湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

フォン・ミーゼスの日本への影響

2009-10-31 19:34:20 | Weblog
フォン・ミーゼスについて
多くの日本人は何も知らないと思われます
たぶん、大新聞の論説委員達も知らないでしょう

フリードリヒ・フォン・ハイエクについては
知る人も少しはいるでしょう
1974年にノーベル経済学賞を受賞しています
マネタリズムで有名なミルトン・フリードマンの師匠でもあります

私はハイエクの「隷属への道」を何度か熟読しました

ハイエクはサッチャー・レーガン革命の思想的支柱であり
1991年には、アメリカの民間人に与えられる最高の栄誉である
「大統領自由勲章」を受章しています

1992年、ハイエクの死の報に接するや
ブッシュ大統領は直ちに追悼声明を発表し
”現代の最も偉大な思想家の一人”と称えました

このハイエクの師匠がミーゼスなのです

カレルギーがアメリカに亡命中
パン・ヨーロッパ会議の経済委員会で通貨問題を担当していたのが
同じく亡命中のミーゼスでした

私はミーゼスについて知りたくなり

「自由への決断」(村田稔雄訳・広文社)

という著書を手に入れました

この翻訳書の冒頭の「推薦のことば」を書いているのが
元衆議院議員の山本勝市経済学博士です
翻訳者によれば、山本博士こそ
ミーゼスを最初に日本に紹介した人なのです

山本博士は「推薦のことば」の中で
昭和20年秋、鳩山一郎の要請で自由党の創立に参加し、政策を担当したこと
自由党の政策の基調を自由主義市場経済とすることに役割を果たしたこと
・・・を書いています

さらに、山本博士は
”社会主義か自由主義か”が問われた時期に
アカデミーもマスコミも社会主義に支配されていただけに
自由な市場経済の選択が難事業であったと書いています

GHQによる鳩山一郎の公職追放は有名ですが
GHQの中にも日本の共産主義者と組んだ反自由主義分子がいて
山本勝市博士もまた公職から追放されただけでなく
禁固8ヶ月の宣告を受けました

追放解除後の山本博士は
自民党の政調会の一員として、または助言者として
日本の自由主義経済の基礎の確立のために尽力しました

ミーゼスの経済思想は
鳩山一郎の要請によって、山本勝市博士の手により
日本の戦後の経済政策の基本となったのでした
このことが、戦後日本の奇跡の高度経済成長をもたらしたのです

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日本の戦後政治史を見直す

2009-10-30 19:32:21 | Weblog
民主党政権はどこに向かって進んで行くのでしょう
戦後の日本を作った政治と経済の思想は
カレルギーとミーゼスのものでした
二人に共通するのは、オーストリア・ハンガリー帝国の貴族に生まれ
ウィーン大学に学び、ナチスから逃れてアメリカに亡命したことです

カレルギーやミーゼスに関して
日本では、あまり知られていませんが
もちろん20世紀を代表する大思想家です
私の悩みは、彼らの本が手に入りにくいことです

民主党政権の誕生以来
ずっと、そこに至る政治的背景を辿るうちに
遂には、カレルギーやミーゼスに至り
私としては、意外な発見に自分自身が驚いています

それにしても、戦後の日本の言論界は
なんと非現実的な虚妄の議論に生きてきたことでしょう
そして、教育界とマスコミの愚かさを尻目に
戦後日本の基礎を築き、繁栄に導いた人々の知性と愛国心に感服します

鳩山一郎は、そうした動きの中心にいた政治家でした

カレルギーの思想にいち早く注目し
自民党の綱領とし、戦後の繁栄の確かな基礎としました
経済政策としては
ミーゼスの思想を導入し、自由経済の基礎を磐石にしました

鹿島守之助や山本勝一は
翻訳者に止まらず、国会議員となって理念の実現に関わりました

戦後の繁栄の中で、省みられることのない人々に
私は、もっと脚光を当て、あらためて戦後の意味を問いかけたいと思います

そのための資料集めや勉強もしたいのですが
なかなか、この作業が進まないのです
しかし、やるつもりです
私の力量の及ばない部分は、いずれ誰かが補足してくれるでしょう

何かをするためには、完璧を期す必要はない
それが私の信念です
何もやらないよりは、できるところまでやる
その気持ちがないと
結局、何もやらずに終わってしますからです
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楽天野村監督の解任とプロ野球人気

2009-10-29 20:12:02 | Weblog
私はコンピューターが苦手です

要するにアナログ人間なのです

ひたすら手続きを憶えるのがデジタルの世界です
アルゴリズムというやつです
曖昧さや、量感、質感といったものが無視され
極端にイエスかノーかの世界なのです

これは論理的な世界ではありません
論理とは、本質的に、未知の領域を推理し、予測する能力です
アルゴリズムは、論理ではなく、形式主義です

文字を一つ打ち間違えても、手順を一つ飛ばしても
コンピューターは言うことを聞きません
逆に手順を簡略化すると
その作業しか出来ず、融通が利きません

よく考えると、コンピューターのような人がいます

官僚機構は、融通が利かないコンピューター的なところがあります
これは法律に縛られているためもありますが
本当は仕事をしたくないためでもあります
何かをして失敗するより、何もしないで保身をはかるのです

法律は、本来、論理的なものです
しかしこれが形式主義に陥ると、死んだものになります
判事をはじめとして、法律関係者は見識と論理的思考力が必要とされます
しかし、形式主義を振り回す馬鹿が絶えることはありません

先頃、野村監督を解雇した楽天の三木谷氏などは
さすがにネット業界の人らしく、発想がコンピューター的です
偉大な監督を、契約期限切れとともに解雇してしまいました
なんといっても、まだ大事な試合がひかえている段階での解雇の通告です
まったくといっていいほど、スポーツというものを理解していません
プロ野球というものを理解していないとも言えます

人気商売というものはデジタルではありません
勝負事には、定石はあってもアルゴリズムはありません
プロ野球は人気商売であり、勝負事でもあります
これをデジタル的に理解する人々がプロ野球球団のオーナーになりました
プロ野球人気の凋落には、歯止めがかかりそうもありません
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仕事への心構え

2009-10-28 18:36:40 | Weblog
仕事の忙しさは相変わらずです
プライベートの忙しさも相変わらずです
昨日は子供達の運動会を観るために日産スタジアムに行きました
今日は、来年完成予定の賃貸マンションの打ち合わせ会議があり
また、夕方には、新しいセキュリティー・システムのプレゼンを受けました

明日もまた、会議です
そしてまた、新規案件の具体化のための作業があります

新しいことには挑戦したい方なので
魅力的案件は自分の出来るかぎり、頑張るつもりです
積極的に新技術を採用したいと思います
心配もありますが、そんなことを言っていては前に進めません

今の自分は鬱と躁が交互に来る危険な状態です

しかし、それが私です

私の仕事の内容は、このブログでは、あまり具体的には語りませんが
けっこう面白いことをやっているのです
本当は、そこらへんも紹介したいのですが
私は一応プロですから
舞台裏の種明かしは事業が成功してから、お話しましょう
調子に乗ると、よく失敗しますから・・・

仕事では、失敗もありますし、不愉快なこともあります
しかし、しかめっ面をしたり、下を向いて考え込んだり
弱気になったりすると、ろくな事はありません
勇気をもって、前に進むしかありません
笑顔で、前向きに、着実に進むことが大切です
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日本は平和な中立国が相応しい

2009-10-27 09:47:07 | Weblog
自由貿易協定なるものがあります
北米自由貿易協定などはすでに実現していて
大きな実績をあげているようです

東南アジア自由貿易協定なるものも
近い将来実現するかもしれません

韓国はEUとの間に自由貿易協定を結ぶ予定です
これが実現できれば
韓国はEU経済圏に属することになります
韓国国内ではユーロはドルに匹敵する外貨になるかもしれません

自由貿易協定というのは
簡単に言えば、相互に関税を撤廃するということです
商取引の国境を無くすという意味があります
関税同盟という言い方もあります

現在のEUは、まず、そこから出発しました
ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの、いわゆるベネルクス三国が先行し
EEC(ヨーロッパ経済共同体)として発足しています
この時点ではイギリスは、まだ参加していません

自由貿易協定は
実際には農業問題などがあり、簡単には実現できません
いっぺんに全ての関税を撤廃してしまうと
いろいろ国内問題が発生するのです

特に、農業問題は厄介です
食料自給率の確保や、国内農業保護の問題がありますし
農薬や寄生虫、検疫の問題もあります

こうした問題を一つ一つ解決しながら
ヨーロッパは共通通貨の発行にまで至り
事実上、域内の経済問題は解決してしまいました

欧州議会も成立し、欧州憲法も成立(?)に向かっています
そして、欧州大統領も、やがて選出されるのです
つまりヨーロッパ合州国が成立するのです
これこそがカレルギーのめざしたパン・ヨーロッパなのです

経済統合は、このための一理塚であり、半世紀も前に成立しているのです

EUが政治統合を目指して始めたことを
アジアが真似をすれば、なし崩し的に政治統合に向かう可能性があります
ヨーロッパの経済統合は政治統合のための手段だったのです
ヨーロッパの人々は政治統合を望んでいたからです

私は、日本人として、アジアとの政治統合は望んでいません
経済関係ですら、今以上に緊密になることを望みません
日本が地理的にアジアに属するといっても
文化的にはアジアには属していません
日本は独自の文化と社会と政治体制を維持していればいいのです

スイスは、やがてEUに加わるかもしれません
そうであれば、世界の中で、日本だけは独立国として生きたらどうでしょう?
かつて中立国スイスが担った国際的役割を、日本が担えばいいのです
私は、中国人が過半数をしめる議会の国民になど、なりたくありません

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東アジア共同体は日本人の悪夢

2009-10-26 18:19:51 | Weblog
EU(ヨーロッパ統合体)について
これをEEC(ヨーロッパ経済共同体)のごとくみなす見解が
日本人の一般的理解であるとするならば
その認識は根本的な誤解であると指摘せざるをえません

ヨーロッパの経済統合は
あくまでも政治統合の前段階だったのです
経済統合はメリットが大きく
しかも政治統合への実質的推進力を持つから、これを先行させたのです
国境を越えた経済が成立してしまえば
政治もまた、それに合わさざるをえなくなるということです

カレルギーの構想通り
ヨーロッパの統合は、経済から始まり
政治に向かって確実に進んでいます

共通通貨ユーロもまた
ドルの凋落とともに、確実に、その存在感を増していますが
ドルへの対抗が目的だったのではなく
関税障壁撤廃にととまらず、共通通貨発行に至ることが
単なる経済統合ではなく、統一国家を目指すということなのです

しかしここで、アジアに眼を転じてみると
日本が中国と一体化するメリットがあるでしょうか?
そもそも日本人は、中国人と一つの国の国民になりたがっているでしょうか?

カレルギーは、自家用車に乗って、ヨーロッパを東奔西走しながら
ヨーロッパ統合運動を進めていました
しばしば、主要道路を外れ、地方道を走りながら
ヨーロッパの美しい田園風景を眺め
野の花を摘む妻のために、車を停車させ
そして、その土地の農夫達と話し合うこともありました

カレルギーはヨーロッパの統合について持論を述べ
農夫達は、それはとても無理な話だと、絶望していました
しかし最期には

「もし、それができたら、良いことですね」

と、必ず、語るのでした

当時のヨーロッパの人々は
長く続いた戦争によって絶望しており
ヨーロッパの統合など、夢のまた夢だったのです

しかし冷静に考えてみれば
ヨーロッパの人々にとっては
ヨーロッパ統合こそが
ヨーロッパの平和と繁栄と自由のための
唯一にして、確実な手段なのでした
それは正しく、全ヨーロッパ人の夢であり、理想であったのです

ここでふたたび、アジアに眼を転じてみると
はたして、アジア人にそのような夢はあるでしょうか?
東南アジアの人々の中には
あるいは、そうした考え方もあるかもしれません

この地域では
植民地からの独立も、経済発展も、アジア経済危機からの脱却も
日本の影響力無しには考えられませんでした
事実上、彼らは、日露戦争以後の過去1世紀以上を
日本の影響力のもとに、歴史を刻んできたのです

中国も、本質的にはアジア諸国と同じです
中国の経済発展も、日本の影響力なくしては考えられませんでした
しかし、当の中国人に、その意識はありません
今や、日本など、物の数ではないという態度です
日中間で問題が発生すれば、反日教育で育った中国の若い世代は
日本に対し、とんでもない攻撃的な発言をするのです

ヨーロッパ統合はヨーロッパ人の夢でした
しかし、アジア統合は、中国人にとっては”夢”かもしれませんが
日本人にとっては”悪夢”ではないでしょうか?
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東アジア共同体に日本は参加すべきではない

2009-10-25 12:42:19 | Weblog
私は常に政治には関心があります
しかし、内政問題を論じても
民主党政権が、あと4年間は続きそうですし
自民党が国民の支持を取り戻せる様子も見えませんので
ただ、政府の悪口を言うだけになってしまいそうです

そこで、今日は国際問題を論じてみたいです

鳩山首相は、例の”東アジア共同体”に
アメリカの参加も認めるような口ぶりです

だったら、何も”東アジア”の呼称にこだわる必要はありません
”環太平洋”共同体で、かまわないではありませんか

鳩山首相がフラフラと、何をしたいのか分からないのは
つまり彼が、共同体の意味が分かっていないからでしょう

カレルギーが考えたヨーロッパの統合とは
ヨーロッパ共同体を作ることではなく
ヨーロッパを一つの国にすることでした
ヨーロッパ共同体は、あくまで、その過程に過ぎないのです

現に今、EUはその方向に進んでいるのです
通貨の統合の次に来るのが、EU憲法の制定でり、EU大統領の選出なのです

単純にEUを真似て”東アジア共同体”を作ったとしても
数で圧倒的に多い中国人が東アジアを支配する道を
わざわざ、日本の鳩山首相が用意するだけです

日本人が本気で中国人と同じ国民になりたいと考えているでしょうか?
総理大臣は中国人で、内閣の9割は中国人で
なんでもワイロを要求されて・・・
そんな国の国民に、日本人はなりたいのでしょうか?

カレルギーは、日本はアジアではない・・・そう断言しました
日本人は自分達をアジア人だと考えるべきではない・・・とまで言っています
日本は”島”であるけれども、文化と歴史からみれば、一つの大陸なのです
当然ながら、東アジア共同体など作るべきではないし
かりに出来たとしても、日本は参加すべきではないのです

日本は、日本であってアジアではありません
独自外交により、全世界と平等に付き合うべきであり
その結果、ある時には孤立しているように見えても
気にする必要はないのです

日本は今こそ、スイスに学ぶべきです

第二次世界大戦中、スイスは
北はナチス・ドイツ、南はファッショ・イタリアに挟まれながら
ついに戦争に巻き込まれることなく、平和を守り抜きました
スイスは、その独自の政治的立場から、国際問題解決にも貢献しています

中立国が存在するということは
世界平和のためにも、国際問題解決のためにも、必要なことなのです
日本は、アジアにおいて
スイスがヨーロッパと世界に果たした役割を担うべきなのです
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タミフルもワクチンも信じない

2009-10-24 18:25:29 | Weblog
新型インフルエンザを私が恐れているのは
私に5歳になる男の子がいるからです
私の末っ子であり、可愛い盛りです
この子を失いたくない思いが
新型インフルエンザへの、私の恐怖心となっています

日本では、この年齢の男の子だけが
ほかに病気もないのに、新型インフルエンザで死んでいるのです

私は、当然のこととして、ワクチン接種を考えていました

しかし、今、私は考えを変えました
妻とも相談して決めますが、ワクチン接種はやめようと思います

5歳の男の子の死亡例では
タミフルがきかず、脳症になって、死亡したということです
しかも短時間で死亡しています

はっきり言って
人間とは、そんなに弱いものでしょうか?
これはむしろ、タミフルが原因と考えた方が合理的だと思われます

タミフルが効果が無かったのではなく
タミフルが原因で死亡したと考えた方が合理的だと
私には思えます

タミフルに効果が無いからワクチン接種を考えたのですが
むしろ、タミフルを拒否すれば、生存率が高まるかもしれません
事実、うちの娘はタミフルを使わずに軽症のまま全快しています

医師は驚いたそうですが
むしろタミフルを使わなかったのが良かったのではないでしょうか?

タミフルが信用できない以上
私は、他の薬も信用できなくなりました
当然ながら、ワクチンも信用できません

わが家ではインフルエンザのワクチンは打ったことがありません
それでも皆、元気です
そうであれば、これまでのわが家の健康法を信じる方が良いです
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私の願いは日本民族の存続です

2009-10-23 13:51:48 | Weblog
今日は体調を崩し、一日、寝ています
疲れがたまっているようです

先行きの見えぬ不景気に、心労が積み重なっているのでしょうか?

もっと、気楽に行けばいいのにと自分でも思います

なにをやっても
心から楽しむことがありません
政府の経済対策を見るかぎり
私に何か期待できることはありません

相続税の廃止や消費税の廃止は、もう誰も言わなくなりました

幸福実現党も、今度の選挙では、そうした主張をしていません
残念ながら、これでは私は支持できません

相続税の廃止、消費税の廃止、憲法の改正、核武装、皇族の復活・・・

私の政治的主張は、どの政党が実現してくれるのでしょう

私の政治的主張の根本は民族の存続です
そのための相続税廃止と国防の充実なのです
皇統の存続も、当然、その中心にあるのです
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古書展会場で言論の自由を思う

2009-10-22 17:30:35 | Weblog
今日は横浜に行ってきました
古書展を覗いてきたのです
何冊かの古書と掛け軸など2点の絵画を衝動買いしました

目的としていた経済関係の書籍はありませんでした

私の求める本はどこにあるのでしょう?
近いうちに、神保町にでも行ってこようと思います

本は不思議なもので
重要だと思われる本でも
古本はもとより、新刊本も少ないのです

中川八洋氏の説では
日本の出版界には、暗黙の左翼による検閲があって
保守主義の重要図書は刊行されないそうです
チャーチルの回顧録が刊行されていないのが良い例であるということです

古本を眺めながら

「やはりそうなのかな・・・」

と思いました

私が求める本は、信じられないくらい高価なのです
古本でも!・・・高価なのです
しかも、最近は、手に入りにくくなりました

与謝野晶子の全集なんか
昔は高価ではあっても出品されていたのですが
今では、見かけなくなりました

与謝野晶子もまた
有名ではあるけれども、出版されない作家の一人だと
中川八洋氏は書いていましたが・・・その通りです

チャーチルや与謝野晶子が出版されなくて
人々はどうして教養を身に着けられるのでしょう?
カレルギーやミーゼスもしかり・・・です

出版界に志のある人が出て
教養を身に着けるべき、真に重要な図書を出版するなら
日本の言論界も様相が変わってくるかもしれません
日本の言論界は学芸会の延長みたいで
私は嫌いです
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