湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

失敗の原因

2014-12-18 12:00:06 | Weblog
このところ、何事も、もくろみ通り行かず
ストレスの溜まる日々が続いています

こういう時は、何かに八つ当たりしたくなったり
訳の分からないことに夢中になったりするので
気をつけなければいけません

人生で難しいことの一つが、負けや失敗を認めることです
私自身、人から見ると自信家の様です
実際、自分の失敗を認めることが苦手です
いつも自信満々でいたいのでしょう

自分の性格は、自分で承知しているつもりです
何か上手くいかないことがあると
私はいつも、自分が失敗したと考えるようにしています
そして、その失敗の原因を考えます

自分の失敗の原因として
最近私が気付いたことは、意外なことに

”私が人を信じやすいこと”

でした

自分の失敗の原因を他人のせいにするのは気が引けます
しかし、最近の私の失敗の多くが、安心して任しきっていた人のミス
あるいは、信じていた人の見当違いな行動によるものだったのです

これも、自分の思い込みからの失敗ですから
自分のミスであることには変わりありません
それによる負担も私が受けるわけですから
責任転嫁のしようもありません

自分を律することは、何よりも大事なことではあります
しかし、それだけでは世の中は回りません
自分の能力には限度がありますし
世の中は、自分一人では、どうなるものでもありません

「全ての責任は私にあります」

とか

「何事も私が悪いのです」

などと、責任を認めることは潔いことではあります
他人を責めない態度は、それなりに美しくもあります
しかし、それだけでは世の中は上手くいきません

他者を監視し、時には、責任追及の精神も必要なのです
信じて任せることは必要ですが
監視やチェックを怠ってはいけません

こう言うと、他者を疑うことを勧めているようで、誤解を招きそうです

そこで、ひとつ付け加えるなら
人は善意でもミスは犯すということです
悪意の無いミスの方が発見が遅れる場合もあるのです

さらに言えば
人間関係というものは、仕事に限らず
適度な緊張感が無いと、堕落しやすいものなのです






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