ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

定時

2012年07月04日 | 精神障害

 今日は朝からだるくてしんどい一日でした。

 それほど暑かったわけではないし、気候が原因ではないでしょうねぇ。
 朝起きてすぐからなんとなく落ち気味でした。
 休もうかとも思いましたが、頓服のワイパックスを飲んで出勤しました。

 正直、ただいただけで、仕事にならなかったですねぇ。
 落ち込みとそれに伴う緩慢すぎる動作がまわりをびびらせていたようです。

 それでも時間は過ぎていくもので、とうとう定時まで職場にいることができました。

 こんな日もあるんですねぇ。
 だるくて仕事をしなかったのか、急ぎの仕事がなかったためにだるくなったのか、どっちが本当かわかりませんが、とにかく、休暇を使わずに済んだことは収穫です。

 調子が悪いなら悪いなりの、過ごし方を見つけた気がします。

 


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米国独立記念日

2012年07月04日 | 思想・学問

 1776年7月4日、米国は独立を宣言しました。
 それから236年。
 ここ60年ばかり、世界は米国が掲げる自由と民主主義という正義の名の下に支配されています。
 独立当時、誰がこのような超大国になると思ったでしょう。

 米国は長いこと、モンロー主義という外交政策を採り、他国の争いには干渉しませんでした。
 しかし米西戦争やハワイ併合などの経験から、しだいにモンロー主義を破棄、前世紀の二つの世界大戦では主要プレーヤーとして多いに敵を苦しめ、残虐に殺しました。

 第二次世界大戦後はヨーロッパの帝国主義国家が次々と植民地を失って昔日の栄光を失うなか、ほとんど全世界を経済力で事実上植民地化していき、現在の繁栄があるわけです。

 当然、強い者は妬まれますし、価値観の押しつけが甚だしいので、9.11テロをはじめとする反米勢力も根強く残っています。

 わが国は防衛の大半を在日米軍に依存しているため、基本的に米国に追従せざるを得ず、独立国なのに自国の防衛を自国の力でまかなえない、という誠に情けない状況が昭和20年8月15日以降、延々と続いています。

 昔、「7月4日に生まれて」という映画がありました。
 トム・クルーズ演じる7月4日、米国独立記念日生まれの青年がベトナム戦争に駆り出され、下半身不随となって帰国します。
 当時のLOVE&PEACEみたいな雰囲気の中で、ベトナム還りというだけで差別され、体も心もぼろぼろになります。
 多分童貞であったのであろう主人公が、厳格な母の前で涙を流しながら「俺のペニス、俺は使ったことがない」と絶叫し、母は冷酷な目でそれを無視するシーンは迫力でした。

 いずれにしろ、7月4日と言う日は米国にとって特別な日であるようです。

 わが国の建国記念日、2月11日は、神話から計算して割り出した神武天皇が即位したであろう日ということで、なんだかあんまり昔過ぎて分けが分かりません。
 わが国の国柄から考えて、ある日突然国家ができた、という意味での建国記念日というのは、ほとんど意味がないように思います。
 なんとなく、ゆっくりと、国が出来ていったのでしょうから。

 米国人がこの日に寄せる特別な思いを、我々日本人が正確に理解することは難しいでしょう。
 しかし米国人の強い愛国心に学んで、わが国も建国記念日や国を成り立ちを描いた古事記日本書紀などの日本神話に親しみたいものです。

7月4日に生まれて スペシャルエディション [DVD]
トム・クルーズ,ウィレム・デフォー,ブライアン・ラーキン,レイモンド・J・バリー,キーラ・セジウィック
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン



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中村 啓信
角川学芸出版



日本書紀(上)全現代語訳 (講談社学術文庫)
宇治谷 孟
講談社



日本書紀(下)全現代語訳 (講談社学術文庫)
宇治谷 孟
講談社

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東京電力、受刑者に補償

2012年07月04日 | 社会・政治

 奇っ怪なニュースを目にしました。

 福島刑務所の受刑者約80人から損害賠償請求がだされ、東京電力は無条件でこれに応じたというのです。
 なんか変です。
 刑務所は堅牢な建物で、原発事故で被害を被ったという話は聞いたことがありません。
 また、建物に被害があったとしても、それを修理するのは刑務所を管轄する法務省。
 賠償するなら法務省へ、でしょう。
 また、原発事故によって食事が減らされたとか、あるいは放射性物質を含んだ食い物を供されたという話も聞いたことがありません。

 平たく言えば、受刑者は原発事故でなんら損害を被っていないと考えるのが常識的な判断でしょう。
 むしろたまたま福島刑務所に収監されていたことが幸いして、何万円かのお小遣いを出所後もらえることになった、と見るべきでしょう。

 東京電力の住民への賠償については、多額の公金が投入されており、被害を被ったと主張しただけで無条件でもらえるなど、まして刑務所で普段通り生活している受刑者でももらえるなど、大人の常識に照らせばブラック・ユーモアみたいなものです。

 東京電力社員のみなさまにおかれましては、原発事故以来殺人的な忙しさのなか、様々な業務にあたっておられると推測します。
 そのような立場のみなさまに、同じサラリーマンの一人として、ご同情申し上げます。
 
 しかし忙しい時ほど、慎重に、ミスなく、事を運ばなければなりません。
 善は急げ言いますが、急がばまわれとも申します。
 慌てて事を進めてミスを犯した場合、そのミスをカバーするためにさらに倍する仕事が発生してしまいます。

 ここはどっしり腰を据えて、慌てず騒がず、落ち着いて正しいやり方で仕事を進めてほしいものです。

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