湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

サッカーW杯のこと10

2006-06-30 11:54:55 | Weblog
私はジーコが好きだ
あれほど偉大なプレーヤーなのに
謙虚で、日本のサッカー発展のために尽くしてくれた
今回、彼に怒りを感じたのは
敗因を日本人の体格や体力のせいにしたからです
そんなことは、はじめから分かっていることなのだ
自分の指揮、統率のお粗末を
問題をすり替えて、ごまかしているだけなのだ
おそらく、日本サッカー協会の入れ知恵でしょう
あるいは公式見解(?)かもしれません
いずれにしろ、指揮官の言葉ではない
外部の野次馬評論家の発言である

今回のW杯での、監督としてのジーコの采配は
正直なところ、私には、無能としか感じられませんでした
ブラジルのパレイラ監督の方が、私には理解しやすかったです
ブラジル戦の前の私のブログを読んでもらえば分かります
パレイラの用兵は、大体予想できるものでした
しかし彼は日本の戦力を見くびってはいませんでした

W杯を勝ち抜くためには、監督としてのジーコは無能でした
それでも、敗戦の弁を聞くまでは
私はジーコを批判する気になりませんでした
彼はアジア予選を勝ち抜きました
それこそが、日本サッカー協会がジーコに与えた使命だったのです
そこまでは、彼は有能な監督だったと言ってよいのです
彼は自らの使命に集中し、結果を残したのです
そして、予選を勝ち抜いた監督が本戦を指揮するのは当然です
ジーコが日本代表監督であったことは当然であり
私は支持していました
フランスW杯の時、急造の岡田監督でアジア予選を突破した時
本戦の監督をどうするかという議論がありました
私は当然、岡田氏で行くべきだと考えました
予選を勝ち抜いた監督が本戦を指揮するというのが
私の変わらぬ信念です
ただし、結論から言えば
チームの力量を別にしても
お二人とも、W杯本戦を戦う力量は無かったと思います
今後の監督選びについていえば
W杯本戦を戦い抜く力量のある人物を
予選の段階から代表監督とすべきです
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サッカーW杯のこと9

2006-06-29 13:18:38 | Weblog
やっぱり玉田、無視されてますね
やっぱり三都主、話題になりませんね
そして中村、批判する人もいますね
点を取った人達は無視され
点を取られた人や、働きの無かった人が評価される
日本のスポーツジャーナリズムって何なんでしょう
まあ、私はこうなること、予想してましたけれど

日本サッカー協会は
協会や川淵氏に批判的なジャーナリストには
今回のW杯のメディア用パスを
認可しなかったという話もあります
本当ですか?
もし本当なら
日本サッカー協会は
言論の自由を認めない組織ということになります
つまり、反民主主義的組織です
これではスポーツ団体の資格がありません
興行を仕切るヤクザと同じです
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スポーツと民主主義

2006-06-28 11:49:20 | Weblog
古代ローマを代表する建築物にコロセウムがあります
円形競技場のことです
周囲が観客席になっている、擂り鉢状の競技場のことです

野球場、陸上競技場、サッカー場・・・
屋根のある屋内競技場も含めて
現在では、ほとんどのスポーツ競技場が
コロセウムと同じ形式の建築様式となっています
古代建築物の中で、コロセウムは
現代人に違和感の無い唯一のものかもしれません
アメリカでは自動車レースも
主としてこの形式の競技場で行われます

なぜ、この様式が好まれるかといえば
多数の一般大衆を、観客として迎えることを想定すると
今のところ、これ以外の上手い方法が無いからなのです

スポーツを成り立たせているものは
不特定多数の一般観衆です
単なるゲームや試合であれば
競技者とルールがあれば成立します
しかしスポーツが現在のように発展、隆盛した背景には
観衆としての一般大衆、不特定多数の観客の存在があります

競技者とルールがあるだけでは不十分で
一般大衆の存在を前提としなければ成立しないもの
一般大衆の意向を無視しては成立しないもの
それがスポーツなのです
そう考えると、スポーツとは
なんと民主主義に似ていることでしょう
いや、民主主義そのものと言ってもよいかもしれません

そうです、スポーツは民主主義と一体の文化なのです
スポーツの盛んな社会は、間違いなく民主的な社会なのです
古代ローマから現代に続く建築様式である
コロセウムは、それを象徴しているのです

ただしスポーツが強いことと、盛んなこととは意味が違います
強い競技者というものは、本人の資質、努力
トレーニング方法によって誕生するものであり
民主主義とは無関係に生まれてくるのです
この点は、大いに注意が必要です
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日本サッカー協会の責任転嫁

2006-06-27 13:24:23 | Weblog
帰国後のジーコが奇妙な発言をしています
日本が弱いのは、外国選手に比べて体格が劣るからだというのです
さすがの新聞も、この発言には違和感を表明しています
私にしても、まさかジーコが加茂と同じことを言うとは思いませんでした
ジーコ自身小柄なFWだったではないですか!
ブラジル戦で見事なシュートを決めた玉田は何なのですか

私は加茂やジーコの発言の裏に日本サッカー協会の意向を感じます
オーストラリアに負け、クロアチアと引き分けた時点で
日本の決勝T進出は絶望的となりました
この時点で、日本サッカー協会は責任回避策を模索しはじめました
ジーコに責任を押し付ければ、当然協会の責任を問われ
川淵会長の責任を問われることとなります
これを避けるために、彼らは敗因を選手の体格に求めました
つまり、はじめから勝てる見込みの無い選手団だったということにしたのです

こうなるとクロアチア戦引き分けの立役者GK川口こそヒーローとなります
彼がPKを止めなければ、あの試合も負けていたわけで
それが日本チームには分相応なわけですから
引き分けに持ち込んだというのは、大変な成果ということになります
帰国する選手団の中で、川口だけが、妙に堂々としていたのも変でした
7点も取られたGKに堂々とされちゃうと、こちらが困ってしまいます
その点、玉田なんか、どこにいたのか分からない程小さくなっていました
いや、実際小柄なんですけど・・・

私は玉田の将来を心配します
もしも協会が、ブラジル戦も無得点で終わることを想定して
今回の責任回避策を考えたとしたら
協会からしてみれば「あのチビ、得点入れやがって!」
ということになり、協会の意向に反してしまったことになります
玉田ピンチ!であります
皆さん、玉田を助けましょう!玉田を賞賛しましょう!
どうせテレビや新聞は協会の意向で動くでしょうから
だから、せめてネットでは
玉田大絶賛をいたしましょう!

話を元に戻します
ジーコも加茂も、川淵氏の強い意向で代表監督に就任しました
どちらも代表監督としては無能の部類に入るでしょう
私はジーコが好きで、彼の悪口は書きたくありませんでした
しかし今回の発言で堪忍袋の緒が切れました
協会の意向に沿った責任回避策なのでしょう
もともと外人というものは責任を回避し、弁解を恥じません
日本も国際化したものです
サッカー協会といい、日銀といい
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アクセス数の増加

2006-06-26 10:56:18 | Weblog
わが社のホームページ及び私のブログ”湘南徒然草”は
ここ数日、急にアクセス数が増えました
Yahoo!JAPANにカテゴリ登録したからです
皆さん、アクセスありがとうございます
今後とも、この状況を維持発展すべく最大限の努力をする所存です
応援よろしくお願いします

当社は不動産仲介業者ではありません
したがいまして、当社のホームページに紹介されている物件は
全て当社が管理運営しているものに限られております
物件数もわずかです
不動産仲介業者さんは、ぜひお客様をご紹介ください

当ホームページが、いかなる発展をするのか
私自身わかりません
現状のままでよいとは考えておりません
より発展させ、皆様にとって楽しく、役に立つ存在でありたいと願っております
そのためにも、率直なご意見ご感想をお待ちしております
内容はどんなものでもかまいません
私は皆様のご意見を心よりお待ちしております
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サッカーW杯のこと8

2006-06-25 14:31:11 | Weblog
W杯の日本選手団、もう帰国したんですね
やっぱり、川口と中田を批判するマスコミは無いです
皆ニュース映像だけ観て、試合の全体像を観てないんですね
今回、一番の殊勲は玉田です、そして三都主と中村
それからDF
中沢はよくやったし、宮本も良かった
ニュース映像だけ観ている連中は、彼らのミスしか見ないのだ
DF陣は可哀相な人達だ
味方の失点時に注目され、映像がニュースとなり
責任を追及されるのだから
その点、毎回敵に取られる川口のロングキック
味方の攻撃の腰を折る中田のパスミスなど
ちっともニュース映像にはなりません

現実を見ることの重要性、そして全体像を観ることの必要性
これはサッカーだけに限ることではありません
人は現実を見ているつもりでも、実際には
頭の中の固定観念に反応する部分が、強く印象に残るものです
とりわけ、固定観念が信念になっている場合
それと相違する現象は、ことさら無視することとなります
NHKサッカー解説者の加茂周は、ブラジル戦の後
日本の弱さの理由を聞かれて、身長の低さを挙げていました
この試合、唯一得点した玉田の身長は173cmです
日本チームの中で一番小柄な選手です
背が低いことを弱さの理由にしている者にとって
背の低い選手が活躍しても、例外現象であり、印象に残らないのです

加茂周という男は、いかなる人物か?
加茂周という男は、あまりに無能なゆえ、途中解任された元日本代表監督です
彼がNHKの解説者になった時、私はNHKの見識を疑いました
いまだ解任されないのは驚きです、正直あきれております
全国のサッカー少年や、その親御さん達が大勢観ているであろう番組で
あのような発言のできるセンスは何でしょうか
確かなことは、加茂は、あの発言だけで
サッカーのジュニア強化にマイナスの影響を与えたということです
おそらくNHKには
元日本代表監督はサッカーの専門家だという、固定観念があります
その発言なら、無条件で全国放送してもかまわないという、安易さがあります

加茂と同じことを、作家の渡辺惇一が週刊誌で書いています
ポルノ小説の作者がサッカーに関心が無くても、私はかまいません
しかしポルノ小説家並みのサッカー観しか持たぬ男が
かつて日本代表監督であり、現NHKサッカー解説者である事実に
私は慄然とします
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サッカーW杯のこと7

2006-06-24 11:34:53 | Weblog
中田は横になったまま動きませんでした
何人かが彼を起こそうとしましたが
結局、彼は一人横になったままでした
彼がこの大会に賭けた思いを象徴するような最後でした
彼の思いが、空回りしている感じを
今大会を通じて、私は感じていました
中田と川口に共通することなのですが
彼らが怒鳴り、力んでも
彼らの出すボールが味方に届かないのですから
彼らの思いも届かないと、私は思います
この二人はマスコミにたたかれることが少ないです
川口のファインセーブという決まり文句だけで
彼のプレイスタイルが、味方を常に守勢に立たせるという事実を
誰も指摘しないのです
中田にしても、彼個人の能力は日本人のトップレベルかも知れません
しかしパスに正確さを欠くので
彼がボールをキープしても、味方は敵陣に突っ込むことができないのです
パスミスは敵にボールを取られることであり
即、守備につかなければなりません
敵陣にいる場合は、急いで味方陣地に駆け戻らなければなりません
これを繰り返せば、当然疲れます
後半は、足が止まるのです
走らなければ、勝てない
足が止まれば、負ける
この真理を、中田自身が一番自覚していました
しかし、安心して走り回るためには
正確なパスが前提条件となります
頭の良い中田は、当然承知していたはずです・・・
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サッカーW杯のこと6

2006-06-23 16:03:03 | Weblog
ブラジル戦、負けましたね
朝、3時半に起きて、テレビを観ました
前半ロスタイムの失点、痛かったです
でも、ここから奮起できないのが、日本代表の弱さです
後半はボコボコにやられちゃって
宮本が欠けたのも痛かったです
同じ11人で戦っているのに
DFが一人足りない感じの試合でした
まあ、実力の差といってしまえば、それまでです

ロナウジーニョとカカがスタメンに入っているのを見て
ブラジルが勝ち点3を狙っているのを直感しました
後半、勝負がついてから2人を交代させ
GKまで交代させたのですから
にくらしいほど、余裕のある戦いです
ブラジルにとって、この試合の位置付けは
勝ち点3、控え選手の慣らし、ロナウドの得点です
ロナウドはW杯得点記録に並びました
ブラジルの狙いどうりの展開となりました

日本のスタメンに柳沢と高原の名前が無いのを見て
私は、この試合、ひょっとしたらイケル!と思いました
じっさい、前半ロスタイムの失点までは
そのような展開でした
日本がリードしていた時点で
クロアチアがオーストラリアに1点先行した時は
本当に、ひょっとしたら、ひょっとするぞと思いました
後半、日本がリードされてからは、決勝Tへの望みは消えました
さらに、交代で高原が現れた時
日本の敗北を確信しました

中村のCKに巻がヘッドで合わせるというシーンは
1回しかありませんでした
大黒は後半、高原の負傷で急遽登場しましたが、不発でした
ブラジルのオフサイドトラップは見事なものでした
小野は出番がありませんでした
小野、中村、中田の3人で
ブラジルのディフェンスを翻弄するという
私の夢は実現しませんでした
後半、日本は攻めあぐねてしまいました

書きたいことは山ほどあります
今日はこの辺で・・・
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サッカーW杯のこと5

2006-06-22 15:38:32 | Weblog
いよいよ明日早朝、ブラジル戦です
今日は、早く寝るつもりです
でも、4時に起きられるか心配です
チビがいるので、夜中に目覚まし時計鳴らしたくないし

どうやらFW柳沢を外すみたいですけど
私の意見というより
日本国民共通の願いです(お願いだよ、ジーコ!)
GK川口は不動のようです
クロアチア戦でPK止めたのは全マスコミ絶賛ですから
私だけでしょう、彼の2枚目のイエローカードを期待したのは
これで日本の攻撃のチャンスは減ります
ディフェンスに割くエネルギーが増え
後半はバテるでしょう
大黒と巻をスタメンで使う気もないようですから
先取点も難しいでしょう

ブラジル戦はチャンスがあります
ロナウジーニョとロベルトカルロスが出場しない可能性があります
仮に出場しても途中交代するでしょう
あるいは日本リードで終盤を迎えたら、出てくるかもしれません
しかし油断はできません
ロナウドはスタメンで出場し
日本をカモに、大量得点を狙ってくるはずです
上手く点が取れたら、途中交代するでしょう
従来控えの選手が何人かスタメンで出るでしょう
彼らは全力で自己をアピールするはずです

日本は先取点が欲しいです
大黒をスタメンで出すのが一番です
それが出来ないなら、せめて後半の始めから使うべきです
そして巻の出番を用意してほしい
セットプレーは
中村のキックと巻の長身で1点を取って欲しい
また、小野と中田を左右に配し
中央に中村を置く布陣も試してほしい
宮本の抜けたDFは崩れる危険もある
中沢を中心にがんばってもらうしかない
多少の失点にめげない得点を取るしかない
ブラジル相手に、それがどれだけ大変なことか
今さら嘆息してもはじまらない
とにかく攻撃することだ
そのためにも
GK川口はロングキックを蹴ってはいけない
MF中田も雑なパスは許されない
確実につないで、全員で攻め、全員で守るのだ
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言論の自由について

2006-06-21 13:43:28 | Weblog
私のブログは、私の友人や知人、取引先が主な読者です
ネットに公開しているとは言っても
本来、私的な日記であり、呟きです
それでも読者がいるのは有難いことです
そこにブログを作る楽しみもあります

ブログを始めて約1ヶ月になります
今回初めて攻撃的なコメントがありました
とても残念なことです
私はコメント大歓迎なのですが
誹謗中傷の類はお断りします

サッカーW杯日本チームに関して
私は手厳しく批判いたしております
特にGK川口とFW柳沢に対して
名指しで批判をしております
だからと言って、彼らに個人的恨みがあるわけではないのです
個人的には二人とも好青年だと思います
私が批判したいのは彼らのプレースタイルなのです
W杯以前より、私の抱いていた懸念であり
それが不幸にして当たってしまったから書いたのです
さらに付け加えるなら
マスコミが書かないから、書いたのです
そこに私の言論の自由への思い
民主主義への思いがあるからです

私は湘南ベルマーレの株主です
つまり、湘南ベルマーレのオーナーの一人であり
日本サッカー界の当事者の一人だということです
日本サッカー界が盛り上がることを望む者であり
それによって、なんらかの利益を得る者です
だからこそ
正しい批判は必要だと考えるのです

日本のスポーツ界、マスコミ界は
弱い者虐めは得意ですけど
一旦地位や権力を確立した者には弱いですね
私は、地位や権力と無縁な
平穏無事を愛する凡人です
ですけどね
卑怯者は大嫌いだ
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