湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

警察力の退行と暴力事件

2013-01-31 14:48:48 | Weblog
言葉というものは危険です
同じことが、言い方を変えるだけで
まるで別のことになってしまうからです

スポーツの指導であれ何であれ
人を殴ることは暴力です
人を叩くことは暴力です
人をののしることも心理的虐待です

イジメという言葉が、熱血指導という言葉が
暴力であり、刑事犯であることを隠します
ストーカーといういう言葉が、暴力であり恐喝であることを隠します

暴力は暴力なのです
警察が動くべき刑事事件なのです
警察が仕事をしないから、いろんな事件が起こるのです

その背景には、警察の持つ犯罪組織的性格もあります

神奈川県警など、時に、犯罪者の巣窟ではないかという感じすら受けます
組織的な公金横領は有名ですし
セクハラやイジメも時々露見します
職務怠慢なども、表面化しないだけで、ひどいものです

対策としては
私は、知事の権限を強化し
警察官に対し、無条件解雇権を与えるべきであると考えます
日本における常識外れの公務員の身分の安定が
現状のような、公務員の怠惰を生んでいるのです
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わが英語教育論

2013-01-30 19:01:00 | Weblog
子供に英語を教えていて、本当に、腹が立ちます
基本的なことが理解されていないだけではないのです
基本的な単語の発音も意味も知らないのです
学校は、一体、何を教えているのでしょう

もちろん、学校は、ちゃんと教えているはずです
授業について行くことも、さほど難しいことではないでしょう

しかしながら英語は、いったん分らなくなると
もう、何も分らなくなってしまうのです
そうなると、授業時間は、苦痛な我慢の時間になってしまい
ますます英語が嫌いになるのです

人間の脳は、嫌いなことを拒絶します
いったん英語が嫌いになれば
教師の言葉も、黒板の文字も、一切を無意識に拒絶するようになるのです

ウチの子供達の通っている私立学校は
もともと、到達度別授業という画期的な教育法により名を上げた学校です
今では、創設者も亡くなり
指導理念も形骸化しているようです

子供が、なぜ学習困難に陥るのか
教師の中には、そのことがまったく分らない人が多いのです
要するに、頭の良いのと悪いのとがいるのだと、高をくくってしまうか
そうでなければ、怠け者に何を言っても無駄だと諦めているのです

英語について言えば
まず、ローマ字と英語の発音の違いに、子供達は混乱してしまいます
英語の授業の初めに、このことを徹底的に教える必要があります
スペルと発音を覚えることは、漢字の読み書きを覚えることと同じだと

次に、日本語と英語の基本的な構文の違い
主語の次に動詞がくることを徹底的に教えるのです

さらに、その動詞が変化すること
日本語には無い、単数と複数の厳密な区別
そして、三人称単数現在形の動詞の語尾に付くSなど
徹底的に教える必要があります

英語は、最初に習うやさしい文章からして、日本語とは根本的に違うのです

定冠詞と不定冠詞の厳密な使い方など、私は、いまだに分りません
時制も、日本人に比較的理解しやすいのは過去形くらいなものでしょう
とにかく英語は、最初の取っつきのハードルが高いのです

ただし、英語は言葉ですから
はじめに文法ばかり教えることは正しくありません
言葉は、文法など関係なく、まず、憶えることです
英語も、まず、暗記からです・・・慣用表現を、とにかく、憶えてしまうことなのです

私達日本人が、日本語を自由に使いこなせるのは
日常生活の中で、使いながら憶えたからです
文法を習ったからではありません

言葉は生き物です
生きた人間は、骨格があり、筋肉があり、皮膚で覆われています
私達は、生きた人間の皮膚しか見えなくとも、筋肉や骨格を想像できます
しかし、骨の周りに筋肉を張り付け皮膚で覆っても
生きた人間を作ることはできません
人間はロボットのような機械ではないからです
言葉を文法から逆算して作っても、生きた表現にはなりません

言葉は、まず、使われている状態で憶えることです
そして、言葉や文章の記憶の量がある程度に達したら
言語の法則性としての文法を教えるのです

言語は、単純な文法によって成り立っているのではなく
例外的な不規則表現や慣用表現があります
表面的な意味と、ニュアンスの違いもあります

さらに言えば、言葉は
その言語を使う民族の歴史と文化を反映して成立しているのです
そのため、言語は、それを使う民族の発想法を反映します

日本人と外国人は、発想法が違うのです
しかし、同じ人類ですから
まったく想像を絶するということは、あまりありません

アメリカ人やイギリス人の
日本人とは違う発想法などを、面白おかしく話してあげるのも
英語教師の仕事の一つなのです

アメリカに行けば、子供でも英語を話しているのです
言語というものは、人間にとって、さほど難しいものではないのです
しかし、一旦、脳に一つ言語が入力されてしまえば
別の言語の入力には困難が伴います

そこで大事なことは、語学学習を楽しいものにすることです
最初に英語を教える教師の最大の使命は
生徒達を英語好きにすることです
そのことを肝に銘じて、英語の先生の奮闘を期待します




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教育と体罰

2013-01-29 18:08:30 | Weblog
今日は朝から頭痛が消えず、仕事を休みました
仕事を休んでも、ゆっくり眠ることなどできません

そこで
学年閉鎖のため
インフルエンザが治ったにもかかわらず、学校を休んでいる
中一の次男に、英語と数学を教えました

私の教え方はスパルタです
もっと優しく教えたいのですが
次男が、人の言うことを聞かないため
拳骨や平手を見舞いながらの教育となります
学校の教師は絶対してはならない教育法です
我が子だからこそ、出来る教育法です

私は、親が子にする体罰は、ある程度、許されると考えています
もちろん、程度によります
私の場合、親の言うことを守らない場合は叩きます

勉強しろといって、していなければ叩きます
辞書を使うなと言ったのに、使っていたら叩きます
分らないところは聞きに来いと言ったのに、聞きに来ない場合も叩きます

要するに、言葉と行動の一体化です
これが真の教育だと信じています
言葉と行動がバラバラになると、言葉は力を失います
ただの音と言葉の違いが無くなります

言葉を行動に移せること
正しい行動を指示する言葉を発すること
これが人間的コミュニケーションの本質です
教える科目は関係ありません

私は長男には、小学校の時にスパルタ式に水泳を教えたことがあります
私は、水泳を教えているのではなく
言葉とコミュニケーションを教えているのだと考えていました
言葉と行動を関連付けるのに、スポーツは、まことに良い教育手段です

言葉を行動に移す、あるいは行動を言葉で表す
それがスポーツでは、とても重要だからです
スポーツの経験者が、実社会で使える理由がそこにあります

ただし
親子関係以外の体罰を私は否定します
子供が、暴力行為のような、明らかな犯罪行為をした場合以外
他人が暴力を振るえば犯罪です
立派な暴行であり、傷害罪です
”イジメ”とか”しつけ””指導”などという表現は使うべきではありません
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日常生活の必要と夢が創った発明

2013-01-28 17:50:15 | Weblog
今日も寒かったですね

家の裏に残った雪は、さっさと片付けました
あれが、すぐ片付けないと凍ってしまい、なかなか融けなくて危険です
除去するのも大変です

一つ一つ、学ぶのです

寒い冬になると、地球温暖化はどうしたのだろうと考えます

でも、今年の寒さも、私の子供の頃の冬と同じくらいのような気もします
当時は、冬には、何度も雪が降りました

今は、家が格段に暖かくなりました
断熱仕様にしたり、エアコンを完備したり
昔とは比較にならない冬の快適さです

最近の嬉しいことは
洋服はもちろん、下着が暖かいものが手に入ることです
ヒートテックは最高です・・・幸せな時代になりました

人類の進歩、文明の進歩は本当に素晴らしい
生きていて良かったと、心から思います

エアコンは人類の発明のなかでも、最も素晴らしいモノの一つです

エアコン、自動車、エレベーターを
快適な生活のための三大発明であると、私は考えています
人類の日常生活の必要と夢が、そのまま形になった発明です
私も、そんな発明家になりたいです
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英語の勉強

2013-01-27 15:30:29 | Weblog
今、私は
中学1年の息子に英語と数学
高校2年の娘に、英語を教えています

中学までも数学、英語なら、今でも教えられます
以前神奈川県の高校入試問題をやったら満点が取れたので自信があるのです

高校の英語、いわゆる受験英語ですが
これも、けっこう自信があります
もう、単語の意味などは、多くは忘れてしまいましたが
それでも、辞書と参考書があれば、教えられます

英語は文法も重要ですが
大学受験の英語は長文読解が重要です
私は、わりとこれが得意でした

私が高校1年の時の英語の教師は
大学出たての新任で、やる気満々でした
この人は教育学部の理科に入学したのですが
途中で英語が好きになり、英語の教師になったという変わり種でした
独自の教え方で、長文読解に力を入れていました
高校1年の時に長文読解を教えてもらえたのは、ありがたいことでした
それで、今でも、ポイントを忘れないのです

私は中学1年の時に、新任の若い女性の英語教師をバカにし
英語が分らなくなってしまいました
そこで、私の英語の勉強をみてくれたのは父でした

父は農業をしていました
英語を使うことはありませんが
旧制中学で英語を習ったことがありました
戦争中のことで、中学2年までしか勉強をしていません
後は軍需工場で働かされて4年で繰り上げ卒業をしたのです
それでも、中学1年の英語を教えることはできたのです
英語は、要するに、慣れと暗記であることを知っていたからです
父は英語に苦労し、近所に住む英語の分る先生の家に習いに行っていました
勉強の仕方だけは知っていたのです

父親が子供に英語を教えるという我が家の伝統(?)が出来上がってしまいました
それも、まったく英語を使わない職業の父親が!

結局、大学進学をやめた私でしたが
英語の勉強は無駄ではなかったようです(笑)
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人の生死と名誉

2013-01-26 22:26:58 | Weblog
人は、悲しみから、無縁に過ごすことはできません
人生には、死と別れがあります

出会いの喜びと、別れの悲しみは
人がこの世に生を受けてから、ずっと、付いて回る宿命です

人の悲しみに寄り添うことの意味
人の喜びを分かち合うことの意味
長い人生を生きていると、そのことが、少しづつ分ってきます

人の悲しみを知ること、人の喜びを知ること
そして、その時、自分が何をすればいいかを知ること
それが人を、一人前の人間にしていきます

大企業や官庁に勤めると
ここが分らなくなる人がいます
巨大組織は、巨大組織のルールがあり
個々人の感情とは無関係に形式的行為を行うケースがあるからです

とりわけ、現代の日本人は”名誉”の意識が希薄です
人の名誉を踏みにじっても何とも思わず
不名誉なことも堂々と行います

アルジェリアの地で
テロリストに命を奪われた人々の名誉を
生きて残った者達は、守らなければいけません

死の悲しみを乗り越える力は
生きて残る人々の心に残された名誉です

退職金が余分に欲しいばかりに
学年の途中で教職を投げ出した教師達は
はじめから名誉の意識の無い人々でした
教師には、まったく適性の無い人々でした

武士は

”名こそ惜しけれ”

と、言いまして
生命以上に名誉を重んじました

これが日本文化の本質です
本物の武士、本物の日本人は、どこにいるのでしょうか?
名誉を忘れた日本人に明日はありません
ただ生きるだけなら、毛虫でも、できます
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人々を幸福にする思想、不幸にする思想

2013-01-25 14:48:05 | Weblog
共産主義、社会主義、国家主義、全体主義・・・
それらは、皆、間違った思想です
国家権力によって経済を統制する考え方では
個人を不幸にするばかりではなく、社会も国家も世界も不幸になるのです

しかしながら
エゴイズムを超えて
皆が幸せになれる社会と国家、そして
そのような世界を作り上げようとい発想は間違いではありません

なぜ、その発想と
それを基にしたイデオロギーとが齟齬を起こすのか
その点を考えてみたいと思います

私達が、何かを正しいと考える時
それは、当然ながら、自分の知識の範囲で考えているのです

そこに問題があります
私達は、全てを知っているわけではありません
他人の立場を、その人の立場に立って考えることには限界があるのです

善悪を決めることは、簡単ではありません
殺人や暴行、窃盗を悪とすることも、人類は長い時間を掛けて学んでいるのです
日常生活のレベルでは、殺人は悪です・・・けれども
国家的レベルでは、今尚、殺人は正義です

世界の大国は、大量殺人兵器の開発と装備に巨額の国家予算をつぎ込んでいます
国家にとって、殺人は悪ではないのです
だからこそ、効率の良い殺人兵器の開発も善なのです
核兵器を持つことは正義なのです

何が正しいのか
核ミサイルから歯ブラシに至るまで
回答は一つではありません

誰にとっても正しいと思えることでも
国家的見地からは、そうとは言えないケースが出てきます
ましてや、個々人の趣味に関わる問題には、答えは一つではありません
そこを国家権力で強制しようとすれば
権力者と、その周辺の一部の者を除いて、多くの人が不幸になります

民主主義と自由主義経済は、結果として、多くの人を幸福にします
それを支える私有財産権の保証は、自由の保証でもあるのです
当たり前のことだとは思いますが
この当たり前が、まだまだ、一般常識にはなっていないのです
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インフルエンザ

2013-01-24 18:31:40 | Weblog
子供二人がインフルエンザで学校を休んでいます
中一の次男と小2の四男です
A型のインフルエンザだそうです

妻が、病院でそのように説明されたそうです
何が何だか分りませんが、そういうことです
病名がわかると、なんだか安心します

次男は治りかけているようです
末っ子の四男は、くったりしています
私を含めて、他の家族にうつらないことを祈るばかりです

流行病といいますか、伝染病といいますか
家族が多いと、これが家族に、順々に伝染していくわけで
そのことを考え始めると、気の休まらぬものです

まあ、これも、なるようになれと居直るしかありません
学校では、受験生には優先的に予防注射をしてくれるそうです
確かに、そうでもしなければ、受験生は安心できません

私は、予防駐車の類は一切しません
健康診断もしませんし、そもそも、あまり医者に行きません
歯が痛い時に、歯医者に行くくらいです

医学よりも運命を信じるのが私流です
とはいえ、家族は失いたくないので
自分以外の家族は積極的に医者に診せます
全てを運命にまかせているわけではないのです

私も、今日は、少しだるかったのですが、商店会の会合に出掛けました
そして、すこし元気が出ました
どんなことでも、前向きな討論というものは楽しいものです
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円空仏を観る

2013-01-23 12:33:14 | Weblog
昨日は上野まで、円空仏を観に行きました

円空の本物を見るのは初めてです

実物を見て
円空仏は仏像であり神像であって
芸術作品ではないということが分りました

円空仏は、前面から観ることしか想定されていません
後ろは平らで、字が書いてあったりするだけです
お堂や祠に安置し、人々が拝観することを前提に作られているのです

写真で見ていただけでは、このことに、まったく気付きませんでした
なんといっても、あの立体感です・・・
実際の円空仏はレリーフのような作りなのです

ただし、前面から見る限り
どの角度から見ても、強烈な立体感があります

円空は得度した僧侶であり、仏師ではありません
まして職業的な彫刻家ではありません
円空の表現は、あくまで信仰の形なのです・・・芸術表現ではありません

円空は森羅万象の中に、神を、仏を、見たのでしょう
そして、木の中にも当然存在する神、仏の姿を
その姿が現れた時点で、鑿を止め、仏像としたのです
もともと木の中にいた仏様が姿を現した時点で、人為的な行為を止めたのです

木像は人々の祈りの対象であり、鑑賞の対象ではありません
彫刻としての完成度は問題となりません
神様や仏様を、後ろに回って見る必要は無いのです
仏性が生じた時点で、仏像は完成するのです

木目もひび割れも節目も鑿の跡も
森羅万象に神が宿り、仏が宿る以上、無駄なものは一つも無く
あえて消し去る必要は無いのです

強い表現は信仰の強さそのものです

しかしながら
その特異な表現が何によるものかは”謎”です
円空が北海道に渡ったことなどは、謎を解く鍵の一つかもしれません


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安部政権と日本の衰退

2013-01-22 11:47:56 | Weblog
日本の未来に希望が持てるかどうか
私は、これは、相続税を廃止できるかどうかにかかっていると思います
消費税を廃止できれば、なお、いいでしょう

ところが、安部政権は、相続税と消費税の増税路線を踏襲するそうです

もう、ダメですね

安部政権では、日本再生はできません
せめて、憲法第9条の改正だけをして下さい
そうすれば、当たり前の国防軍を持てます
それで、やっと、日本はまともな国になれます
安部政権に期待できるのは、それだけです
しかし、それも、上手く出来ないかもしれません
余計なことはしなくていいのです

現代の日本の危機は、若者に就職機会が限られていることです
これは、世間が考えるより、はるかに深刻な問題です
若い時に仕事に就き、スキルを磨かないことには
将来の高収入は期待できません
若者は、とにかく、将来性のある職業に就く必要があるのです

相続税は中小企業を潰します
中小企業は、学歴社会の落ちこぼれの受け皿です
これが少なくなることが、学歴の無い若者達から就職の機会を奪い
地方の衰退を招いているのです
それはまた、地方の文化と伝統と歴史を消し去ります

日本は、相続税があるかぎり、衰退し続けるでしょう
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