湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

”大人の恋”と文化

2010-04-30 15:14:22 | Weblog
恋愛とは何か?
私が苦手なテーマではあります
経験不足は、いかんともしがたものがあります
しかし、このところ、私はこのテーマが頭から離れません
自分が恋をしているからではありません
恋というものが、世の中に与える影響の大きさを思うことが多いからです

おいしい寿司屋があります
しかし、大抵の男は、そういう寿司屋に女房子供を連れていくことはありません
レンストラン、料理屋の類は皆そうです
本当に美味しいところは、そして値段も飛び切りのところは
けして家族向けなどではなく
多くの男女にとって、恋の舞台と考えられる場所でもあるのです

美しいファッションも
そもそも、男女のオシャレをする行為自体が
漠然とではあっても、恋を前提としているのです

恋は、なんと多くの経済活動の根底のエネルギーとなっていることでしょう!

自分もまた、商売人である以上、恋は苦手だなどと言ってはいられないのです

恋愛感情こそが、美意識を生み
さらに、それを磨き上げる向上心をささえ
文化を創造し、人類の文明を進化させてきたと・・・私には思えてくるのです

しかも、その恋は
若い男女の結婚に至る恋とは違い
男女の生殖行為を超えた
互いを求める、純粋な情熱・・・上手く表現できませんが・・・大人の恋
なのです

”大人の恋”が文化を生む・・・

私には
音楽も料理も酒も・・・
ファッションも建築も絵画も・・・
本物をささえる情熱は”大人の恋”であるような気がするのです

利害打算を超えて、最高のものを、恋する相手に与えたいという情熱
それは”大人の恋”以外にありえないのではないでしょうか?

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新築賃貸マンションのモデルルームがオープンしました

2010-04-29 11:00:50 | Weblog
私が現在建設中の
新築賃貸マンションのモデルルームが、今日、オープンします

これから見に行く予定です
妻や子供達も連れて行くつもりです

私のアイデアが随所にちりばめてありますので
皆さんも、ぜひ、見に来てください

なお、モデルルームは、実際の建物の中の実物です
そのまま、借りることができます
別の場所に作る分譲マンションのモデルルームとはわけがちがいます

ただし、若干の変更はあります
内装材の一部や電気器具の取り付け位置など
改善の余地のある部分については
完成までに、さらに知恵をだして、より良いものにしていくつもりです
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横浜で飲む

2010-04-28 19:33:04 | Weblog
昨夜は横浜で飲みました
新装開店の招待を受けたため、知人と出掛けました
楽しい酒でした
しかし、さすがに・・・横浜は遠いです
相鉄線の終電で湘南台まで帰ってきたのですけれど
飲んで、終電で帰るなどということは
サリーマン時代以降、まったく久しぶりのことで、少し疲れました
このところ、心配事をいろいろと抱えていたのですけれど
それが少し解消したので、気持ちよく酔えました
明日という日が、また、苦闘の連続であったにしても
それを生き抜こうという勇気が湧いてきます
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未知の領域を埋める作業・・・嘘について7

2010-04-27 16:17:59 | Weblog
人は、知らないことを
知らないままにしておくことには抵抗があるものです
そこで私達は通常、想像力によって、その空白を埋めます

想像力には、私達の欲望や恐怖が反映されます
私達は常に、求めているものを想像しています
そして、怖れているものの幻影に悩まされているのです

そこに嘘が入り込む余地が生まれるのです

人は、自分の願望にピタリとくる嘘に、つい騙されてしまいます
金儲け話しのペテンに引っ掛かるのは、この心理のためです
結婚詐欺も、そうです

同じく、人は自分の恐怖が作り出す幻影を信じやすいものです
宗教の形をとり、人の恐怖に付け込み
金品を巻き上げる詐欺行為は、なくなることがありません

人の心には、嘘が入り込みやすい場所があるのです

プロの詐欺師というのは
そうした人々の欲望や恐怖に精通しており
人の心の隙間に入り込むのです

嘘は、けして嘘吐きや詐欺師が作るだけではありません
私達の欲望が・・・そして恐怖が
それに呼応する嘘を作り上げてしまうのです
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生涯嘘はつきまとう・・・嘘について6

2010-04-26 15:18:44 | Weblog
私は農村で生まれました
農民といえば、なんとなく正直者という感じがしますが
そして、確かに、ペテン師のような人はいませんが
平気で嘘を言う人はいます

ただし、その嘘は
人を不利な状況に陥らせる詐欺の類のものではなく
見栄を張ったり、知ったかぶりをしたり、話しを面白くするためのものです
だから、本気にしても疑っても、どうでもよくて
ほら吹きと思われている人の話は、人々もそのように受け取るし
わざわざ問い詰めても座が白けるだけなので、放置するのです

農民が噂話の類では、平気で嘘をつくのは
農民の生活が本質的に、気象条件のような自然に支配されたものであり
人間関係に支配されたものではないからでしょう
人間関係を壊すような嘘はタブーですけれども
そうでない、どうでもいい事に関しては大目に見られるわけです

子供も同じです
見栄を張るためや、知ったかぶりのために
わりと平気で嘘をつきます
子供の生活は親の愛情に依存しているわけで
親との愛情関係を破壊するようなものでないかぎり
嘘は大目に見られます

嘘にもいろいろあります
明らかな作り話ではなくとも
勝手な思い込みや不確かな想像などを、あたかも事実のように伝える場合もあります
噂が伝言ゲームとなり、事実が変形してしまうこともあります

そんなわけで、私達は知らず知らずに嘘にさらされ
いつの間にか、自分も嘘をつく側に回ってしまう危険があります

嘘とは、そもそも、この世の不確かさから生まれます
この世の全てのことについて、何が本当なのか、誰にも分かりません

世界について、宇宙について、人間について
私達が知っていることは、ほんの少しです
私達は、一生、分からないことを抱えたまま、生きていくわけですし
結局、分からないことを抱えたまま、死んでいくのです

嘘は、私達の生涯を通じて、私達について回るものなのです
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人が情報を発する意味・・・嘘について5

2010-04-25 13:35:08 | Weblog
人が何かを言ったり書いたりするのは
本当のことを言うためではありません
自分に都合良く、他者を動かすためです

人が情報を発するのは、本質的に
その情報によって他者を動かしたいためです

相手と自分との間に明快な力関係があり
自分が相手より優位にある場合は、ただ命令するだけですみます
しかし、相手との関係が対等か劣位である場合は
情報を伝える相手に何がしかの動機付けをしなければなりません

人を動かしたい時
本当のことを言って、しかも相手にメリットがある場合は
そのまま、本当のことを言うだけでことはすみます
しかし、本当のことを言うと相手が動いてくれないような状況では
人は嘘をつく誘惑から逃れることができません

真面目な人は、嘘をつくこと自体を道徳的に許しがたいことだと感じます
しかし、そうした真面目な人でも
やはり人は嘘をついてしまうものです
そして、真面目な人ほど、そのことで、いつまでも心を悩まします

ところが、もともと、言葉を発する行為は
何らかの自分の利益のための行為であると考えている人は
正直者をバカ正直と呼んで馬鹿にします
状況によっては平気で嘘をつきます
そのことを心に病むどころか
相手を上手く騙せれば喜ぶし、騙すことに失敗すると口惜しがります

人によって、嘘の受け止め方はまったく違います
「嘘」というものを、心の中でどのように位置付けているのか
人によって大きく異なっているのです


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名目と実体・・・嘘について4

2010-04-24 15:41:22 | Weblog
この世に、まかり通る嘘は沢山あります
マスコミが作る”世論”なんてものも
典型的な現代の嘘かもしれません

選挙結果だって、本当に正しいのか、一般国民は確かめようがありません

どこかで不正が行なわれていても
普通の人々は真実を知る手段を持っていません

最近は警察も仕事をしません
殺人事件を不起訴にしたり、政治家の汚職を見逃したり・・・
ただし弱いものいじめみたいなことは好きです
その町で一番安全な場所でスピード取り締まりをしたり
深夜営業の飲食店を風営法違反で摘発したり・・・

一方で、多くの人の迷惑になっている違法駐車取り締まりなどには
特に二輪車の違法駐車や駐輪など、いくら言っても、まったくヤル気がありません
警察は庶民の敵になりつつあります

民主党政権になってからは
不正が発覚しても、検察は動きませんし、政治家も辞めません
日本国に、かろうじて残っていた自浄作用のようなものも
急速に失われています

行政の存在の意義
公共の秩序を守り、公共の利益を図る・・・ということ自体が
もはや”嘘”になってしまったようです

政治家や役人の私利私欲を図るのが行政の仕事になってしまいました
「公共の利益」は”公務員の私的利益”になってしまいました
名目と実体が転換してしまったのです
つまり”嘘”になってしまったのです
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大人の条件・・・嘘について3

2010-04-23 13:58:49 | Weblog
大人になりますと
つまらない嘘はつかなくなりますが
また、人の話を、あまり本気で聞くこともしません

話しが話しで終わる場合
嘘であっても本当であっても、どうでもいいわけです
話しが前にすすみ、実際の契約行為に至るとなれば
相手先の情報を調べ、おかしな相手とは関係を避けるということにもなります

大人になると
特殊な関係を持つ相手以外の話しは、あまり真剣に聞きません

何事にも、素朴に興味を持ち、すぐに信じてしまうのは
若さというより、幼さの特徴です

情報というものは
じつは嘘とも本当とも決めかねるものです
そこから、何が真実で何が偽りであるのかを見抜くのが
人間の知性です

嘘が悪いことだと決め付ける前に
この世の全ての情報は、嘘とも本当とも決めかねるものだということを
人は自覚していなければいけません
それが一人前の大人の前提条件です

丸暗記専門の学校教育における秀才は
しばしば、何が本当で何が嘘だか分からない馬鹿になります
教科書にだって嘘はあります
先生だって嘘をつきます
学校秀才には、そうしたことに気付かないバカが多いのです
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許される嘘もある・・・嘘について2

2010-04-22 18:52:33 | Weblog
嘘とは何か・・・と考えると
これが、なかなか難しい問題です

嘘を簡単に定義すれば
事実で無いことを事実だと言うことです
あるいは、真実を伝えないこととも言えるでしょう
当然ながら、もっと上手い、別の表現もできるでしょうが
意味としては、そういうことです

人はなぜ、嘘をつくか?
その理由は、相手を自分に都合良く動かすためです
自分の利益を図ったり、恨みを晴らすためです
つまり、信頼関係を築く相手ではない場合に、人は嘘をつくのです

嘘は、人間関係が破壊された状況で生まれるわけです

したがって、嘘は、発覚した時点で、人間関係を壊します

普通の親は、子供には、嘘をつくなと教えます
嘘が人間関係を壊すため、嘘吐きは社会人として生きていけないからです
一人前の人間に扱われるためには
嘘吐きになってはいけないからです

しかしまた、一方で
私達の多くは、けっこう、嘘をつきながら生きています
ささやかな嘘は、誰でもつきます
この場合は、許される嘘です

許される嘘とは
嘘であることが発覚したところで
誰にも迷惑のかからない嘘です

たとえば
田舎の実家は大金持ちであるとか・・・
自分は有名女優の元ボーイフレンドであったとか・・・
聞いている方も、はじめから真剣に聞いていませんし
話している方も、なんとなく見栄を張って言ってしまっただけなのです

見栄を張る嘘もありますし
本当は金持ちのくせに、貧乏にみせる嘘もあります
金持ちの子供は、友達から孤立するのが嫌で、そういう嘘をつくことも多いです

許される嘘とは、人を傷付けることがなく
どちらかといえば、自分が傷付くことを避けるために用いられるものです
あるいは、その場の空気を盛り上げるために
景気のいい馬鹿話を作るのです

はじめから、誰も本気にしていないのに、楽しめる嘘もあるのです
漫才などは、それを芸能に昇華したものと言えるでしょう
小説も、もともとは、人を楽しませるための作り話です
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嘘について

2010-04-21 09:56:10 | Weblog
このところ、いそがしい中にも充実感のある生活をしています

いそがしい毎日の生活の中で
もちろん、いやなことにも出会います

私が一番いやなのは、嘘をつかれることです
仕事でも、プライベートでも
平気で嘘をつく人がいます
そうした嘘はその場しのぎのものが多いです

困ったことがあると
なんとなく嘘をついて、その場しのぎをする人がいます
大抵は、自分のミスを誤魔化すために、そうします
そして、相手に損失を負わせても、知らん振りをして
うまいこと逃げようとするのです

人は完璧ではありません
失敗を重く受け止めると、耐えられなくなります
そんな時は、事実を正しく認め、打開策を探らなければいけないのですが
嘘をついて誤魔化す人がいるのです

嘘吐きは、ずるい人なのですけれど
じつは気の弱い人である場合も多いものです
下の者には威張るけれど、上の人には弱いタイプの人も嘘吐きが多いです
サラリーマンの嘘吐きには、このタイプが多いかもしれません

生まれつきの嘘吐きもいます
もう本当に、横で聞いていて、あきれるくらい
次から次へと、平気で嘘が出てくる人がいます
こういうタイプは表情一つ変えずに、嘘が言えるのです

女性の場合ですと
職業柄、水商売の女性は平気で嘘をつきます
酒の席は、ある意味で嘘の許される世界でしょう
しかしそれが、日常の世界にはみ出してくると、これは問題です
賃貸住宅の世界で、水商売の女性が嫌われる理由がそこにあります

私達が日常接する嘘は、その場しのぎのものが圧倒的に多いと思います
しかし、この世にには、人を陥れるために、巧みに仕掛けられた嘘もあるようです

そんな嘘に引っかからないためには
あまり入り組んだ世界や、陰気な世界に入り込まないことです
そう、たとえば政治の世界など・・・


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