学童保育と呼ばれるものがあります
学校が終わった後の小学生を預かることです
制度としても確立されていて、おやつまで出るのだそうです
東京都江戸川区では、このおやつをを廃止すると
なんと、年間5500万円も浮くそうです
おやつの廃止は、財政削減だけが理由ではなく
食物アレルギーの問題や、おやつを食べない子がいることなどもあるそうです
ならば、おやつが必要な子は、おやつを持ち込めばいいわけですが
場所が学校ですから、おやつの持ち込みは認められないとのことです
小さな問題に見えることですが、案外複雑な要素がありそうです
私は、財政削減が、子供のおやつかよ!・・・と、まず、あきれました
おやつぐらいいいではないかと考えたのです
でも、学校で食べさせるとなると、それなりに問題なのですね
この問題を解決する一番簡単な方法は、おやつの持ち込みを許可することです
おやつ無しで、水分だけで、夕飯まで我慢させるのは、今の時代、ちょっと酷です
自分で食べる分だけ、各自持ってくればいいことです
学校だからといって、授業中ではないのですから、別の施設と考えればいいわけです
あまり、形式的に考えないことです
学童保育の問題は、親達の問題でもあります
私の子供の頃は、学校が終われば、夕飯までは、子供達の遊びの時間でした
今は、塾や習い事に行く子供が多いですし
子供を安心して遊ばせておける場所が少なくなりました
夫婦共稼ぎの家の子供は、学校で預かってもらうのが一番安全なのです
私の子供達は、スイミングクラブや習い事に通っていたので
学童保育の世話にはなりませんでした
放課後、学校の友達と遊ぶことも、ほとんどありませんでした
私の子供時代とは、まったく違う環境です
そもそも、私が子供達に習い事をさせた理由が
私の子供時代とは違ってしまった、子供達の成育環境でした
私の子供時代は、近所の山や川で、暗くなるまで、遊びまわっていたのです
それで自然に、体力もついたのです
今は、それができません
そこで考えたのが、スポーツクラブに通わせることだったのです
複数のスポーツをやらせたわけですが、水泳選手になってしまったため
他のスポーツはやめて、水泳部のある私立の中高一貫校を目指すことになりました
その結果、進学塾にも通うことになったのです
残念ながら、せっかく入学した私立の中高一貫校では
長男が高校3年、長女が高校1年の時、顧問の教師による長女へのイジメがあり
水泳部をやめることになってしまいましたが・・・
子育ては難しいものです
高校3年の最後の夏を、インターハイ出場が内定していた長男は
水泳部を退部することに、泣いて抗議しました
しかし、これは娘一人の問題ではないので、私は長男も水泳部を退部させました
これが私流の知育・体育・徳育なのです
我が子は、スポーツバカにも勉強バカにもしたくなかったのです
私が育った環境とは全く違う中で
私なりに、精一杯子育てをしてきたつもりです