加害者が被害者面・・・マンション傾斜事件

建物を建てると、役所の検査があります
様々な段階のの検査があり、最終的な検査が終わると

「検査済証」

が発行されます
設計図書通りに建物が建てられている公的証明です

検査済証を受けることは、必ずしも義務ではないらしいのですが
住宅金融公庫などのような公的融資を受ける場合
検査済証が発行されていなければ融資は実行されませんから
マンション等の建築では、必ず検査済証を取得します

私はこれまで７棟のマンションを建てましたが
全て検査済証を取得しています

建物は外観デザインだけではなく
耐震性能や耐火性能が基準を満たさなければ
「建築確認」は取得できません
建物を建てるためには、まず「建築確認」を取得し
役所から

「建築確認証」

を発行してもらわなければなりません

「検査済証」が発行されるということは
「建築確認証」を発行された建物が
「建築確認」を取得した設計図書通りに完成したことを意味します
それを役所が公的に証明したということです

横浜市都筑区で傾いたマンションを販売した三井不動産レジデンシャルも
横浜市西区で傾いたマンションを販売した住友不動産も
横浜市が発行した検査済証を信じてマンションを販売したのです

誰が加害者で、誰が被害者か、これで皆さん、お分かりですね？
被害者面して、不動産会社を批判する資格が
横浜市にあるでしょうか？

文明の発達と日常の煩わしさ

日常生活には、煩わしさの問題があります
めんどくさいと思っても
それが片付かないと、次に進めないか
あるいは、もっと大きな問題に発展してしまいます

こつこつと、日々、やるべきことを片付けていく
それが仕事であり、私達の日常生活です
ある時期から、そういう覚悟が出来てきます

社会人となり、何年かを過ごし
仕事にも慣れ、ある程度責任を持たされる
さらに、結婚をして家庭を持ち、やがて子供もできる
子育ては、けしてプライベートな行為ではなく、公的義務です
一種の公務ですから、やらなければならないことの連続です

毎日が、いつの間にか、やらなければならないことの連続となり
煩わしさが、当たり前の現実となってきます
そして、前述の、覚悟になるわけです

人として、この世に生まれ
当たり前の生活を継続するために
なんと多くのことを、私達は、しなければならいことでしょう！
当たり前のことが当たり前であるために
多くの見えない働きが、日々続けられています

機械文明の発達で
私達の生活は、昔の人が想像も出来ない便利さを獲得しました
これから先、もっと便利な社会となることでしょう

しかし、おそらく
私達が暇をもてあますような事態にはならないだろうと
私は想像しています

ワープロソフトに支配される知的空間

私は、ワープロソフトが嫌いです
どうも、上手く使えません
ワープロソフトを開発している人と
実際に文章を書く人との意識の違いが大きいのでしょう

マイクロソフトのものは、今は使っていません
あれでは、私の書きたい文章が書けないからです
しかし、今使っている国産のワープロソフトも
使いにくさという点では似ています

文は文化の中核です
日本文化を亡ぼさないためにも
もっといいワープロソフトを開発してほしいものです

現状のワープロソフトに、多くの人が不満を感じない現実が
私には、なんとも不気味に思われるのです
本当に皆さんは不便を感じていないのでしょうか？

私とは違い
若い人達はワープロに習熟しているため
私が感じるような不便は感じないのかもしれません

そう、思いつつも
ワープロソフトに精通しているように見える人の文章には
明らかに、領域の偏りが感じられます

アジアの近現代史に関しては
若い著者の本で、まともなものが、ほとんど無い
私は、そう感じていますが、気のせいでしょうか？

漢字の人名が簡単に出てこないワープロで
アジアの歴史を論じるのは、かなり難しいでしょう
そういうことに触れられない知的枠組みが
いつの間にか、この日本国を覆っているのかもしれません

学生さんとの歓談

今日は、先日の籐桜祭で知り合った
日大の学生さんと歓談しました

私の管理する学生向けアパートへの入居斡旋のためですが
そんなことばかり話していてもつまらないので
様々なテーマについて、気楽に、自由な会話をしました

私も楽しかったし、彼らも楽しんでいるようでした
今後は、学生さん達とのお付き合いを増やしていきたいと思いました

私には、よい刺激になりますし
彼らにとっても、良い刺激になると思うからです
そして、ほんの少しは、彼らの人生のプラスになるのではないかと
私は、考えているのです

生きる楽しみ

今年はホントに雨が多いですね
３日続けて晴れるなんてことはないです
こんな秋があったでしょうか？
おかげで、インフルエンザは流行りません
湿気が十分あるからでしょう

気候に関しては
いつの時代も、必ず異常気象があると聞いたことがあります
気候というのは、そんなに安定したものではなく
地球環境は、私達が想像する以上に変化するらしいのです

年齢を重ね、経験を重ねるごとに
分かることがあり、それなりの覚悟を決めることができます

どんな不況が来ても、経済が崩壊することはない・・・とか
地球の終末は、自分が生きている間は、ありそうもないとか
仮に、大変なことが起きても、あまり慌てる必要はない・・・等
人生経験は、人に覚悟と落ち着きを与えてくれます

生きてて良かった！
そう考えるようにしています
生きているからこそ、様々な経験を積むことができ
浮ついた情報に流されることもなくなりました

”絶望の多くは情報不足や経験不足による”

・・・と考えるようにもなりました

何かあれば、とりあえず、いかに生き延びるかを考える
それが私の人生観になりつつあるかもしれません
生命が惜しいという理由からだけではなく
より多くの人生経験をしたいという気持ちがあるからです
安っぽいデマを笑い飛ばしたい気持ちがあるのです

思えば
原子力発電所の事故という
それまでの既成観念からの想像では
地球の終わりのような経験をするはずだったのに
実際には、放射能とは無関係の糖尿病と闘っている私
大量に大気圏にまき散らされた放射能より
清涼飲料水の飲み過ぎの方が危険だったなんて
なにやら笑い出したくなるような現実です
それを知っただけでも・・・生きてて良かった！

問題は「データ偽装」ではない・・・マンション傾斜事件

杭打ち偽装事件の報道が止まりません
ただし杭打ち業者側の言い分としては

「書類の体裁を整えるため」

ということで
実際のところ、偽装があった建物でも傾斜等の現象は起きていません

当たり前なのです
杭打ち業者が杭打ちの手抜きをしたり
ゼネコンの現場監督が杭打ちに立ち会わない方がおかしいのです

紙のデータなど残すのが不向きな泥だらけの現場で
まして、法的な提出義務や保存義務の書類を
取りそびれれば、適当に細工をして提出すのは
ありがちな、形式主義と書類主義です

現場に立ち会わない者ほど、書類の形式を整えることに拘ります
後の責任逃れを図るためです

私は原則として杭打ち業者や職人を信じますから
初めから、この事件の本質は理解していたつもりです
ただし、まったく不正が無かったとも考えていません
事実、三井住友建設の現場では不正が行われていたわけですから・・・

問題は、何度も言うように「データの偽装」ではありません
杭打ち工程にゼネコンの現場監督が立ち合わなかったことです
あるいは、現場で不都合を発見した現場監督が不正工作を指示したことです・・・

長男は元気に大学に行く・・・

長男は朝から元気で
妻にクルマで送られて大学に行きました

私の勘違いで
試験は明日からだそうです

いずれにしろ
長男が元気であることは何よりですが
試験のこともあり、心配事は尽きません

このところ、長男がなんとなく元気が無くて
私としては、ちょっと、気になっていました
そのことを長男に話すと

「試験が近かったからだよ」

と、明るく答えていました

長男は、手術後の方が、元気に見えます

連休中に、手術を済ませ、退院するとは！
長男は、何とも効率のいい病人です
こうなると、運が良かったと考えるべきでしょうか・・・？
なんだか、複雑な思いです

長男退院

今、長男が帰宅しました・・・退院です
たった１日入院しただけで、退院です
本人も至って元気、妻も元気、私も安心しました

盲腸の手術というのは
今では、本当に簡単なのですね
たまたま救急で診てもらった医師が執刀医であり
運も良かったと思います

子供の病気というものは
親の心を動揺させるものです
私も、久しぶりに、親としての、何とも言えぬ不安と心配を味わいました

これで一安心です

長男は、明日から大学で試験が始まります
本人はいたって元気ではありますが
親としては、やはり心配です
少し休ませてやりたい気持ちもあります・・・が、そうもいきません

長男が虫垂炎になる

長男が腹痛を訴えるので
救急車で病院に搬送されました
虫垂炎の診断で、これから手術です

ライフスタイルの変化・・・自動運転車が開く未来

夕食を済ませ
クルマに目的地をセットする
車の中は快適なベッドになっていて
クルマが高速道に入り、しばらくすると眠ってしまった
そして朝、コンコンと窓を叩く音に目を覚ますと
そこは京都のホテルのエントランスであった・・・

・・・そんなことが
自動運転車が実用化されれば可能です

私のように、新幹線の駅へのアクセスの悪い土地に住んでいますと
京都に旅したくとも、行き帰りに、それぞれ１日を要してしまいます
行き帰りを車中泊できるとなれば
京都の旅も、随分、快適な旅になります

自動運転車が実用化しますと、時間の使い方も無駄が減ります
移動時間を有効に使えるからです
私達のライフスタイルが変わってくるのです
会社の行き帰りも、ゆっくり休んだり、勉強したり、できるのです
もちろん、移動中に仕事も出来ます

こうなると、長い通勤距離も苦にならなくなるかもしれません
自動車の形状も変わってくるでしょう
ベッドや机の付いた
小さな部屋が移動するようなクルマも現れるかもしれません