湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

藤圭子の真実

2013-12-31 17:21:02 | Weblog
もう大晦日になりました
考えることは、いろいろあります
でも、今日は、私のことではなく
今年8月に亡くなった藤圭子さんのことを書きます

「流星ひとつ」(沢木耕太郎著)

という本を読んだからです

素晴らしい本でした
藤圭子と沢木耕太郎が
ホテルニューオータニ40階のバーで
ウォッカ・トニックを飲みながら語り合った話が、そのまま本になっているのです
一応はインタビューとして企画されたことなのですが
ほんとんど、恋人ではないにしても、親しい男女の会話のような
素晴らしいインタビューになっています

沢木は、将来、藤圭子が歌手としてカムバックする可能性を考慮し
その時の障害になることを恐れて、この本を出版しませんでした
優しくて粋な男です・・・ほんのちょっぴり、藤圭子に恋をしていたのかもしれません

私は、この本を読んで
自分の藤圭子への想像が大きく間違っていたことを知りました
私は彼女の演歌歌手としての姿は
芸能プロダクションに押し付けられたものだと考えていました
ところが実際は、あの藤圭子独特の発声法や歌い方は
彼女が自分自身の感性で創り上げたものだったのです

私は、宇多田ヒカルの歌を初めて聴いた時

「あっ!藤圭子の声だ・・・」

なんだか背筋がぞくぞくするような、独特の感じを受けました
そして、これは藤圭子の、アメリカからのリベンジだと感じたのです
軽快なポップスを、独特の情感を込めた歌い方のできる
稀有な可能性を持っていたのが藤圭子だと考えたからです
日本の芸能界は歌手藤圭子を生かすことが出来なかった
みすみす彼女の可能性をつぶしてしまった・・・と、私は考えたのです

しかし、それは私の勘違いでした
藤圭子は、あの歌い方を自分で創り上げただけではなく
自分の声に、強いこだわりをもっていたのです
ところが、彼女は、自分自身で、自分の声を取り除いてしまったのです!

彼女は、疲れると声が出なくなりました
喉にポリープの様なものがあったのです
そこで、それを手術で取り除くことにしたのです
手術は上手くいきました・・・しかし・・・声が変わってしまったのです!
そして、声は二度と元には戻りませんでした

彼女は、そのことで自分自身が許せず、引退することになったのです
ほかにも、色々理由はあったようですが・・・
しかし、決定的なことは、そのことだったのです
藤圭子は、潔癖過ぎるほど、純粋なアーチストだったのです

あの、人をゾクゾクさせる彼女の声
彼女自身が、誰よりも、その声を生かすべく、創り出した歌唱法
そして、彼女が、聴いて本当に感動するのは、ポップスではなく演歌であったこと
別れた夫の前川清を、生涯、歌手としても男性としても、尊敬し続けていたこと・・・
一つ一つの事実を確認しながら、私は、自分自身の認識の浅さを思い知らされました
そして、彼女の、どの言葉にも無理が無く、素直に私の心に入って来るのでした
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2013-12-30 19:00:20

2013-12-30 19:00:20 | Weblog
今日で今年の仕事はおしまいです
疲れてしまって何もやる気が起きません
いいじゃないですか、サボるのも
もう、私は、あんまり頑張れません
歳のせいと言うより、病気のせいでしょう
神様が頑張るなと言っているのです
あるいは、その方向には行くなと教えてくれるのです
だから、私は頑張りません
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オバマ政権が日中戦争を引き起こす

2013-12-29 18:13:12 | Weblog
このところ、疲れやすくなりましたから
何をやるにも、億劫になります
自分が怠け者になったような気分です
というか、もともと、怠け者ではあるのですが・・・

それにしても
安倍首相の靖国神社参拝に対する
アメリカやヨーロッパの態度は問題です

やはり、日中対立や日韓対立の背後にアメリカとヨーロッパがいるのです

日本のマスコミで、このことを論じている人は一人もいません
私の見るところ、強くなりすぎた中国を
日本と闘わせ、相打ちにさせる悪魔の戦略が進行しているのです

今回の首相の靖国参拝で、そのことがはっきりしました

私は、尖閣諸島問題の背後にオバマ政権の日中離間策があると指摘してきました
オバマは第二次大戦前の英国首相チェンバレンに似ており
大変危険な政治家であると、私は考えています

この問題では拓大総長の渡辺利夫氏と論争したこともあります

アメリカの民主党政権は恐いものです
日本にとって、アジアにとって災厄です
それにしても、日本の言論人の、何と鈍感なことでしょう!

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幸せな年の瀬にも、いろいろ考えることはあります

2013-12-28 16:00:10 | Weblog
年の瀬になれば、毎年、一年を振り返ります

家族でお伊勢参りができたことは幸せなことでした
鈴鹿サーキットの本コースを走れたことも、私には望外の幸せでした

今年は、東北・塩竃に縁が出来たことと
体調を崩し、本格的に健康管理をしなければならなくなったことが
ポイントとなる1年でした

来年は、新規プロジェクトは何もしないつもりでしたが
年明け早々にも、塩竃に行くことになるかもしれません
まだ、何も決まったわけではないのですが、御縁は続いています

震災復興プロジェクトに関しては
やはり、私は、何かしなければいけないのでしょう
自分の力の限界など考えている時ではなく、自分の持つ可能性について考えるべき時なのです
神様から与えられた使命を全うするために



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靖国神社参拝

2013-12-27 20:16:01 | Weblog
首相は軍の最高指揮官です
首相が戦死者の慰霊をすることの何が問題なのでしょう?

中国と韓国は反日国家ですから
何を言ってきても無視しましょう

アメリカも文句を言ってるらしい?
日中対立、日韓対立の黒幕が誰なのか、バレバレですね!
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肉体の悩みと精神の悩み

2013-12-26 14:38:48 | Weblog
体調は、一進一退です
だいぶ調子が良くなったかと思うと
また、倦怠感に襲われます

肉体的なことばかりではなく、心理的な要因もありそうです

この世の中の現象が自分の思うままに進むわけもなく
人の心も、自分の思い通りになるわけでもありません
そんな分り切ったことを、今更、自分に言い聞かせても
何の慰めになるというのでしょう

考えても考えても、答えの出ない問い
それは、人の心です
人の心が分れば、どんなにいいことでしょう?
しかし、それが本当にできたら、どんなにつまらないことでしょう!

椅子に沈み込み、テーブルに頬杖をして、頭を抱える
何も考えたくないためのポーズ

残念なことや、それ以上考えたくないことばかりが思い浮かび

「もう、考えたくないのだ!」

と、叫びたくなるような気分

しかし、そうした心理状態になる理由が、肉体の不調によるものだとしたら?

私の苦しみが
肉体的なものなのか精神的なものなのか
自分でもよく分らなくなるのです

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私は浅田真央選手の熱烈なファンです

2013-12-25 19:07:01 | Weblog
先日、テレビを買いました
家にはテレビがありますけれど
それは、父の部屋と妻の部屋にあり
私の部屋にもあったのですけれど、少し前に故障したままになっていました

私が新しく買ったテレビで最初に見たのがスケートの

「全日本選手権」

でした

お目当ては浅田真央選手です
私は彼女の熱烈なファンです
今回は、ショートプログラムからフリー、エキシビションまで
彼女の演技を全て観ました

こんなことは初めてです
初めてというよりも
私は彼女の演技をテレビで観ること自体がほとんどありませんでした

普段、テレビ観る習慣がないため、番組を見落とすわけです
でも本当の理由は、彼女の演技を実況で観ることに神経が耐えられないからです
自分の娘の演技を観るような緊張感を感じてしまうため
楽しみよりも、苦しみに似た感覚になってしまうからです
せいぜいエキシビションくらいしか観たくなかったのでしす

今回は、よく映る大きな画面のテレビですし
スケートを観るにはちょうど良い大きさです
それに、浅田選手以外にも、現在の日本人選手は優秀な人が多いため
オリンピック選考会を兼ねた今大会を観ておきたかったのです

浅田選手がフリーの演技で失敗した時は、なんとも残念でした
でも、鈴木選手も村上選手も素晴らしい演技でしたので
結果としては、3人の優れたスケーターが選ばれて、良かったと思いました

浅田選手のエキシビションは素晴らしかったです
本当にスケートのセンスのある女の子で
彼女の美意識と演技力には、いつも、強く引き込まれ、陶酔してしまいます
こんな奇跡の少女が、リンクの上に現れたことが、日本人としての喜びです

私は、不思議なことに、ニュースで彼女の名前を最初に聞いた時に
すでに、何か、不思議な力で、引き寄せられる様な感覚を覚えました
そして、新聞で、当時まだ14歳の彼女の写真を観た時に
リンクの上にうずくまるような姿勢の彼女を観た時に
銀盤に舞い降りた天使と感じました

それ以後、彼女の映像はニュースなどで少し観るくらいで
試合を観ることも少なく、新聞記事で結果を確認する程度のファンだったのですけれど
ずっと、彼女への熱烈な思いを抱き続けています
父親が、娘を思うように、ハラハラドキドキです
彼女が滑り始めると、素晴らしい演技を期待しつつも、緊張が解けることはありません

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復興への迷走・・・大震災の教訓

2013-12-24 15:13:40 | Weblog
今年一年間というより、ここ数年間
空回りの日々を過ごして来ました

私自身が、変わらなければならない時期に来ているのか
あるいは、見当違いな方向に進んでいるのか
自分では、よく分りません

何をやっても上手くいかない時は
神経が、だんだん、参ってきます
苛立ちや焦りが、自分自身を苛みます

思えば、この時期とは、ズバリ

”震災とその後”

です

震災に私が関わる理由は、特にありません
私の関係者には、被災者はいません
日本人であること、一人の人間であること
あの大災害の同時代人であること
それだけが、私と、あの震災を結び付けています

来年になれば、もう、あの震災から丸三年が経つのです
私は、その間、結局、何もできなかったのです
ただ、ブログで、私なりのアイデアを発信していただけです
塩竃からのラブコールもありました
しかし、結局、何一つ、モノにはならなかったのです

震災後、私が迷走していたのではありません
仕事が上手くいかなかったのは、神様が、それを望まなかったからです
神様は、別の何かを私にやらせたかったのでしょう
あるいは、来年は、その姿が、もう少し、はっきりしてくるかもしれません

復興への道のりが迷走を続けている状況では
私の出番は、まだ先のことになるのかもしれません
あるいは、私の出番など無くて
別の方向へ、私は進まなければならないのかもしれません

私の心は、二つの方向に引き裂かれたまま
歳の暮れを迎え、新年を迎え王としています
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自分自身を実験台にする

2013-12-23 15:40:02 | Weblog
毎日、疲れています
孤独感と疲労感は、私の人生の伴侶です
元々、孤独感も疲労感も精神的なものだったはずでした
ところが、疲労感の方は完全に肉体的なものになりました
肉体的かつ病的なものとなったのです
このまま肉体的衰弱 とともに人生の終わりを迎えるのでしょうか?
そう考えると、現在の状況は、緩やかな絶望とでも言うべき状況です
もう、どうにもならない、死へ向かう衰弱の一本道
もちろん、病を克服する道も、無いではないでしょう
私が、それに賭けているのは、確かに、その通りです
私は、絶望したまま、何もせぬというタイプではありません
どうすればいいのか、確たる道が見えぬまま、勇気をもって、前に進まねばなりません
その指針は、私自身の合理的精神と経験です
私の合理的精神は自分の肉体を実験台とするものです
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空回り

2013-12-22 13:40:49 | Weblog
なんとなく、今年を振り返りたくなりました

「空回り」

それが私の今年一年の印象です

何をやっても空回り
それは、ここ数年の私がやること、関わることの印象でもあります

全てが空回りなのではなく
どちらかといえば、自分の立場としては、空回りの印象だということです
周囲の人にとっては、必ずしも空回りではなく、よいことなのです

私が関わることと、私がやるべきことの間に、乖離があるのです

ここ数年の私が関わったことは
今の自分が、それまでの自分から脱皮しようとする過程の
様々な試行錯誤の一つ一つであるようにも思われます

今は、まず、ゆっくり休むことを考えたいです

これまでの自分を振り返り
やるべきこと、やらなくていいこと、やりたいこと・・・
自分の中で整理整頓をしなければなりません

人生も後半戦に入りますと、戦線を拡大するばかりが能ではなく
攻撃目標を絞り込むことも重要になってきます
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