湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

民主党の大勝利・・・悲しい4年間の始まり

2009-08-31 09:09:08 | Weblog
マスコミの予想通り
民主党の大勝となりました
まるで小泉郵政選挙の再来です
むしろ、その正反対へのゆり戻しと言うべきでしょう
これが小選挙区制というものの特徴です

これからの4年間は、私にとっては、悲しい4年間になりそうです
政治や経済への関心は、不安に基くものだけになりそうです
馬鹿なことをやってくれなければよいが・・・という
とにかく、もう、ひたすら耐えるしかないでしょう

郵政改革を党内の反対でつぶされそうになった時
小泉元首相は、やけのやんぱちともいうべき、解散総選挙に打って出ました
そして、おそらく誰も想像しなかった歴史的大勝利を手にしました

あの勝利に対し、当の小泉首相が

「だから小選挙区制は駄目なんだ」

と、語ったのです
彼自身が予想もしない勝利だったのです

不幸なことに
この歴史的勝利を飾った時の自民党は
すでに本来の自民党ではありませんでした
世襲政治家を軸に、役人と利権屋が一体となった
国富蚕食共同体に成り果てていたのです

本来であれば、ここで憲法改正に進むべきでした
実際、小泉氏は若い安倍氏へ政権を禅譲し
自民党は着々と憲法改正への道を進み始めていたのです

ところが、この政治的動きを妨害する勢力が多数存在したのです

日本を隷属させようとするアメリカや中国は
当然ながら、安倍氏を裏側から攻撃します
それとは別に、国内の、やや年長の世代
そう、福田康夫や麻生太郎の世代が、安倍首相の足を引っ張ったのです
その中心に森喜郎もいました

彼らは、ただ自分達の出番が無くなるのを恐れただけです
特段、やりたいことがあったわけでもなく
ただ、総理大臣になってみたかっただけの人々です
若い安倍氏が首相になったばかりか、同世代を中心に内閣を組んだため
自分達が棚上げされてしまったと、焦ったのです

彼らは、安倍首相を引きずり降ろし
とりあえず、自分達の世代の福田康夫を総理大臣にしました
しかしこれが、本人も無気力だし、人気もないので、最悪でした
そこで、これも引きずりおろし、麻生太郎でいこう・・・となったのです
しかし、皆さんご存知のように、これもやっぱり駄目でした

安倍首相は、短期間に、ある程度の成果をあげたのですから
そこで解散総選挙をすべきでした

民主主義国家では
最高権力者は選挙によって選ばれなければなりません
自身が禅譲によって得た政権に過ぎないことを自覚するなら
やはり選挙を経て、本格的政権を目指すべきでした
しかし、安倍氏にはそれをする意欲がありませんでした

安倍内閣の弱点は、総理の気の弱さと
外相(麻生太郎)の頭の悪さであると、私は指摘していました
その見立てが的外れでなかったことは
その後の経過が証明しています

自民党の迷走は、選挙の勝利がもたらしたものでした
あまりの大勝利であったため
次は負けるに決まっているため
政治家達は選挙を望まなくなったのです
その結果が、選挙もせずに世襲政治家が政権をたらい回しにする
あの醜態をもたらしたのです

同じことは、今度の民主党政権でも起きるでしょう
自治労や日教組出身の左翼活動家と、小沢一郎を代表とする利権政治家が
日本を、いいように引っかき回して
自分達の懐だけ肥やし、日本と日本人の財産を外国人に叩き売るでしょう

いやないやな4年間の始まりです
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全国JOCが終わって・・・水泳選手の親の心境

2009-08-30 18:49:04 | Weblog
全国JOCジュニアオリンピック杯も終わり
長男は明日から期末考査です

可哀相に、何も勉強できない夏でした
私は、親として、やむを得ない状況を知っていますから
息子には同情しています

人生には、こういうこともあります
どうにもならない、苦しい運命というものがあります
それに耐えるのもまた人生です

息子には、そう言うしかありません

長男の前途に、大きな壁が立ちはだかり
人生の重要な選択に直面するのです
おそらく、長男は水泳をあきらめることはありません

このところ不調で、今日もタイムが出ませんでした
それでも、彼にとって、水泳は勉学よりも重要なのです
そのことは、親として、身近にいれば分かります

水泳の何がそこまで彼を引き付けるのかといえば
本当のところ、私にも分かりません
物心ついてから、ずっと泳いでいて
一度として練習を嫌がったことがないのです
ただの一度も、練習をさぼったことがないのです

フォームが崩れてきたり、練習がマンネリ化したときは
私は彼を叱りました
本当は、彼のコーチの責任なのですけれど・・・

しかし、長男は私のアドバイスを入れて
その都度、自分の努力で練習への取り組みを考え
自力で壁を破り、タイムを更新してきました

そんな息子を、私はずっと応援してきたのです
これからも、そのつもりです
私立中学に進学したのも、水泳のキャリアを受験で切りたくなかったからです

私の考えでは、高校生までは
現役の選手として、泳ぎ続けて欲しかったのです
それは、彼が水泳選手になった小学校3年生の頃から
ずっと私が考えてきたことでした

ただし、けして甘やかしはしませんでした
選手としてやる気が無いなら、水泳はやめろという考え方だったのです
ふがいない結果の時は、叱責したし、原因をいっしょに考えました
そうやって、ここまで来たのです

一流選手とは言えないまでも
大きな大会には、顔を出すことがめずらしくない選手にはなりました

おそらく、どん底の学業成績を取るであろう長男に対し
私は、水泳をやめろなどと言うことはありません
彼自身が必要以上に傷付かないことを祈るばかりです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

移民受け入れは慎重に・・・幸福実現党への疑問

2009-08-29 11:41:22 | Weblog
幸福実現党の政策への支持を表明したので
遅ればせながら、責任を感じて、ホームページを見てみました

そこで、一つ疑問を感じました
それは、海外から積極的に移民を受け入れるというところです
これは、やめた方がいいです

海外から移民を受け入れますと、治安が悪くなります
そのため、政策コストが増します
言語と文化を共有できない人々に
日本の習慣と法律に従うことを教えるのは大変なことだからです
彼らは、結果として、犯罪者として生きることになってしまうのです

海外からの移民の受け入れは慎重でなければいけません

法治国家として、秩序が守られる条件は
常識に従った法体系を作るか、強権的な警察国家を作るか、どちらかです
日本は前者の方法をとるべきであり、後者を避けるべきです

多民族国家は単純明快な法体系と
強い強制力を持った行政システムが必要です
法律万能社会と警察国家が出来上がるのです
これは、日本人としては、ぜひとも避けたいところです

社会の良俗の延長上に法律があるなら
人々は、常識を守るだけで
法律を意識することなく、社会秩序を守ることができます
日本人はそうやって、社会秩序を維持してきたのです

日本人が島国の同質社会の中で創り上げた良俗が
少ない法律で維持できる日本社会の治安を作り上げたのです
これが日本の文化であり、伝統であり、日本人の財産なのです
これを失うことは、日本文化の破壊であり、民族の財産の喪失なのです

役人や弁護士は
ともすれば法律万能社会を作ることへの欲望を押さえ切れません
自分達が合法的に権力を独占する早道だからです
近代社会の危険の一つです

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家庭菜園のその後

2009-08-28 19:05:29 | Weblog
最近、時々、家庭菜園の収穫が食卓に上ります
特に今日はトマトの初収穫がありました
卵形のピンポン球くらいの大きさのトマトです
やっと一つだけ色が付きました
4分の1に切って分け、大事に食べました・・・美味しかったです

ナスが一番順調に収穫できていて、毎日のように食べています
キュウリも時々食べています
ナスもキュウリも美味しいです
自然な味がなんとも嬉しいです

ナスは皮が少しかたくて、果肉はやわらかくて甘みがあります
焼きナスにすると4歳の末っ子が、よく食べます
小さな子供は味覚が鋭く
味の違いに敏感に反応します

キュウリは皮の青臭さと果肉の甘みがあり
自然の味とは、かくなるものかと納得する味です
スーパーで売られているものとは微妙に違う味が貴重です

我家の家庭菜園は無肥料無農薬で作られています
収穫量は少なく、虫に食われる被害もあり
商売としては成立しないレベルです
しかしそこは家庭菜園ですから
スーパーで買えるものを作ってもしかたありません

家庭菜園から、私は基本的な農業知識を学びました
キュウリに雌花と雄花があることなどは、今回あらためて知りました

考えてみれば
ウリ科の植物であるカボチャは雌花と雄花があるわけですから
キュウリだってそうであるはずなのですが
私は、多くの雄花が散るのを見ながら、そのことに気付きませんでした
父に指摘されて、はじめて気付いたのです

これはゴーヤも同じです
それにしても、キュウリもゴーヤも雌花の少ないこと!
雌花を増やす良い方法はないものでしょうか?

トマトは、花は咲けども実になることが少ないです
トマトを結実させるためには
一般的には、ホルモン剤を散布するのだそうです
私はこの歳になって、父から農業の基礎知識を教えられています
ただし、もちろん私はホルモン剤等の農薬は使用しません

トマトの実はなかなか大きくなりません
そして、青いまま虫に食われてしまいます
次は、いつ収穫できるものか分かりませんが
辛抱強く、その時を待っています

パセリを食べるのは
地球上で私一人だと思っていたのですが
実はキアゲハの好物でした
4匹の幼虫が、全ての葉を食べてしまいました
最近、また小さな葉が生えてきたかと思ったら
今日見ると、キアゲハがそこに産卵していました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸福実現党の”主張”は正しい

2009-08-27 18:41:10 | Weblog
昨夜、幸福実現党の大川隆法氏の政見放送を観ました

この人は新興宗教の教祖ですから
どんなに話が上手いのかと期待していましたら
意外にも、生真面目で不器用な感じの人でした

私は政見放送など見る気はなかったのですが
たまたまチャンネルを回していたら
ピタリと彼の政見放送が始まったのです

幸福実現党の主張には注目すべきものがあり
私はこの政党に興味をもっていました
特に、消費税の問題点を正しく指摘しているのは、この党だけです
これは私の年来の主張ですから、同志を得た思いです

それ以外にも
相続税の廃止を提言したり
国防の充実を提言したり
この党の主張は、私の主張とまったく同じなのです
大川総裁はわたしのブログの読者なのかもしれません

私は「幸福の科学」に良い印象を持っていませんでしたから
ここまで私の主張と似通った政党が誕生したことは意外でした
彼らの主張の正しさは間違いありませんから
なんとも複雑な気分です

私は、とりあえず幸福実現党の”主張”を支持します
ただし幸福実現党自体を支持するまでには至りません
もう少し様子を見る必要があります

幸福実現党は宗教団体です
宗教団体が政治的権力を目指すことには、私は反対です
宗教自体は、教祖や経典への信仰で成り立つものであり
主義主張の正しさで存在するものではないからです

しかし
こうした当たり前の主張を、既存の政党ができないことに
私は、より危険なものを感じています
人々が民主主義の手続きを信用しなくなる危険です

消費税の導入が税収減と景気後退をもたらしたことは客観的事実です
諸費税率アップが、さらにその傾向を強めたのも
同じく客観的事実なのです

さらに、消費税導入以来
国債発行残高が加速度的に増大したのも客観的事実なのです
財政破綻の元凶は消費税なのです

にもかかわらず
財政再建のために消費税が必要などという嘘がまかり通り
いつの間にか大衆はそれに洗脳されています
私は大真面目に何者かの陰謀かと疑っているのです

幸福実現党の背後に何があるのか
それは、私は知りません
したがって、政党としての彼らを私は支持するまでには至りません
しかし彼らの主張は正しいのです

幸福実現党が選挙で当選者を出せるとは思えません
しかし彼らが得票数を伸ばすことがあれば
既存の政党に、良い刺激を与えることにはなりそうです

幸福実現党頑張れ!
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民主党はいかなる政権となるか?

2009-08-26 11:19:32 | Weblog
民主党の政策は、私には理解しがたいものが多いです
それでも、総選挙は民主党の圧勝で
次期政権は民主党を中心とする連立政権となることが
確定しているがごときマスコミ報道が続きます

麻生首相がトンチンカンなことばかり言っているので
なんとなく、自民党がダメということになっていますが
そもそも、彼を満場一致に近い形で党総裁に選んでしまった時点で
自民党の命運は尽きてしまったのでしょう

今回の選挙は
国民が自民党に愛想を尽かした選挙になるであろうことは
私だって、なんとなく予想できていました
しかし、民主党に何かを期待できるかといえば
何も期待できないというのが
私の意見です

そもそも、民主党の主張は矛盾がはなはだしいのです

農民を守るといいつつ、農産物の輸入は自由化するといいます
そして、農協は相手にしないとも言います
本当は、農協が伝統的に自民党支持なので気に入らないだけなのです

小沢一郎の政治流儀を”小沢流”と呼ぶなら
何事も、選挙に有利か不利か、それだけで判断するのが小沢流です
選挙に勝つことと、政権を獲ること、それだけに全てを集中するのが小沢流です
現代の職業政治家の本質的な行動原理です

現代日本の政治家気質をもっとも端的に現したのが小沢一郎なのです
彼は政治家仲間からは、本音の部分で支持されているのです

「猿は木から落ちても猿だが、政治家は選挙に落ちれば”ただの人”」

選挙に落ちる恐怖と日々闘っているのが政治家の皆様なのです

政治は商売です
誰が何と言おうと、事実として、そうなっています
政治家には高給が保証されます
そして政治資金も集まります
どこから徴収するか、何に使うかも、あまり詮索されないようです

だから政治資金規正法が必要で
ビシビシ取り締まればよいという人が出てくるのですが
そんなことをすれば
警察や検察に目を付けられた政治家が失脚するだけです
政治家は行政の顔色を見ながら生きることになります

政治と金の問題を騒げば騒ぐほど
官僚が力を持ち、政治家が何も出来なくなる体制が出来上がります
ロッキード事件以降の我国の政治がまさにそれなのです
小沢一郎は、官僚べったり政治により
ロッキード事件以降の我国の政界で政治力を維持し続けたのです

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3年生の引退に思う

2009-08-25 22:04:14 | Weblog
県の高校水泳大会が終わり
これで3年生達は、事実上の引退です

実際には、全国JOCジュニアオリンピック杯などが
今月の終わりにかけて開催されるわけで
水泳選手としての夏は終わりません

来年の短水路選手権や日本選手権出場組も
練習はこれからが本格化するわけで
学校スポーツの区切りと選手生活の区切りは一致しません

学校スポーツの問題点の一つは
学校の都合を優先した対応にあります
ジュニア選手に対し、学校の都合によって強制引退させることなど
絶対に、してはならないことです

選手生活を続ける生徒達には
学校設備を引き続き使えるように配慮すべきです
おそらく多くの学校で、すでにそうなっているのでしょうけれど
必ずしも、徹底されているとはいえません
妙な形式主義による強制引退は、なにがなんでも避けるべきです

学校でスポーツをやれば
学校側は学校の宣伝員という扱いしかせず
公式戦が無くなれば、用済みとして排除するというのは
教育機関として、まったく相応しくありません

私立学校ですら、選手の立場は不安定です
これが公立学校だと
教師達の怠惰と責任逃れのために
運動部の存続自体が危ぶまれています

中学校はひどくて
例えば、私の出身中学のサッカー部は、すでに消滅しています
水泳に関していうなら
公立校私立校を問わず、教師の協力が得られないために
県大会に出場できない選手がいます

熱心な教職員やボランティアにより
かろうじて維持されているのが学校スポーツの実態です

学校教育にたずさわる皆様にお願いしたのは
スポーツをする子供達への積極的な理解と協力です
スポーツは重要な教育の一環です
単なる体育とは別物なのです
そのことを、特に理解してほしいと思います
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水泳漬けの夏

2009-08-24 14:58:45 | Weblog
昨夜、娘が福岡から帰りました
全国中学水泳大会から帰ってきたのです
羽田まで妻が迎えに行き、私は長男次男と家で食事をしました
妻は父の食事を終わらせ
三男四男を連れて、羽田まで行きました

一人っ子のご家庭では
全国大会をそのまま家族旅行にしてしまうこともできます
じっさい、そのようなご家庭もあるようです
ところが、我が家では、そうはいきません

これからまだまだ、試合があります
長男は今日も県大会に出場しています
その後は全国JOCジュニアオリンピックカップがあります
夏いっぱい水泳漬けなのです

学業成績の急降下は避けられそうもありません
しかし、これが青春です・・・これでいいのではないでしょうか?

娘も、まだいくつかの試合があるそうです
一番大きな試合は終わったというものの
まだまだ、彼女の夏は続くのです

娘のチームは選手コースと育成コース
そして1,2,3年生の混成チームです
娘の部屋が皆の溜まり場になったようです

娘は育成コースに属しながらも、選手達と親しく
また2年生なので、1年生とも3年生ともうまくやっているらしいのです

娘は水泳で勝つことより
水泳を通じて友達ができることの方を楽しんでいるようです
むかしからそうでした
これが長男とは違うところです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

800mリレー・・・第57回神奈川県高等学校水泳競技大会

2009-08-23 20:12:54 | Weblog
さがみはらグリーンプールに行ってきました
今日は県大会です
先日の全国大会の時と同じく、次男を連れていきました
彼がビデオを撮影します

長男の出来は
今日は、よくありませんでした
疲れが出ている感じがします

どうも、大阪から帰ってから、調子がおかしいです
体調の変化の理由は分かりません
他の選手達は元気なのですから
長男に何か特別な要因があるのでしょう

それにしても800mリレーはひどかったです
せっかく第1泳者をまかされたのに
自己ベストを9秒も下回る最悪のタイムで
正直なところ、見ているのが辛かったです

苦しそうに泳いでいるのは分かるのですが
どうして、そうなってしまったのか分からないので
見ているこちらも、なんとも言いようのない気分でした

「どうしたんだ!?」

と、叫ぶしかないような状況でした

ただし冷静に考えると
こういうことは、うちの長男にかぎらず、よくあるのです
疲れがたまっていたり、体調が万全でないときに
200m自由形では、極端にタイムを落とすことがあることを
この夏の各種水泳大会で知らされました
私の息子も例外ではなかったということです

全力で200mを泳ぎきることの肉体的負荷は相当なものなのでしょう
これがこの種目の難しさです
一旦、体が思うように動かないことを自覚すると
闘争心を維持すること自体、難しくなるのかもしれません

思うように動かない肉体にいらだちながら
リレーという種目は、容赦ない精神的プレッシャーを与え続けます
精神も肉体もボロボロになるまで、泳ぎきらなければなりません
その苦しみは、見ているこちらにも伝わってきます
本人の思いは、いかなるものだったでしょうか・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水泳人気が野球に負ける理由

2009-08-22 19:21:56 | Weblog
大阪から帰って2日、まだ調子が出ません
年はとりたくないものです
若い人でも、それなりにキツイとは思いますが・・・

頭の中がどうも整理されません

今日は、某大学の水泳部を見に行きました
長男は、まだ高校1年生なのですが
成績が悪いものですから、親としては進学が心配です
今から、いろりろ進学の心配をしなければなりません

ある意味で、水泳に捧げた青春を生きている長男ですから
その結果について、本人は後悔することは無いでしょう
であればなおさら、親心として
水泳を続けられる環境だけは用意してやりたいと思うわけです

水泳という単純なスポーツは
単調な努力と、明快な結果に特徴があります
プロはありませんから、金銭的動機付けはありません
しいて言えば、賞賛と名誉が得られる競技ではありますが
それを求めて水泳をしている子供達はいません

競泳にかかわる多くの少年少女は
ただ早くなりたい、強くなりたい、大きくなりたいという
成長期の成長願望そのものによって
日々努力を重ね、苦しい練習に取り組んでいます

彼らの努力は、多くの場合
自分と家族だけの思い出として残るだけです
それが青春だ・・・と言ってしまえば、それまでですが
同じジュニアスポーツでも、甲子園の高校野球とは大きな違いがあります

これは水泳と野球の
競技としての人気の違いによって生じる現象ではあります
しかし水泳関係者には、考えなければならない問題でもあります

日本人はけして水泳が嫌いではありません
むしろ、好きなスポーツの中に入るのではないでしょうか?

水泳と野球の一番の違いは観客席です
とにかく水泳競技場の観客席の数は極端に少ないのです
それは野球場の10分の1にも満たないのです

水泳は1日に1000人以上の選手が参加することもあります
それに較べて野球は1日4試合しても、両チームの控え選手まで入れて
1球場に1日、せいぜい150人程度の選手しか参加しません
それなのに野球場は水泳競技場の10倍以上の観客席があります

水泳競技場は野球場に較べて
観客席の数が実質100分に1しかないのです

これが
水泳がスポーツとして普及することを難しくしている
大きな原因の一つなのです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする