湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

オリンピックに参加する意味

2012-07-31 11:58:00 | Weblog
水泳は陸上競技と同じく
個人の体力勝負の競技です
体調さえ万全なら、番狂わせの起きにくい競技です

ただし、100分の1秒を競う世界のトップレベルの闘いとなれば
これはもう、誰が勝ってもおかしくない世界です
実力が拮抗していれば、試合の時の微妙な何かが、勝敗に決定的な影響を与えます

北島康介選手の5位という結果は意外でした
私もまた、彼の優勝を信じていた一人です
あの逞しい精神力をもってしても、超えられない何かがあったということです

ここで、銅メダルをとった
萩野選手、入江選手、寺川選手のことを考えてみました

銅メダルということは、世界の3位ということです
オリンピックの水泳は、世界の頂点の闘いです
サッカーやテニスとは、わけが違います
全世界の最速の選手が、この日を目指して努力している頂点の大会です
その場での3位の意味です

日本代表になるためには、国内大会を勝ち抜かなければなりません
日本の競泳のレベルは高く、国内で勝つことも楽ではありません
そこを勝ち抜いた選手が個人種目で世界の3位になるのです

このことの意味するところは

”日本のトップに勝てる選手は世界に一人は二人しかいない”

ということです

凄いことではありませんか?

私は金メダルに異様にこだわる報道に違和感を感じています
競泳について言えば、出場するだけでも大変なことなのです
なぜ、あれほど厳しい条件を課すのか、理解できません
オリンピックは参加することに意義があるのではないでしょうか?

柔道の選手達を見ていても、可哀そうでなりません
せっかく決勝戦まで進出しても、金メダルを当然視されているため、悲壮感がただよいます
これでは、勝てません
全力を出せばそれでよい・・・という雰囲気をつくらなければなりません

まして、かなり改善されたとはいえ、審判の問題があります
柔道のオリンピックで、日本選手に不利な判定がでることは常態化しているのです
日本柔道連盟の内向きな対応が残念でなりません
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萩野公介選手のこと

2012-07-30 16:37:47 | Weblog
ロンドンオリンピック競泳

萩野公介選手が400m個人メドレーで
堂々の銅メダルを獲得しました!
あのマイケルフェルプス選手を4位に抑えての3位・銅メダルですから立派なものです
しかも、自身の日本記録を更新しての銅メダルです
17歳の高校生の快挙です

萩野選手は、小学校の時の、全国大会デビューから怪物君でした

全国大会の9歳以下の部は、通常、小学校3年生の闘いです
ところが、彼は小学校2年生で優勝してしまいました

「バケモノだ!」

当時、長男を教えていたスイミングクラブのコーチが感嘆していました
彼の教え子には、9歳以下の全国大会を大会新記録で優勝した子がいました
そのコーチの目から見ても萩野選手はバケモノだったのです

小学校時代の全国ランキングでは
50m背泳ぎで、うちの長男の方が萩野君より上だったことが一度だけありました
あまりにもめずらしいことだったので憶えています
おそらく、彼が別の種目に力を注いでいる時で、ベストタイムが無かった時でしょう

東京辰巳のプールで、萩野選手の泳ぎを見たことがあります
彼が小学生だったか中学生だったかは、憶えていません
精密なフォームというよりは、のびのび泳いでいたことが印象に残っています
担当コーチは、彼を小さな鋳型にはめ込みたくなかったのでしょう
天賦の才を上手に育てたコーチングは素晴らしいと思います
あのチームには、萩野選手以外にも優れた選手がいました
コーチもまた、優秀だったのです

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ビッグマネーの自由・・・都市の自由が生み出す付加価値と富3

2012-07-29 11:14:51 | Weblog
都市・・・特に東京のような大都市は、経済の中心となります
世界経済の牽引車となります
世界は、東京やニューヨークといった大都市が創り出すダイナミズムに
否応なく引きずられて行くのです

何が経済の中心を形成しているのでしょうか?

人口だけなら、大都市はいくらもあります
経済的な中心を形成するためには、動くお金の大きさこそがすべてです
ビッグマネーの動くところこそが大都市なのです

東京は大都市ですが
世界経済の中心に位置するような巨大都市ではありません
それは、東京に集まるお金がニューヨークほどではないからです

東京がニューヨークを上回るチャンスはありました
東京が世界経済の中心になるチャンスはあったのです!
しかし、東京はそれに失敗しました
正しくは、日本政府は、みすみす、そのチャンスをつぶしたのです

東京には、お金の自由がありません
商品やサービスに関しては、豊かな個人消費の自由があります
しかし投資や融資に関しては、何をするにも規制と税金が発生します
これでは、ビッグマネーは窒息してしまいます
外国からの資金が入らないばかりか、国内の資金も逃避してしまいます
重い税金と、時代遅れの規制が、日本を経済二流国におとしめているのです

都市の自由が富を創出するのです
都市には、様々な商品が販売され、大きな消費の自由があります
しかし、それだけでは、都市の自由は片手落ちなのです

より大きなお金の自由・・・投資や融資の自由がなければ
都市は本来の機能を発揮することができません
お金が動く度に税金がかかり、規制がかかるような場所からは
ビッグマネーは逃避してしまいます
これが、東京が真の大都市になりそびれた理由なのです
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地域経済・・・都市の自由が生み出す付加価値と富2

2012-07-28 11:34:39 | Weblog
”都市の自由が富を生み、農漁村は都市の生み出した富の還流を受ける”

これが私の現代経済学の基本です

私は、ここで”都市と農漁村”という言い方をしましたが
これはもう、死語とすべき表現かもしれません
現代では”農村”とか”漁村”と呼べるよう村はありません
農業の盛んな地域や、水揚げ量の多い漁港を持つ地域があるだけです

農業や漁業にかぎりません
大規模工場を持つ地方都市なども含めて
現代の地方都市は、独立した経済圏を持つわけではなく
大都市を中心としたマクロ経済に組み込まれたパーツとして存在する
”各地域”なのです

現代では、全ての地域に住む人々が”都市化”してしまったのです
これは、考え方やライフスタイルが都会人のようになったという意味ではありません
方言を話し、伝統の祭りを維持保存していても
地方は、独立した経済圏としては、存在できないということです

日本であれば
各地方は、東京を中心としたマクロ経済を構成するパーツとしてしか
存在できないということです

巨大都市”東京”といえども
世界経済の中の一地域として存在しているという性格もあります
ただし、巨大都市は、地域としての性格と、中心として性格を併せ持っています
世界経済に対し、東京は、けして”地方都市”ではありません

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都市の自由が生み出す付加価値と富

2012-07-27 20:21:26 | Weblog
都市に田畑はありません
特に、東京都心にはありません
銀座のビルの屋上に田んぼが造られたとしても
それは、食糧生産とは別の目的によるものですから
耕作地とは呼べません

都市は港を中心に発達したところが多いです
したがって、都市の沿岸部には漁港があるところが多いです
そうした都市中心部に近い沿岸部は
漁業よりも経済生産性の高いオフィスビルやショッピングセンター
集合住宅やホテルなどが建設されるケースが多くみられます
ウォーターフロント再開発と呼ばれるものです
都市に隣接した漁業施設は消滅の過程にあります

近代都市に人口が集中したのは、近代工業の発達によるものです
農村から都市へ、農民から工場労働者へと
人口の大移動が起きました
ところが、現代の都市には、工場が見当たらなくなりました
繁華街の近くに、煙突からモクモクと煙を出しているような
古いタイプの工場を目にすることは、ほとんどありません

農耕地も無い、漁港も無い、工場も無い・・・それが、現代の”都市”です

それでいながら、都市への人口集中はますます進み
都市が生み出す経済生産性は農村や漁村を圧倒するばかりです
都市住民の平均収入は農漁村を凌駕し、総収入は農漁村を圧倒しています
一見、何の生産手段も持たない”都市”が、圧倒的な生産力を持ち、富が集中しています

こうした現象をいかに解釈すべきでしょうか?

現実を直視すれば
現代は”都市”こそが、農漁村を圧倒して、富を生産しているわけです
この問題を解明するためには
農漁村と”都市”の一番の違いは何かを抽出しなければなりません

”都市”と農漁村の一番の違いとは?・・・”自由”・・・です

職業選択の自由、商品選択の自由、服装の自由、人付き合いの自由・・・

都市には、農漁村に無い”自由”が氾濫しています
この”自由”こそが、商品やサービスの付加価値を生み出しているのです

天然の本マグロ自体に価値があるのではないのです
天然の本マグロの味を最大に引き出す都市の寿司職人がいて
その寿司職人の作る寿司に、大枚を払う都市住民がいるのです
そうした”都市”のシステムが、天然の本マグロの高値を呼ぶのです

現代は、都市が付加価値を生み出し
生み出された付加価値が集約されて、都市の富となり
農村や漁村は、都市が生み出す富の還流によって、富の分配の恩恵を受けているのです
”都市”の求めるモノを供給できるかどうかが、農漁村の経済にとっては死活問題となっています




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ハッピーリタイアメント

2012-07-26 12:19:40 | Weblog
ゴルフに行きますと
いわゆるハッピーリタイアメントの人々
年金や蓄えで悠々自適な人々が多いことに気付きます

私は自営業者ですから、自分の意志で、平日にゴルフができます
しかし一般には、現役世代は、ゴルフ場の空いている平日にはラウンドできません
現役引退後に、気ままにゴルフのできる幸せとは、いいものです

全ての人が、そのような幸運に恵まれているわけではありませんし
ゴルフ好きの人ばかりではありません
私は全ての人にゴルフをやれなどと言う気もありません

私がここで注目するのは
ゴルフが、時間もお金も体力も必要とする遊びだということです

リタイア後に
時間があるのは分ります
しかし、それだけではなく、お金や体力があることがポイントです

さらに・・・仲間があり
前向きの気持ちを持ち合わせていなければ、ゴルフはできません
現役リタイア後のゴルフを楽しめるということについて
いろいろ考えをめぐらしてしまいます

これは、現在、私が取り組んでいるテーマでもあるからです
ハッピーリタイアメントとは何か、幸せな現役引退後の生活とは何か
そんなことを、いつも考えています

私の言う現役引退後とは、けして”老後”という意味ではありません
人生のピーク時の体力や気力はなくても、何もしないのではなく
今、自分にできることをし、その中で、充分人生を楽しめる生き方をすること
それがハッピーリタイアメントの条件であると、私が考えているからです
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賃貸住宅フェア

2012-07-25 19:07:45 | Weblog
昨日は、大厚木カントリークラブでゴルフ
夜は藤沢で日付が変わるまで飲んでいました

今日は今日で、午前中は、ややハードな打ち合わせが二組
午後1時を回ってしまったため
食事もとらず、東京ビッグサイトの

「賃貸住宅フェア」

に向かいました

顔馴染みの業者さん達にも会えましたし
帰り際に、榎本編集長にお会いできたのはラッキーでした

このフェアは、毎回、何かしらの収穫があります
今回も採用したい案件がありました

今回は、美しいコンパニオンさん達が目につきました
なんだかモーターショーみたいです
賃貸住宅フェアにふさわしいのかどうか、個人的には疑問を感じますが
私達の目を楽しませてくれていることは確かです

私の、日々の多忙は、限界にきています
仕事は詰まり、昨日が今日におおいかぶさり
今日が明日を侵食しています

それでも、いいです
毎日が充実していれば
人は、日々を生き抜くことができるからです
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運命を受け入れるということ

2012-07-24 19:29:37 | Weblog
私は恋愛が苦手です
生涯の後悔というものがあるとしたら
恋愛らしい恋愛をしなかったことでしょう

幸い、佳き妻に出会い
幸せな結婚生活をおくることができています
神様は、私に幸せな結婚生活を送らせるために
まともな恋愛をさせなかったのでしょう
そんなふうに思われるのです

恋愛の楽しみを、私が知っていたら
私は幸せな結婚生活を維持できなかったでしょう
恋愛への憧れが無かったので、私は結婚生活に集中できたのです
今でも、妻以上の女性とめぐり合いうことはありません
私には、そう思えるのです

運命というものを、私は信じます
自分の邪な気持ちは、神様が邪魔をしてくれます
だから・・・無理はしません
上手くいかない時は、神様がそちらに進むなと言っているのです

そんんふうに考えるようになってから
私は、少しだけ、生きることが楽になりました

無理をせず、運命に身をまかせる・・・
それが心地好い時もあれば、激しい感情が爆発する時もあります
馬鹿なことをやってしまったと後悔することもあるのです
でも・・・それもまた運命であったと考えるのです

運命に身を任せると言うと
なんだか、無気力で受け身の態度のように思われるかもしれません

しかし、違うのです
常識や世間体を乗り越えて
自分らしさや誠実さを追求することもまた
運命を受け入れるということなのです

自分は完璧ではありません
未熟です、失敗もあれば、恥をかくこともあるのです
大きな失敗や苦しみを味わうことを望みはしません
それでも、失敗そのものを避けることはできないと思います

そこから何を学ぶか
そして、どのように成長できるのか
そのことも含めて、運命を前向きにとらえたいのです
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ゴルフは楽しむことだ・・・

2012-07-23 18:46:24 | Weblog
やや体調を崩し
今日は家で寝ていました
この時間になって、少し元気になりました

明日はゴルフです

今日は早く寝て、英気を養いたいところですが
どうなることやら、食事も満足にとっていません
明日は期待しないことにしましょう

いつも自分に言い聞かせます
ゴルフは楽しむことだと・・・
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我が家でバーベキューパーティー

2012-07-22 20:53:00 | Weblog
今日は妻の独身時代の知人が来て
我が家でバーベキューパーティーをしました

私は、だらしないことに、シャンパンとビールでダウンしてしまい
途中から、お昼寝タイムになってしまいました

それでも
本日ブロックから切り出した和牛のサーロインステーキを焼いたのは私です
これは皆さんに好評でした

焼き具合と塩胡椒は、ふだんの我が家の焼き方です
違うのは、フライパンを使わず、木炭で網焼きしたことです
バーベキューですから、当然ではあります
フライパンよりは、若干旨いはずです

わたしは、なんだかこのところ疲れやすく
正直なところ、つらい日々でした
どこが悪いというのではありません
夏風邪もなおり、仕事にも集中していたのですが
どうにも、疲れやすい状況でした・・・

まあ、あまり真剣に悩まず
こういう時もあると、簡単に考えましょう
それが、明日からの活力になるのですから
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