湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

我家の子育て

2011-04-30 19:22:30 | Weblog
娘は、先日学校でつき指をしたかと思えば
今日は足首を捻挫したそうです
全治3週間とか、ついてない話です

6月にはインターハイの県予選が行なわれます
娘は、充分な練習ができないまま、大会に臨むことになります
これが、運命というものです

私が、子供に水泳を習わしたのは、選手にするためではありませんでした
なによりも、体力をつけさせるためでした
そして、もう一つの理由が、私が泳ぎが苦手だったことです
海で遊んでいる時、子供が海に落ちても助けられないからでした

今や、私の子供は、どの子も泳げます
そして小1の末っ子以外は全員、水泳選手です
いつも間にか、そんな流れになっていました

長い通学時間のかかる私立学校に通って水泳部に入り
勉強時間も、ほとんど取れずに練習に励む息子や娘をみると
これが、子供たちの青春であり、私の子育てであると
自分に言い聞かせるしかありません
まるで、子供が水泳をやるために、我家の生活があるのです

うちの子供達は一流選手ではありません
はっきり言って、世間から見れば二流選手でしょう
一番頑張っている長男ですら
県大会での優勝経験はありますが
全国大会では16位か17位が最高です
全国中学の400mリレーで三位に入り銅メダルをとったのが
唯一の全国大会のメダルです

長男は書道をやっていて
学校に掛け合い、高校に書道部を作りました
勉強は苦手だし、やる時間も無いのですが
スポーツ推薦等は考えず、一般入試で大学に入るつもりです
条件はインカレに出る水泳部があることと、物理学科があることです

我家の子育ては
親がきっかけを作っても
後は、子供達の自主性に任せて、ここまで来ました
社会の荒波を泳ぎきることの出来る人間になってくれれば、それでいいのです
今のところ、大海原の荒波を泳ぎきる体力はありますが・・・

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民間の消費促進こそ真の復興をもたらす・・・大震災の教訓52

2011-04-29 19:50:23 | Weblog
昨日は少し遅くまで飲み
今朝は、少しだけ寝坊しました
体調は良く、昨夜の散財も帳消しにしてくれました

そもそも
不景気の時の心構えは

「気前良く金を使う」

ということです

こういう時に、ケチケチしてはいけません

「バカの壁」という本を書いて有名になった人もいますが
不景気の時に大事なのは

「ケチの壁」

を破ることなのです

昨夜は、夜の街も、そこそこ景気が良さそうでした
タクシーも拾いにくくて
午前零時を過ぎても、藤沢駅前のタクシー乗り場には行列が出来ていました

皆さん、それなりにお金を使い
不景気退治に一役かっているのです

景気回復こそ
震災で傷付いた日本を癒し
日本全体を、この大震災から立ち直らせるのです

被災地の対策だけを考え
増税によって、被災地だけに予算をたれ流すようなことをすれば
政府予算にたかるゴキブリのような連中ばかりがはびこり
日本経済は健全性を失い、病んでいくことでしょう

日本全体の景気を回復するには
減税によって、個人消費を促進し
社会全体にお金が回るようにして、人々のフトコロを温かくすることです
その動きの中から、実質的な歳入増さえ考えられるのです

”減税増収、増税減収”

このパラドクスこそ
日本人が学ばなければならない経済学です
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「想定外」が怪しい・・・大震災の教訓51

2011-04-28 18:17:55 | Weblog
何事も

「想定外」

で逃げるのが流行りです

しかし、自衛隊機で東京に向かう東電社長を
わざわざUターンさせた北沢防衛大臣は何を考えていたのでしょう
地上の交通網が使えないからこそ
東電社長は自衛隊に助けを求めたのです
それを無視した枝野官房長官に至っては
まともな会話の成り立たない人物といえるでしょう

要するに
福島原発の事故は政府に全面的な責任のある人災だったのです

東電社長をUターンさせるなど、狂気の沙汰です

これによって
現政権が何を考えて震災対策をしたかが明らかです
震災を利用して、政治指導力を国民にアピールし
政権浮揚を謀ったのです
そして、見事に失敗しました

彼らは東電社長が楽をするために自衛隊機を使ったと勘違いしたのです

東電社長は原子力発電所のことが気掛りで
一刻も早く本社に戻り、情報収集と決断を急ぎたかったのです
それを政権担当者は、大企業社長の我儘だと、とらえてしまったのです
おそらく、自分達は、いつもそうしているからでしょう

こうなると、多くの

「想定外」

が怪しくなります
自分達のミスを隠すために
「想定外」が乱発されているのではないでしょうか?
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忙しさを前向きにとらえる

2011-04-27 19:07:47 | Weblog
このところ、毎日、忙しい

そのことを、今日も言うと
居合わせた出入りの業者が

「社長の口癖ですね」

と、言いました

そうか、私は「忙しい」が口癖になっていたのです

こんなことでは、いけませんね!

仕事に追われているようでは、良い仕事はできません
でも、これもまた、いいのです
いつもいつも余裕を持てるわけではありません

約2年間、南藤沢のマンションプロジェクトに集中し
溜まりに溜まった、その他の仕事を、少しづつ片付けているのが現状です

その中には、事務の合理化などもあり
私は、こういう仕事も結構楽しんでやるのです
新しい事務機器を導入に、仕事が効率的にできるようになると、嬉しいものです

地震のことを忘れたわけではありません
そもそも、南藤沢の全室の入居者が決まって
このブログで報告した次の日が大震災でした

私の関心がマンションから、いきなり震災になってしまったのです

その前は、子ども達の進学のことで、頭がいっぱいだった時期もあります
5人の子供のうち、一人が高校へ、二人が小学校に入ったのです
しかも、一人は転校でした
いろいろ、神経を使ったわけです

忙しさは、ある程度、やむを得ないのでしょう
忙しいうちが華だよ・・・と、出入りの業者には言いました
人から、それだけ必要とされているということだから・・・

そう考えて、これからも、頑張るのです
あまり、疲れ過ぎないように、気を使いながら・・・
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体調不調のまま、新宿まで行きました

2011-04-26 16:12:42 | Weblog
今日は仕事で新宿まで行きました
TOTOのショールームで打ち合わせをして
住友ビルの最上階の瀬理奈でランチをして帰りました

昨夜、原因不明の腹痛で苦しみ
体調不調のまま、朝食もとらずに出掛けました
以前から予約もしていたので、断るのは気が引けました
それに、打ち合わせが長引けば、それだけ仕事の完成も遅くなります
ここは、なにがなんでも、行くしかありません
正直、しんどかった・・・です

打ち合わせもなんとか終わり
西新宿の高層ビル街を、久しぶりに歩き
すっかり、おのぼりさん気分を味わってきました
東京は、やっぱりいいな・・・と思います
私は、東京が好きです

昨夜の腹痛と吐き気の理由がいま一つ分かりません
症状はだいぶ良くなったので
このまま快癒すると信じています
食中毒だと思われますが、結石の発作にも似ていました

今日は、夜、飲みにいく約束もあったのですが
さすがに、そちらの方は、お断りしました
日を改めていただくこととなりました
申し訳ないし、情けないし、残念なことです

私はもともと、身体が弱い方なので
人との約束は慎重にします
自分の体調不良を理由に約束をキャンセルするのが嫌だからです
公式行事に出席するのも、同じ理由で慎重です

このところ、比較的健康にめぐまれていたので
ついつい、油断をしてしまいました
反省しきり・・・です


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庭のヨモギを摘みました

2011-04-25 19:43:19 | Weblog
今日は天気が良かったので
庭の草むしりをしました
実は、庭にヨモギが生えていたので
それを摘んだのです

草団子が好きです
草団子は祖母の思い出です
春先、田んぼの畦や、日当たりの良い場所に
この草が生えると、祖母はそれを摘みに行くのでした
祖母が草を摘む横で
私はぼんやりと、春先の小さな草花を見ていました
それが私の幼き日の、とても幸せな思い出です

庭の芝生は手入れが大変です
すぐに雑草の生える草原になってしまいます
そこで、芝刈りをしたり、草取りをしたりするのですが
そんなことで無くなる雑草たちではありません

そんな中で、ヨモギの小さな群落だけは、刈り取らずにいました
せっかく庭にあるのですから
これを摘んで草団子を作りたいではありませんか!

そこで、今日、昼食後に、決行したのです
私一人で、時々、犬が邪魔をしに来るのを追い払いながら・・・

収穫(?)を妻に見せると
これで、できるということで、後は妻に任せました
こういうところが、私の調子のいいところで
実は、今の妻は、とても忙しくて、それどころではないのです
でも、なんとなく、私は庭に生えたヨモギの団子を食べたいのです
ヨモギが大きくなってしまうと、もう、食べられませんから・・・
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鎌倉大地震・・・大震災の教訓50

2011-04-24 16:12:00 | Weblog
奈良の大仏は
世界最大の木造建築と言われる建屋に収まっています
ところが、鎌倉の大仏は建屋がありません
一体、どうしてでしょう?

もともと建屋はあったらしいのです

建屋がない理由は
台風で流されたとか
地元でも、確かな話は伝わっていませんでした
津波で流されたという話しもあったかもしれません・・・

正応6年(1293年)関東地方に大きな地震がありました

「鎌倉大地震」

です

あまり研究がなされていないため
「永仁の関東地震」「鎌倉強震地震」「永仁鎌倉地震」「建長寺地震」など
様々な名で呼ばれています

この年は他にも天災が続いたので
朝廷は正応から永仁へ改元を行いました
それで、地震名の頭に永仁が付く場合があるのです

2008年、東大地震研究所では
三浦半島小網代湾の堆積物に着目し、分析を進めた結果
鎌倉大地震により発生した大津波の痕跡を見出しています

これで、はっきりしました
鎌倉の大仏の建屋を押し流したのは津波だったのです
あの大仏をすっぽり蓋っていた巨大木造建築物を押し流してしまったのです
この度の大震災に匹敵する規模の巨大津波であった可能性があります

長谷の大仏の建屋を流してしまった津波があったとすれば
三方を山に囲まれた鎌倉の平野部は全滅であったと考えられます

この度の震災では、津波の被害のあった地域で地盤沈下が起きています
通常の地震では起きない地盤沈下が規模の大きいプレート形地震では起きるのです
おそらく鎌倉大地震でも地盤沈下が起きたのでしょう

その証拠は

「段葛(だんかずら)」

です

鶴岡八幡宮の参道の”段葛”です
地震後の地盤沈下によって水が引かなかったため
八幡宮の参道だけでも歩けるように土盛りしたのです

鎌倉大地震はプレート形の巨大地震だったのです
長谷の大仏に建屋が無いことも、八幡宮の参道の段葛も、これで説明できます
鎌倉の二つの謎が解けたことになります

さらに、1293年といえば、鎌倉幕府崩壊の40年前です
この大地震が鎌倉幕府崩壊の遠因となったことでしょう
日本の歴史を”地震”をキーワードに読み解くこともできるかもしれません
江戸幕府の末期、いわゆる幕末も
じつは、地震が多発した時期だったのです



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水力発電の危険・・・大震災の教訓49

2011-04-23 18:32:36 | Weblog
このたび大震災では
なんといっても津波の被害が猛烈で
被害といえば津波の被害しか報道されていません

そして実際には
津波の被害の一つである原子力発電所の事故が
一番たくさん報道されています

先見の明を誇るわけではありませんが
私は地震のあった日の夜
原子力発電所の事故と
それによる国際的規模の風評被害のことを考えていました
残念ながら、私の想像は現実になってしまいました

しかし、私が一番怖れたのは
あくまでも、この地震が南関東大震災を誘発することです
会う人ごとに、私はその話をするので
人によっては、退屈そうな顔をする人もいます

広い範囲で、かなり強い地震が発生するのを
専門家が

「これは別のメカニズムで起きている地震で今回の地震とは関係ありません」

などと、コメントするのを聞いていると
本当に腹が立ちました

私は”誘発地震”という考え方を提唱し
実際に、その後も、各地で広い意味の余震が発生しました
私の言う”誘発地震”が発生し続けているのです

当然ではありませんか!
大地はつながっているのです!

私は、今回の震災で
”科学者”とか”専門家”が
まったく信用がおけないことを思い知りました
彼らの議論は、あくまでも自身の保身を前提としているのでした
そして事実を無視し、真実とは無縁でした

”科学者”や”専門家”は”役人”や”デマゴーグ”なのでした

津波の陰で報道されませんでしたが
ダムが決壊し、下流の住民に8人の死者行方不明者が出た事故もあったのです
このダムが発電に使われていたかは分かりません
しかしダムが地震の際、決壊の可能性がある危険な人工物であることは確かです
原子力発電所に反対する人は水力発電所にも反対してください
巨大ダムが決壊する恐怖は津波に匹敵します
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増税論議の”真意”は何だ?・・・大震災の教訓48

2011-04-22 19:25:49 | Weblog
私は昔から政府に何かを期待することがありません

期待することは、ただ一つ

「減税」

です

今回の震災でも
政府はすでに補正予算を組んで
震災復興をするのだそうですけれど
一体、何を復興しようというのでしょう?

津波で流された街を復興しても
また津波が来れば流されてしまいます

街が復興できなければ、その街で生活していた人は
家も仕事もありません
そうなると、生活保護を受けながら
避難所での生活を続けることになります
しかし、そんな生活をいつまでも続けるわけにはいきません

ここは、やはり首都圏への移住が一番の解決策です

首都圏には、住宅が余っています
現在の避難民全員を収容できます
お金を掛けることはありません
首都圏に移住して仕事を探すのが一番です

復興に関しては
津波の被害のあった地域は
最低でも高さ15m以上の鉄筋コンクリートの
タワー形の建物にしか建築許可を与えず
幹線道路や鉄道も、同じ様に
最低でも高さ15m以上の高架にします
そして、当然ながら駅もそのような場所に作るのです

つまり、都市を地上15m以上の空中に作ることになります

その様な都市計画もできていないうちに
やれ復興予算がどうの、増税がどうのと
議論している連中の”真意”は何なのでしょう?
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水素爆発?・・・大震災の教訓47

2011-04-21 18:38:09 | Weblog
新聞記事というものは
当局の発表をそのまま報道しますから
ときどき首を傾げたくなることがあります

例えば、福島原発の建屋を吹き飛ばした

「水素爆発」

あれは

「水蒸気爆発」

の間違いではないでしょうか?

「水素爆発」と「水蒸気爆発」では、まったく意味が違います

「水素爆発」であれば、水素と酸素が化学反応を起こした爆発ですから
火炎と熱が出て、周囲のものを吹き飛ばすだけではなく、燃焼させます
当然ながら、爆発の跡は黒焦げです

今回の爆発の映像では白い煙しか見えませんから
あきらかに、あれは水蒸気爆発であると思われます
ロボットによる建屋内部の映像でも
爆発の跡の様子は分かりますが、焼け跡の様なものは分かりませんでした

この様に、初歩的なところを正確に報道してほしいのです
とにかく、水蒸気爆発と水素爆発では、あとの対処も違ってきます
水蒸気爆発であれば、機械的損傷はあっても
燃焼による損傷はありませんから、若干は、後の対処が容易です
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