湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

佐伯啓思は産経新聞1面で堂々と共産主義を主張

2020-05-31 18:01:44 | Weblog
本日、令和2年5月31日の産気新聞の1面に
でかでかと、佐伯啓思京都大学名誉教授のコラムが出ています

”「公共資本主義」への転換を”

と題して

まず、この人はコロナウイルス騒ぎを
グローバリズムの結果であり、グローバリズムへの打撃だと言います

はあ?

確かに、世界中自由に人の行き来ができることが
この伝染病の流行に関係しています
しかし、今ほど人の交流が自由で無かった時代でも
世界的に伝染病の流行はあったのです
グローバリズムが悪いなら
どの段階まで外国との人の交流を制限すればいいのでしょう?
鎖国と言われた、江戸時代のレベルでしょうか?
本気ですか?

この人は、ギリシャの財政危機の時
ギリシャがEUから脱退する可能性を、同じコラムで語っていました
私は、彼の名前は挙げませんでしたが
当時、このブログで、ギリシャのEU離脱はあり得ないと指摘しておきました
言論が勝ち抜き戦なら、佐伯は退場すべきです

今回のコラムでも、何の根拠も無しに

”EUの実験はほぼ失敗した”

と書いています
要するに、EUが嫌いなのです
ギリシャが財政破綻しても、ギリシャ国民が困らないのは
EUと共通通貨ユーロがしっかりしているからです

文中には”いわゆるGAFA問題”という表現があるのですが
GAFAの何が問題なのでしょう?
そりゃ、巨大独占企業ですから、問題はあります
しかし、一般大衆にとっては、それ以上のメリットがあるから
ここまで巨大化したのです

とにかく、佐伯啓思は

「グローバリズムはやめろ、共産主義になれ」

・・・と言いたいのです
彼の言う「公共的資本主義」とは
どう読んでも、共産主義のことです

今さら、国を閉ざし
日本だけの共産主義国家を作ることを
彼は、本気で夢想しているのでしょうか?



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マスクについて

2020-05-30 18:55:36 | Weblog
昨日は、某ハウスメーカーからもらったマスクをしていたら
知らぬ間に、使えなくなっていました
耳かけがとれてしまったのです
縫い付けて無くて、接着剤でくっつけてあるだけでした
それも、簡単に・・・というか雑に

こういう仕事をみると
コロナ騒ぎが、人の心を貧しくした実例を見る思いです
需給バランスが狂えば、粗悪品が出回ります
そして、人の心が荒みます
ちょうど、高度成長期の住宅不足が
粗悪な建物を量産すると同時に
日本の職人芸を滅ぼしてしまったように

住宅メーカーからいただいたマスクが粗悪品であったことは
ただの偶然であり、住宅メーカーの責任ではありません
むしろ、彼らには善意があったはずです
その善意を裏切る行為を、身の回りで実見したわけです
こういうことが、私を憂鬱にします

それでなくとも
私は、誰もがマスクをしている街の様子にうんざりしています
少しだけマスクを付けない人を見かけます
私は、彼らの勇気に心の底で拍手をしています
自分は仕事がらみの外出なので、やむなくマスクをしているのです
不要な摩擦を避けるために・・・

それにしても
一人で自動車を運転している人ですら
マスクを付けている人が多いのは、どうしたわけでしょう?
バスやタクシーの運転手ではありません
何の必要があるのでしょう
世間の目?

私は、自分のクルマで移動するときはマスクをしません
背広の胸ポケットに入れて、いつでも付けられるようにはしています
それ以上の何が必要でしょう?
人々は、コロナウイルスの浮遊する空気ではなく、世間の空気が怖いのです
自粛警察みたいな民間警察を恐れているのかもしれません
そのうち、独裁政党のマークを、自主的に付ける時代が来るのかな・・・




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撃たれた?・・・子犬物語

2020-05-30 12:15:39 | Weblog
1週間ほど前の写真です
投稿しようと思っていたのですが、忘れていました
犬はどんどん大きくなってしまうので
リアリティのあるうちに投稿しようと考えました

それにしても
このポーズは不思議です
この前後は、普通に芝生に伏せていたのです
突然、体を横にし、仰向けになったのです
そして、すぐに、元に戻りました

犬の動作は、見ていて飽きません
特に、子犬の動作は、可愛くて面白いです
人間の子供も、小さい時は可愛いです
動作の一つ一つに心惹かれます
自分の子供達の、そんな時代が懐かしくなります
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独裁者は簡単に出現する

2020-05-29 11:18:04 | Weblog
コロナ騒ぎで
私は、やや、人間不信になりました
騒ぎ過ぎ、怖がり過ぎ、常識外れ、人間性の喪失・・・
人間って、こんなにも情けない存在なのか?
大いに落胆しました

地方では、県外者を排除する動きがありました
これが一番情けないことでした
神奈川県でもありました
湘南海岸の立ち入り禁止です
ほんとに、情けない気持ちになりました

もちろん、人が動き回り、集まれば
伝染病が広がる危険はあります
したがって、家でじっとしているのが一番いいのです

しかし、現実社会は、それでは動きません
さらに言えば、多少の危険は、人間の全ての行動に伴います
伝染病に罹りたくない人だけが、家でじっとしていればいいのです
実際のところ、高齢者が病院通いをやめたため、死亡者は減りました
高齢者や年金生活者は、それでいいのです
しかし、現役で働いている人達は、そうはいきません

特に問題になるのは、自営業者や中小企業です
多くの職種で、店を閉めたら
その時点で収入が途絶え、経営が行き詰まります
お客さんが減るのはやむを得ないにしても
商売を止めろと言われたら、困ってしまいます

いままで合法的だった商売を、突然禁止されたら
補償をしてもらわなければ納得出来ません
日本は法治国家なのですから!

私には、今回の騒ぎで

”日本の政治家には日本が法治国家だという意識が乏しい”

ということが分かりました

自由と民主主義を基本とする体制であるという意識も希薄です
伝染病が理由なら、何をしても許されると思っているらしいのです
つまり、いざとなれば、法律など、どうにでもなると考えているのです
庶民の商売など、勝手に潰れろと言わんばかりです

さすがに、安倍首相は、終始慎重な姿勢を見せていましたが
都道府県知事の多くが、急に、独裁者のようになってしまいました
こんな簡単に独裁者が出現するとは!
現実世界の恐ろしさを垣間見た気がします




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何が正しいのか?

2020-05-28 18:25:48 | Weblog
何が正しいかを決めるのは難しいです
数学ですら、最近の理論では、数年の査読が必要になっています
物理学や化学ですら、同様の傾向はあります
これが医学や生理学になると、さらに微妙になります

薬は、効く人と効かない人がいます
人それぞれ、体質や症状が微妙に異なりますから
やむを得ぬことではありますが
医学が、科学と称するなら
個人差を踏まえた法則性を見いだすべきです

風邪を引いたと言っても
体温、血圧、血糖値、体重、性別・・・
各数値と条件を総合した最適の薬があるかと言えば
これが、必ずしも、そうはなっていません

薬については、かなり厳密な治験を重ねているわけですが
現実的には、経験則に従うしかないようです
科学的であるためには
厳密な再現性や反復性が求められるわけですが
実際問題としては、条件が複雑すぎて、確かめようが無いのです

私は、医学は、それでいいと思っています
完璧な治療法が無い以上
患者と医師との話し合いの上で
患者が納得する治療法を選ぶしかないでしょう
医師に求められるのは、正確な情報開示です

怪しげな民間療法やインチキ宗教を防ぐためには
正確な医学情報を部外者にも取得しやすくする必要があります
医療関係者だけに情報を独占させるのは危険です

今回のコロナ騒ぎの対策ですら
専門家間でも意見の一致はみられませんでした
正解は、誰にも分からないのです
今まさに、正確な譲歩開示と検証が求められています



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第2波は来るが、恐れる必要は無い

2020-05-27 14:53:49 | Weblog
5月25日に緊急事態が解除され
世の中が少しずつ元に戻ろうとしています
でも、完全には戻らないでしょう

私が一番嫌なのは
マスクをすることが、すっかり常識化してしまったことです
マスクをしていないと
かえって、批判的な目で見られてしまいます
私は、マスクは付けるのも、付けている人を見るのも嫌いです

すでに多くの自治体では、第2波の流行に戦々恐々です
当然、第2波は来るでしょう
しかし、確実に第1波よりも小さくなります
免疫獲得者の数は確実に増えていますし
同じウイルスでも、毒性の弱い方が多く生き残りますから
死者や重篤な症状に陥る患者は減るのです

今回のコロナ騒ぎで明らかになったことは
例外はあるものの、健康な若者には害が少ないということです
健康な若者は、このウイルスを恐れる必要は無いのです

第2波の流行を予想し
不安をばらまく輩が後を絶ちません
ゼロリスクを主張する馬鹿の相手はしないことです
何事に付け、この世にゼロリスクはありません
観念論から出られない人間は、知能に欠陥があるのです

不思議なことに
都内の鉄道は、通勤時間帯でも、以前ほどの混雑は無いそうです
勤務先が気を遣い、通勤時間が集中しないようにしているのでしょう
なんだ、やればできるではないか!
設備投資ゼロで、都心の重大な社会問題が解決してしまったのです
コロナ騒ぎの偉業です

こうなれば、第2波が来た方がいいですね
若者達は怖がる必要は無いし
企業も官庁も、通勤ラッシュ緩和策に本気にならざるを得ません
コロナ様々です


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コロナ自粛から何を学ぶか

2020-05-26 18:24:11 | Weblog
街を歩くと
ほんの少し、マスクをつけないでいる人を見かけます
お年寄りが多いです

彼らに勇気があると言うより
世間のことなど、あまり気にかけないのでしょう
顔を見ても、そういう人相の人達でした

私は、本当は、彼らの仲間に入りたいのですけれど
仕事中は、マスクを携帯し、仕事先では着用しています
仕事に支障があってはいけないからです
でも、自分の事務所では、付けませんし
社員にも、来訪者にも、着用しなくて良いと言っています
それでも、マスクをはずそうとしない人が多いです
真面目なのか、何なのか・・・

マスクを付けることを”絶対”正しいと考えている人には
私の意見は、違和感があることでしょう
私に言わせれば
皆が皆マスクを付けて街を歩いている情景こそ異常です
それが本来の常識感覚です
常識感覚を簡単に失ってしまう人々こそ危険です
自粛警察予備軍とみなせます

多くの人が、国民の自粛努力でウイルスに勝てたと思っています
私に言わせれば、それ自体が錯覚です
あんな努力をしなくても、さほど死者は出なかったでしょう
日本は、謎の幸運に恵まれていたのです

ただし、自粛のも意味はありました
高齢者が病院に行かなくなったことで、病気になるリスクが減り
今年の高齢者の死亡数は顕著に減りました
今後も、高齢者は、外出、特に通院を極力避けることをお勧めします
肺炎の罹患するリスクが顕著に減るからです
病院は病人が集まるところですから、菌やウイルスがうようよいます

新型コロナウイルスのよる死者がいるにもかかわらず
高齢者全体の死亡数が減ったということの意味は
そのように考えるべきなのです
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伝染病が江戸幕府を倒した?・・・歴史の考察

2020-05-25 14:59:32 | Weblog
伝染病と社会の変化について考えていたら
大事なことを一つ思い出しました
安政5年のコレラの流行です

安政5年のコレラの流行は
江戸だけで、約3万人の死者を出したとされます
火葬しきれない棺が山積みになる光景が見られ
狐狼狸(ころり)と呼ばれ、様々な流言飛語が生まれました
コレラは、小さな流行を繰り返し
文久2年(1862)には、ふたたび大流行したのでした

安政5年といえば西暦では1958年、幕末です
この年、江戸幕府は5カ国との条約を結び、開国しました
それまでのオランダ、シナ、朝鮮との関係の他に
欧米列強との関係が加わったのです
しかも、天皇の勅許を得ていない条約締結であったため
違勅と呼ばれ、幕府の立場を悪くするものでした

そんな年にコレラが流行ってしまったのです
まさに、条約締結のタイミングで大流行しましたから
民衆が異国との関係を象徴する災厄と見なしたのも無理はありません
幕府の立場は、さらに悪いものになってしまいました

その後、条約締結を強行した井伊直弼は、桜田門外で殺害され
幕府の権威は大きく低下してしまいました

現代の視点で振り返ると
井伊直弼の決断があったために
日本は、列強と条約関係を持つことができたわけで
井伊直弼は、その後の平和的近代化の基礎を作った偉人です

もし、過激派達が言うように
当時の列強と武力による対決をしようものなら
日本は敗北し、占領され、植民地状態に置かれる危険がありました
不慣れな外交により、不平等条約を結んでしまったとはいえ
列強との関係を、条約関係によりスタートできたことは
日本の近代化に決定的な利益がありました

外国人を排斥しろと喚いていた過激派も
いざ政権を取り、明治政府を開いてみれば
幕府と井伊直弼の開国近代化路線を継承したわけですから
連中は、ただ、自分達の政権奪取のために
時の政権の足を引っ張っていだけだったのです

幕府の路線は、明治政府に、そっくり引き継がれました
幕府の政策も井伊直弼の決断も正しかったわけです
もし、世論を敵に回すことが無ければ
幕府が政権を維持したまま、日本は近代化していたかもしれません
コレラの流行は、倒幕の一因となったように思われます
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ママとお話し・・・子犬物語

2020-05-24 17:04:04 | Weblog
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小首をかしげて・・・子犬物語

2020-05-24 17:02:36 | Weblog
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