば店仕舞をしなければならず、マグロばかりだからといって、高い勘定を取るわけにもいかない。マグロのない寿司の桶なんてものは、どうにも恰好がつかない。

「有名な人だし、お坊ちゃん育ちだしするから仕方がねえや。しかし、変った人だなあ」
職人の表情は、そういったようなものだった。彼は、そういう顔付きで、私のほうを、ちらっちらっと見ていた。

こんなことは、まあ、どうでもいいような事柄であると思われるかもしれない。こんなことを書いたって、三島ファンにも三島嫌いにも何の影響もない。しかし、私は、ここで、三島さんが世事に疎い人であったということと、世聞に気兼ねしない人であったことを、はっきりとさせておきたい。同時に、私は、自分の立場をもハッキリとさせておきたいと思う。

私は三島さんを咎めようとは思わない。極端な話だけれど、皇太子が世事に疎いからといって、これを咎めようとする人は誰もいないだろう。立場と環境の相違である。

三島さんは優しい人だった。よく気のつく人だった。高笑いをする人だった。この高笑いは、彼の素姓のよさと、汚れのない人柄を示していた。仕事の約束をキチンと守る人だった。

私が雑誌の編集者であったころ、三島さんから電話がかかってきて、原稿が出来ているから取りにきてくれということがあった。締切の期日よりも半月も前に脱稿されたのだった、そういう筆者は滅多にいるものではない。特に三島さんは、すでにして大家であったのだ。

そのときの私はデスクであったが、担当者が外出していたので、いそいで三島家に向った。すると、駅から三島家へ行く道の途中で、同僚に遇った。その人は別の編集部の人で、仕事の相談に寄った帰りであるという。

「原稿は出来ていますよ。とても面白いものが書けたといって、一人でゲラゲラ笑っていましたよ」
と、その人が言った。そんなふうに、三島さんは、仕事のうえでも、非常に有難い人だった。

これらのことをひっくるめて、私は、三島さんという人が好きだった。感じのいい人だった。 —(原稿の〆切にまつわる古今の作家の文章を集成した『〆切本』左右社2016年刊、より)





編集者の立場からの文章や、岡崎京子・藤子不二雄Aなど漫画も収め、バラエティに富んだ構成で話題の『〆切本』。胡桃沢耕史の「歪んでしまった魂」という文章によれば、

【1】出版社の出す手帳に名前がのる。
【2】銀座にある文壇バーで飲む。
【3】原稿を編集者側から依頼される。
【4】講演を依頼される。
【5】少し〆切りをのばして編集者を心配させることができる。
【6】自分の住む町のミニコミ誌から原稿を頼まれる。


が、いやしくも作家を名乗れる条件ではないかとのことで、50代後半で直木賞を受けた遅咲きの彼は、羨望で「歪んでしまった」し、逆に編集者の高田宏が見聞した例では、若い頃から婦人誌・少女誌でチヤホヤされた売れっ子作家は、原稿を渡すのに編集者を料亭へ呼び出し、芸者をあげて遊びながら、一枚ずつヒラヒラと原稿を投げて寄越すのだという。

俗人的で下世話。作家の自意識なんていうのは実にくだらない。上に引用したように、三島由紀夫は世事に疎く、世間に気兼ねのない、サッパリした気性の人で、〆切ごときに煩わされなかったが、彼の場合はもっと壮大に、人生すべてを虚構のように演出してまっとうしたのだ。いずれにせよ大向こうの「観客の目を意識する」こととは無縁でない。

思うに編集者・出版・マスコミを通してのみ、おのれの生きる姿を人さまにお見せできるということが、一種独特の選民意識というか気色悪い自意識を増幅させる装置化しているのでは。今は編集ご無用のツイッターやYouTubeなど、より無責任な形で、自己顕示欲コンテンツ見本市が日々更新され、消費され地層となってゆく。

そうした中、私見では『〆切本』より純度高く、同人イベントに向けた〆切前のてんやわんやに特化して、テンポよいギャグ満載でお届けするのが、はっちさんという会社勤めのかたわら二足の草鞋でBL同人を描く作家さんの同人誌『実録本』である(A5判76ページ)。元々はツイッターで発表してきたものだというが、独創的なギャグの文法が確立されており、読み応え十分。あらためて、わが国の漫画の広大な裾野に感謝感激。ネトウヨ絵師もこの際、商業への未練は捨てて、利幅の大きいデジ同人でコツコツ頑張れば、ひと花咲かせるチャンスはあると思うのだが—


♝とらのあな - 実録本





iTunes Playlist "Goth Pop Playlist #14" 142 minutes
1) Brand New / I Am a Nightmare (2016 - Single)



2) The Rolling Stones / My Obsession (1967 - Between the Buttons)



3) Kelela / Rewind (2015 - Hallucinogen)



4) Queens of the Stone Age / My God Is the Sun (2013 - ...Like Clockwork)



5) David Bowie / Yassassin (1979 - Lodger)



6) Megadeth / Symphony of Destruction (The Gristle Mix) (1992 - Breadline EP)



7) Beck / Wave (2014 - Morning Phase)



8) Beborn Beton / Another World (1997 - Truth)



9) The Damned / Grimly Fiendish (1985 - Phantasmagoria)



10) Orchestral Manoeuvres in the Dark / Julia's Song (1980 - Orchestral Manoeuvres)



11) Surfer Blood / Swim (2010 - Astro Coast)



12) The Chameleons / Soul in Isolation (1986 - Strange Times)



13) Leonard Cohen / The Letters (2004 - Dear Heather)



14) The Creatures / Exterminating Angel (1999 - Anima Animus)



15) Coil / Love's Secret Domain (1991 - Love's Secret Domain)



16) Great Pagans / Teenage Silhouettes (2012 - Great Pagans EP)



17) Lotte Lenya / Wie lange noch? (1943 - O Moon of Alabama: Historic Recording 1928-44)



18) James Brown & the Famous Flames / Medley: Please, Please, Please/You've Got The Power/I Found Someone/Why Do You Do Me/I Want You So Bad/I Love You So Bad/I Love You, Yes I Do/Strange Things Happen/Bewildered/Please, Please, Please (1963 - Live at the Apollo)



19) Joey Bada$$ / Survival Tactics (feat. Capital STEEZ) (2012 - 1999)



20) Lady GaGa / Telephone (feat. Beyoncé) (2009 - The Fame Monster)



21) Scott Walker / The Plague (1967 - Boy Child: 67-70)



22) Bryn Terfel / Vanghan Williams: Songs of Travel - 1. The Vagabond (1995 - The Vagabond)



23) Marianne Faithfull / Strange Weather (Live) (1990 - Blazing Away)



24) Lennie Tristano / Turkish Mambo (1955 - Lennie Tristano/The New Tristano)



25) Ricky Eat Acid / Dear Lord (2015 - Single)



26) Joy Division / Day of the Lords (1979 - Unknown Pleasures)



27) DMA'S / Timeless (2016 - Hills End)



28) Swans / Beautiful Child (1987 - Children of God/World of Skin)



29) The Verve / Love Is Noise (2008 - Forth)



30) Cat Power / Nothin But Time (2012 - Sun)


〆切本
夏目漱石,江戸川乱歩,星新一,村上春樹,藤子不二雄Ⓐ,野坂昭如など全90人
左右社
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Top 20 Hits of 5-Nov-2016

2016-11-05 19:01:19 | Weekly Top 15
1. NEW 1 Cherry Glazerr / Told You I'd Be with the Guys (2017 - Apocalipstick)
2. ← 1. 6 Moses Sumney / Lonely World (Lamentations EP)
3. ← 5. 2 Kevin Morby / Beautiful Strangers (2016 - Single)
4. ← 3. 5 Dungen / Jakten genom skogen (2016 - Häxan)
5. ← 4. 3 Nicolas Jaar / Three Sides of Nazareth (2016 - Sirens)
6. ← 2. 6 Leonard Cohen / You Want It Darker (2016 - You Want It Darker)
7. ← 11. 3 C Duncan / Like You Do (2016 - The Midnight Sun)
8. ← 7. 5 Solange / Cranes in the Sky (2016 - A Seat at the Table)
9. ← 12. 4 Car Seat Headrest / Drunk Drivers/Killer Whales (2016 - Teens of Denial)
10. ← 9. 5 Francis and the Lights / Friends (feat. Bon Iver) (2016 - Single)



11. NEW 1 Kaitlyn Aurelia Smith / Riparian (2016 - Single)
12. ← 6. 6 Temples / Certainty (2016 - Single)
13. ← 16. 3 Yann Tiersen / Penn ar Lann (2016 - Eusa)
14. ← 20. 2 St. Lenox / Thurgood Marshall (2016 - Ten Hymns from My American Gothic)
15. ← 14. 3 Douglas Dare / New York (2016 - Aforger)
16. ← 8. 4 Maren Morris / My Church (2016 - Hero)
17. ← 10. 9 Weyes Blood / Do You Need My Love (2016 - Front Row Seat to Earth)
18. ← 17. 2 Tanya Tagaq / Centre (feat. Shad) (2016 - Retribution)
19. ← 13. 7 Still Corners / Dreamhorse (2016 - Dead Blue)



20. NEW 1 The Olympians / Mars (2016 - The Olympians)
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市場原理と一夫一妻 - 雑感

2016-11-02 20:18:52 | 読書
とうとう日本でもSpotifyを利用できるように。曲の終わりまで聞け、途中スキップもできるので試聴に便利。

ところが、私はPitchforkやConcequence of Soundの推薦曲の場合、ほぼ試聴せずに勘だけで買ってきて、そうした曲が最初苦手だと思っても、聞くうちにだんだん良くなってくることが少なくないのに対し、キチンと試聴して買うと、どうも口当たりの良い、好みのタイプの曲ばかり買ってしまい、そうした曲は後々の加点がないんですよね。パッとせず、価値観も広がらない。

欧米の若いSpotifyヘビーユーザーは、音楽をダウンロード購入して所有するという概念自体ない場合があり、音楽業界は頭を悩ませているのだという。確かに、上記の2つのサイト以外に最近、Drowned in Soundの執筆者が始めたらしき、Independent Music MondayというSpotifyプレイリストを知り、毎週20~40曲も新曲を選んで更新されるのを試聴すると、どれもこれも60点はクリアしている。この種のサービスをとっかえひっかえしていれば、わざわざ単体で買う必要はないと考えるのも当然だろう。

今週の月曜に更新された最新版では、ソフト・ヘアなるバンドのLying Has to Stopという曲がなかなか好みだが、最優先の7digitalではシングル・バージョンしか買えない様子なので、アルバムから買えるようになるまで、わたし待つわ。いつまでも待つわ。ほかの誰かにあなたが振られる日まで~~




あみんの「待つわ」の主人公って、片思いの恋というより、執着・復讐・ストーカーみたいに感じられて恐い。ほかの誰かに振られたからといって、あなたのところへ来るとは限らないよ。普通の女はもっと現実的で、サバサバしたものだと思うのだが。

どちらかというと男の方が、一度も選ばれたことがないような(シロウト)童貞くんでも、いつかキレイ目な女と恋仲になれるかもとか夢見てたりする。経験者は語る(;´Д`)。にらさわあきこ著、『未婚当然時代』ということし4月刊の新書本でも、さまざまな出会いの場のエピソードを通じ、男と女の意識格差が露わに。身元審査が厳しく、費用も高い、いわゆる結婚相談所と、もっとゆるくて安い、ネット中心の結婚情報サービスの境界は近年あいまい化しているということだが、おおむね男2に対し女8、もっと言えば「マトモな男1に対し女9」というくらい登録数に開きがあるのだという。

夢見がちな男は、そうしたサービスで「あなたに釣り合うのは××才の不器量なおばさん」という現実を突き付けられることを忌避するのだろうか。逆に、現実的な女は経済的な安定と社会的地位というスペック重視のため、30代独身の医師や弁護士の男には希望が殺到する。ある勤務医の34才男には1年で120人超の希望が寄せられたというが、多忙な彼は仲介サービス任せで容貌が好みの若い美人数人を選ばせ、会ってみたが、どうも富裕家庭の美人は(最初から奢ってもらうことを当然と考えるなど)難点が目に付き、話がまとまらないそうだ。




この本によれば「生涯未婚率(50才時点で一度も結婚したことがない者の比率)」は、男女とも上昇する一方ながら、常に男は女を上回る。50才までに複数回結婚(離婚)している男が、同じく女の数を上回り、時間軸を長く取れば「一夫多妻」が部分的に実現していることになる。主に経済的な理由で。

もし恋愛や結婚を商品と考えるなら、貧しい男には高価な商品(美人)はもちろん安価な商品(不美人)でも維持費が重荷だ。ウシジマくんの板橋によれば「家・子供・女房はサラリーマンの3大不良債権」。男も女も商品として常に価格変動する不安定な状態に置かれる時代。私の本棚でこれまで実績のないポプラ新書から出された『未婚当然時代』も読み捨てレベルで、買った次の日には古本として売られていった。

一つ、著者自身の経験で、印象的な逸話。大学時代に知り合った、理工学部の男子グループ。この男たちは、30代も40代もより絆が強まる様子ながら、元々知り合ったのは最初の授業で席が隣りだとか前後だとか。利害やスペックよりも偶然の出会いで、時間をかけて育んでゆくのが人間関係の理想ということでしょうか。経済面を抜きには考えられない現在の結婚や家族の制度もまた、資本主義や情報化社会の矛盾と限界を背負う宿命—


(090)未婚当然時代 (ポプラ新書)
にらさわ あきこ
ポプラ社
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