マガジンひとり

オリンピック? 統一教会? ジャニーズ事務所?
巻き添え食ってたまるかよ

市場との密着

2018-04-29 19:03:24 | 亡国クロニクル
マガジンひとり @magazine_hitori 4月29日
「自分がMCを務める番組レギュラーを自宅に呼ぶ」
の前段に、未成年男性をまず寮に住まわせて強制ワイセツをはたらくジャニー喜多川の存在があることは明白なんですが、これを長年放置してのさばらせてきたニッポンはもはや国民国家としてオワコンの域に…(;´Д`)

マガジンひとり @magazine_hitori 4月28日
ちょっと気の利いたふうなことを思いつくと、ためらいなくツイート、自己宣伝。リベラルと自認する人たちも相当劣化してる感じですね。ツイッター恐ろしい(;´Д`)

マガジンひとり @magazine_hitori 4月28日
教会で葬式する日本人はすごく少ないのでは ⇐ ちあきなおみ「喝采」(1972) #広告要素 #わが国の音楽は世界一みっともない

書肆マガジンひとり @publisherMH 4月27日
同人誌なら「今回はちょっと違うからやめとこかな」ができるんですけど、毎月定額は双方がシンドイです。家賃とか借金の金利とかと同じで、基盤のない弱い立場の人ほど自分を苦しめることになります。資本主義を甘く見るなと言いたい。安易に始めないでほしいです(;´Д`) #pixivFANBOX #Fantia



綾城 @takoyaki515 4月27日
「えっ!?pixiv通知が5つも来てる……!?弱小お絵かきマンにこんなに通知が来るなんて一体なんの絵が評価されたんだ…嬉しい……評価を励みにしてこれからも頑張

書肆マガジンひとり @publisherMH 4月27日
若い才能が一冊の本も作れずフェイドアウトしてゆく姿を見たくないのじゃ(・_・;) #pixivFANBOX #Fantia

書肆マガジンひとり @publisherMH 4月27日
おのずと定員がある筈じゃろ。雑誌の連載枠×雑誌の数、みたいな。ただでさえジャンルに依存した作風は過当競争になりがちだし、あわてふためいた足の引っ張り合いに見えてしまう(;´Д`) #pixivFANBOX #Fantia

マガジンひとり @magazine_hitori 4月26日
高峰秀子の「銀座カンカン娘」 (1949) やフランク永井の「有楽町で逢いましょう」 (1957) 、歌詞が広告まみれで不潔感がエグい(曲がマトモなだけに)。そこの節度のなさが、音楽や漫画をいまのような惨状へ導いた感じする(ˇωˇ)



マガジンひとり @magazine_hitori 4月26日
続・わが国の音楽は世界一みっともない(;^ω^)

マガジンひとり @magazine_hitori 4月25日
いまのアニメやゲームは昔の時代劇より封建的で狂ってる。女はもちろん男も(性的)商品。なので言葉のセカンドレイプするような、漢字も読めない世襲政治家を「かっこいい」と。同人アカウントでも心冷え冷え(;´Д`)



マガジンひとり @magazine_hitori 4月24日
アヴリル・ラヴィーンが日本市場に媚びた曲、 #RateYourMusic で悪い点付けようと思ったら、既にこんな感じだった(;^ω^)

昼寝猫 @tcv2catnap 4月21日
去年、千葉の海沿い自治体に広告屋でお呼ばれした時に、同業っぽいコピ−ライタ−(年齢還暦)が、麻生は「本音」が清々しいと真顔で語り、大手サプライチェーン、自治体課長クラスが「気持ち良いよね」って言ってて、これかあと思った。その後俺が「つける薬がねえな」と語り座が真っ白になったw

kawango2525 @nkawa2525 4月16日
FC2とか子会社に広告代理店とかあるんだけど、そういうのもぜひメディアは取材してほしい。アドネットワークはほんと闇です。基本、広告出す側は気づかずに違法サイトにも出稿させられるし、効果あればいいやという広告主も多い。



広告主がお金を払って広告を出す。テレビやネット、駅や街中の広告、たいていは電通博報堂のような大手から零細に至るまで代理店が介在し、広告の制作を請け負うこともある。芸能人やスポーツ選手が出演したりとか。カップ麺なんか食べていたら試合に勝てないだろうと思うが、お金をもらっているので笑顔で宣伝に努めます。

電通はテレビCMで圧倒的なシェアを握り、視聴率を操作できるという噂もある。欧米では企業秘密保持=公正競争の見地から、同業複数の企業の広告を扱うことは許されないそうだが、電通はさまざまな手段で行っている。企業に対してもメディアに対しても強い立場であり、準官庁といってもよい。

自由経済といっても、ほとんどの政府は課税と分配、公共事業や社会保障を通じ、経済に介入する。わが国はここに広告的かつ官僚的な価値観が入り込み、市場の競争原理をいびつなものにしている。テレビ番組やCMがもっぱら高齢者をターゲットにしているのもそうだし、漫画雑誌のあり方もマーケティングそのものといえよう。読者アンケートや単行本の売り上げで人気を測り、連続して巻頭カラーに起用したり、ストーリー展開をサジェストしたり、編集部が作家を競わせ、人気や流行をある程度コントロールする。アニメ化や玩具メーカーとのタイアップで社会現象となることも。広告効果は絶大。

わが国のサブカルチャーは、オルタナティブであることがない。劇画は、既存の漫画へのアンチテーゼとして「大人の鑑賞にたえる」ことを目指したが、雑誌に起用され始めると、スポ根、喧嘩や暴走族、エロやホラーやギャンブル、サラリーマンものなど既存の漫画を補完するものとしてさまざまに棲み分けることとなった。歌謡曲に対するニューミュージックも似た面があり、そもそも歌謡曲も商業的だが、もっと漂白された、暗さや問題提起のない現在のJ-Popとなる。

グーグルやフェイスブックは広告収入で世界的企業に成長、スマホやSNSなどは人間を燃料とする広告業そのものだと考えられる。電通はネット軽視だが、ネット広告屋はさらにあくどいし、政府の統制も及ばない。若い世代の方が自己宣伝のようなことに抵抗がない。人気や一芸(を持つこと)がその人間の価値。目立ったもん勝ちで、常に他人の目を意識。こうした傾向の集大成が安倍晋三と昭恵なのではないか。

身分が高いんです? 卑しい人間だと思いますよ。周りは犯罪者だらけ。レイプのもみ消し、戦闘状態の日報隠し、関係者や米軍・自衛隊に税金ジャブジャブ。悪事がバレそうになると籠池夫妻を牢屋へ。こんな腐敗政権でも、勝てば官軍。みな安易に流され、政府や広告屋の立場で甘い汁を吸いたい。女性専用シェアハウスの投資詐欺では、入居女性を人材斡旋するお金も入りますよということで「属性の高いサラリーマン」がコロリと騙される。

戦争イケイケの旧日本軍にあっても賢明な軍人は「人間しか資源がないから長期戦では必ず負ける。そもそも戦争をする資格がない」と考えた。いま、人口が減っていくのに輪をかけて、自己宣伝の過当競争による人間のデフレスパイラル、広告屋は栄えても、国の単位では負け組へ追いやられる明日が目に浮かぶようじゃ…お父さんお母さん、こんな日本にしてしまってごめんよ—
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28-Apr-2018 Top 20 Songs

2018-04-28 19:53:10 | Weekly Top 15
1. ← 1. 3 Kamasi Washington / Fists of Fury (2018 - Heaven & Earth)
2. ← 2. 5 Amen Dunes / Believe (2018 - Freedom)
3. ← 3. 4 Park Jiha / Communion (2018 - Communion)
4. ← 4. 5 Kacey Musgraves / Space Cowboy (2018 - Golden Hour)
5. ← 5. 4 Natalia Lafourcade / Derecho de nacimiento (2018 - Musas: Un Homenaje al Folclore Latinoamericano en Manos de Los Macorinos, Vol. 2)
6. ← 7. 6 Jonathan Wilson / There's a Light (2018 - Rare Birds)
7. ← 9. 3 Eels / The Deconstruction (2018 - The Deconstruction)
8. ← 6. 6 Anna von Hausswolff / Ugly and Vengeful (2018 - Dead Magic)
9. ← 12. 2 Nico Niquo / In a Silent Way (2017 - In a Silent Way)
10. ← 10. 5 Ablaye Cissoko & Volker Goetze / Silo (2012 - Amanké Dionti)
11. ← 13. 6 First Aid Kit / Fireworks (2018 - Ruins)



12. NEW 1 Yamantaka // Sonic Titan / Yandere (2018 - Dirt)
13. ← 18. 2 Kali Uchis / Dead to Me (2018 - Isolation)
14. ← 8. 9 Marlon Williams / Nobody Gets What They Want Anymore (2018 - Make Way for Love)
15. ← 15. 3 Young Fathers / In My View (2018 - Cocoa Sugar)
16. ← 11. 8 Gengahr / Carrion (2018 - Where Wildness Grows)
17. ← 14. 8 Anna von Hausswolff / The Mysterious Vanishing of Electra (2018 - Dead Magic)
18. ← 16. 7 Grouper / Parking Lot (2018 - Grid of Points)



19. NEW 1 Simone Felice / The Projector (2018 - The Projector)
20. ← 20. 2 Caroline Says / A Good Thief Steals Clean (2018 - No Fool Like an Old Fool)
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Polydor

2018-04-27 19:32:55 | 音楽
2017年6月7日に投稿した記事のプレイリストを20⇒30曲へ増補。新たな文章⇒プレイリスト⇒元の文章の順となっております。

元の文は「ポリドールって日本の会社かと思ってた」との書き出しなのだが、ウカツであった。近年CDが売れない中でも、わが国のレコード会社にとって得意分野となっているむかしのイタリアのプログレやブラジル音楽にも、あの目立つロゴがしばしばあるではないか。いまポリドールはユニバーサル傘下の一部門に過ぎず、海外の再発盤やダウンロード販売ではロゴを消してしまうことが多いようだが、そのあたり日本人は律儀である。

イタリア、ブラジルだけでなく、フランス、オランダ、ポルトガル、香港など日本を含めポリドールは世界各国に現地法人を設立しており。それぞれの国で人気アーティストを抱え、赤いロゴと共に親しまれていたのだ。ポピュラー音楽の発達は、帝国主義や奴隷貿易の副産物でもあることを思い起こさせる。ヘッダー画像をすべて各国のシングル盤で構成しようと考え、漁っていると、沢田研二がフランス語で歌いフランス進出を図った盤を発見(↑右下、1974年とみられる)。渡辺プロの努力というより、レコード会社のコネクションが寄与したのかも分らない—





iTunes Playlist "The Polydor Story" 147 minutes
1) João Donato / Índio Perdido (1963 - A Bossa Muito Moderna de Donato e Seu Trio)



2) The Jimi Hendrix Experience / Hey Joe (1966 - Are You Experienced?)



3) Cream / White Room (1968 - Wheels of Fire)



4) Os Mutantes / O relógio (1968 - Os Mutantes)



5) Blind Faith / Presence of the Lord (1969 - Blind Faith)



6) Bee Gees / How Can You Mend a Broken Heart? (1971 - Trafalgar)



7) Focus / House of the King (1972 - Focus 3)



8) Slade / Mama Weer All Crazee Now (1972 - Slayed)



9) Latte e Miele / Il calvario (1972 - Passio secundum Mattheum)



10) Erasmo Carlos / Sábado morto (1972 - Sonhos e Memórias)



11) Return to Forever / 500 Miles High (1973 - Light as a Feather)



12) Buckingham Nicks / Frozen Love (1973 - Buckingham Nicks)



13) James Brown / The Payback (1973 - The Payback)



14) Vangelis / Le singe bleu (1973 - L'apocalypse des animaux)



15) マジカル・パワー・マコ / 朝の窓をあける、太陽が光る、今日の希望だ小鳥がなく (1974 - マジカル・パワー)



16) Dick Annegarn / Bruxelles (1974 - Dick Annegarn)



17) Chick Corea / Lenore (1976 - The Leprechaun)



18) Moxy / Moon Rider (1975 - Moxy)



19) The Who / Slip Kid (1975 - The Who by Numbers)



20) 森田童子 / さよならぼくのともだち (1975 - GOOD BYE)



21) 森田童子 / G線上にひとり (1977 - A BOY)



22) ABBA / The Name of the Game (1978 - The Album)



23) Don Ray / Got to Have Loving (1978 - The Garden of Love)



24) Rainbow / Rainbow Eyes (1978 - Long Live Rock 'n' Roll)



25) 沢田研二 / ダーリング (1978 - ROYAL STRAIGHT FLUSH)



26) 野口五郎 / 青春の一冊 (1979 - Single)



27) The Comsat Angels / Independence Day (1980 - Waiting for a Miracle)



28) The Jam / That's Entertainment (1980 - Sound Affects)



29) Siouxsie and the Banshees / Dazzle (1984 - Hyaena)



30) Level 42 / Something About You (1985 - World Machine)



ポリドールって日本の会社かと思ってた。
別にそのロゴをそのままジャケにしたマジカルパワーマコのせいではないが、あのロゴは目立つでしょう。赤と黒の。目立ち方がどことなく野卑で、東アジアの企業っぽい。

ウィキを引くと、ドイツ・グラモフォンが1924年に英国に設立した現地法人で、やがてグラモフォンがクラシック専門になるとポリドールはポピュラー音楽を扱う形となり、英国の音楽産業が活況を呈する一翼を担ったが、統合再編のすえ今はユニバーサル・グループ傘下に。




そういえばグラモフォンのレコードってポリドールから出てたわ。思い出した。こういうとき、ヤフオクには昔のレコードが多数出品されており、潤沢な紹介写真で確認できるので便利(↑)




ジミ・ヘンドリクスもウィキのディスコグラフィによると直接ポリドールからリリースされたのは最初のシングルHey Joeのみだが、多くの作品のディストリビュートをポリドールが担った。ザ・フーの自主レーベルや、近年ではエミネムの自主レーベルも英国でのディストリビュートをポリドールに委ねる。ローリング・ストーンズが設立したローリング・ストーンズ・レコードもそうらしいが、日本ではワーナーパイオニア⇒東芝EMI⇒CBSソニー⇒東芝EMIと転変。

私が自分でレコードを買い始めた1970~80年代、レコード会社のプレゼンスは非常に大きく、ストーンズのように何度も会社が変り、旧作を入手しにくい時期が生じたりすると、アーティストのイメージ自体も損なわれた。レコード会社、放送局、プロモーター、マネージャーなどの業界人が仕組みを熟知し、アーティストを箔付けて売り出してやる代り、ひどい搾取をするような傾向が一般的だった。

ポリドールの目立つロゴは、そうしたことの象徴のように思える。リンゼイ・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスのデュオが出したアルバムは、2人のヌードのモノクロ写真にポリドールのロゴが映え、まだフリートウッド・マックに加入する前だが、スターになることを約束されたかのよう。日本の森田童子も、ちょっとアウトサイダー・アートのような風味の異端的なフォーク歌手だが、大きなレコード会社からデビューできたことで、自信をもっておのれの創作を切りひらいたことが2作目・3作目の充実に表れている。




いま、音楽産業をめぐる様相は一変。CDが売れなくなったのは、一曲単位でダウンロード販売されるようになったためとされたが、その後各種プラットフォームによる定額聞き放題サービスが普及し、ダウンロード販売さえ低調に。

音楽だけでなく、時間の奪い合い、とくに成長可能性のある子ども・若者・女性がさまざまなメディアやプラットフォームに囲い込まれ、依存させられる。音楽を吟味して選ぶ時間などない。いまの若者は忙しい。いずれ「スマホとSNSを介した人間のデフレ」としてまとめてみたい—
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21-Apr-2018 Top 20 Songs

2018-04-21 19:20:37 | Weekly Top 15
1. ← 2. 2 Kamasi Washington / Fists of Fury (2018 - Heaven & Earth)
2. ← 1. 4 Amen Dunes / Believe (2018 - Freedom)
3. ← 3. 3 Park Jiha / Communion (2018 - Communion)
4. ← 5. 4 Kacey Musgraves / Space Cowboy (2018 - Golden Hour)
5. ← 9. 3 Natalia Lafourcade / Derecho de nacimiento (2018 - Musas: Un Homenaje al Folclore Latinoamericano en Manos de Los Macorinos, Vol. 2)
6. ← 4. 5 Anna von Hausswolff / Ugly and Vengeful (2018 - Dead Magic)
7. ← 8. 5 Jonathan Wilson / There's a Light (2018 - Rare Birds)
8. ← 6. 8 Marlon Williams / Nobody Gets What They Want Anymore (2018 - Make Way for Love)
9. ← 15. 2 Eels / The Deconstruction (2018 - The Deconstruction)
10. ← 11. 4 Ablaye Cissoko & Volker Goetze / Silo (2012 - Amanké Dionti)
11. ← 7. 7 Gengahr / Carrion (2018 - Where Wildness Grows)



12. NEW 1 Nico Niquo / In a Silent Way (2017 - In a Silent Way)
13. ← 12. 5 First Aid Kit / Fireworks (2018 - Ruins)
14. ← 10. 7 Anna von Hausswolff / The Mysterious Vanishing of Electra (2018 - Dead Magic)
15. ← 20. 2 Young Fathers / In My View (2018 - Cocoa Sugar)
16. ← 14. 6 Grouper / Parking Lot (2018 - Grid of Points)
17. ← 17. 3 Beth Hart & Joe Bonamassa / Damn Your Eyes (2018 - Black Coffee)



18. NEW 1 Kali Uchis / Dead to Me (2018 - Isolation)
19. ← 13. 8 U.S. Girls / M.A.H. (2018 - In a Poem Unlimited)



20. NEW 1 Caroline Says / A Good Thief Steals Clean (2018 - No Fool Like an Old Fool)
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「あるところから盗ればいい」銀行と不動産業の犯罪

2018-04-20 21:28:14 | 亡国クロニクル
kikuyan @kikuyan8540 3月9日
家と会社しか世界が無いおっさんは容易に俺俺化する

マガジンひとり @magazine_hitori 4月16日
「昨年夏スナックで1人で飲んでいる時、スマートデイズ物件の販売会社の担当者と知り合った。(中略)1棟ものはやったことがなかったので不安はあったが、民泊で活用する手もあるし、(入居女性の)人材斡旋料も入ると聞いて納得してしまった」(週刊東洋経済)

< ス、スナックが借金地獄の一丁目…

書肆マガジンひとり @publisherMH 4月20日
女性専用シェアハウスを建てて、入居者を人材斡旋するお金も入ってきますよっていう銀行&不動産会社ぐるみの投資詐欺と、「Pさん」とかいう前提のソシャゲーで課金されるのって、ほとんど同じ構図では(;´Д`) #かぼちゃの馬車 #スルガ銀行




気の狂った事件が次々に発覚する。恐ろしい国になった。ドすけべ事務次官。クリス松村のドすけべホイホイは面白かったけれども、東大⇒財務省を上り詰めた、エリート中のエリートが幼児的なセクハラを繰り返すのは、わが国の必然という気もする。週刊誌を立ち読みしたところ、テレ朝とフジの女性記者が美人で、とくにフジが好み、などと言っていたらしい。

日本のタテ社会では、序列の要所を男が占め、下位の男が上位の男に女を物として献上するような精神風土がある。また逆に、上位の男が捨てた、あるいは犯した女を、下位の男にも犯させ、いわば兄弟の盃を~というような面もある。エリートなのに、ではなくエリートだからこそ、女を人間とも思えず、テレ朝とフジが競って自分に差し出したという風に勘違いしてしまうのだろう。

出会い系サイトでお金を払って性関係を持っていたということで、新潟県で脱原発を掲げる知事が辞任したのも、少し似たところがある。やはり立ち読みしたところ、医師で弁護士というこちらも超エリートながら、独身で、盟友と呼べるような友人もいないのだという。そうしたエリート男を集めたお見合いパーティーは女の方が会費を払うそうだ。タガメ女という言葉がある。女がスペックで男を選んで、多くは主婦となり、夫の経済力に依存する裏返しとして、夫を小遣い制や住宅ローンで縛ったり、教育ママと化して子どもを縛ったりする。何事もお金が優先し、互いに心をすり減らす。人間的・生産的ではない。

女性専用シェアハウスをめぐる投資詐欺については、女の被害者もいるし、男の被害者でも、既に地主であったりアパートやマンションを区分や一棟買いで所有して資金を回している者から、自己資金なしでいきなり一棟買いする勤め人まで濃淡があるようですが、以上述べたようなタテ社会・男性優位社会の構造を利用し、われわれに任せれば入居女性を人材斡旋するお金も入りますよと疑似ハーレムの夢を見せた上で、融資するスルガ銀行と業者スマートデイズ(旧スマートライフ、スルガ銀行は大東建託・レオパレス21など他の不動産ローンでも過剰・不正融資の疑いがある)が組むことで、経験者・初心者にかかわらずコロリと騙されて、億単位の借金を背負ってしまったということのようだ。

業者がたっぷり利益を乗せた値段のシェアハウスを、全額ローンで、2015年秋に3億借りて3棟建てたある被害者の場合、3棟のサブリースと呼ばれる家賃保証が月220万、銀行への返済が170万、50万円手元に残る目論見だったが、昨年10月に家賃が減額され、12月にはゼロになった。次から次へと勧誘して物件を売ってサブリース支払いに充てる自転車操業だった様子。サブリース契約は、業者の側が借地借家法で保護される。スマートデイズだけでなく、大東建託などでも多くの場合サブリース契約で募集や管理は業者任せとなっており、業者が一方的に家賃を減額したりサブリース解除したりと、ローン返済に窮する結果に。返済できるとしても、極小の間取りで、安い立地の物件が過剰に建てられたため、勤め人ならば本業の合間に必死になってリフォームや転用を図っても収益性は低く、スルガ銀行の奴隷になってしまう。

タテ社会・男性優位社会だけでなく、アホノミクスによる金融緩和・マイナス金利、相続税の増税、人口減少、大学の都心回帰などさまざまな背景が連関し、トリクルダウンどころか、信用第一の筈の銀行が詐欺に加担する弱肉強食の構図を描き出したとみられる—


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40 Best Beach Boys Songs

2018-04-18 20:05:33 | 音楽
ボーカルのある音楽は、たとえ外国語でも脳の言語中枢にはたらきかけるので、勉強中は避けたほうがよいというようなことを遠いむかし聞いた。また音楽はリラックスへいざなうが、よい音楽には興奮もするので、眠れなくなる場合があるといったことも聞いた。が、私は毎日毎晩、iPodで音楽を聞いたまま眠ってしまう。向精神薬を飲んでいるからということもあるが、病気になる以前も、一日はカセットやミニディスクを聞くことで終る。

カセットやMDは自分で編集する。アーティスト別のベストであるとか、年度別のヒット曲集であるとか、何らかのテーマやジャンルで選曲したりとか。アーティスト別のベストは通し番号を振っていた。ビートルズは48~50の3巻とか、ピーター・ガブリエルは100とか。ウルトラヴォックスが5、ドゥービー・ブラザーズが6だったが、それぞれニック・ケイヴとザ・ザに代替わり、ということも。おそらくいまもこの形が続いていれば、アーケード・ファイア、ザ・ナショナル、キャット・パワー、テイラー・スウィフトといった近年実績を積んでいるアーティストが若い番号で遇され、盛りを過ぎたアーティストは大きな番号へ異動させられることになったろう。

ビーチ・ボーイズは66だった。いずれにせよこの形は、なるべく客観的に、まんべんなく各年代から選び、節目のヒット曲は欠かさない。ビーチ・ボーイズは62年のSurfin' Safariで始まり、翌63年の大ヒットSurfin' USAに続く。似た例に7番のELOがあり、10538 Overtureで始まってRoll Over Beethovenに続く。2曲目がチャック・ベリーのカバーでヒット曲。しかし私はこれが好きでない。いまだとiTunesに入れておらず、まず聞くことはない。

音楽は、その時代の媒体やテクノロジーに大きく左右される。子どもの頃、ラジオと街のレコード店が音楽との出会いの場であった。おそらく諸外国もそうであったろう。いま、音楽をめぐる風景は一変した。ビーチ・ボーイズは、とても長い時間を生き、時代背景によってその時々の運命、音楽の評価が浮き沈んだ。

ほとんどの曲を書いていたブライアン・ウィルソンは薬物に溺れ、山師のような精神科医に洗脳されて搾取される時期もあった。運命に翻弄される人気商売。God Only Knowsは絶対的な名曲で、これを収めるPET SOUNDSも名盤だ。それもロック史で一二を争うような。ポール・マッカートニーは、当時聞きながら何度も叫び出したという。驚きと感動。そしてサージェント・ペパーズに影響を与えた。ところが、私が洋楽を聞き始めた1978~80年ころ、PET SOUNDSは決してそのような扱いにはなっていなかった。

芸術的な野心作だが商業的には失敗作と見なされ、米キャピトル・レコードは水を差すようにベスト盤をリリースしてしまう。次作はさらなる野心作として構想されたものの、制作は混乱し、海賊盤として世に出ることになる多くの断片を残して頓挫。正式なアルバムでは70年代までいくつかに分けて、新たに録音されてリリースされることに。日本の中高生からみて、ビーチ・ボーイズのイメージは過去の栄光にすがるおじさんのバンドだった。

放送局やマスコミ、レコード流通やライブ興行に左右される音楽ビジネスは、有能なマネージャーがいて、さらに本人たちも商売の嗅覚があり、アーティストとしての評判と格を高めるよう努めねばならない。アルバムを出すタイミングや、社会と切り結ぶようなテーマ性。ビーチ・ボーイズは、この点であまりにも無垢だった。頓挫した「幻の名盤」も、ユーモアに満ちたいにしえのアメリカ西部というテーマで、やや逃避的な脳内ファンタジーの趣きがあり、激しい政治の季節だった60年代、失敗は約束されていたのかも分らない。

80年代以降、ビーチ・ボーイズとブライアン・ウィルソンの再評価が定着し、ブライアンは健康を取り戻し、晩年のデビッド・ボウイやレナード・コーエンのような鋭さはないが、穏やかな感じの作品をリリースして実りの季節を迎えているようだ。幻のSMILEは、元の録音も新録も、容易に入手できるようになったし、いにしえのアメリカというテーマは、誰もが経験する成長物語のような普遍的なものとなっている。

全盛期には正当な評価を得られなかったが、いつまでも変らずそこにあって、人の渇きをうるおす、彼らの音楽はそうしたものであり続けるだろう—





1) In My Room (1963 - Surfer Girl)



2) Little Saint Nick (1963 - The Beach Boys' Christmas Album)



3) Fun, Fun, Fun (1964 - Shut Down Volume 2)
4) Don't Worry Baby (1964 - Shut Down Volume 2)
5) The Warmth of the Sun (1964 - Shut Down Volume 2)



6) I Get Around (1964 - All Summer Long)
7) Wendy (1964 - All Summer Long)



8) Dance, Dance, Dance (1965 - The Beach Boys Today!)
9) Help Me, Rhonda (1965 - The Beach Boys Today!)
10) She Knows Me Too Well (1965 - The Beach Boys Today!)



11) California Girl (1965 - Summer days and Summer Nights!!)



12) Wouldn't It Be Nice (1966 - Pet Sounds)
13) You Still Believe in Me (1966 - Pet Sounds)
14) Don't Talk (Put Your Head on My Shoulder) (1966 - Pet Sounds)
15) Sloop John B (1966 - Pet Sounds)
16) God Only Knows (1966 - Pet Sounds)
17) I Just Wasn't Made for These Times (1966 - Pet Sounds)
18) Pet Sounds (1966 - Pet Sounds)
19) Caroline No (1966 - Pet Sounds)



20) Good Vibrations (1966 - Smiley Smile)
21) Heroes and Villains (1967 - Smiley Smile)



22) Child Is Father of the Man (2011 - The Smile Sessions)
23) Surf's Up (1967 Solo Version) (2011 - The Smile Sessions)



24) Darlin' (1967 - Wild Honey)



25) Friends (1968 - Friends)



26) Do It Again (1968 - 20/20)
27) Our Prayer (1968 - 20/20)
28) Cabinessence (1968 - 20/20)
29) Break Away (1968 - 20/20)



30) This Whole World (1970 - Sunflower)
31) Forever (1970 - Sunflower)



32) Long Promised Road (1971 - Surf's Up)
33) Disney Girls (1957) (1971 - Surf's Up)
34) 'til I Die (1971 - Surf's Up)



35) Cuddle Up (1972 - Carl and the Passions - "So Tough")



36) The Trader (1973 - Holland)



37) Dennis Wilson / River Song (1977 - Pacific Ocean Blue)



38) Still I Dream of It (1993 - Good Vibrations: the Thirty Years of the Beach Boys - rec. 1977)



39) Lady Linda (1979 - L.A.: Light Album)



40) Brian Wilson / Love and Mercy (1988 - Brian Wilson)
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中央集権による情報のコモディティ化

2018-04-15 16:31:23 | 亡国クロニクル
数年前、大地を守る会という価格帯の高い生協に2年ほど加入していて、高いけれどもお米やトイレットペーパーといったかさばるものを配達してもらえるのは便利だなと思い、あらためてコープデリという庶民的な生協に加入。週1の配送で3年ほど利用している。

配送時、次々回の分の商品カタログが同時に届けられる。食品・日用品だけでなく、おもに女性向けの衣料やサプリメントなど、紙の量が多くて嫌になる。ネットで注文できるので、紙のカタログが不可欠ではないのだが、断ることができるカタログはごく一部で、毎週、頼みもしない大量の印刷物が…。配送コストはやむを得ないとしても、これら広告宣伝費も計上されているためか、生協といっても、スーパーで同等の品を買うより決して安くはない。

何より腹立たしいのは、カタログの中には本やCDといった文化商品もあって、名曲をオルゴールの音色で収めたコンピ盤やら、小田和正ベストやら、何が悲しくてそんなCDを買うバカな主婦・高齢者と経済関係を共有しなければならないのか。とりあえず私の要望を伝えて、配送を隔週に減らし、どうせ改善はされないだろうから、いずれ止めてしまおうと—


情報経済の鉄則 ネットワーク型経済を生き抜くための戦略ガイド (日経BPクラシックス)
カール・シャピロ,ハル・ヴァリアン
日経BP社

無味乾燥な経営戦略の本で、拾い読み程度だが、情報の扱いということに関しては、さすがだ、学べる点が少なくない。本書によれば、情報は人によって価値が異なる。同じ情報を、活用して儲けに結びつけられる者と、漫然と見過ごしてしまう者。情報経済においては、前者を客として優遇して囲い込むことによって「正のフィードバック」を生み出し、勝ち組はより強大に、負け組は一顧だにしない。

インターネットの普及によって情報が爆発的に増大したが、儲けに結びつけることは意外に難しい。そもネット企業にとって、年齢性別・住所・家族構成・勤務先といった個人情報を集めることが容易でない。こともあってか、いわゆる「まとめサイト」だったり漫画村だったり、1人か2人の少人数で運営し、数撃ちゃ当る式に膨大な情報を陳列して、広告アフィリエイトで儲ける。

広告収入を目的とする場合、どうしても情報の質は平均的で、多数派を意識したものとなってしまう。既存のマスコミ=テレビや新聞や雑誌や=ももちろん広告収入で成り立っているから、ネットで少人数がまとめた情報は、既存のマスコミや芸能ゴシップ・2ちゃんねる・ツイッターなどから盗んで掲示する、それらの劣化版でしかなく、足の引っ張り合いをして少しは儲かっても客は非生産的なバカしかいない「負のフィードバック」を生み出す。

情報は生ものである。陳腐化が速い。しかし政府を頂点とするタテ社会・中央集権のわが国では、いったん中央のマスコミで立場を得ると、役人のように営業努力なしで月々のお手当をちょうだいできる仕組みだ(コモディティ=必需品・汎用品化)。松本人志は確かにお笑いの天才だったし、いまは大勢の取り巻きを従え、アマゾンの広告に出ている。ご意見番のように発言がネットニュースの見出しになるし、安倍首相とも会食したらしい。しかし一個人としては電車の乗り方もよく分っていないし、ネットカフェ難民は働いていないと思っている。まあ、一芸に秀でた、普通の日本人だ。

アマゾンの広告に出ているといっても、米アマゾンの広告に出ているわけではない。国内限定だ。あらゆる商品を扱う野望を持つアマゾンが、情報流通においても既存のマスコミを脅かすインフラ的存在であろうとして、わが国の平均的な多数派にアピールするべく松本を起用した。それだけのことである。グローバル企業のアマゾンにとって、わが国の中央集権=負のフィードバックなどは放置、むしろ利用して顧客の獲得を優先する。

同様のやり方は、ツイッターではより露骨に行われている様子だ—↓




青木 @xxAOKIiiIKOAxx 4月13日
もうひとつアカウント作ったんだけど最初にフォロー勧められる「おすすめのアカウント」27人がこれってやばない?まじツイッターやばない?
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14-Apr-2018 Top 20 Songs

2018-04-14 19:57:37 | Weekly Top 15
1. ← 3. 3 Amen Dunes / Believe (2018 - Freedom)



2. NEW 1 Kamasi Washington / Fists of Fury (2018 - Heaven & Earth)
3. ← 12. 2 Park Jiha / Communion (2018 - Communion)
4. ← 1. 4 Anna von Hausswolff / Ugly and Vengeful (2018 - Dead Magic)
5. ← 7. 3 Kacey Musgraves / Space Cowboy (2018 - Golden Hour)
6. ← 4. 7 Marlon Williams / Nobody Gets What They Want Anymore (2018 - Make Way for Love)
7. ← 2. 6 Gengahr / Carrion (2018 - Where Wildness Grows)
8. ← 10. 4 Jonathan Wilson / There's a Light (2018 - Rare Birds)
9. ← 14. 2 Natalia Lafourcade / Derecho de nacimiento (2018 - Musas: Un Homenaje al Folclore Latinoamericano en Manos de Los Macorinos, Vol. 2)
10. ← 6. 6 Anna von Hausswolff / The Mysterious Vanishing of Electra (2018 - Dead Magic)
11. ← 11. 3 Ablaye Cissoko & Volker Goetze / Silo (2012 - Amanké Dionti)
12. ← 9. 4 First Aid Kit / Fireworks (2018 - Ruins)
13. ← 5. 7 U.S. Girls / M.A.H. (2018 - In a Poem Unlimited)
14. ← 16. 5 Grouper / Parking Lot (2018 - Grid of Points)



15. NEW 1 Eels / The Deconstruction (2018 - The Deconstruction)
16. ← 8. 8 Westerman / Confirmation (2018 - Single)
17. ← 20. 2 Beth Hart & Joe Bonamassa / Damn Your Eyes (2018 - Black Coffee)
18. ← 18. 6 David Byrne / Everybody's Coming to My House (2018 - American Utopia)
19. ← 13. 5 Acid Dad / 2Ci (2018 - Acid Dad)



20. NEW 1 Young Fathers / In My View (2018 - Cocoa Sugar)
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下がるゥ~~(;^ω^)

2018-04-13 18:02:13 | マンガ
4月12日 15:46
野崎さんこんにちは。今日構図の本が届きました。ありがとうございます。

お手紙を読みましたが、まだいまいち納得できずにいます。
具体的にどこのページをどのように変えればよいのでしょうか?現状が僕の実力です。漫画に不慣れで描いてもろくに完成させたことがないド素人の限界だと思います。ここから更に独自性、個性を出すには経験も実力も足らない人間なのです。編集者としてたくさんの漫画に触れてきた野崎さんから見て、この漫画はどこをどのように変えたら野崎さんの望むような漫画に生まれ変わることができるのでしょうか。

あと一度お伺いしたいのですが、アナログ時代の僕のどの絵が個性的、魅力的だと思われたのでしょうか?
正直アナログ時代の自分の絵は個性とは無縁のようなモノばかりで統一性もないデッサンもできてない素人の落書きでしかないと自負しています。それでも野崎さんに他にはないものとして見てもらえた絵、アイディアの話があるのならそれが何なのか知りたいです。

また描線は経験で学んでいくしかないですが、構成はどう変えればよいのでしょうか。
この漫画は男の娘が女装オナニーを配信するという題材で愛情に飢えた少年が愛情を求めてより歪んでいくという話になりましたがどこを変えればいいものになるのでしょうか。
少年の女装前を明るく描きたかったので母親との良好な関係+以前とは違う様子であることの説明の1pでしたが、母親の態度を悪くさせて少年の孤独感、すさんだ現状の説明に変える…などですかね?あとはどのように変えればよいのでしょうか?

話そのものを変えるというのであれば
1、美少女になりたい爺さんとその爺さんにショタに変えられてしまった男。ロリとショタで子供同士でのTSFモノ。
2、男湯に潜入した男の娘。筋骨隆々な男たちを盗撮してホモに売りさばいて大金持ちになるぞ!→バレてお仕置きされました。
以降の作品にどうだろうかと思い付いたネタですがこういうのはありですか?



4月12日 19:03
★★☆☆さまこんにちは。まず、このところご体調が芳しくないにもかかわらず、力作漫画に対しネガティブな感想を送ってしまい、お詫びします。何といっても健康第一ですから、少し練習や執筆を休んででも、回復されるようになさってください。

中村うさぎという作家がいて、借金グセ・買い物依存・整形依存など業の深い女性なのですが、ホスト狂いだった頃、好きで指名していたホストにお金を積んでセックスしてもらったところ、相手はギュッと目をつむって、他の女のことを考えて勃起を維持している様子で、砂を噛むような思いを味わったということを書いていたのが印象に残っています。

大金を積んで、宝石を石に換える。お互いに消耗する。いまの、凌辱であるとか乱交であるとかNTRであるとか、売れ筋のエロ漫画もほぼこの方向だと思います。女を物のように扱い、価値をおとしめる。ショタ・男の娘でも、商業の男の娘アンソロなど見てみると、援交ものばかりで辟易します。援交のつもりでやり逃げされ、物語の外では、少女や男の娘は自殺してしまうかも。私は抜くどころではありません。

女装は「心の闇」の表れで、人から欲望されると、より歪んでいくという認識を改められないでしょうか。自分を解放するための女装もあると思います。★★さんのネタ絵の貴重な個性として、かわいい男の娘と見せかけて、竿役に豹変してバックからガンガン~的なものが近作にもありますね。今回の漫画を、いきなりそちらへ方向転換するのも厳しいかとは思いますが、暗さ・閉塞感・心理の説明などは少しでも減らす方向で改めていただければ幸いです。ご健闘を祈ります。くれぐれも健康第一で のざき
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読書メーター #6 — 白昼の死角、ほか

2018-04-08 15:59:52 | 読書
清水 潔 @NOSUKE0607 4月2日
大誤報を書いた産経新聞の高木記者は、沖縄タイムスの記者に対し、こう言い放ったという。

「あんたの都合なんか知らないよ」「つぶすからな」「ヘビみたいな男だ」「受けて立つよ。おれは産経の顔だからな」。
https://dot.asahi.com/dot/2018040100013.html

ますやま @askrec 4月4日
・人種差別
・八百長
・パワハラ
・隠蔽体質
・女性蔑視

さすが「国技」だけあって、日本を見事に体現している。

うさみあきら@2月氷結 @denpa2018 4月5日
仰向けに倒れて痙攣は、間違いなく意識レベルは最悪の状態なのに「まいったなー」って顔で何もしない行司、スーツの男集団は、マジでスポーツ関係者なのかと目を疑うわ。




左から産経新聞の高木・那覇支局長(誤報当時)、大相撲の舞鶴巡業で挨拶をしていた舞鶴市長が倒れ土俵上に集まる人びと、闇金ウシジマくん・サラリーマン編の板橋


ウシジマくんの板橋は、↑の絵の、コンビニのレジでのろのろしている女に向ってキレる、その直前に会社でひどいいじめを受けたのだ。仕事を干され、罵倒されても、生活のため耐え忍ばねばならない、辛い立場のはけ口を求めて暴発したとみることができよう。安く扱われ、怒りや嫉妬に縛られ、どんどん自分を好きになれないような行動の悪循環にハマる。

いっぽう、もう一人の主人公である小堀も、課長のパワハラを受けており、後輩の戸越からも侮られる。ストレスは溜まる。しかし派遣社員の女から「小堀さんみたいな人と付き合えばよかったな」と言われたり、営業先の病院では医師から邪険にされても患者から「これニイちゃんとこの製品だろ、助かってるよ」と声をかけられる。

戸越が看護師と合コンして医師や病院の情報を聞き出すのは計算ずくで、権力のない医師には冷たい態度だと看護師から見抜かれているが、小堀は誰に対してもわけへだてなく自然で誠実な態度で接する。神は細部に宿る。小堀の仕事ぶりも、真鍋昌平さんの作風も。

↑に引用した産経の記者や、相撲界の男たちが、板橋と同じように立場に呪縛されて生きていると、みなさんも気付かれよう。全国紙の記者が、赴任先・沖縄の地元紙や、政府に逆らう基地反対派を蔑視するのには、自分が政府を頂点とするタテの秩序に服従していることの裏返しだ。

相撲も。ちょっと前に行司のホモセクハラも報じられたが、力士だけでなく相撲界全体が、日本的なタテ社会・村社会の縮図といえるだろう。わが国の若者は、他国の若者に比べ、自尊の感情、自己肯定感が低いということも報じられた。常に「お立場・お気持ち」の対人関係に縛られ、忖度して生きねばならない。保身の動物で、責任を取りたがらない役人が、自由意思で公文書の改竄などする筈がない。

サッチャー元英首相の欲望においては、社会というものは存在しない。バラバラに分断された個人・家族のみある。自民党と安倍晋三の欲望においては、逆に個人であるとか自由・人権というものが存在せず、誰も責任を取らないまま相互に呪縛し合う対人関係絶対の社会のみがある。自由を取り戻したいなら、安倍夫妻を牢屋に入れねばなるまい—



チャヴ 弱者を敵視する社会
依田卓巳
海と月社

オーウェン・ジョーンズ/チャヴ 弱者を敵視する社会/海と月社・2017
かつてサッチャー首相は「みな問題を社会に投げるが、社会というものはない。個人、男と女、家族だけが存在する」と述べ組合を攻撃、国民に自助努力を求め小さな政府路線を推進。その後のニューレイバー路線もまた労働者に中流階級を目指させるものであったが、パブリックスクールのような教育制度、IT&グローバル化は格差を固定化させるようにはたらき、貧しい労働者や福祉に頼って生きる層は自己責任の敗者としてひどい蔑視の対象となる。構造改革と市場原理の帰結は、中流以上でないと政治家やジャーナリスト、音楽家にさえなれない分断社会…


アナキズム・イン・ザ・UK――壊れた英国とパンク保育士奮闘記 (ele-king books)
ブレイディみかこ
Pヴァイン

ブレイディみかこ/アナキズム・イン・ザ・UK 壊れた英国とパンク保育士奮闘記/Pヴァイン・2013
彼女が職場の保育所で見聞するアンダークラス(サッチャー&ニューレイバー後ワーキングクラス概念が風化し、こんな身も蓋もない呼称も)の親や子どもの実情は、さすがに生き生きと語られてよいのだが、英ミュージシャンの言動にかこつけて自分語り&社会批評みたいのはどうもなあ。有名人の言葉なんて、その立場だから言えるので、意味ありげでも無意味なことが多いですよ。音楽だけが本当。これまで読んだ彼女の本の中では最も低調でした


大不平等――エレファントカーブが予測する未来
立木 勝
みすず書房

フランコ・ミラノヴィッチ/大不平等 エレファントカーブが予測する未来/みすず書房・2017
植民地支配と貿易により20世紀には「どの国に生まれたか」が社会的出自よりも人の運命に作用し、先進国が繁栄。しかしIT技術とグロバリゼーションにより、法や税に縛られない一部の企業と、中国などアジアの中間層が台頭、エレファントカーブと呼ばれる曲線を描く。こうした経済ではテニスのトップ選手と200位の選手のように、微妙な技量差でも露出効果で極端な格差が生じ、教育プレミアムが消失。先進国政府や民主主義のプレゼンスが後退し、再び出自によって貧富の差が固定化される階級社会に。複雑に織り成す因子を緻密に検討した好著


愛すべき娘たち (Jets comics)
よしなが ふみ
白泉社

よしながふみ/愛すべき娘たち/白泉社ジェッツコミックス・2003
いきなり無関係で恐縮ですが、フジモン「実力が拮抗してたってこと?」、ナダル「ホイ!」。偶然か必然か。一つの噛みにもそこに至る多くのパス回し、人間関係の綾がある。ロンハー&アメトークは貴族のたしなみだ。それに対し、当代きっての描き手であろうよしながふみでも、たった一人の脳内で決め過ぎる、説明的な物語は寒々しい。絵柄が好きでないこともあるが、市井の母娘関係に隠された心もよう等々、彼女に教えてほしくはないと思ってしまった。もう普通のストーリー漫画は無理だな、私には(;´Д`)


闇金ウシジマくん外伝 らーめん滑皮さん 1 (ビッグコミックススペシャル)
真鍋 昌平,山崎 童々
小学館

真鍋昌平・山崎童々/闇金ウシジマくん外伝 らーめん滑皮さん・1/小学館ビッグコミックススペシャル・2018
ナニワ金融道は青木雄二さんご本人が手がけた金字塔である本編19巻が終り、アシスタント筋による類似作品や死後に作られた続編など無残に汚されていった。ウシジマくんもまたドラマ化・映画化・スピンオフと同じ轍を踏んでいる様子。本編は、もっとも暗鬱で読むのがつらい洗脳編ですら人生の糧になる部分が少なくなかったが、これはひどい。作画者が真鍋昌平さんの絵柄に似せており、かえって無意味な蘊蓄&サブカルに終始する内容のなさが浮き彫りに。せめて本編は堂々と完結してほしい


人生、楽に稼ぎたいなら不動産屋が一番!
吉川 英一
ダイヤモンド社

吉川英一/人生、楽に稼ぎたいなら不動産屋が一番!/ダイヤモンド社・2018
ひどい書名、ひどい装丁、ダイヤモンド社。反面教師として購読。「他人のふんどしで相撲をとる、時計はロレックス、車はベンツ」というゴキブリ系男子の生態をかいま見ることができよう。宅地建物取引士の資格は簡単。不動産(負動産)を売りたい者も業者も高齢化、業界はFAXがデフォルト。パソコンとメールが使えるだけで人を雇わず自宅で片手間で利ザヤを抜ける。「三為」と呼ばれる規制緩和もこれを後押し。いっぽう、わが国の住宅事情は十年一日、劣悪なまま。冬の東京の屋内は北欧より寒いとか。まとめて滅亡よろしく


金融排除 地銀・信金信組が口を閉ざす不都合な真実 (幻冬舎新書)
橋本 卓典
幻冬舎

橋本卓典/金融排除 地銀・信金信組が口を閉ざす不都合な真実/幻冬舎新書・2018
コインチェック騒動、もし出金されないなら去年儲けた分の税金を負けてくれないかというのはまだしも、逆に政府が損失を補填してくれというのには呆れる。非中央集権が売りの仮想通貨ながら、おもな客筋は金融庁やアホウ大臣を過信するネトウヨなんでしょか。この著者もまたそうした風潮を助長する御用記者の様子。「金融排除」を招く保守的な与信から脱却せよと説き、いくつか美談を紹介するが、どうせリスクマネーの結果論ならば、スルガ銀行が業者ぐるみでシェアハウス投資家に押し貸ししたあげく自己破産続出というような失敗例が有益でしょう


白昼の死角 (角川文庫 緑 338-25)
高木 彬光
KADOKAWA

高木彬光/白昼の死角/角川文庫・1976、原著1960
戦後の光クラブ事件をモデルにしたと聞き、仮想通貨をめぐるドタバタの座興として読むことに。その隅田という人物は序盤で去り、彼が中途で躓いた悪の道を引き継いで花開かせる鶴岡という人物を主人公とするピカレスクロマン。占領・闇市・東京裁判・朝鮮戦争といった時代背景と並行して、まるでロンハーのドッキリのような大仕掛けによる鶴岡の金融犯罪が進行する迫力。標的は企業。その経理担当をたらしこむ。どうやら彼の天才が犯罪でしか活かされない理由として、同世代の若者を餓死・自決・特攻など犬死にさせた明治世代への恨みがあるようだ…


「愛国」という名の亡国論 ―「日本人すごい」が日本をダメにする
窪田 順生
さくら舎

窪田順生/「愛国」という名の亡国論 「日本人すごい」が日本をダメにする/さくら舎・2017
表面的で薄い本と分りナナメ読み。「この本を買った人はこんな商品も」を参照すると、現状に満足しない意識高い系のネトウヨが買っているフシもあるようだ。そんな者がいればの話だが。表面的というのは、世相や市場に阿り、自分は右でも左でもないことを示そうと、(古巣である)朝日新聞が愛国報道と反日報道の両極に振れることを執拗に批判するあたり。スポーツや技術力の「愛国」は単なる広告志向で、著者のスタンスとも変らないのでは。もっと欧米の学者のような、何が彼らを・マスコミ広告をそうさせるのかという腰を据えた構造分析が望まれる


日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実 (中公新書)
吉田 裕
中央公論新社

吉田裕/日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実/中公新書・2017
「人種差別・八百長・パワハラ・隠蔽体質・女性蔑視=さすが相撲は国技だけあって日本を見事に体現」とのツイートを見かけたが、旧日本軍は特に敗色濃い大戦末期、欧米列強に伍してきたメッキが剥がれ、兵士を消耗品として使いつぶす後進性の博覧会に。一口に戦死といっても、餓死・マラリアなどによる衰弱死・いじめ殺される・輸送船が沈没して救命ボートにしがみつくも先に乗っていた将校に腕を切り落とされ…など無数の事情が。元ミリオタの著者は資料を克明に当り、戦争の実態を著した。ブラック企業や安倍政権、現代日本への警鐘ともなっている
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