湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

酒飲みの口実

2010-05-31 18:36:49 | Weblog
日が伸びました
午後6時を過ぎても明るいです
ついつい時刻を読み間違えてしまいます
ああ、もうこんな時間か!・・・というわけです

もう夏です、しかし、風が肌寒いです
でも、仕事が終わり、まだ外が明るいと、すぐには家に帰りたくないものです
つい、ちょっと一杯飲みたくなります

酒飲みは、いくらでも酒を飲む理由を考えつきます
私も、だんだん、そういう性格になってきました
酒が旨く飲めることが、私の幸せの一つになってきたのです
最近、あまり二日酔いをしなくなったことも、理由の一つです

タバコをやめて、かれこれ2年近くなります
そして、体重が減り、体調が少しよくなりました
まだまだ、タバコを吸いたくなりますから、油断はできません
しかし、それを紛らすために、酒量が増えたのです
私が酒飲みになったのは、禁煙の影響が大きいと思います

今宵、何か酒を飲む口実はないかと考えながら
今日は、まっすぐ家路につきました
家で飲む酒も、悪くありません
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戦後日本の思想

2010-05-30 20:05:56 | Weblog
自分が何をしているのか
自分でも分からなくなることがあります
特に、税金を納める時など
役所の請求書や税理士の計算に基いて支払うわけですが
正直なところ、何がなんだか分かりません

社会制度というものは私達を隷属させます
政治とは権力であり、問答無用で収奪していきます
税金は安ければ安いほどよいのです
増税を主張する人は、公務員や、行政から見返りのある人々です

役人や政治家になりたい人は
自分は働かずに、人々から収奪して生きたい人です
ヤクザ者に似た性格の人々が、役人と政治家です
ただし政治家は選挙で選ばれるわけですから
選んだ私達にも責任の一端はあります

もちろん
税金無しで社会秩序が維持できると考えるほど
私は楽天家ではありません

ただし、現在日本の税制は複雑すぎて、よくありません
それと、相続税という悪税があって、国民を不安に陥れています
相続税というのは、家族制度を否定したものであり
国民の私有財産権を認めないことです

私は、私的権利には
個人的権利と家族的権利があると考えます
現在の日本では
個人的権利の主張はある程度通りますが
家族の権利は無視されているような傾向があります

家族を否定し、私有財産を否定する考え方は
典型的なマルクス主義の思想です
第二次大戦後、日本を占領した連合国は
マルクス主義を利用して日本人を隷属化しました
その考え方は、役人や政治家にも都合が良かったし
大企業のサラリーマンにも都合が良かったため
戦後日本の思想の主流になってしまいました
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葉脈構造・・・マンションの作り方

2010-05-29 13:22:50 | Weblog
マンションを作る時に
周囲の環境や雰囲気にぴったりくるものを作ろうとするのは当然です

私は最初から
そのようにしてマンションを作ってきました
見栄えの良いものを作るのは、オーナーの見栄ではなく
社会的責任であるとさえ考えています

しかしまた、これは
建物を作る場合の最初のテーマであるに過ぎません
本当に大事なのは、あくまでも、住む人、実際に使う人の快適性です

そのことを突き詰めていくうちに
私はバリアフリーやユニバーサルデザインの考え方にたどり着きました

そして最近は、エコです
なんとなく世の中の流行を追いかけているような感じになってしまいましたが
そうではありません
私は地球温暖化にもゴミの分別にも懐疑的な人間です
世の中の流行には関係なく
私は、環境への配慮や省エネ、そして合理的な設計へのこだわりを持っています

同じ床面積であるならば
なるべく使いやすい、無駄の無いレイアウトを考えます
なかなか難しいことではあります
決まりきった間取りが業界の常識にになってしまっています

そこで私は独自の発想で間取りや設備を考えます
マンションに引き戸を採用したのは
もう、かれこれ15年前のことになります
最近でこそ、大手の分譲マンションもそうなってきていますが・・・
そして、8畳以上の広いへやへのこだわりも、その頃からです

今回、特に私が考えた間取りの基本コンセプトは

「葉脈構造」

です

廊下を作らず
ホールからホールへ、そして各戸へ
スペースを共有しつつ、枝分かれしていく構造です
各戸も、玄関ホールから各部屋や浴室、トイレなどへと枝分かれしていきます
1Kタイプですら、キッチンの反対側の扉を開くと
トイレ、洗濯機、浴室と枝分かれしていきます

葉脈構造は、人の動線を考えているだけではなく
スペース効率も考えたものです
葉脈構造にすると、動きやすいだけではなく
住戸の中に、より少ない面積で、より充実した機能を持ち込めるのです
従来より少ない床面積でも、ゆったりと使えて、しかも機能が充実しているのです
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建物の外観

2010-05-28 18:55:33 | Weblog
私が、藤沢で、現在建設中のマンションは
今日、周囲を覆っていた足場を全てばらし、養生シートを外し
その全貌を皆様の前にお披露目することができました

ただし、エントランス庇は、来週から鉄骨を組上げることになります
これが完成すると
本当に素晴らしい外観になるはずです
もちろん、これまで完成した部分は、予想以上に素晴らしい出来です

マンションを作るということは
私のライフワークですから、これで終わりということはありません
おそらく、これ以上のものを作ろうという情熱は、今後もまた起きることでしょう

それはそれとして、このマンションは
私がこれまで作ったマンションの中の最高傑作であることは間違いありません
私が全情熱をかけて作ったマンションです

あらためて、その外観の素晴らしさに、自分で感動します
けして装飾性を狙ったものではなく
機能に徹したデザインでありながら、美しいのです

これは偶然のことではなく
はじめから、統一的に全体のデザインを考え
街並みにとけ込みつつ、街並みを引き立たせるという
当初の私の狙いがあったからです

まさに、私の狙い通りの外観となったのです

敷地購入の話しがあった時は
まだ、この土地に、ホテルを作るかマンションを作るか決めていませんでした
いずれにしろ、私としては、藤沢の表通りに相応しい立派な建物したかったのです

土地を見た瞬間、私には、すぐに建物のイメージが浮かびました
それはホテルでも、マンションでも使えそうな建物のイメージでした
現在、ほぼ完成した建物のイメージそのものでした

私は、自分のイメージした建物を、なにがなんでも建てたかったのです

ところが、もしホテルにするとなれば
どこかのホテルチェーンと提携するか、全面的に経営を任せることになります
そうなると、自分のイメージした通りの建物を建てられる保証がありません

私は、この建物の骨格を考え、マンションの間取りが入ることを確認すると
迷うことなく、賃貸マンション建設を決断しました
その決断は正しかったと、本日、確信しました
まさに、私のイメージ通りの建物ができたからです
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自動車事故情報を完全公開せよ・・・運転免許証の更新に思う

2010-05-27 19:03:17 | Weblog
今日は自動車運転免許証の更新のための講習会を受けてきました

私は、無事故無違反のつもりだったのですが
どこかで小さな違反をしていたらしく
講習会を受けさせられるはめになっていました

講習会で見せられる映画も、少し変化していました
タレントが登場していましたし
酒酔い運転で二十歳の命を奪われた女性の父親が
直接、酒酔い運転への怒りを語っていました

実際、映像を見ていると
こちらも涙が出てきそうになります

私自身、酒を飲む席になることが分かっている場合は
自動車で出掛けることはしません
家から離れたところで飲むと
どうしても帰りのタクシー代がばかになりませんが
これは、止むを得ません

それは、そうなのですけれど
私は若干、天邪鬼のところがあります
自動車事故から歩行者や二輪車を守りたいのはやまやまですが
それは自動車ドライバーだけの努力では限界があるのです
道路の作り方から変えていかなければなりません
都市構造から、変えていく必要があるのです

そのためのアイデアは私にもあります

立体交差や一方通行を増やすことも必要でしょう
そうした個々のアイデアの他に、根本的な仕組みとして
事故情報の完全一般公開を求めたいと思います

私は

”公道上の事故はプライバシーではない”

という原則を確立するべきだと考えます

そして事故情報は
搭乗者の氏名等は伏せても
事故現場と事故状況、車種や運転者の性別や年齢
飲酒や運転に影響を与える可能性のある薬物や疾病
搭乗者を含む人的損害、車両や公共物を含む物的損害まで
詳細に公開する必要があると・・・私は考えるのです

そうしたデータを基に
ドライバーの注意義務だけではなく
道路の設計から、自動車自体の設計に至るまで
根本から、見直すことができるようにするのです

プライバシーを理由に
警察だけが情報を独占するのは
権力の専横であり、好ましいことではありません
秘密主義は、見えない不正の温床となっていることを警戒すべきです
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多忙からの救いはあるか?

2010-05-26 18:37:01 | Weblog
私の悩みの一つに”多忙”があります
この多忙という状況は、改善するのが難しいです
仕事をしなくていいなら、もちろん、簡単に改善できます
しかし、そういうわけにはいきません

仕事というものは金儲けのことなのですけれども
仕事をすれば確実に儲かるという保証はありません
確実なのは、仕事をしないと損をするということです
そんなわけで、損得に関係なく、人は仕事をしなければならないのです

そこに多忙病に陥る危険があります

仕事をしている時は、遊びも、それなりに忙しくなります
そこで多忙病が始まるのです

「心を亡くす」

と、書くのが・・・そのまま忙しいの意味でもあります

私は不器用ですから、気持ちの切り替えが上手くできません
仕事ばかりしていると、何もしたくなくなってしまうのです
そこで”遊び”ということになるのですが
私の知っている遊びは、酒を飲むこととカラオケくらいです
せめてゴルフを始めたいのですが、ままなりません

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高速道路について思うこと・・・広島の思い出5

2010-05-25 13:37:25 | Weblog
広島へは、高速道路を一人走り続けて行きました
途中、名古屋から大阪までが
名神高速道路集中工事のため、ずっと車線規制があり、渋滞していました
中国自動車道に入ると、もう夕暮れです
私の目論見より2時間以上かかってしまいました

「日暮れて、道遠し」

という言葉が、急に思い出され、実感がこみ上げてきました

いきおい、アクセルに力が入ります
そこで、覆面パトカーにつかまりました
38キロオーバーで、減点3点、罰金3万5000円でした

中国自動車は80キロ制限なのです
車が非常に少なく、途中、一人ぼっちのドライブとなりました
驚くべきことは、対向車すら稀なことです
こういう場所で、スピード取締りの覆面パトカーを走らせる意味はいかがなものでしょう
いまどき、120キロで走って危険なことなどないのですから

帰りは小牧から中央自動車を走りました
河口湖経由で、一般道も走り、御殿場から東名高速に乗りました

足柄サービスエリアで休憩しようとしたら
トラックに占領されていました

トラックドライバー達は、ここで眠り、早朝には首都圏で納品を済ませるのでしょう
こした利用法がサービスエリアにはあるということを今回知りました
それならそれで、首都圏周辺のサービスエリアは、もっと別の形態が考えられそうです

たとえば
シャワールームや仮眠室のあるサービスエリアを作ることを
道路公団は、考えたらいかがでしょうか?
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呉・・・広島の思い出4

2010-05-24 17:06:48 | Weblog
呉は軍港として発展しました
あの戦艦大和が作くられたのも、ここです
この町には注目すべき二つの博物館があります
「てつのくじら館」と「大和ミュージアム」です

「てつのくじら館」は自衛隊が運営していて、入場料は無料です
民主党政権の事業仕分けで廃止されてしまうかもしれませんので
見に行くなら、早い方がいいでしょう
ぜひ、見ておくべき価値のある博物館です

皆さん「掃海」という言葉をご存知でしょうか?
機雷を除去する作業のことです
湾岸戦争の時も、日本の海上自衛隊はこの作業をしています

「機雷」をご存知ない方もいらっしゃるでしょう
「機雷」とは、海面や海中、あるいは海底に仕掛ける爆弾のことです
そこを通る船を爆破するためのものです

機雷は
戦争中に使う兵器ですけれども、戦争が終わっても海に残るため
これを除去する作業は平和の実現以後も続くのです
軍艦を沈める威力がある爆弾ですから
商船や客船など、ひとたまりもありません

平和が実現しても
実際の海上輸送を再開するためには
真っ先に掃海作業をしなければなりません
これがとても危険な作業であることは、容易に想像できます

終戦までの5ヶ月間に、米軍は日本近海に11277個の機雷を敷設しました
海上輸送路を遮断したこの作戦は

「対日飢餓作戦」

と、呼ばれました

戦後の食糧難も、鉄道輸送の混乱も
海上輸送路が断たれたことが大きな理由なのです

掃海は
経済復興のためにも、真っ先にしなければならない作業なのです
掃海作業は、解体された帝国海軍から現在の海上自衛隊まで
唯一継承された軍事行動であるかもしれません

「てつのくじら館」は自衛隊の掃海任務を中心に展示されています
しかし、展示の目玉は
実際に数年前まで就航していた潜水艦の実物の中に入れることです

「大和ミュージアム」は呉市が運営する歴史資料館で、有料です
戦艦大和の10分の1模型が展示の目玉です
軍港としての呉の歴史と戦争関係の資料が展示されています
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原爆ドーム・・・広島の思い出3

2010-05-23 17:04:27 | Weblog
厳島神社を見に行くために
私は自分の車を運転して広島の市街地を走っていました
すると左手に原爆ドームが見えてきました

ちょうど、橋を渡りかけたところだったので
橋の中ほどで車を止め
原爆ドームを携帯電話のカメラに収めました

しかし、それだけでは何か物足りない気分がしたので
車のハザードランプを点滅し
歩いて、原爆ドームの近くまで行ってみました

この建物の破壊の様子からだけでは、原爆の破壊力は伝わってきません
この程度の破壊は通常爆弾でも可能だからです
むしろ、石やコンクリートは原爆の攻撃に強いとも言えます

原爆の恐ろしさは熱戦と放射線です
そして、それらの持つ人体に対する破壊殺傷能力です
原爆ドームは爆心であったにもかかわらず
その地下にいた人々は死を免れたとも聞きます

実際
この建物を保存しようという動きが始まった当初は
この建物を残すと
かえって原爆の破壊力を過小評価される危険がある・・・という意見もあったのです

私が車を止めた橋は相生橋といい
めずらしいT字型をした橋であったため
原爆投下の目標にされたといわれています

現在の橋は被爆当時のものではありませんが
被爆当時の橋も、原爆によって落ちることはなく
戦後長く使われていたそうです
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厳島神社・・・広島の思い出2

2010-05-22 19:01:21 | Weblog
広島の厳島神社は世界遺産に登録されています
いわゆる安芸の宮島という日本三景の一つでもあります
日本の宝であり、世界の宝でもあります

実際に行ってみますと
想像していたより小さなお宮でした
その日は、結婚式が行なわれていて、その様子を回廊から観光客が見ていました
外国人の観光客は写真を撮っていました

世界遺産の中で結婚式ができるなんて、すごいことです
ここは歴史の遺物ではなく、生きた文化遺産なのです

厳島神社が小さく見えたのは
宮島が、私が想像していたのより、ずっと大きかったからです
むかしから人の住む、それなりの大きさの島なのです
私は、お宮だけがある、もっと小さな島を想像していました

宮島に渡るには
宮島口というところから15分おきにフェリーが出ていて、とても便利です
しかもフェリー会社は二社あるのです
これなら観光シーズンでも心配ないでしょう

小雨の中、霧のかかる宮島を私は訪ねました
フェリーでは、修学旅行の中学生達と一緒でした
彼らは元気が良かったですけれど
お行儀も良かったので不快な思いはしませんでした

白いシャツの中学生達が厳島神社の朱塗りの回廊に並んでいるのを眺め
彼らが行き過ぎるのを待って、私は回廊を一人で歩いていきました
途中二度ほど、熟年夫婦から写真撮影をたのまれました
結婚式を見ることもできましたから
厳かな気分と幸福感の両方を味わうことができました
一人で厳島神社に来たことを、残念だとは思いませんでした


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