湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

都市の孤独者と性の商品化

2010-02-28 15:11:02 | Weblog
恋愛と結婚、そして”性”
私にとって苦手な話題を続けてきました
もう、そろそろ終わりにしたいです

それにしても、今回のテーマは、いつになくヒット数が増えました

結婚や恋愛は、それだけ人々の関心が強いテーマなのですね
当然といえば、当然なのでしょうけれど、あらためて確認しました

現代人は、本質的に、都市の孤独者です

故郷を捨て、家族を捨て
都会に出て、一人暮らしを始め
孤独と自由の両方を手に入れます

多くの人は、若者として、都市に出てきます

若者は恋を求めます
都市の孤独からの出口は
若者にとっては、恋しかないのかもしれません
恋への期待は膨らむばかりです
孤独からの脱出口として、恋が若者達の最大の関心事となるのです

商売人達は、都市の孤独者をターゲットとして
性の商品化や、性的メッセージを商品イメージに重ねます
いつの間にか、性がコマーシャリズムに乗って、文化の一角を占めることになります

私は、こうした風潮が好きになれません
あえて無視するのがいいのでしょうけれど、それもできません

煩悩からは解放されない私です

可愛い女性が、セクシーなコスチュームで
ビールを差し出すポスターを見れば
そのビールが飲みたくなったりするわけです

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結婚と性生活の幸福

2010-02-27 18:04:14 | Weblog
結婚生活の幸福が、その人の性生活の幸福を決めます
恋愛では、なかなか幸せな性生活が得られません

恋愛は、ある意味で、あえない時間が作り上げるものです

あいたくて、あえない、その切なさが恋の時です

だから女性は、恋愛から、真っ直ぐに結婚に向かおうとするのです
恋する相手と、一瞬たりとも離れたくなくなるからです

男性の場合は、恋愛が性的関係にまで発展すると、余裕が生まれます
なにも、そんなに焦る必要はない・・・ということになるのです

男性は、女性から結婚を迫られると
かえって、うっとうしくなったりします
女性と結婚する気がある場合でも
なんとなく、はぐらかしてしまったりするのです

こうしたことを、男の身勝手といってしまえば、それまでです
しかし、男心とは、そんなものです

男性にとって、結婚は大きな決断です
女性にとっては、好きな男性との結婚には、躊躇するものはないはずです
しかし男性にとっては
最愛の女性との結婚ですら、一大決心なのです

はたして、愛する彼女を幸せにできるだろうか?

家庭を持って、うまくやっていけるだろうか?

男性の不安は尽きません

特に、昨今のように、雇用情勢が悪化してきますと
男性は、女性を愛していても、簡単には結婚に踏み切れません
したがって、結婚の前提のない男女の性行為には、不安がつきまといます
偽りや誤魔化し、一時の肉体的快楽にすぎないのではないか
・・・という疑念が、女性の側に生じるのです

安定した婚姻関係にある男女の性生活には幸福感と安心感があります

結婚を前提としない男女の性生活には、これがありません
心情的空白を埋めるために、快楽主義に走り
変態行為を試みたり、薬物に手を出す者も現れます

これが習慣化してしまうと、仮に結婚できたとしても
もはや、まともな結婚生活はできなくなります
タレントの酒井法子さんのケースが、これに当たると思います
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幸福な結婚は恋愛の不幸を帳消しにする

2010-02-26 18:15:29 | Weblog
性衝動というものは
私自身、とらえどころの無い感情です
もう、若くありませんから
性衝動に悩ませられることも少なくなりました
しかし、まったく無いかといえば、そうでもありません

人は、なかなか煩悩から解放されません

私は平凡な男ですから
聖人君子のようになりたいとは思いません
煩悩から開放されない自分を、やむをえないと考えています
それどころか、自分が女性を強く意識しなくなる方が、よほど怖いです
それは、男としての終わりを意味するような気さえするのです

今さら、お洒落をして女性にモテようとすることには
私自身、若干の抵抗があります
しかし!それではいけないのだと、焦燥感すら持ってます
私は、いつまでも、ただの男でいたいのです
男は、女性を見れば、それなりの思いを抱くものです
そういう人間で在り続けたいのです

私は、どちらかといえば、理性派でしょう
仕事では、時に、激しく感情的になる私ですが
女性に対しては、感情のおもむくままに突っ走ったことはありません
いつも片思いのまま、チャンスを見送ってきたようにも感じています

何度も書きましたが
結婚できたことが、私の幸せでした
女性関係に恵まれなかった私ですけれども
結婚生活と子供には恵まれました
不幸な恋愛経験は、すべて帳消しにされた気分です
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性衝動と恋愛感情

2010-02-25 19:28:23 | Weblog
理性的であることは
結婚生活を継続していく上では一番大切なことかもしれません
しかし、恋愛をするためには
最大の邪魔者かもしれません

恋愛の本質は、理性の喪失です
人間が運命として背負わされた”性”に身を任せることです
そして他人との間に、もっともプライバシイの強い関係を結ぶことです
強い情動に動かされ、心が支配され、冷静にモノが考えられなくなる状態です

冷静で客観的な人間は恋ができません
別の言い方をするなら、恋をしたら冷静で客観的ではいられません
そもそも、この世に欠点の無い人はいません
それなのに、恋をすると、相手のすべてが好きになってしまうのです

現代の日本人は、結婚を恋愛の続きと考えています

これが大きな間違いです
結婚と恋愛は別モノです
共通している要素は性衝動だけです

現代の日本人は性衝動と恋愛感情を一体と見なしています

これは男性にとっては建前にすぎません
男性は、恋愛感情とは別に性衝動が存在することを自覚しています
まともな男なら、性衝動を動機として女性に近付くことを恥じます

しかし、そうした意識の無い男は、性衝動のおもむくままに、女性にアプローチします
女性は、男性から上手にアプローチされると、性衝動のスイッチが入ってしまいます
そして自身の性衝動を恋愛感情と勘違いしてしまうのです

男性の場合、性衝動と恋愛感情の違いは、明確に認識できます
まともな男なら、性衝動は生理的反応のごときものだと自覚しています

女性の場合はどうなのでしょう?

私の見るところ、性体験の無い若い女性の場合
性的好奇心はあっても、性欲への自覚がいま一つ乏しく
性衝動に一旦火が点いてしまうと
それを恋愛感情であると考え、一気に突き進んでしまうようなところがあります

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結婚と恋愛の違い

2010-02-24 16:42:13 | Weblog
婚活のことを、もう一度考えてみました

昔の人は、あまり恋愛結婚をしませんでした
結婚は重要でしたから、通常は両家のことをよく知る仲人が
上手くいくであろう相手を探し、紹介して結婚に至るのが一般的でした
いわゆるお見合い結婚です

昔のお見合い結婚は、当事者は話もせずに決まってしまうケースもあったようです

現代のお見合い結婚は、実際には恋愛結婚と変わりません
友人の紹介なら恋愛、親戚の紹介ならお見合い・・・という程度の違いしかありません
結婚に至るには、それなりの恋愛プロセスが必要です
したがって、恋愛力の無い者は、なかなか結婚に到達できません

”結婚を前提としたお付き合い”という言い方があります
すこし堅いことを言うようですが
本来、独身男女のお付き合いというものは、そういうものであるべきです
はっきり婚約したり、結婚を約束していない場合でも
心の底で結婚を想定できないような異性とは、本気で付き合えないものです

”遊びの恋”という言葉もあります
私は、したことがありませんので、この件にはコメントのしようがありません
結婚を前提とせずに、女性と付き合いたいと考える男性は大勢います
結婚を前提とせずに、男性と付き合うことのできる女性がいることも確かです
しかし、遊びで恋のできる女性が本当に存在するのでしょうか?

男性との恋をあきらめ、セックスの関係だけを求めるとするなら
女性がその気になれば、相手に不自由することはないでしょう
そうした関係を求める男性はいくらでもいるからです
しかしこれは”遊びの恋”ではなく”遊びのセックス”です
しかも通常は金銭の授受が伴いますから”売春”と表現すべきものです

恋は・・・遊びでできるほど、生易しいものではありません

結婚は、理性のある男女なら、なんとかなるものです
そして、健康に恵まれているなら
子供を生み育てることも、さほど困難なことではありません
しかし恋愛を経なければ結婚に至ることができないとなると
これは容易なことではありません

この世には”結婚体質の人”と”恋愛体質の人”がいると、最近の私は考えています

恋愛と結婚は、別モノなのです
結婚生活が上手くいくような人は恋愛には向きません
一方、恋愛に夢中になれるような人は、あまり結婚向きとは思えません
同じ男女関係でも、結婚と恋愛では、精神の在り様がかなり違います
たとえば、恋愛は感情の高揚が不可欠ですけれど
結婚には感情の抑制が必要とされることの方が多いのです

ここで、結論です
結婚向きの人は恋愛下手が多いのですから
周囲の人達は、気を使い、昔の世話焼きおばさんのように
不器用な男女の仲を取り持つ役割を果たさなければなりません
現代、もっとも求められるボランティアかもしれません・・・





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恋愛結婚至上主義への疑問

2010-02-23 19:00:16 | Weblog
男性であれ女性であれ
結婚相手を単純に性行為の相手と考える人はいません
人生の同伴者と考えるはずです
自分なりの理想もありますし、人生設計もあります、家族との相性も考えます

しかし一方で、現代の若者の多くは
性行為の延長として結婚にたどり着くのです
性行為の結果、妊娠、そして結婚・・・というプロセスをたどるのです
いわゆる”できちゃった結婚”というやつです

そして、このケースでは、しばしば若年離婚が起きます
そのパターンは
妻が育児に追われ、夫をかまわないので、夫が浮気する・・・というものです

また、若年離婚には、夫に生活力が無いケースも多いです
会社に行くと言って家を出て、じっさいには出社せずに
会社の近くの女の家に入り浸っていたという話を聞いたこともあります

若年離婚による母子家庭には
わりとすぐに、次の男性が現れるもののようです
こうした男性が、同棲や結婚により、新しい家族を作ります
上手く行くケースも、もちろんありますが
しばしば、子供達が幼児虐待の犠牲になります

私は現代の”恋愛結婚至上主義”に、しばしば疑問を感じます
恋愛というものは、性衝動に身を任すことであり
まともな理性をもった大人には、簡単にできることではありません
理性が強ければ強いほど、恋愛には、なかなか踏み切れないものです
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若さと性衝動

2010-02-22 17:53:57 | Weblog
人が恋におちるのは
性衝動と本能の働きであり
そこに理由を求めても、空しい努力です

とにかく、相手に、性的魅力を感じてしまったということなのです
そして、自分の中の本能的な性衝動に衝き動かされ
性行動に至るわけです

これが「若気の至り」と云われるものの正体です

性的魅力というのは
じつは、言葉で説明できない魅力です

世にセックスアピールなる言葉があり
性的魅力を発散することを言うのでしょうけれど
年齢を重ねる度に、どうでもいいことのように思えてきます

実際の男女が恋に落ちる要因としての性衝動は
巷に蔓延する性風俗とは無縁の、もう少し真面目なものです
この”真面目な性衝動”が曲者なのです
とりわけ、女性の性衝動が、私には”謎”です

私はアダルトビデオは観ませんし
いわゆる風俗産業もよく知りません
”性”が現代文化の重要な部分を占めていることは認めますが
どうも、いまひとつ、そのことと恋愛が結び付きません

しかし、間違いなく、恋愛感情と性衝動は結び付いています
そして、若さとは、やはり性衝動の強さのことでもあるのです

若い男性の性衝動は単純に性行為を望むものですけれど
若い女性の場合は、好きな男性と結婚することが、最大の性的願望です

若い男性といえども、恋愛願望や結婚願望は強く
女性に求めるものは、それなりに複雑です
男性でも、単純に性行為の相手がいればいいと考えるのは幼稚なタイプです
ところが、この単純なタイプが
実際には女性にモテますし、結婚も早いのです
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若さと恋

2010-02-21 16:32:31 | Weblog
最近、恋愛について考えることが多いです
私自身、あまり恋愛経験がないものですから
これは”純粋思考”となりかねません

そこで、知り合いなどに
それとなく恋愛経験を聞くこともあります
しかし恋愛に関しては、人は、その核心部分を話したがりません
秘密を明かしたくないというよりも
上手く説明できないのではないでしょうか

恋愛や結婚の理由の説明が

「若気の至り」

とされることが多いです

そして、その通りなのではないでしょうか?

若さこそが、恋の最大の要件かもしれません

”老いらくの恋”という言葉もあります
恋が、けして若者だけの特権でないことは確かです
とはいえ、やはり
若さと恋とは、かぎりなく近しい関係にあるのではないでしょうか?
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もうすぐ、入居者募集が始まります

2010-02-20 17:06:41 | Weblog
朝晩の冷え込みがきついです
しかし、夕方の5時になっても、外は明るいです
確実に日差しは強くなっています
あの、冬至の頃の弱々しい太陽ではありません
強く辺りを照らし続ける日差しになってきました

もう春です

私は仕事に追われて、疲れ気味です
気疲れもありますし、肉体疲労もあります

しかし、春です
皆さん!頑張ろうではありませんか!
弱気を出さず、目いっぱい働き、そして遊び
ぐっすり眠って、疲れを取ろうではありませんか

今日は、現在建設中のマンションに登り
屋上から、藤沢の町並みや、江ノ島から湘南海外一帯の海の眺めを楽しみました
春の日差しを浴びて、海はキラキラと輝いていました

来週には鉄骨も全て組み上がります
そして、いよいよ入居者募集が始まります

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自分の弱さとの闘い

2010-02-19 19:48:34 | Weblog
仕事の苦闘は続きます

しかし、私は逃げません
文字通り、闘っています
何と闘っているかと言えば
自分の弱さと闘っているのです

仕事の問題点は、通常、取引先から発生してきます
自分側のミスということも、勿論、あります
双方にミスが無い場合でも、取引先との行き違いは、常に発生します

当然ながら、私は怒ります
怒りながら、自分はなんてカッコワルイのだと感じます
怒っている私は、醜く見えているはずです

それでも、私の怒りは納まりません

仕事を、怒り無しで済ませたいと、いつも思っています
ところが、いつの間にか、私が怒る事態が発生するのです
取引先は私のことを怒りっぽい人だと感じていることでしょう
しかし、当の私は、必ずしも、そうとは考えないのです

私が思うに
日本人は、怒るべき時に怒らない人が、年々増えているのではないでしょうか?

私に怒られても、キョトンとしている人が多いのです
いままでに同じことをしても、怒られたことがないからでしょう
さすがに、私より年上の世代には、あまりいません
しかし、年下の世代には、います
日本人の常識や道徳観が変化しているからでしょう

日本人の常識や道徳観が変化したのは
たんに時代の変化というよりも
日本人の自信喪失が、原因として存在していると思います
自信を持って、自分より下の世代に、自分の持つ常識と価値観を伝えていないのです

自己主張をしないのは弱さです
優しさや人のよさを売り物にする背景に、弱さとズルさがあります
私は自分の弱さと闘います
ズルイ人間にはなりたくありません


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