湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

川上哲治氏について

2013-10-31 20:04:21 | Weblog
川上哲治氏が亡くなりました

私達の世代の者にとって、氏は

”川上監督”

です

巨人の全盛期
王、長嶋をはじめとする名選手の上に
圧倒的な存在感をもって君臨していた名監督です

子供心に、怖そうな人だなという印象を持っていました

私が氏に意外な印象を持ったのは
監督を引退されてから、テレビに出演してお話をしていた時です

おだやかに話す、その話し方が、とても優しい感じがして意外でした
それだけでしたら、現役をはなれて、人柄も丸くなったということで説明できます
私が感銘をうけたのは、氏の話の内容でした

「少年野球では変化球を禁止した方がよい」

氏は自身の腕を見せながら
少年時代からカーブを投げ続けたため、肘が伸びなくなったと話していました
カーブボールを投げるためには、肘に大きな負担がかかるからです
後年、打撃の神様と称された氏は、少年時代は投手だったようです

巨人軍の監督を辞めてから
氏は、少年野球の指導を行っていました
それは、引退後の余興や名誉職ではなく、真剣なものであったのです
氏が望んでいたのは、少年達の、野球を通じての、健全な心身の成長でした

スポーツ指導者の中には、勝利至上主義に犯され
少年少女の心身の健全な発達という本来の目的を忘れてしまう人が多い中で
川上監督は、少年スポーツの指導者としても、優れた人だっわけです

川上監督は、3年先をゆく野球と呼ばれた先進のプレースタイルを追求し
そのことで、前人未到の日本シリーズ9連覇を達成しました
少年野球の指導者としても、先進の人でした
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みのもんたは何者?

2013-10-30 13:21:07 | Weblog
先日、電車に乗っていますと
20代と思しき若い二人の男性が、盛んにみのもんたを論じていました
とりわけ、彼らが大声で論じていたのは、みの氏の女子アナへのセクハラでした

女子アナのお尻を触るようなセクハラをしていたことを
手真似を交えて、真剣に、許しがたいことだと論じていました

私は滅多にテレビを観ませんし
そういう場面が実際にほうえいされているの知りません
週刊誌等の報道に、そういうものがあるらしいのですが
そうだとすれば、彼らは週刊誌報道を真に受けて論じているのでしょう

週刊誌が嘘を書いているとは言いませんが
興味本位の記事は、割り引いて読むべきでしょう

仮に週刊誌の記事が事実であったとすれば
被害者である女子アナこそ、この事実を公表すべきです
彼女達はジャーナリストなのですから・・・

自分が直接経験したことすら公表できないとするなら、ジャーナリスト失格です
女子アナはジャーナリストではなく、スタジオ芸者なのかもしれません
それなら、お尻を撫でられることもサービスや芸の内ということになります

そもそも、みのもんたはジャーナリストなのでしょうか?
それとも、芸人なのでしょうか?
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法的制裁と社会的制裁

2013-10-29 12:57:37 | Weblog
司会者のみのもんた氏は
次男が警察に逮捕されたことを理由に報道番組の司会者を辞めました
辞めたというよりは、辞めさせられたというのが正しいでしょう
放送局として、これ以上問題を長引かせたくないからです

以前、タクシードライバーを蹴り殺した俳優がテレビ出演しているのを知って
私は吐き気に似た感覚をおぼえたことがありました
おそらく、その俳優は、刑期を終えたか保釈になっていたのでしょう
法律的には、何の問題もありませんが・・・

成人した息子が法を犯しても、親には、法的責任はありません
殺人犯でも、刑期を終えれば、日本国民としての諸権利が与えられます
行政が執行する罰には、制限があるのです
無制限の罰などというものは。現代の法治国家には、ありません

ただし、行政が執行する罰と社会的制裁は違います
人も、企業も、法的な罰は免れても、社会的制裁は受けるのです

企業は、評判を落とせば、法的には問題無くても、商品は売れません
これが社会的制裁です
人殺しが刑務所を出て来ても、従来通りの人間関係は復活しないでしょう
社会的制裁とは、そういうものです



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子育てと教育に関する基本的な考え方

2013-10-28 17:01:12 | Weblog
私には、子育て5年節目説なるものがあります

 0歳 物理的独立

 5歳 生理的独立

10歳 心理的独立

15歳 性的独立

20歳 思想的独立

25歳 経済的独立

ここで、生理的独立につて解説すれば
要するに、生理的行為を自分でできるようになることです
排泄や食事、着替えなどをが自分で出来るようになることです

問題は心理的独立です
5歳から10歳の間に成し得ねばならぬことです
簡単に言えば、自分と他人は違うのだということを自覚することです
それが何を意味するかといえば、人の世にはルールが必要だということを知ることです
色々な人がいるから共通のルールが必要であり
不特定多数の人々と交わるには、ルールが前提となることを教える必要があるのです
愛情を前提とした家族関係や、好き嫌いの感情を前提とした友人関係などとは別に
愛情や好き嫌いの感情とは別の人間関係を作れる能力を養うことです

私はこの点で現代の小学校の教育に大いに問題があると考えています
小学校では、友達が作れることを重視しているからです
友達を作ることなど、学校教育では無視していいことなのです
子供が友達を作ることを邪魔しろという意味ではありませんよ・・・念のため

学校で教えるべきことは、友達でない相手とも共同生活が出来る能力なのです
友達になることを前提とするから、友達が出来ない子がいじめられてしまうのです

友達であろうがなかろうが、授業中はおしゃべりはしてはいけないし
廊下を走ったり、大声を出したり、暴れたりしてはいけないのです
給食当番や教室の掃除も、協力してやらなければいけません
友達であろうとなかろうと!

友達ができることが正しいことのようになっているので
沢山の友達を作ろうと多数派を形成し、少数派や孤独な子をいじめるのです

だいたい、優秀な子供は孤独であり、友達が少ないものなのです
感性が鋭く豊かですから、普通の子供とはモノの見方が違ってしまいます
また、頭がいい子は、同世代の子供は幼稚に見えてしまうのです
こういう子供が、体力的にも優秀であれば、子供達のリーダーになれるのですが
しばしば、体力的に弱く、イジメの餌食になってしまうケースもあるのです
学校教師のつとめの一つは、こういう優秀な子供を守ることにあります

幼稚園から小学校低学年、中学年に至る時期は
その子の、将来の社会生活のために学ぶべき、極めて重要な時です
私より若い世代の人は、自閉的な人と、すぐに友達の輪を作る社交的な人とがいます
私は彼らの公共心の持ち方に、時に疑問を持ちます
自分の属する集団を離れた”公”というものを、彼らはどこまで理解しているのだろうかと

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二人の祖父

2013-10-27 16:23:13 | Weblog
私の二人の祖父・・・父方と母方の祖父は
あまり似ていないと、私は思っていました
それは、見た目や性格についてです
しかし、今思うと、共通点もずいぶんあります

二人とも、戦争には行っていませんが、軍隊経験がありました
そんなわけで、死ぬまで、背筋がピンとしていました
地域の名士でもありました

戦前の日本の男は亭主関白だといわれていますが
私の二人の祖父は、二人とも、妻には優しかったです
声を荒げることも、まして、手を上げることなど、けしてありませんでした
これは妻だけではなく、どんな人に対してもです

孫をべたべたと可愛がることはしませんでしたが
私のことを、とても愛してくれていたと思います
静かに見守ってくれていたと思います

ただし、姉達や従姉達とトラブルを起こした時は
私しか叱りませんでした
事情も聞かず、私だけを叱ったのです
体罰は無く、言葉だけで叱られたのですが
私には大変なショックでした

「おじいちゃんが僕だけを叱るなんて!」

以後、私は、すでにこのブログで書いたように

”女の子とトラブルを起こすこと自体が男の恥”

と、考えるようになりました

そして、今では
二人の祖父から受けた教育に深い感謝の念を持っているのです
そんな思いで祖父達を想い出すようになったのは
私が父となり、子育てを経験してからでした

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祖父に教えられた”男の美学”

2013-10-26 15:10:12 | Weblog
この世にイジメが無くならないのは
人間がイジメを好むからです
日本人だけではなく、全人類共通です

アメリカ映画には、壮絶ないじめ場面が出てきます
これは、アメリカ人が卑しい民族だからではありません
むしろイジメを憎む心を持っているから、映画で告発するのです
他の民族はイジメを内心で受け入れ、見て見ぬふりをしているのです

私の知人の女性がフェイスブックで
自分の7歳の息子が学校で女の子に意地悪しているのを
女の子の親から学校に連絡されたことに不満を述べていました

なんと、実に多くのフォロワーが、彼女に「いいね」を打ち込んでいます

私は、さりげなく彼女に反対するコメントを入れておいたのですが
先ほど見ましたら、私のコメントは消されておりました

消されてしまったものはいたしかたありません
ここに要旨を書きます

私の、父方母方、二人の祖父には共通点がありました
私が女の子とトラブルを起こした時は私しか叱らなかったことです
二人とも、とても優しいお爺ちゃんで私を可愛がってくれましたから
私には、とてもショックでした
しかも、双方の言い分を聞いて私を諭すのではなく、一方的に私を叱りました
このことで、私は、女の子とトラブルを起こすこと自体を恥と感じるようになりました
祖父達が私に教えようとしたのは、物事の理非ではなく、男の生き方です、男の美学です
今の私の心の中にも、女性とトラブルを起こすこと自体を恥と感じる感性が強く残っています
そのことを教えてくれた二人の祖父に、私は感謝の念を持ち続けています

二人の祖父と私の関わりは、そんなに多くありません
まして、直接叱られたことなど、ほとんどありません
いつも、とても可愛がられていたのです
だから、ある種の経験が生涯忘れられないものとなりました・・・叱られた経験です
後年、自分が子育てをするようになってから
自分なりに、祖父達の気持ちが理解できるようになりました

7歳の自分の息子の加害行為を理解できない女性
そして、イジメ行為を批判することもできない彼女のフォロワー
まして、男の美学など、まるで理解できない人々
私は、我が国の国情を思い知らされました
イジメ事件が絶えないわけを
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風邪の諸症状

2013-10-25 17:08:20 | Weblog
毎日、同じことを書きます

風邪が抜けません
抜けないどころか、酷くなる一方です
仕事を休むわけにもいかず、辛いところです

喉の痛み、咳、全身の倦怠感、筋肉や関節の痛み、皮膚の過敏感・・・頭痛

症状は、挙げていけばきりがありません
問題は、とにかく倦怠感がひどく
何もやる気が起きないことです
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風邪

2013-10-24 16:08:32 | Weblog
とにかく、だるい

もう、横になります
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体質の悩み

2013-10-23 17:19:43 | Weblog
私の風邪がひどくなるばかりです
次男も同じく、ずっと学校を休んでいます
熱が下がらず、倦怠感が抜けないからです
ずっと寝ています

次男は強そうに見ますが
私と体質が似ていて、風邪にやられたり
胃腸をこわしたりしやすいです
強よそうに見えるところが可哀そうです

体調不調というのは、自分が一番情けないのです
弱そうに見えて、めったに身体を壊さない丈夫な人もいます
弱そうに見えて丈夫な人は得です
精神の強い人に見えます

私や次男ようなタイプは軟弱者に見られてしまいます
私自身、情けないとは思いつつ、体調不調はどうすることもできません
頭痛がし始めると、もう、人の話など聞いていられません
胃腸がこわれている時は、出掛けることは勿論、人に会うのも嫌です

自分が弱いことは、予め人に伝えておく方がいいと思うのですが
これをすると、弱い人間だと思われて具合が良くありません
じっさい、体調がいい時は、ほんとに丈夫ですから
信じてもらえないこともありますし・・・

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塩竃で足踏み

2013-10-22 14:42:00 | Weblog
塩竃の仕事が、さっぱり進みません
というか、何も始まりません
何のために塩竃まで出掛けたのか、さっぱり分りません
もう、自分の出番は無いのかもしれません
そんな気持ちになるのです

私は、ボランティアのつもりで塩竃まで出掛けました
この心掛けが、良い効果と悪い効果を生みました
私の善意を多くの人が理解してくれました
一方で、私のビジネスへの理解が足りません
私のプロフェッショナリズムへの理解が足りません
私は子供の使いではありません

これからどうなるのか、自分でも分りません
善意の人々と、行き当たりばったりの手探りで、進むしかないのかもしれません
それが自分にできるのか、あるいは何か新しい展開があるのか
いまのところ、まったく、わかりません
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