マルチな苦悩

異質なことを同時進行していると
頭が混乱するといいますか
行動がちぐはぐになるといいますか
脳や肉体が分裂するような、傷みに似た感触があります

方向性のまるで違う、公私にわたる仕事・・・これを、どう処理するか？
簡単なことなら、次々片付くのですが
問題があったり、初めてのことであったりすると
心配で頭痛がしてきたり
風邪をひいて、本物の頭痛になったりします

仕事のことだけで、しかも、売り上げや利益の伸びる話であったなら
どんなに忙しくても、さほど苦にはなりません
それこそ、２４時間だって、働けるかもしれません
しかし、現実は、そんなことは滅多にありません
金にならない、深刻な悩みというものがあるのです

家庭のこと、仕事のこと
考えなければならないことは、次から次へと現れます
その答えも、取りあえず出すものと
真剣に考えなければ命取りになるものとがあります
神経の休まる暇はありません

ゆっくり考えたくても、回答の期限は、容赦なく迫ります
私の決断が、全てを決めていきます
吉と出るか凶と出るか
博打とは違う、より深刻な現実が迫っています
一旦動き出したものは、もう、止めることは出来ません

昔が懐かしい

私のように、最先端の産業とは正反対の業界におりますと
なんだか、世の中の片隅に生きているような気分になることがあります
そんな時は

「オレは庶民だなぁ～」

なんて、感慨にふけります
自分が古い産業に従事していながらも
なんとか生活できていることに、感謝の念が生じてきます

私は、最先端の暮らしよりも
昔ながらの平凡な庶民的暮らしの中に
人生の豊かさを感じるタイプだからです

そりゃ、医学が進歩して、病気や痛みから解放されたり
住宅が進歩して、夏の暑さや冬の寒さから解放されることは
大きな喜びですし、進歩による人間環境の変化は肯定できます
その一方、昔のままでも、さほど不幸ではなかったと思う私がいます
現代に生きることの幸せを十分自覚していながらも・・・

私は、昔を想うことが好きです
今とは、まるで違う、人間関係などが、たまらなく懐かしくなるからです
嫌なことは忘れ、良い記憶ばかりが残っているからでしょう
それは分かっているのですが
現代人が、昔の日本の良さの多くを失っていることは確かですし
それを知る人が少なくなっていることも寂しいことです

「東京ケアウィーク２０２０」の説明会に出席

新橋の第一ホテルで
２月の「東京ケアウィーク２０２０」の説明会がありました
オムニコンプを出展するのです
玩具の展示会ではなく、介護関係の展示会です
主催者から、お声を掛けられて、出展を決めました
以前から、オムニコンプは介護関係者からも関心を持たれていたので
一つ、挑戦してみようと考えたのです

新橋の第一ホテルは
財界誌の昼食会に招かれて、何度も行ったことがあります
私としては、なじみのある場所です
駅からも近く、雰囲気も悪くないので
私には、心の落ち着く場所です

初めての展示会については
右も左も分からないまま参加するので、戸惑う事が多く
色々考えて、心配もあり、神経が疲れます
そうでなくとも、還暦を過ぎた男が
畑違いの道に進むのは、それなりに負担があります
とは言え、この歳になっても
新しいことに挑戦できるのは幸せなことです
私は何事も前向きに考えます

今日は朝から雨でした
新橋までは、クルマで行きました
帰りも、当然ながらクルマです
夕方５時台でしたから、当然ながら渋滞を予想しましたが
実際には、さほどでもなく
夕方６時には、事務所に帰り着くことができました
忙しい一日が、今、終わります

床補修のリフォーム

三男の部屋の床が限界になりました
今日から補修工事が始まりました
高校三年生で受験生ではありますが
そこは、なんとかなりそうです
いままで、よく我慢してくれました

私も、さすがに、これはひどいと思い、リフォームを決断したのです
ところが、工務店の都合で、ずっと先延ばしになっていました
忘れられてしまったのかと思っていたら、突然工事が始まりました
文句を言いたいところですが
そうすると、いつできるかわからなくなります

最近の建築工事関係者は、小さな工事を嫌います
建築関係は、どこも人手不足で、仕事に困りません
小規模で面倒な個人住宅のリフォームは、後回しにされがちです
そこで文句を言えば、やってくれません
そんなことも配慮し、随分前から、依頼していたのですが・・・

ベジ部のピザ・・・横浜薬科大学園祭２０１９

長男が創部した「ベジ部」は
今年もピザの販売をしていました
その場で窯で焼く小さなピザです
私は昼食用に二つ買いました

長男の後輩達は
当然ながら、長男のことを憶えています
そんな、ささやかな交流に心が和みます

オムニコンプの展示場には
すでに社会人になった長男の友人が挨拶に来てくれたり
今年卒業予定の学生が会いに来てくれたり
特に妻は、彼らとの交流が密だったので、喜んでいました
話は尽きないという感じです

オムニコンプ展示会・・・横浜薬科大学園祭２０１９

横浜薬科大学の学園祭は
そんなに沢山のお子さんはいらっしゃいませんが
それでも、多くの親子連れがいらして
オムニコンプを楽しんで下さいました
また、来て下さいね！

横浜薬科大学園祭２０１９

今日は横浜薬科大学の学園祭です
息子は３月に卒業しましたが
当方と大学の御縁は続いています

長男在学中は、ずっと学園祭のスポンサーをしてきました
そして、今回は

”オムニコンプの展示と実演会”

を開くことができました
とても、あちがたく思っています

大学関係者の皆様に、この場ではありますが、お礼申し上げます
実行委員の皆様、大変お世話になりました
ありがとうございます
これからも、よろしくお願いします

新規事業の苦しみ

仕事には、継続的な日常業務と
新しい試みである新規事業があります
最近は”新規プロジェクト”とも言います

会社の経営は、日常業務で支えられています
しかし、時には新規プロジェクトを試みませんと
業務は徐々に停滞し、先細りになっていってしまうのです

世の中は常に変わっています
十年一日のことをやっていては、やがて消費者に飽きられます
時代に合わせて、さらには、時代を先取りするような
新しい事業に挑まなければなりません

私が新規事業に挑戦する場合の基準は
ただたんに、それが、儲かるかどうかではありません
まず、自分がそれをやるべきか、そうでないかを考えます
そして、当然ながら、やるべきだと考えたことをやるのです

ただし
初めてのことは、どうしていいか分からないのが実情です
そこで、とりあえず、理想的な事業をイメージします
そこに向かって、分からないことを調べながら進むわけですが
途中で、しばしば、選択に迷う事態に遭遇するものです

そうした場合
私は、最高の決定よりも、より良い決定を選ぶようにします
新規事業は、何が最高の決定かが分からないのですから
いくら考えても、最高の決定であるという結論には至りません
そうなると、いたずらに時間を浪費する危険があります

この危険を避けるためには”よりマシな決定”をして、先に進むのです

「最高」を狙うのではなく「より良い」を積み重ねるのです

事業内容の中の最重要項目は事業収支です
新規事業の事業計画による事業収支は、実はフィクションです
目論見通りにいったとしても”まぐれ”でしかありません
新規事業の落とし穴が、ここにあります

私の場合、新規事業では、妥協をしません
予算を無視することはありませんが、予算オーバーを恐れません
予算をケチると、新規事業が台無しになるからです
まだ一銭も儲からぬ事業に、予算をつぎ込むことには苦痛が伴います
新規事業は、アイデアを絞り出す苦労とともに
予算の苦労が付きまとうのです




その場合、

仕事では”人と会う約束”が最優先

仕事を進める上で、優先順位をつけることは、誰もがします
私の場合、何よりも優先するのが

”人と会う約束”

です

仕事とは、お金を扱うことです
仕事でお金を稼ぐことは
道に落ちているお金を拾うことではありません
置いてあるお金を、誰にも気付かれずに持ってくることでもありません
必ず、人との合意の上で、お金をやりとりするのです
つまり、仕事とは、人との付き合いなのです
そうである以上”人と会う約束”は、最重要の仕事になるのです

私は、予定やアポを簡単にキャンセルする人を信用しません
自分でも、余程のことがないかぎり、それはしません
そして、取引先の人と面談する時は、多様な話題を楽しみます
決まり切った要件を話すだけなら、わざわざ、会う必要はありません
人と会う時は、最大限の効果を期待します

面談相手が、当方の期待に応えられるかどうかは分かりません
しかし、会う以上は、最大限の可能性を探るのです
話のかみ合わない人とは、それきりになることもあります
それはそれで、やむを得ないことですから、初対面の印象は大事です
私の場合、初対面の相手には、ありのままの自分を見せます
長い付き合いとなる人を探すわけですから
虚勢を張るのは無意味なことです

人間関係をしっかり作っておくと
その時は、良い取引がまとまらなかったとしても
後日、意外な展開で、面白い仕事に結び付くことがあります
誠実に付き合い、楽しい時間を共有することが、仕事にもつながるのです
目先のことだけでなく、長く続く人間関係は
仕事だけではなく、人生そのものを豊かにしてくれます

仕事の優先順位

私のように、いつも仕事に追われていますと
何を優先するか、考えなければなりません
当然、重要なもの、急がなければならないものが優先されます

しかし、それとは別の優先順位が、私にはあります
特に、うんざりするほどの仕事の山を片付ける時の、優先順位です
まず、山と積まれた仕事は、一番上から片付けます
新しい順に片付けるわけです
下の方の仕事は、何らかの事情で、後回しにできるものだからです

仕事の内容がある程度分かる場合は
片付けやすい仕事から片付けます
調べごとや相手との折衝が残る仕事は後回しにします

そうでないと
山と積まれた仕事が、いつ片付くのか分からなくなるからです
イライラが溜まり、仕事の効率も悪くなります
仕事が一つ片付くたびに、肩の荷がおり、心が軽くなります
そうなれば、気持ちに勢いがつき、仕事は捗るのです

仕事が片付き始めると
重要な仕事のやり残しに気付いたりします
気付いて、急に慌ててしまうこともあります
そうなったら、そうなったで、その仕事に集中するのです
他のことは忘れて、その仕事だけに集中すると
なぜ片付かなかったのか、問題点が浮かび上がってきます
そこを集中的に考えて、解決策を模索するのです
時間に追われて、中途半端な扱いをしないようにするためです

私は、昔から、仕事を片付けるのが、とても苦手です
ついつい、仕事を溜めてしまいます
効率の良い仕事をしている皆さんには
以上の私の話は、参考にならないでしょう
これは、ドジな男が、なんとかたどり着いた仕事術なのです