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巻き添え食ってたまるかよ

Top 20 Hits of 31-Oct-2015

2015-10-31 19:41:37 | Weekly Top 15
1. ← 2. 4 "Downtown" Majical Cloudz (2015 - Are You Alone?)
2. ← 4. 3 "Soichiro" Arca (2015 - Mutant)
3. ← 1. 5 "Disappointing (feat. Tracey Thorn)" John Grant (2015 - Grey Tickles, Black Pressure)
4. ← 3. 4 "REALiTi" Grimes (2015 - Unofficial Release)
5. ← 5. 5 "Bad Blood" Ryan Adams (2015 - 1989)
6. ← 11. 2 "Elegy to the Void" Beach House (2015 - Thank Your Lucky Stars)
7. ← 12. 2 "Fight" Nicolas Jaar (2015 - Single)
8. ← 9. 3 "Good and Gone" Patty Griffin (2015 - Servant of Love)
9. ← 8. 6 "Leaving the City" Joanna Newsom (2015 - Divers)
10. ← 6. 6 "Trust" Half Moon Run (2015 - Single)
11. ← 13. 3 "Down Here" John Grant (2015 - Grey Tickles, Black Pressure)
12. ← 17. 2 "All the Same" Deerhunter (2015 - Fading Frontier)
13. ← 7. 6 "Sea Calls Me Home" Julia Holter (2015 - Have You in My Wilderness)
14. ← 15. 3 "Doing the Right Thing" Daughter (2015 - Not to Disappear)



15. NEW 1 "Return to the Moon (Political Song for Didi Bloome to Sing, with Crescendo)" EL VY (2015 - Return to the Moon)
16. ← 10. 6 "Widerstehe doch der Sünde" Nicolas Godin (2015 - Contrepoint)



17. NEW 1 "Unwind" Guy Garvey (2015 - Courting the Squall)
18. ← 18. 2 "Hot Glue" Pill (2015 - Single)
19. ← 14. 5 "Take a Picture of This" Don Henley (2015 - Cass County)
20. ← 20. 2 "The Noisy Days Are Over" Field Music (2016 - Commontime)
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Murder Ballads and Songs About Crime

2015-10-29 19:43:14 | 音楽
映画『薄氷の殺人』についての前回の記事で、俳優の演技や映画や小説が、作為であることから逃れられず、またそのガラパゴス化について、スター・システムの制度疲労と絡めて述べたが、(特にわが国の)音楽については詳述を避け、さらに悲惨だと指摘するにとどめた。

あらためて考察したい。
私の場合9割ほどが米英2ヵ国ではあるものの、さまざまな国・時代・ジャンルの曲が混ざって流れてくると、わが国の音楽は、作為・虚構・人工的であることが際立つ。山口百恵の「プレイバック・パート2」など、音楽というよりは小芝居のように感じられてならない。

歌謡曲は元々そういうものかも分からないが、「日本語でロックは可能なのか」を追求していた筈の松本隆や大瀧詠一のその後の音楽は、さらに人工的で不自然なものになっている。「木綿のハンカチーフ」や「赤いスイートピー」の、女性の立場で歌われる歌詞は、今にして保守的でややキモチ悪いと感じるが、太田裕美や松田聖子に罪はない。罪はないということは、彼女らは自己責任で歌っていない、歌わされているに過ぎないということだ。




英国や北欧を発祥とする、寓意や物語性を持った伝承歌謡=バラッドの中には、殺人事件を扱うマーダー・バラッドと呼ばれる系譜があり、移民と共に米国に渡り、ラジオやレコードが発達した20世紀も脈々と伝えられ、大きなヒット曲を生んだり、カントリーやロックやラップの作詞作曲にインスピレーションを与え続けている。

特筆されるのは、殺人や強盗などの犯罪について歌うにあたり、加害者の立場・視点から歌うものが少なくないことだ。それなのに心を打つ。独立心や自由ということの根本を思わずにはいられない。松田聖子の「輝いた季節へ旅立とう」とか、大事マンブラザーズであるとか、多数派におもねった、うわべだけのきれいごととは対極―




米国出身で、日本の居酒屋や戦後文化に精通する学者マイク・モラスキー氏の選による、戦中戦後に発達した「闇市」にまつわる11の短編小説。どれも珠玉。
終戦直後に爆発的に、と錯覚していたが、戦争中から政府の統制は有名無実化してゆき、誰もが生きるため非合法のヤミ行為に手を染めざるをえなかった。戦中と戦後は連続し、国民は敗戦や政府財政破綻を先取りしていたのだ。

モラスキー氏の選で、同シリーズ「パンパン」も予定されているとのことで、楽しみ。
これらの小説のように、戦後前期の歌謡曲は、職業歌手によるものでも、自発的で生き生きしており、うわべを取り繕った印象はなかった。経済発展し、市場が発達するにつれ、芸能界の官僚化と、人の和を重んじる日本人の美質が音楽では完全に裏目に出たことが重なって、遠慮せず本当に思ったことを叫ぶ自由競争原理がはたらく海外の音楽から取り残される孤児となったのだ。

わが国の音楽が世界一みっともないゆえん―





iTunes Playlist "Murder Ballads and Songs About Crime" 129 minutes
1) The Jimi Hendrix Experience / Hey Joe (1966)
2) The Band / Long Black Veil (1968)
3) Pretenders / Back On the Chain Gang (1982)
唯一の安らぎだった恋人と別れ、苦しい暮らしに戻ってゆく心境を「鎖につながれた囚人」に喩える。ウッ、ハッという掛け声など、サム・クックのChain Gangから曲想の霊感を得たという

4) Bobby Darin / Mack the Knife (1959)
5) Vicki Lawrence / The Night the Lights Went Out in Georgia (1973)
米南部を舞台に劇的な殺人事件を描く。当初シェールに提供されたが、南部のファンから顰蹙を買うのではと考えた夫のソニー・ボノが断り、作者の妻であるコメディエンヌのヴィッキー・ローレンスが歌うこととなった。異例の速さで米1位のヒットに

6) Nirvana / Where Did You Sleep Last Night? (1994)
In the PinesやBlack Girlという名でも知られ、1870年頃作られたとされる米フォーク・ソング。ニルヴァーナのカート・コベインは、自ら殺人犯として服役したこともある天才ブル-スマン、レッドベリーのバージョンに触発され、アンプラグド・ライブで披露したという。先日のカバー100曲にも入選

7) Nick Cave & the Bad Seeds / Where the Wild Roses Grow (feat. Kylie Minogue) (1995)
8) Johnny Cash / Delia's Gone (1994)
9) The Rolling Stones / Midnight Rambler (1969)



10) Robin & Linda Williams / Step It Out Nancy (2008)
11) Sufjan Stevens / John Wayne Gacy, Jr. (2005)
12) The Chieftains / Down in the Willow Garden (feat. Bon Iver) (2012)
13) Randy Newman / In Germany Before the War (1977)
「小さな女の子が行方知れずになった/その金色の髪とグレーの瞳と共に/彼女を観察する男の眼鏡に映る」。ランディー・ニューマンが児童殺人者を描写するメロディーは脳裏にこびりつく

14) The Raconteurs / Carolina Drama (2008)
15) Eminem / Stan (feat. Dido) (2000)
16) Doc Watson / Tom Dooley (1964)
南軍の兵士で、婚約者のローラ・フォスターを殺したとして絞首刑になったトム・ドゥーラという人物が題材。当時から、真犯人は被害者のイトコでトムの元恋人のアン・メルトンであると噂されたが、トムが自ら極刑を望んだという謎めいた事件で、キングストン・トリオによるバージョンが米1位となるなど20世紀を代表するフォーク・ソングに



17) Rhoda with the Special A.K.A. / The Boiler (1982)
boilerとは英国のスラングで古いカバン、または魅力的でないがヤリ捨てに適した女を意味するという。生々しい叫び声など、レイプの様子を克明に描き、放送禁止となる

18) Blitzen Trapper / Black River Killer (2008)
殺人の冤罪で服役することになった男は「魂の王国への鍵を取り戻すため」出所後、本当の殺人鬼となる



19) Warren Zevon / Excitable Boy (1978)
ウォーレン・ジーヴォンはダークな歌詞なのにアップビートな曲の名手だ。「彼は興奮しやすい男だと誰もが言う」と何度も陽気に繰り返される間、主人公はレストランで肉を自分の胸にこすり付け、深夜バーに行って女性従業員の足に噛みつき、卒業ダンスパーティーのパートナー女性をレイプした挙句に殺し、彼女の墓を掘り返して骨で鳥かごを作る

20) Neco Case / Deep Red Bells (2002)



21) Nick Cave & the Bad Seeds / The Mercy Seat (1988)
Mercy Seat(慈悲の席 = 電気椅子)。ニック・ケイヴがヘロイン中毒に苦しんでいた頃録音され、一人称で歌われる、悔い改めない死刑囚の様子に迫力を与えている。彼の代表曲であるとともに現代版フォーク・ブルースの名曲といえよう

22) Johnny Cash / Folsom Prison Blues (Live) (1968)
23) Public Enemy / Black Steel in the Hour of Chaos (1988)
24) Eagles / Desperado (1973)
25) Loretta Lynn / Women's Prison (2004)
ジャック・ホワイトがプロデュースしたカムバック・アルバムより。ロレッタ・リンは過去にDVや不倫や避妊ピルについての曲をヒットさせ、保守的なカントリー・ラジオ局を動揺させてきたが、この曲によって、ブルーカラー女性に寄り添う偉大なキャリアをさらに書き加えた

26) Nirvana / (New Wave) Polly (BBC Mark Godier Session) (1992)



27) Bob Dylan / Hurricane (1976)
28) Rory Gallagher / Philby (1979)
冷戦期、英MI6とソ連KGBの間で二重スパイを務めたキム・フィルビーについて扱った、アイリッシュ・ブルース佳曲

29) Sonic Youth / Death Valley '69 (1985)
30) Bruce Springsteen / Nebraska (1982)
14歳のガールフレンドを伴い、ネブラスカとワイオミングで10人を次々と殺し、処刑されたチャールズ・スタークウェザー。この実話を映画化した『地獄の逃避行(Badlands)』に触発され、ブルース・スプリングスティーンは殺人犯の一人称で淡々と歌う。抒情的で美しい曲であるにもかかわらず、残虐な男の立場で歌われていることに最初は驚いたものだが、今は最も好きなスプリングスティーンの曲の一つに



闇市 (シリーズ紙礫)
マイク・モラスキー
皓星社
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旧作探訪 #147 - 薄氷の殺人

2015-10-26 21:22:14 | 映画(レンタルその他)
白日焰火@レンタル/監督:ディアオ・イーナン/出演:リャオ・ファン、グイ・ルンメイ、ワン・シュエビン/2014年・中国、香港

1999年、中国の華北地方。6都市にまたがる15ヵ所の石炭工場で、ひとりの男の切り刻まれた遺体の断片が次々と発見された。プライベートで問題を抱える刑事ジャンは、この殺人事件の捜査にあたっていたが、容疑者として浮かんだ兄弟は逮捕時に抵抗し射殺され、ジャンも負傷し、事件は迷宮入りとなってしまう。そして2004年、未解決の5年前の事件と手口が似ている、新たなバラバラ殺人が2件発生。既に辞職し警備員となっていたジャンも独自に事件の調査を進め、クリーニング店で働くウー(グイ・ルンメイ)という未亡人に行きつく。被害者たちはいずれも殺される直前にウーと親密な関係にあった。やがて彼もまたウーに惹かれていくが…。

儚い雰囲気をまとう謎めいた美女と接点を持つ男たちがバラバラ死体となる、猟奇的な連続殺人事件を、虚無感と生活臭を併せ持つ映像で描写するクライム・サスペンス。第64回ベルリン国際映画祭で最高賞にあたる金熊賞と銀熊賞(男優賞)を受賞。




ムカつくんです、通販生活の広告。価格帯の高さや、出演者の人選。
きょうの新聞の折り込みで入ってきたものに筒井康隆が出ていたので、この機会に彼の著書『霊長類南へ』など6冊を処分。これまでも処分を重ねてきて残り14冊となったが、この機会に、というのも、金熊&銀熊の同時受賞という評判から今回の映画を見て、あらためて演技のよしあし、映画のよしあし、あるいはその原作となる小説(や特に日本の場合はマンガ)のよしあしなど考えずにはいられなかった。

私が中高時代愛読した筒井の小説は、舞台設定がNHK、創価学会、全学連、女権運動、文芸同人誌、ベトナム戦争など多彩ながら、今にして思えばパターンはほぼ決まっており、人物が一面的で陰影に乏しく、コントやギャグ漫画のように感じられる。いやお笑いや漫画の隆盛に、筒井が先駆けて貢献したのだ。こまわりくんや諸星あたるのような、欲望のままに生きる男子キャラは、フロイトにかぶれた筒井の存在なくしては生まれなかったろう。

と同時に、椎名誠・渋谷陽一・ビートたけし・村上春樹といった80年代を画した人物の、あえて大人の客・ハイカルチャーを捨てて、子ども・若い客・サブカルチャーを選ぶという新自由主義的な姿勢にも通じるだろうし、小泉元首相や橋下大阪市長の「単純化・敵を作ってたたく」ポピュリズム・劇場政治の遠縁にあたるのかも分からない。

これは筒井に限ったことではない。多くの小説にはモデルとなる人物や事件がある。だから映画化・ドラマ化にも適している。しかしどんなによくできた小説でも、作為である以上、作者の主観からは逃れられず、ある一面から描かれた人生の真実であるというに過ぎない。




話が飛んで申し訳ない。
みなさん故・松田優作の「なんじゃこりゃァ~~」の演技をご存知ですよな。
刑事ドラマ『太陽にほえろ』の名物となっている殉職シーンの中でもとりわけ有名で、当時の男の子はよく真似したものだ。現在でも、もはや記号のように流布し、彼のカリスマ性を高めているが、よく考えてみてください、あれって名演技ですかね、賞を受けるような。

私は『薄氷の殺人』を、印象的な佳作と思うけれども、金熊にふさわしいとは思わない。が、リャオ・ファンとグイ・ルンメイの2人が、この映画を特別な位置に高めるような、魅力的なたたずまいをしていることは認めざるをえない。
それに対し、松田優作の殉職は、人間の真実とはほど遠く、お笑い芸人や筒井のドタバタとも異なる、スターがスターであることを証明し、それをテコにドラマが、さらにはテレビ界・芸能界が少数の人気者を極端に優遇することで効率的に興行を回してゆく「スター・システム」に特化することで生み出された。平和な日本で、若い刑事が死んでは、また次の刑事が赴任する、奇妙な回転が他にもあちこちで繰り返され、ガラパゴス化は極まった。

音楽の例はもっと悲惨だが、ここでは述べない。
『おくりびと』はアカデミー賞を獲ったじゃないか、という向きもあろう。あれは演技が古い昔のスター映画だと思うが、題材の(西洋から見ての)新鮮さってことでしょう。それは『薄氷の殺人』の高評価とも重なると思う。ベルリン映画祭の、観客の評価は審査員ほどではなかったという。生活習慣も感情表現も違うし、外国人の演技のよしあしを評価するのは難しい。

スター・システムはどこにもある。近年のアカデミー賞や主要映画祭の結果をみるに、どうも先進各国共通して、その制度疲労が特に映画界の沈滞に表れている様子だ。娯楽が多様化し、小さな市場が乱立する傾向は、「映画祭・正装・赤じゅうたん」の求心力を奪い取るのかも―


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Top 20 Hits of 24-Oct-2015

2015-10-24 19:30:00 | Weekly Top 15
1. ← 1. 4 "Disappointing (feat. Tracey Thorn)" John Grant (2015 - Grey Tickles, Black Pressure)
2. ← 8. 3 "Downtown" Majical Cloudz (2015 - Are You Alone?)
3. ← 2. 3 "REALiTi" Grimes (2015 - Unofficial Release)
4. ← 9. 2 "Soichiro" Arca (2015 - Mutant)
5. ← 5. 4 "Bad Blood" Ryan Adams (2015 - 1989)
6. ← 3. 5 "Trust" Half Moon Run (2015 - Single)
7. ← 4. 5 "Sea Calls Me Home" Julia Holter (2015 - Have You in My Wilderness)
8. ← 10. 5 "Leaving the City" Joanna Newsom (2015 - Divers)
9. ← 12. 2 "Good and Gone" Patty Griffin (2015 - Servant of Love)
10. ← 6. 5 "Widerstehe doch der Sünde" Nicolas Godin (2015 - Contrepoint)



11. NEW 1 "Elegy to the Void" Beach House (2015 - Thank Your Lucky Stars)



12. NEW 1 "Fight" Nicolas Jaar (2015 - Single)
13. ← 16. 2 "Down Here" John Grant (2015 - Grey Tickles, Black Pressure)
14. ← 11. 4 "Take a Picture of This" Don Henley (2015 - Cass County)
15. ← 19. 2 "Doing the Right Thing" Daughter (2015 - Not to Disappear)
16. ← 7. 6 "The Less I Know the Better" Tame Impala (2015 - Currents)



17. NEW 1 "All the Same" Deerhunter (2015 - Fading Frontier)



18. NEW 1 "Hot Glue" Pill (2015 - Single)
19. ← 15. 6 "What Are the Chances?" Duran Duran (2015 - Paper Gods)



20. NEW 1 "The Noisy Days Are Over" Field Music (2016 - Commontime)
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蒐集 #18 - 人喰い

2015-10-21 19:26:10 | Weblog
■本音のコラム・竹田茂夫 - 情報操作とミクロ権力
内部告発を発端として不正会計が明るみにでた東芝は、さらなる内部告発で決算発表の再延期を余儀なくされた。

達成不可能な目標を上司が迫るパワハラの実態も明らかにされている。脅迫と強要の連鎖で積み上げられたうその数字で、辞任した3人の歴代東芝首脳は何を隠そうとしたのか。

アマゾン(世界最大の通販会社)の過酷な職場については、この数年、欧米で多くの記事や潜入ルポが出ている。先頃、米国の一流紙の報道で、あらためて日本のブラック企業にも比すべき驚くべき職場統治が議論を呼んでいる。

非正規が大半を占める物流センターの配送係は電子機器の指示通りに品物を集めるが、同時にその一挙手一投足がリアルタイムで管理部門に把握され、効率基準に達しない者は容赦なくクビにされる。文字通りの使い捨てだ。管理企画部門でも長時間労働と持ち帰り残業が常態化し、個人間、チーム間の生存競争が繰り広げられる。深夜や休暇中でも、メールの即時返信は至上命令だ。

アマゾンは、顧客のビッグデータを活用して一人ひとりの欲望を先回りして提示・誘導し、一刻も早く配達することに血道を上げる。だが、「消費者は王様」のイデオロギーは、職場では常時監視と懲罰のミクロ権力に姿を変える。これが現代の超優良企業なのか。 ―(法政大教授、東京新聞2015年9月3日)



●新聞を読んで・赤川次郎 - ジャーナリズムの正念場
安倍首相が「日本を戦争から守る」ためと称して強引に成立させた安保法。その実態を至って分かりやすく説明してくれているのが、米ヘリテージ財団上級研究員ブルース・クリングナー氏のコメント(9月20日6面)である。

今までは国連PKOで自衛隊の参加は他国による護衛が必要でかえって迷惑だったが、法成立で少しは役に立つようになった。しかしこれはまだ「哀れなほど小さな変化」にすぎないと語る。

他の国に向かって「哀れ」とは驚く表現だが、この「上から目線」に徹した元CIAの発言は安保法の本当の目的が、後方支援だけでなく、現実の戦闘への参加にあることを明示している。

しかも、日本の軍国主義復活を危惧する人々を、祖父がアルコール依存症だったからといって酒を飲まないようなものだと語っているのだ。日本人だけで3百数十万、他のアジア諸国を含めれば膨大な死者を出した戦争への反省として平和憲法を選び取った国民に対し、「アルコール依存症」とは…。

安保法を成立させた「愛国者」の方々は、この言葉に腹が立たないのだろうか。

このクリングナー氏、CIAの間違った情報によってイラクに派遣された多くの米兵の死にも全く責任は感じていないようである。

クリングナー氏のコメントとは対極にあるのが、アフガン支援のペシャワール会代表・中村哲氏の談話である(9月19日夕刊7面)。アフガニスタンで紛争の真っただ中、医療活動だけでなく、井戸を掘り、用水路を造り「農民を土地に定着させる」ことこそ平和につながるとして、30年にわたり活動して来た。

紛争の中、診療所が襲撃されたとき、「死んでも撃ち返すな」と言った。報復の連鎖を断つこと、「裏切られても裏切り返さない誠実さこそ」が「武力以上に強固な安全を提供してくれ」ると言う。
「平和とは理念ではなく、現実の力なのだ」

これを真の勇気というのである。中村氏は広大な砂漠を作物の実る緑の大地に変えた。安保法がもたらすのは、不信と荒廃だけである。

法成立直後の5連休。観光地は人であふれた。休暇を取り、旅を家族で楽しむのは大いに結構。ただ帰り道、ふと足を止めて考えてみてほしい。こうして家族で楽しめるのは、平和なればこそである。

米国の戦争に自衛隊が参加するようになれば、いつこの平和が失われるか知れない。この前の旅で一緒だった家族が、次は一人欠けているかもしれないのだ。その想像力が、今必要なのである。これからが特にジャーナリズムの正念場だ。安保法のその後を見続けよう。戦争に行くことを拒否して立ち上がった若者たちの思いを裏切ってはならない。 ―(作家、東京新聞2015年9月27日)





◎妻と夫の定年塾・西田小夜子 - どうぞお静かに
夫を亡くした女性に対し、自分勝手に勘違いして寄ってくる男たちの話を聞き、何ともいやな気分だ。ほとんどの男が60、70代だが、80代も交じっている。

妻帯者、独身者にかかわらず、目的はみんな同じだ。弱い立場につけこみ、下心丸出しで近づいてくる。毎日やることがなく、妻には無視されている点も似ている。

実は私も去年、無礼な男にゾッとさせられた。怒りと嫌悪感で友達に電話し、彼女のすすめで翌日一緒に警察に行った。最近は警察にも相談員がいる。親切に私の話を聞いて、注意点や防御法を教えてくれるのだ。

うちには亡き夫が趣味の武術サークルで使い込んだ、ごついカシの木の棒が玄関に置いてある。
「危ない時はカシの棒で、死なない程度にブン殴っていいですか」

私がまじめに言うと、警官と友達は大笑いだ。
「まァ、ほどほどに。死ねば犯罪ですからね」
「正当防衛です。襲ってきたヤローこそ犯罪者でしょうが!」

というわけで、私は緊急ブザーやセンサーライト、その他いろいろ取り付けた。隣近所の人たちも私を気遣ってくれる。独り暮らしの中高年女性にしつこく迫る男に言っておきたい。
「決まり文句の『さびしいんでしょ』は、そっくりあなたにお返しします。年相応に分別ある賢いじいさん目指してください。私たちに構わないで、どうぞお静かに」 ―(作家・夫婦のための定年塾主宰、東京新聞2015年2月4日。イラスト:入江めぐみ)



【弱いということの意味】社会の成熟 測る尺度に - 鷲田清一
声を上げられない人の声をどこまで聴けるか。このことが、社会の成熟を測るひとつの尺度になるのではないかとおもう。

たいていの宗教は、ひとの弱さということに大きな意味を見いだしている。弱いということを知らぬ傲慢なひとが、浄土に、天国に行くのは「らくだが針の穴を通るよりむずかしい」ことだとしている。

たとえば、「心貧しき人は幸いである。天国はその人たちのものである」という新約聖書の言葉。「心貧しき人」を、英語では「自分が霊的に貧しいことを知っている人」とうふうに訳すことがある。そういう含みをふまえてのことだろう、17世紀の思想家、パスカルは、「人間の弱さは、それを知っている人たちよりは、それを知らない人たちにおいて、ずっとよく現れる」という章句を残した。

「言い捨つ」(言い捨てる)という言葉がある。「相手の答えを待たず、自分だけ言って話をやめる」「吐き捨てるように言う」と辞書にはある。聞く耳を持たぬ、問答無用、ということである。条理をていねいに説き、相手の心を深く慮って言葉を尽くすということを、無駄だとする態度である。そんな「言い捨て」が、路上に、そして論議を尽くすべき議会という場でも、このところ目立つ。

路上に群れて、あるいは権力を笠に着て、薄ら笑いを浮かべながら、高飛車に、「弱い」人たちに怒号を浴びせて脅す人たちは、弱い。その人たちは、「笠」をなくせばじぶんがどれほど弱いか、その事実を直視できないからこそ、それをかき消すかのように声高にがなり立てる。彼らはじぶんの弱さに眼を塞ぐ。

弱いとは傷つきやすいということである。傷つきやすいとは、敏感であるということ、つまりは周りの微細な変化への感度が高いということである。たとえば病む人は、湿度や気圧、匂いや陽射しのちょっとした変化にすぐに気づく。危機が近づく微細な兆候に強い感受性を示す。かつて炭鉱で、あるいはオウム事件の捜査でも、先頭はカナリアの籠を提げて進んだ。停電時には眼の不自由な人がもっともよく案内してくれるように。

北海道の浦河に「ぺてるの家」がある。精神障害という「苦労」のある人たちの自助のための施設である。当初、施設の設置にかならずしも賛成でなかった人が、時が経ってこんな感想を漏らすようになったという。どうしてもご紹介したい文章なので、少し長くなるが以下に引く。

《私たちが、普段の暮らしのなかで忘れてきた、見ないようにしてきた大事なものを、精神障害という病気を通して、教えてくれている人たちなんだね。あの人たちは嘘を言ったりとか無理をしたりとか、人と競ったりとか、自分以外のものになろうとしたときに、病気というスイッチがちゃんとはいる人たちだよね。…私たちの隣に、そういう脆さを持った人たちが居てくれることの大切さを考えたときに、とっても大事な存在だよね。》(『浦河ぺてるの歩みから』同時代プロジェクト)

人を欺こうが、人を蹴落とそうが、人を言葉で傷つけようが、病気にならないことの異様さに気づかせてくれる人。その人たちに感謝できるようになってはじめて、右に引いた声があたりに満ちてくるようになってはじめて、わたしたちの社会派少しばかり成熟したといえるのだろう。 ―(わしだきよかず=哲学者・京都市立芸術大学学長、東京新聞2015年4月3日夕刊)


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Album Cover Album - Portfolios #2

2015-10-18 18:12:28 | Bibliomania
Rick Griffin



Grateful Dead / Aoxomoxoa (1969)




Robert Hunter / Tales of the Great Rum Runners (1974)




Man / Slow Motion (1974)




Mustard Seed Faith / Sail On Sailor (1975)




Bob Dylan & the Grateful Dead / Dylan & the Dead (1989)




Various / Stoned Immaculate: The Music of the Doors (2000)



John Dyer Baizley



Baroness / Second (2005)




Skeletonwitch / Beyond the Permafrost (2007)




Vitamin X / Full Scale Assault (2008)




Baroness / Blue Record (2009)




Flight of the Conchords / I Told You I Was Freaky (2009)




Gillian Welch / The Harrow & the Harvest (2011)




Kvelertak / Meir (2013)



Mati Klarwein



Miles Davis / Bitches Brew (1969)




Santana / Abraxas (1970)




Buddy Miles / Buddy Miles Live (1971)




The Chambers Brothers / New Generation (1971)




Miles Davis / Live-Evil (1971)




Earth, Wind & Fire / Last Days and Time (1972)




Mark Egan / Mosaic (1985)




The Mooney Suzuki / Alive & Amplified (2004)



Shusei Nagaoka / 長岡秀星



Jefferson Starship / Spitfire (1976)




Earth, Wind & Fire / All 'n' All (1977)




Electric Light Orchestra / Out of the Blue (1977)




Deep Purple / When We Rock, We Rock and When We Roll, We Roll (1978)




Earth, Wind & Fire / The Best of Earth, Wind & Fire, Vol. 1 (1978)




Kitarō / Oasis (1979)



Kunihisa Fujiwara / 藤原邦久



Miguelito Valdés / Señor Babalú アフロ・キューバンの魔術師 (2003)




宮川左近ショー / THAT'S浪曲ショー (2011)




Various / ニッポンジャズ水滸伝 (2012)
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Top 20 Hits of 17-Oct-2015

2015-10-17 19:02:42 | Weekly Top 15
1. ← 2. 3 "Disappointing (feat. Tracey Thorn)" John Grant (2015 - Grey Tickles, Black Pressure)
2. ← 4. 2 "REALiTi" Grimes (2015 - Unofficial Release)
3. ← 3. 4 "Trust" Half Moon Run (2015 - Single)
4. ← 1. 4 "Sea Calls Me Home" Julia Holter (2015 - Have You in My Wilderness)
5. ← 7. 3 "Bad Blood" Ryan Adams (2015 - 1989)
6. ← 6. 4 "Widerstehe doch der Sünde" Nicolas Godin (2015 - Contrepoint)
7. ← 5. 5 "The Less I Know the Better" Tame Impala (2015 - Currents)
8. ← 15. 2 "Downtown" Majical Cloudz (2015 - Are You Alone?)



9. NEW 1 "Soichiro" Arca (2015 - Mutant)
10. ← 10. 4 "Leaving the City" Joanna Newsom (2015 - Divers)
11. ← 11. 3 "Take a Picture of This" Don Henley (2015 - Cass County)



12. NEW 1 "Good and Gone" Patty Griffin (2015 - Servant of Love)
13. ← 8. 6 "Standard" Empress of (2015 - Me)
14. ← 9. 6 "iv) Ready" Mikal Cronin (2015 - MCIII)
15. ← 13. 5 "What Are the Chances?" Duran Duran (2015 - Paper Gods)
16. NEW 1 "Down Here" John Grant (2015 - Grey Tickles, Black Pressure)
17. ← 12. 6 "Shadow" Chromatics (2015 - Free Download - Adult Swim Singles Program)
18. ← 19. 2 "Final Thought" Kamasi Washington (2015 - The Epic)



19. NEW 1 "Doing the Right Thing" Daughter (2015 - Not to Disappear)
20. ← 17. 4 "Trouble" Keith Richards (2015 - Crosseyed Heart)
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Top 20 Hits of 10-Oct-2015

2015-10-10 22:40:49 | Weekly Top 15
1. ← 1. 3 "Sea Calls Me Home" Julia Holter (2015 - Have You in My Wilderness)
2. ← 3. 2 "Disappointing (feat. Tracey Thorn)" John Grant (2015 - Grey Tickles, Black Pressure)
3. ← 5. 3 "Trust" Half Moon Run (2015 - Single)



4. NEW 1 "REALiTi" Grimes (2015 - Unofficial Release)
5. ← 2. 4 "The Less I Know the Better" Tame Impala (2015 - Currents)
6. ← 9. 3 "Widerstehe doch der Sünde" Nicolas Godin (2015 - Contrepoint)
7. ← 16. 2 "Bad Blood" Ryan Adams (2015 - 1989)
8. ← 7. 5 "Standard" Empress of (2015 - Me)
9. ← 6. 5 "iv) Ready" Mikal Cronin (2015 - MCIII)
10. ← 12. 3 "Leaving the City" Joanna Newsom (2015 - Divers)
11. ← 13. 2 "Take a Picture of This" Don Henley (2015 - Cass County)
12. ← 8. 5 "Shadow" Chromatics (2015 - Free Download - Adult Swim Singles Program)
13. ← 11. 4 "What Are the Chances?" Duran Duran (2015 - Paper Gods)
14. ← 4. 6 "Drone" FIDLAR (2015 - Too)



15. NEW 1 "Downtown" Majical Cloudz (2015 - Are You Alone?)
16. ← 10. 6 "Paul" Girl Band (2015 - Holding Hands with Jamie)
17. ← 18. 3 "Trouble" Keith Richards (2015 - Crosseyed Heart)
18. ← 14. 6 "A New Life" Jim James (2013 - Regions of Light and Sound of God)



19. NEW 1 "Final Thought" Kamasi Washington (2015 - The Epic)
20. ← 15. 6 "Times Square" Destroyer (2015 - Poison Season)
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GMF

2015-10-07 18:58:46 | 書肆(しょし)マガジンひとり
昔のいわゆる少年愛の系統から、近年のショタ・男の娘・BLに至るまで、幅広い作風の作家さん23名をお招きした合同誌です。全78P(うちカラー18P)成人向け。


参加(掲載順・敬称略)
■UlrikBadAss:表紙+カラー4P
■タタル:12Pマンガ(↓見本1)
■どざむら:6Pマンガ
■おもち:カラー1P
■奇チあき:2Pマンガ
■soil:カラー2P
■コインRAND:カラー2P
■どくろさん:2Pマンガ
■U-hi:1P
■カクガリ兄弟:3P
■凪市:2Pマンガ
■ぽ~じゅ:カラー1P(↓見本2・当ブログではモザイクをかけております)
■keso:2Pマンガ(ロラン君)
■ポンスケ:6Pマンガ
■PARADISE”D”:10P
■セルシウス:カラー1P
■Naota Nanase:カラー2P
■金ノ玉虫:2P(トーマの心臓)
■にんこ:カラー2P
■作:2Pマンガ(島風くん)
■JEFFR:カラー1P
■ディビ:7Pマンガ(↓見本3)
■飴沢やぎ:カラー1P









↑見本サムネイル(クリックで420×593pxに拡大)


大御所のぽ~じゅさんやショタメインは初となるどくろさん・ポンスケさんをお招きし、6P以上の漫画を4篇(タタルさん・どざむらさん・ポンスケさん・ディビさん)収め、オリジナル主体ながらコインRANDさん・作さんの艦ショタ、kesoさんのロラン君、金ノ玉虫さんのトーマの心臓(!)と二次創作にも目配りするなどバラエティに富んだ内容を目指しました。

イベントでの初売りはショタスクラッチ27(10月10日・大田区産業プラザPiO・配置C12)となり、今回はイベントと同時にダウンロード販売も開始します(イベント頒布価格¥1000、書店&ダウンロード販売価格¥1400税別、諸事情によりDLsiteでは金ノ玉虫さんの2ページを、DMMではコインRANDさん・作さんの4ページを割愛したエディションとなり、価格もそれぞれ¥1300/¥1200税別となります)


♔とらのあな
♗メロンブックス
♘DMM
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Top 20 Hits of 3-Oct-2015

2015-10-03 19:17:35 | Weekly Top 15
1. ← 1. 2 "Sea Calls Me Home" Julia Holter (2015 - Have You in My Wilderness)
2. ← 3. 3 "The Less I Know the Better" Tame Impala (2015 - Currents)



3. NEW 1 "Disappointing (feat. Tracey Thorn)" John Grant (2015 - Grey Tickles, Black Pressure)
4. ← 2. 5 "Drone" FIDLAR (2015 - Too)
5. ← 11. 2 "Trust" Half Moon Run (2015 - Single)
6. ← 8. 4 "iv) Ready" Mikal Cronin (2015 - MCIII)
7. ← 7. 4 "Standard" Empress of (2015 - Me)
8. ← 4. 4 "Shadow" Chromatics (2015 - Free Download - Adult Swim Singles Program)
9. ← 15. 2 "Widerstehe doch der Sünde" Nicolas Godin (2015 - Contrepoint)
10. ← 10. 5 "Paul" Girl Band (2015 - Holding Hands with Jamie)
11. ← 12. 3 "What Are the Chances?" Duran Duran (2015 - Paper Gods)
12. ← 14. 2 "Leaving the City" Joanna Newsom (2015 - Divers)



13. NEW 1 "Take a Picture of This" Don Henley (2015 - Cass County)
14. ← 6. 5 "A New Life" Jim James (2013 - Regions of Light and Sound of God)
15. ← 5. 5 "Times Square" Destroyer (2015 - Poison Season)



16. NEW 1 "Bad Blood" Ryan Adams (2015 - 1989)
17. ← 13. 5 "I Bite Through It" Oneohtrix Point Never (2015 - Garden of Delete)
18. ← 20. 2 "Trouble" Keith Richards (2015 - Crosseyed Heart)
19. ← 9. 7 "Snakeskin" Deerhunter (2015 - Fading Frontier)
20. ← 17. 4 "Friday I'm in Love" Yo La Tengo (2015 - Stuff Like That There)
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