湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

東京電力無罪論

2014-08-31 15:05:16 | Weblog
何日か前の新聞に

「東電に4900万円賠償命令」

という記事が出ていました

福島原発の事故で避難中の女性が自殺したのは
東京電力の責任であると
遺族の訴えに対し、福島地裁が下した判決です

遺族の気持ちは分かります
しかし、避難生活を強要し、生活の前途が見えなくしているのは
政府であって、東京電力ではありません

原子力発電所の事故にしても
津波が原因なのであり、東京電力の責任ではありません

東電が津波を想定していなかったという批判は当たりません
建物というものは、施主の勝手にはできないのです
法律はもとより、行政からの様々な指導のもとに建てられています

合法的な建物が崩壊した場合
施主の発見できない手抜き工事があったか
建築当時には知ることのできない問題があったかです
特に、天変地異や戦争、テロなどは
施主の責任を追及することができませんから
損害が他者に及んでも、通常は、施主は免責になるのです

福島原発に関しては
政府ばかりか国際機関も査察をしているわけです
福島原発の事故の責任者は政府でありIAEAなのです

法律を守り、政府の指導を守っても
事故が起きたら建築主や所有者の責任であるというなら
法律を守ることに意味はありません
そんな法律に、どんな意味があるのでしょうか?
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次男の濡れ衣が晴れる

2014-08-30 12:05:40 | Weblog
昨日は忙しい日でした

午前中に徳州会病院の眼科に行き
目の状態がかなり悪いということを診断され
ひどく落ち込みました

病院内のカフェで軽い昼食を済ませ
そのまま、午後4時の内科の検診までの時間をつぶそうと考えたのですが
さすがに退屈です

秘書は

「海を見に行きましょう」

と提案したので

私も

「そうだな、海、近いからな」

と、応じました

8月も終わりに近い辻堂海岸は
人影もほとんど無いモノトーンの世界でした

私と秘書は
一つだけあるベンチに腰掛け
海を眺めながら、とりとめのない会話をしていました

視力が衰えている上
検査で、いじ繰り回された私の目には
小雨まじりの曇天の午後の湘南海岸は
海も、空も、江ノ島の島影も
すべて、ぼんやりした灰色の濃淡の世界でした

ユーミンに

「海を見ていた午後」

という歌がありました

彼女は、どんな気分の時に、あの歌を作ったのでしょう?
私には、私なりに、おそらく、忘れることのできない
海を見ていた午後です

病院に戻り
薬剤師から、インスリン注射や血糖値の測定方法を聴いている時
妻からメールが入りました

次男に恐喝の嫌疑をかけた生徒が
自分が嘘をついたと白状したというのです!

その時その場からは、妻への返信はしませんでしたが
ちょっと、その件を薬剤師さんに話すと
なんと、彼女は桐蔭学園の出身でした

家に帰ると、笑顔の次男と妻がいました

事務所で仕事の片づけをしている時
桐蔭学園の理事長から電話が入り
事実の経緯の説明と、会話の中に、簡単な謝罪の言葉がありました
今後のことは、まだ決めていないそうです

理事長室で、その生徒を次男に謝らせるということでしたが

「謝って済む話ではありませんよ」

と、釘を刺しておきました

この9ヶ月間の次男と我が家の苦しみを何と思っているのでしょうか?
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失明の危険…糖尿病との闘い

2014-08-29 13:20:34 | Weblog
徳州会病院で眼科の診療を受けました

網膜から出血していて
しかも、かなりひどい状態らしいです
いつ失明してもおかしくない状態らしいのです

病気は治るのかという、私の問いに対し
医師は何も答えませんでした

私よりもずっと若い三十代の男性でも
糖尿病で失明してしまい
働くことができず、生活保護を受けている
そんな患者が今日も二人来た

医師が私に話したのは
そんな話しだけでした

私は切迫した危機感と絶望的な気分を味わいました

目の痛みとともに
心の痛みを感じるようになりました
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私の肉体の特異性・・・糖尿病との闘い

2014-08-28 18:24:39 | Weblog
徳州会病院に行ってきました

採決、心電図、血圧、尿
一通りの検査の後、内科の医師と話しました

私の血糖値は426
先日より少し下がりましたが
大した数字ではあります(基準値70から109)

尿にも糖が出ています
私が糖尿病であることは間違いなく
その状態は、すぐにでも入院治療が必要なレベルであることは
専門家の一致した見解でもあります

当然ながら、医師は私に入院をすすめました
私は医師に、通院での治療の可能性をたずねました
医師は否定しませんでした

入院した方が良いのだけれど
通院では駄目だということではないらしいのです
それならばということで、私は通院で治療することにしました
医師は、少し自信が無さそうでしたが、同意しました

医師の同意の背景には
私の語気に押されただけではないものがありそうです

それというのは、検査の結果です

たとえば、私の血管年齢
なんと40代後半!・・・なのです
10歳も若いのです

そのほかにも
糖尿病の合併症である肝臓への影響なども
現時点では現れていないのです

不思議なことに
私の血圧は体の左右で大きく違うことです
左右で計る以上、少々の違いは当然あるのでしょうけれど
私の場合は、常識外の大きく違うらしいのです
看護師は何度も計りなおしていました

明日も病院に行きます
ずいぶん気が楽になりました
勇気を持って糖尿病を闘っていけそうです




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民法改正に思う

2014-08-27 15:30:10 | Weblog
民法が改正されるそうです

民法のごとき、国民生活に密着した法律の改正を
霞ヶ関の官庁の密室で議論すべきことではりません
そうした基本的な前提が無視されているのは
いつものことながら、私には納得できません

日本の法律は、共産主義者が作っているので
非合理なものが多く、社会常識や通念を無視したものが多いのです

役所動向などに妙に詳しい連中が、専門家として幅を利かしています
民法改正の方向はどうのこうの・・・偉そうに言います
彼らは、役所の回し者のようなものです

何が国民にとって、大事なのか
何を守るべきなのか
そうした根本的な要点が蔑ろにされている点は
日本における法律談義の致命的欠点です

封建社会ではないのですから
民主主義の世の中なのですから
お上の動向ばかり詮索して、知ったかぶりの専門家というものは
彼らの存在自体が、時代にも社会にも、有害であるといえるでしょう

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錯綜する心理

2014-08-26 13:59:29 | Weblog
毎日毎日、病気のことを考えています

医師の見立てでは
私が思っていたよりひどい状態であるらしいということと
肉体の現状は、改善に向かっているという自分に実感との間で
私の心は錯綜しています

歯科治療のことがなければ
おそらく、私は内科のクリニックには行かなかったでしょう
そして、このまま、なんとか医者の世話にならずに
自力で病気から回復することができると
信じて、行動していたはずなのです

どちらが、良かったのでしょうか?

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運命を信じるけれど・・・

2014-08-25 16:36:08 | Weblog
自分として体調は悪くないのに
入院を考えるのは、憂鬱なものです

このことが頭にこびりつき
他のことに、なかなか注意が向きません

人生は、思い通りにはいきません

不本意なことも
名瀬?・・・このタイミングで?
と、いうことも、まま、あるものです

私が自分を幸運に恵まれていると考える者なので
ひどい病状で入院をすすめられても
それ自体を嘆くことはありません

もっと遅れていたら
取り返しのつかない事態になっていたかもしれませんし
たぶん、この展開は、自分にとって、悪くないことなのです

でも、やっぱり、気分が乗らないことは確かですね
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詰将棋のごとく

2014-08-24 17:55:46 | Weblog
ただ、医師に

「すぐ入院しろ」

と言われただけで
気分は急転回し、心理的に、病人モードになってしまいます

体調が完全でないことも
そして、おそらく糖尿病であることも自覚してはいましたが
そこを医師から、ずばりと指摘されると
逃げ場の無い気分になります

やっぱりそうだったのか・・・

どうすればいい?・・・と考え込んだところで
医師の指示通りしなければ、病状の改善は望めそうもないし
健康だけの問題ならともかく、歯科の診療も受けられないとなると
私としては、行動の選択肢が限られます

なんだか、詰将棋で詰められてしまった感じです
盤上、動ける位置は限りがあり、どこに動いても
医師の指示に従わなければならないことに変わり無いのです

私の健康病気やに対する心構えは

”なるべく病院や医師の世話にならない”

・・・ということです

残念ながら、今回はこの方針が貫けそうもありません




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入院のことは・・・

2014-08-23 18:43:04 | Weblog
昨日、内科のクリニックに行ってから
どうしても、入院のことを考えてしまいます

私の心が病人臭くなることは、私自身が一番望まぬことです
それでも、医師から、すぐに入院しろなどと言われると
心が少しだけ、めげます

ただし、命に別状は無く

「治ります」

という、心強いお言葉もいただいておりますので
私としては、不安はまったく無いのです

要するに、入院が嫌なのです
必ずしも入院しなくとも、何とかなりそうなのですが
医師としては、一通りの検査をしておいてほしいということだと
私は解釈しています

糖尿病も、原因はいろいろです
症状や原因別に治療法があるはずですから・・・
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医師を訪ねる

2014-08-22 19:35:38 | Weblog
内科に行ってきました
すぐに入院することを勧められました
大きな病院に紹介状を書いてもらいました

歯の治療どころではないそうです
普通の人では、仕事ができない状態だそうです
うっかり歯の治療なんかしたら、命の危険もあるそうです

私の体がおかしいことは
自分自身で気付いてはいましたが
ここまでひどい状態であるとは思いもしませんでした

ここで一首

気が付けば 我も老いたり 老親と 同じ病に 医師を訪ねる

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