マガジンひとり

オリンピック? 統一教会? ジャニーズ事務所?
巻き添え食ってたまるかよ

29-Jun-2019 Top 20 Hits

2019-06-29 19:10:15 | Weekly Top 15
1. ← 1. 7 Lizzo / Juice (2019 - Cuz I Love You)
2. ← 2. 5Minuit Machine / DRGS (2019 - Infrarouge)
3. ← 6. 3 Billy Woods & Kenny Segal / Checkpoints (2019 - Hiding Places)
4. ← 14. 2(Sandy) Alex G / Gretel (2019 - House of Sugar)
5. ← 8. 4Lana Del Rey / Doin' Time (2019 - Single)
6. ← 5. 6 Alex Cameron / Miami Memory (2019 - Single)
7. ← 7. 5 Clairo / Bags (2019 - Immunity)
8. ← 9. 5 Priests / Good Time Charlie (2019 - The Seduction of Kansas)
9. ← 4. 8CY8ER / デッドボーイ、デッドガール (2019 - Single)
10. ← 11. 6 The National / Rylan (2019 - I Am Easy to Find)
11. ← 3. 7C Duncan / Health (2019 - Health)
12 ← 20. 2 Bill Callahan / Son of the Sea (2019 - Shepherd in a Sheepskin Vest)
13 ← 12. 3 Carle Rae Jepsen / Want You in My Room (2019 - Dedicated)
14 ← 13. 4 The Voidz / The Eternal Tao (2019 - Single)
15. ← 10. 8 Beyoncé / Before I Let Go (2019 - Homecoming: The Live Album)
16. ← 17. 3James Blake / Where's the Catch? (feat. André 3000) (2019 - Assume Form)
17. ← 19. 2 Cienfue / Shining in the Dark (2019 - Single)



18. NEW 1 Jay Som / Superbike (2019 - Anak Ko)
19. ← 16. 5 Weyes Blood / A Lot's Gonna Change (2019 - Titanic Rising)



20. NEW 1 Whitney / Giving Up (2019 - Forever Turned Around)
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読書録 #14 — アガペー、ほか

2019-06-26 19:25:30 | 読書
ジャロン・ラニアー/今すぐソーシャルメディアのアカウントを削除すべき10の理由/亜紀書房2019・原著2018
人は弱い動物だ。集団でなければ生きられないから、自分の評価、あるいは生きる意味さえ、他人の言動や表情をうかがうことでしか確認できない。著者はそうした人間の本能が「立場・面子にこだわりもっと大きな現実を見えなくさせ、パブロフの犬のように条件反射でコントロールされる」ようにフェイスブックやツイッター等テック企業の儲けに活用されてしまうため、プラットフォーム上で行われるコミュニケーションと文化はその場しのぎのくだらないものになるよう運命づけられているとする。そうしたなかでは維新の議員やトランプ、星空サラやホリエ豚のような最低の人間が浮上する。企業にとっては数字がすべて。悪名でもインフルエンサーを厚遇し、その他おおぜいのあなたがたは「操縦しやすく」自ら記号化・抽象化するよう仕向けられる。タピオカを求める行列のように…(;´Д`)


真鍋昌平/アガペー/小学館2019
真鍋さんがウシジマくん連載と並行して2011年からことし発表した4つの短篇を収める。表題作は無名アイドルの「推し」を追いかける男たち。2人の中年は表面的に仲良しだが、細かな差異から互いに小馬鹿にしている。より若く一見コミュ強で「グループの一番人気の娘(こ)とヤルのが趣味」という男も実はすべてがウソ。上記のソーシャルメディアの本に倣えば、アイドルは彼らが集団で生きる本能のため求めるよすが=いわばタピオカで、ファンは自らカモと分って行列に。アイドルの主宰者は、テック企業やバカホが作り替えた経済社会の孫請け業者あるいはハイエナ。最後の「東京の女(コ)」では主人公から煙たがられるスナック同僚のシングルマザーが「周りから満たされようとしても渇くばかり。自分で自分を満たさなきゃ渇きは癒えない」と達観しているが母子とも無残な結末に


見田宗介/まなざしの地獄 尽きなく生きることの社会学/河出書房新社2008・原著1973
見る・見られることのエロティシズム。広告と記号。人は他人の言動・態度などでしか自分自身を測れない。都市はそうした人を収集し分類する。といった当時としては斬新な視点で永山事件を考察した本なのかと勝手に期待し、裏切られた。「麦めしが、その物的な定住それ自体において『貧乏くさい』わけではない。(中略)麦めしが貧乏くさいのは、それが麦めしを食う人間の、ある情況の総体性を記号化(シグニファイ)しているからだ」。この調子で考察の対象とされるのでは永山則夫さん(本書ではN・N)も浮かばれまい。永山さんの半生のみならず、当時の社会的経済的な統計も散発的に用いられるが、ある機会に「上野千鶴子は自分の学説に不利な材料を隠す」と聞いてから、社会学者なんてものは…(後続)


橘玲/「読まなくてもいい本」の読書案内/ちくま文庫2019・原著2015
(承前・上野千鶴子は…)「社会学」なんてその程度。イデオロギーや功名心に縛られ、厳密な学問とは異なる。本書が「読まなくてもいい」と否定する過去の学術も同様。S・J・グールドらの「政治的に正しい」生物学は、進化論・進化心理学者が示す膨大な反証を前に消えていった。フロイトがすべて「リビドーが抑圧されている」せいにするのもデタラメ。近親姦は生物的に不利で、幼少期に同居した男女は相手を性的に見なくなるという。とはいうものの現実問題、娘を性的に見る父親、息子を溺愛する母親って少なくない。セックスと宗教と資本主義が結びつき、高じてはグーグルやFBが死さえ克服してみせようとテクノロジー至上を掲げるが、結局はウーバーだって生きた人間を奴隷化できなきゃ利益を生めないし、米国の白人貧困層の寿命は短縮。文系・理系双方に通じているつもりの著者がグールドやフロイトを批判するのも結局は科学万能という信仰のなせるわざなのでしょう—


出井康博/移民クライシス/角川新書2019
コンビニや牛丼屋、外国人店員の姿をしばしば見かけるが、本書によれば「コンビニで働けるのはエリート」。まあ最低限の接客や清潔な身だしなみも問われるでしょうし。bakaABE政権の7年で外国人労働者の数は2倍となったが、とくに増えている、本書が中心的に扱う「偽装留学生」がおもに就くのは、そのコンビニやスーパーに弁当・惣菜を卸す食品工場、新聞配達、地方の農業や漁業など、日本の若者から敬遠される最低時給以下の仕事。朝日新聞は記す。「深刻な労働力不足に直面し、コンビニが24時間営業できるのも、安い弁当を食べられるのも、新聞が朝夕自宅に届くのも、留学生たちのおかげ」。逆にいえばコンビニの本社や地方の世襲経営者や新聞の営業・広告代理店など、本当は世の中に必要ない肩書だけの人たちが高給をもらい続けるため、日本語学校・大学・現地のブローカーなどと結託し(政治家が介在することも)、ベトナムやブータンの若者を借金で縛ってブラック労働に追いやっているとの見方もできる。自民党や電通を中心とする政官財の既得権は、わが国の信用や未来を食いつぶすことで維持されているのだ


倉田真由美/だめんず・うぉ~か~③/扶桑社SPA!文庫2005・原著2002
巻が進むに連れ「またこんな感じか」のようにいくつかのパターンに類型化されてくる。男も女も。3巻、高2の初カレ以来だめんずとしか付き合ったことがない女の場合、大学生なのに社会人のカレに奢ったり物をあげたりしていたが、別れ話が出て音信不通、半年後手紙が来て「新カノジョに200万ぜんぶ貢いで捨てられた」。このパターンが頻出。金品を貢がせる尊大さは貢ぐ卑屈さと表裏一体。相手によっていずれかが助長される。くらたまの見立ては「男にとって女に金をもらう行為は自尊心が傷つくストレス。便利と思っても少しずつひねくれる」。私が思うに女も同じじゃないですかね。欺瞞的な専業主婦とか。女はイケメンやたくましい男を好む。モテ男にチョコが集中するのは小学校から。うち何%かの男は酒・賭博・DV・漁色に走り、この傾向は1000年後も変らないのでは


ロマン優光/90年代サブカルの呪い/コア新書2019
90年代の死体愛好についてロマン優光「人口が多い世代で、金や暇のあるやつも多い。旧来の文芸やスポーツから落ちこぼれても、自意識をこじらせて他人と差異をつけたいので、人をなぞったりありものを使って奇をてらう」。ジョン・メレンキャンプの歌詞「専門家と専門分野で闘えば専門家が必ず勝つ」。ツイッターの量産型うに氏「地道に健全なバランスの自己愛を育んでない奴は、大概謎の独自モラルを持ってる奴にパクパク食べられる」。奥崎謙三・根本敬・青山正明・バクシーシ山下・雨宮処凛・小山田圭吾・会田誠・山田花子・村崎百郎・宅八郎・etc・etc…。功罪あれど、誤解だ、そんなつもりじゃなかったは通用しない。題材が異端・露悪的であるほど、集まってくる者もこじらせていて病的。糸井重里や浅田彰など「自分らが遊べれば・儲かれば(資本主義などの)構造そのものは問わない」80年代型新自由主義の爛熟劣化版として現在まで続くロールモデルといえよう


白取千夏雄/全身編集者/おおかみ書房2019
漫画雑誌の編集者は狭き門をくぐり抜けたエリートで、でも文芸コンプレックスがあり、漫画を見下している場合が少なくない。結果、漫画市場の拡大に伴い「売れれば勝ち」「お金が欲しければ言うとおり描け、そうすれば使ってやる」のブラック労働と最大公約数的な作品の氾濫を招く。青林堂の学生バイトからガロ副編集長まで出世、同誌の分裂騒動まで見届けた白取さんは正反対。作家の自由な感性を伸ばすよう理詰めでサポートに徹する。絵が下手でも新しい才能を見いだす。これらを創業者の長井勝一氏から伝授された。しかしパソコン系のベンチャー・山中潤氏が青林堂の経営を継いだ90年代いったんは業績を伸ばすが、現青林工藝舎・手塚能理子氏らとの確執が生じ分裂に至った。のち怪しげな人物の手に渡った青林堂を離れ、負け組のまま壮絶な闘病のすえ2017年に亡くなった白取さんであるが、昭和末期~平成前期の中小出版・媒体・サブカルをめぐるまたとない貴重な証言を遺してくれた


滝沢秀一・滝沢友紀/ゴミ清掃員の日常/講談社2019
ハリセンボン箕輪さんは早稲田大学時代友だちが1人もできなかったという。大学というシステム(受験勉強・就職活動)は彼女のマイナスの価値を発見することができず、お笑い界が近藤さんとのペアで発掘することで初めて開花。本書によれば、保育・幼稚園児にとってゴミ清掃員はかっこいいのだという。回転する板にどんどん投げ込む姿が。小学校など知恵がつくと蔑むようになる。ゴミは究極のマイナスの価値といえよう。誰もがゴミを出すが、直視することを避け思考停止しているので、ニポンの無責任の体系(下請け・丸投げ・天下りなど)により一人あたりゴミ排出量世界一という不名誉な状態に。前著と重なる記述が多いが夫婦の共作となったことで、よりお笑いを選んだ人生観と、ゴミ清掃の同僚たちの群像が温かく描かれています


白山宣之/地上の記憶/双葉社2013
2012年に59歳で病没した寡作漫画家の代表的短篇を4つ収める。驚異的な画力。上手い絵が漫画としてもこなれている。遺作本ということでメッセージを寄せている漫画家たちによれば、酒・映画好きの享楽的な生き方で、画風を追求することも遊びの一環であり、物語は後から付いてくるタイプ。雑誌の求めに応じて量産できるようなタイプとは真逆で、お話の求心力には欠けるが、遊びゆえの完成度と個性があり、昭和~平成の漫画市場の広がりを体現するような存在。私の印象に残ったお話は、戦国時代、女だてらに人間ばなれした怪力・戦闘力で武功を挙げながら富や名誉をいっさい求めなかった女性の「大力伝」。ウシジマくんやだめんずうぉ~か~では男も女も悪いということが繰り返し描かれるが、やはり強いていえば、生殖コストが大きい女の方がマジメな傾向だと思う。世の男がそれを認め、建設的に対話していってほしいです
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22-Jun-2019 Top 20 Hits

2019-06-22 21:02:02 | Weekly Top 15
1. ← 1. 6 Lizzo / Juice (2019 - Cuz I Love You)
2. ← 4. 4Minuit Machine / DRGS (2019 - Infrarouge)
3. ← 2. 6C Duncan / Health (2019 - Health)
4. ← 3. 7CY8ER / デッドボーイ、デッドガール (2019 - Single)
5. ← 5. 5 Alex Cameron / Miami Memory (2019 - Single)
6. ← 13. 2 Billy Woods & Kenny Segal / Checkpoints (2019 - Hiding Places)
7. ← 7. 4 Clairo / Bags (2019 - Immunity)
8. ← 9. 3Lana Del Rey / Doin' Time (2019 - Single)
9. ← 8. 4 Priests / Good Time Charlie (2019 - The Seduction of Kansas)
10. ← 6. 7 Beyoncé / Before I Let Go (2019 - Homecoming: The Live Album)
11. ← 10. 5 The National / Rylan (2019 - I Am Easy to Find)
12 ← 16. 2 Carle Rae Jepsen / Want You in My Room (2019 - Dedicated)
13 ← 12. 3 The Voidz / The Eternal Tao (2019 - Single)



14. NEW 1 (Sandy) Alex G / Gretel (2019 - House of Sugar)
15. ← 11. 6Jamila Woods / Basquiat (2019 - Legacy! Legacy!)
16. ← 15. 4 Weyes Blood / A Lot's Gonna Change (2019 - Titanic Rising)
17. ← 20. 2James Blake / Where's the Catch? (feat. André 3000) (2019 - Assume Form)
18 ← 18. 3 Deerhunter / No One's Sleeping (2019 - Why Hasn't Everything Already Disappeared?)



19. NEW 1 Cienfue / Shining in the Dark (2019 - Single)



20. NEW 1 Bill Callahan / Son of the Sea (2019 - Shepherd in a Sheepskin Vest)
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129) Stereolab

2019-06-19 20:13:17 | 音楽
先日スリッツの映画を見たとき、彼女たちがパンクやレゲエにも男尊女卑が根強いことに苛立ちながら、自分たちもまた「ホテルでの乱痴気騒ぎ」をはじめ、いわゆるロックンロールの悪徳の轍を踏んでしまうあたり、彼女ら自身もそうであったろうがもどかしく思った。酒やドラッグやセックス、本当にそんなことがやりたくて音楽を始めたのか。

ストーンズやツェッペリン、ビッグネームになると、そうした悪名も売りになる。音楽のイメージを補強し、音楽を聞かない人にも何となく認知され、いつまでも昔の名前で出続けることができる。

日本語の壁に守られているわが国ではさらに顕著だ。ザ・ベストテンが大人気番組となり、毎週順位が変るというジャーナリスティックな要素によって、音楽に新陳代謝がもたらされると思いきや、テレビや芸能界・広告界にとって好都合なお人形=自分で音楽を作れないアイドル歌手全盛の現実が待っていた。

芸者が旦那衆からお金を出してもらってレコードを吹き込んだ戦前に戻ったかのよう。音楽はメディアやテクノロジー、時代の流れに大きく左右される。じきiTunesが終るのだという。iPodやiTunesストアとセットで、音楽の流通と消費の形を大きく変えたが、サブスクリプション/ストリーミング優勢に押され、音楽と映像とポッドキャストそれぞれの収集再生に特化した地味な形に分化。いまやリスナーとその行動もデータとして集められ、アップルやグーグルなどテクノロジー企業の利益に還元される。

人の心は相対的。常にさまざまな影響を受け変ってゆく。以前はカセットやMDで作っていた、この通し番号を振ったアーティスト別のベスト選曲企画は、音楽に心の拠りどころであってほしい、私の信仰の殿堂なのである—🏛️




iTunes Playlist "129) Stereolab" 115 minutes
1) McCarthy / Red Sleeping Beauty (1986 - Scared to Get Happy: a Story of Indie-Pop 1980-1989)
80年代、インディーズ、アコースティック志向、ジャンル・ミックス、シングルやカセット重視などの特徴をもつ若いバンドが英国各地に現れたなか、地味な存在ながら良い曲を書いていたマッカーシーのTim Ganeがフランス人のLaetitia Sadierと出会って彼女をバンドに加入させたのがステレオラブの前身となる



2) McCarthy / Should the Bible Be Banned (1988 - That's All Very Well but...)



3) John Cage Bubblegum (1993 - Refried Ectoplasm: Switched on Volume 2)
ブリットポップが勃興する1990年代前半、ロンドンを拠点として1990年に結成されたステレオラブは、活動の多くの期間夫婦でもあったTim GaneとLaetitia Sadierを中心として、ノスタルジックな懐古趣味とテクノロジー志向な未来主義を同時に追求する異色の存在であった。シングルやEPのみで発表された曲に重要なものが少なくなく、コンピレーションも雑然とした形で作られ、ファン泣かせというか、パッケージ商品よりストリーミング優勢となっている現状を先取りした面も



4) Jenny Ondioline (1993 - Noise Bursts with Announcements)
5) Crest (1993 - Noise Bursts with Announcements)
イージー・リスニングやボサノヴァの甘美さと、ノイズやクラウトロックの無機質さを兼ね備えているのが彼らの身上で、18分に及ぶJenny Ondiolineは初期の代表曲といえよう



6) French Disko (1993 - Serene Velocity: a Stereolab Anthology)



7) Ping Pong (1994 - Mars Audiac Quintet)



8) The Long Hair of Death (1995 - Aluminum Tunes)



9) Cybele's Reverie (1996 - Emperor Tomato Ketchup)
10) The Noise of Carpet (1996 - Emperor Tomato Ketchup)
11) Motoroller Scalatron (1996 - Emperor Tomato Ketchup)
ジョン・マッケンタイアをプロデュースに迎え、サウンドと作曲の両面で頂点に達し、代表作と見なされる。ジャケも特によいですね。Pitchforkの90年代アルバム100選で51位



12) Fluorescences (1996 - EP)



13) Miss Modular (1997 - Dots and Loops)



14) Stereolab · Nurse With Wound / Simple Headphone Mind (1997 - Single)



15) The Pastels / One Wild Moment (Stereolab Remix) (1998 - Illuminati: Pastels Music Remixed)



16) Come and Play in the Milky Night (1999 - Cobra and Phases Group Play Voltage in the Milky Night)



17) Space Moth (2001 - Sound-Dust)



18) Vonal Declosion (2004 - Margerine Eclipse)
2002年に主要メンバーのMary Hansenが事故死、04年にはGaneとSadierが離婚。シングル重視となったり相変わらず変則的なリリースながらバンドは存続したものの、GaneとSadierそれぞれのユニット活動も増え、09年にいったん活動休止、ことしライブやリイシューで再始動し、つい先ごろ来日公演を行ったとのこと



19) Three Women (2008 - Chemical Chords)


20) Atlas Sound / Quick Canal (w. Laetitia Sadier) (2009 - Logos)



21) Cavern of Anti-Matter / Phantom Melodies (2018 - Hormone Lemonade)
コメント (2)
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1969 — 50 Best Songs

2019-06-17 15:55:17 | Year End Charts
50) Blood, Sweat & Tears / Spinning Wheel
49) 千賀かほる / 真夜中のギター
48) 内山田洋とクール・ファイブ / 長崎は今日も雨だった
47) The Beatles / The Ballad of John and Yoko
46) Tommy Roe / Dizzy (1968)
45) いしだあゆみ / ブルー・ライト・ヨコハマ (1968)
44) The Foundations / Build Me Up Buttercup (1968)
43) Tom Jones / Love Me Tonight
42) Steam / Na Na Hey Hey Kiss Him Goodbye
41) Junior Walker & the All Stars / What Does It Take (to Win Your Love)
40) Neil Diamond / Sweet Caroline
39) The Rolling Stones / Honky Tonk Women
38) Mary Hopkin / Goodbye
37) Creedence Clearwater Revival / Fortunate Son



36) Flaming Ember / Mind, Body and Soul
35) Elvis Presley / In the Ghetto
34) Edwin Hawkins Singers / Oh Happy Day
33) Henry Mancini / Love Theme from “Romeo and Juliet”
32) Sly & the Family Stone / Hot Fun in the Summertime
31) Fleetwood Mac / Man of the World
30) The Beatles / Get Back
29) The Who / Pinball Wizard
28) The 5th Dimension / Wedding Bell Nlues
27) The Meters / Cissy Strut
26) Dusty Springfield / Son of a Preacher Man (1968)
25) The Doors / Touch Me
24) Sonny Charles & the Checkmates Ltd. / Black Pearl



23) Sly & the Family Stone / Stand!
22) Simon & Garfunkel / The Boxer
21) The Move / Blackberry Way (1968)
20) The Beatles / Don’t Let Me Down
19) The Zombies / Time of the Season (1968)
18) Serge Gainsbourg & Jane Birkin / Je t’aime… moi non plus
17) Stevie Wonder / My Cherie amour
16) Elvis Presley / Suspicious Minds
15) The Beatles / Come Together
14) Fleetwood Mac / Albatross
13) Motherlode / When I Die
12) The Beatles / While My Guitar Gently Weeps (1968)
11) Thunderclap Newman / Something in the Air
10) David Bowie / Space Oddity
9) The 5th Dimension / Aquarius/Let the Sunshine In
8) The Beatles / Something



7) Creedence Clearwater Revival / Proud Mary
6) The Velvet Underground / What Goes On
5) The Rolling Stones / Street Fighting Man (1968)
4) Blind Faith / Presence of the Lord
3) Marvin Gaye / I Heard It Through the Grapevine (1968)
2) The Rolling Stones / Sympathy for the Devil (1968)
1) The Velvet Underground / Beginning to See the Light
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15-Jun-2019 Top 20 Hits

2019-06-15 18:16:25 | Weekly Top 15
1. ← 1. 5 Lizzo / Juice (2019 - Cuz I Love You)
2. ← 5. 5C Duncan / Health (2019 - Health)
3. ← 2. 6CY8ER / デッドボーイ、デッドガール (2019 - Single)
4. ← 4. 3Minuit Machine / DRGS (2019 - Infrarouge)
5. ← 6. 4 Alex Cameron / Miami Memory (2019 - Single)
6. ← 3. 6 Beyoncé / Before I Let Go (2019 - Homecoming: The Live Album)
7. ← 10. 3 Clairo / Bags (2019 - Immunity)
8. ← 13. 3 Priests / Good Time Charlie (2019 - The Seduction of Kansas)
9. ← 14. 2Lana Del Rey / Doin' Time (2019 - Single)
10. ← 11. 4 The National / Rylan (2019 - I Am Easy to Find)
11. ← 9. 5Jamila Woods / Basquiat (2019 - Legacy! Legacy!)
12 ← 20. 2 The Voidz / The Eternal Tao (2019 - Single)



13. NEW 1 Billy Woods & Kenny Segal / Checkpoints (2019 - Hiding Places)
14. ← 7. 7 Anna Tivel / The Question (2019 - The Question)
15. ← 16. 3 Weyes Blood / A Lot's Gonna Change (2019 - Titanic Rising)



16. NEW 1 Carle Rae Jepsen / Want You in My Room (2019 - Dedicated)
17. ← 8. 8Fat White Family / When I Leave (2019 - Serfs Up!)
18 ← 18. 2 Deerhunter / No One's Sleeping (2019 - Why Hasn't Everything Already Disappeared?)
19 ← 12. 8 The Mountain Goats / Younger (2019 - In League with Dragons)



20. NEW 1 James Blake / Where's the Catch? (feat. André 3000) (2019 - Assume Form)
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8-Jun-2019 Top 20 Hits

2019-06-08 19:04:31 | Weekly Top 15
1. ← 1. 4 Lizzo / Juice (2019 - Cuz I Love You)
2. ← 2. 5CY8ER / デッドボーイ、デッドガール (2019 - Single)
3. ← 5. 5 Beyoncé / Before I Let Go (2019 - Homecoming: The Live Album)
4. ← 6. 2Minuit Machine / DRGS (2019 - Infrarouge)
5. ← 4. 4C Duncan / Health (2019 - Health)
6. ← 9. 3 Alex Cameron / Miami Memory (2019 - Single)
7. ← 3. 6 Anna Tivel / The Question (2019 - The Question)
8. ← 7. 7Fat White Family / When I Leave (2019 - Serfs Up!)
9. ← 11. 4Jamila Woods / Basquiat (2019 - Legacy! Legacy!)
10. ← 14. 2 Clairo / Bags (2019 - Immunity)
11. ← 13. 3 The National / Rylan (2019 - I Am Easy to Find)
12 ← 12. 7 The Mountain Goats / Younger (2019 - In League with Dragons)
13. ← 19. 2 Priests / Good Time Charlie (2019 - The Seduction of Kansas)



14. NEW 1 Lana Del Rey / Doin' Time (2019 - Single)
15. ← 8. 8 Wintersleep / Terror (2019 - In the Land of)
16. ← 16. 2 Weyes Blood / A Lot's Gonna Change (2019 - Titanic Rising)
17. ← 10. 8 David Chalmin, Bryce Dessner, Katia Labèque, Marielle Labèque / Dessner: Haven (2019 - El Chan)



18. NEW 1 Deerhunter / No One's Sleeping (2019 - Why Hasn't Everything Already Disappeared?)
19. ← 17. 5 Lucy Dacus / My Mother & I (2019 - Single)



20. NEW 1 The Voidz / The Eternal Tao (2019 - Single)
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私はあなたのニグロではない

2019-06-05 17:52:24 | 映画(映画館)
I Am Not Your Negro@早稲田松竹/監督:ラウル・ペック/原作:ジェームズ・ボールドウィン/出演:キング牧師、マルコムX、メドガー・エヴァース、ジェームズ・ボールドウィン、シドニー・ポワチエ、ボブ・ディラン、マーロン・ブランド、ジョーン・クロフォード、ロバート・F・ケネディ、バラク・オバマ/ 2016年アメリカ・フランス・ベルギー・スイス

差別が当たり前だった時代から、 人々はどのように声を上げ世界を変えていったのか―?

2017年初頭。トランプ政権がスタートしたアメリカで、一本のドキュメンタリー映画が異例のヒットを記録した。黒人文学のレジェンドであり、公民権運動家だった作家ジェームズ・ボールドウィンの原作を映画化した『私はあなたのニグロではない』だ。本作は、ボールドウィンの未完の原稿「Remember This House」を基に、彼の盟友であり30代の若さで暗殺された公民権運動の指導者メドガー・エヴァース、マルコムX、キング牧師の生きざまを追いながら、60年代の公民権運動から現在のブラック・ライブズ・マターに至るまで、アメリカの人種差別と暴力・暗殺の歴史に迫る。

監督のラウル・ペックは、映画で語られる言葉のひとつひとつをボールドウィンの本、エッセイ、インタビュー、講演など彼が実際に発言した言葉を使って構成した。60年代と現在を交互に映し出す映像に、アメリカの現状を嘆き、鋭く批判するボールドウィンの言葉が重なり、50年経った今でも人種差別をめぐる状況が変わらないことが明るみに。テレビCFやハリウッド映画が刷り込む「正しく美しい」白人の姿と歪められた黒人のイメージ。意図的に黒人への偏見が定着させられ、無知や先入観による差別が再生産される、米国の正体が解き明かされるさまは衝撃的だ。

「差別とは何か」を語るボールドウィンの、火のように熱く、知性的で明瞭なスピーチが置かれたラスト。不寛容が広がり、分断が危険なまでに深まる時代。この映画はわれわれに、よりよい未来へと歩む道しるべを与えてくれる。


私がささげた その人に
あなただけよと すがって泣いた
うぶな私が いけないの
二度としないわ 恋なんか
これが女の みちならば 宮史郎とぴんからトリオ「女のみち」1972

3番の歌詞では、暗い坂道をゆこうとも、きっとつかむわ幸せを~となるのですが、純情な処女が、男に捨てられて泣く歌詞の曲が、この4年後くらいまでわが国で最も売れた大ヒットだったのである。

演歌・歌謡曲は不倫の曲がまことに多い。しかも男の歌手が女の立場で女言葉で歌う。クールファイブのヒット曲はほぼすべて。沢田研二や西城秀樹の曲は逆に若い男の立場で、年上の人妻が不幸にならないよう身を引くという、いずれにせよ不倫だ。

水商売の女を探す男~というテーマの「昔の名前で出ています」と「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」も大ヒット。水商売の女はお金のため多くの男に媚びを売らねばならない。恋愛に発展する場合もあるとは思うが、一途に男を待ちながら、いや待つためにも水商売を続けるなんてことがあるのだろうか。女は無知で純情な処女であってほしい身勝手な男の幻想では。

シロート童貞の印象論に過ぎないが、女って元彼の悪口をけっこう言いますよね。モテる子なら二股三股を掛けて、結局縁談は別口から~なんてこともざらでしょ。女だって性欲あるよ。女が社会の主導権を握れば、痴漢なんかは絶対に許さないが、イケメンから接客や性的サービスを受けられる水商売が林立するでしょう。女が泣く不倫の歌は小学生でも歌えて、そういう現実は大のオトナからも隠されがちなのが男尊女卑ニポン低国—😛 


俺は犬を扱わないだろうよ(おまえが俺を扱ったようには) Bobby "Blue" Bland / I Wouldn't Treat a Dog (The Way You Treated Me) (1974)

この映画の中ほど、ボールドウィンがTV出演して、作家だか何らかの文化人である白人男性と討論する。白人おじさんが「私は無学な白人よりはあなたのような教養ある黒人に親近感を覚える。あなたもそうである筈だ。白人だからとか黒人だからとかではない」と言うのに対し、ボールドウィンは「大戦後すぐ、私はパリへ渡った。アメリカでは身の危険を覚えるからだ。街でもどこでも必ず悪意ある視線を浴びる。黒人というだけで襲われ、最悪殺される。警察も黒人には偏見と悪意をもって対する。白人には見えないこの国の現実だ」と返し、客席から拍手が起こる。

女も、女というだけで悪意ある視線を受けることがある筈だ。男には分らない。だから米国の黒人音楽は、現実には男尊女卑であるが、せめて歌の中では、男が弱い立場で女をかきくどく、哀願するような歌詞・ボーカルが多数である。ジェームズ・ブラウンのMan's Worldは男根原理そのものがテーマながら「男がすべてを作った。でも女がいなければすべては虚無だ」と悲痛。

私と同年代の漫画家さんと酒を飲む機会があって、音楽好きの彼が若い友人知人と話をすると、彼が良いと勧めるマイルス・デイビスのマイナーなアルバム、あるいはストラングラーズやバズコックスといった今では流布していない英パンクを、どうせつまらないに決まってる!という風に決めつけられてしまうのだという。自分が知らないのは、相手に価値がないから。ネットやバカホの普及によって玉石混交の情報があふれ、かえって狭い檻に囚われたままでよしとする人が増えたような昨今である—📲 
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1-Jun-2019 Top 20 Hits

2019-06-01 20:27:43 | Weekly Top 15
1. ← 1. 3 Lizzo / Juice (2019 - Cuz I Love You)
2. ← 7. 4CY8ER / デッドボーイ、デッドガール (2019 - Single)
3. ← 3. 5 Anna Tivel / The Question (2019 - The Question)
4. ← 4. 3C Duncan / Health (2019 - Health)
5. ← 8. 4 Beyoncé / Before I Let Go (2019 - Homecoming: The Live Album)



6. NEW 1 Minuit Machine / DRGS (2019 - Infrarouge)
7. ← 5. 6Fat White Family / When I Leave (2019 - Serfs Up!)
8. ← 2. 7 Wintersleep / Terror (2019 - In the Land of)
9. ← 16. 2 Alex Cameron / Miami Memory (2019 - Single)
10. ← 6. 7 David Chalmin, Bryce Dessner, Katia Labèque, Marielle Labèque / Dessner: Haven (2019 - El Chan)
11. ← 12. 3Jamila Woods / Basquiat (2019 - Legacy! Legacy!)
12 ← 11. 6 The Mountain Goats / Younger (2019 - In League with Dragons)
13. ← 18. 2 The National / Rylan (2019 - I Am Easy to Find)



14. NEW 1 Clairo / Bags (2019 - Immunity)
15. ← 9. 9 Palehound / Killer (2019 - Single)



16. NEW 1 Weyes Blood / A Lot's Gonna Change (2019 - Titanic Rising)
17. ← 14. 4 Lucy Dacus / My Mother & I (2019 - Single)
18. ← 10. 9Die Heiterkeit / Jeder Tag ist ein kleines Jahrhundert (2019 - Was passiert ist)



19. NEW 1 Priests / Good Time Charlie (2019 - The Seduction of Kansas)
20. ← 15. 5 Avey Tare / HORS_ (2019 - Cows on Hourglass Pond)
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