ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

大震災は天誅?

2012年07月18日 | 社会・政治

 自民党の河村建夫議員が新潟での講演で、「国づくりをやり直す時がきた。その天誅ともいうものが3月11日の(東日本)大震災だったとの受け止めがあながち当たってないことはないと思う」と、述べたそうです。

 国語辞典をひくと、天誅とは、「1 天の下す罰。天罰。 2 天に代わって罰を与えること。天罰として人を殺すこと。「―を下す」」ということ。

 あの大震災、大津波が、天が下した罰だったと言うのでしょうか。

 それは被災者への罰なのか、政権与党である民主党への罰なのか。

 当然、河村議員は民主党の国づくりがデタラメだから罰として東日本大震災が起きたと言いたいのでしょうが、それは被災者に対してあまりにも過酷な物言いですし、政治が悪いから自然災害が起きたなどというのは、論理として完全に破綻しています。

 何言っちゃってるんでしょうねぇ。
 政治家として、言語感覚を疑います。

 民主党の支持率が相変わらず低迷していることは確かですが、だからと言って自民党の支持率が上がっているわけではありません。
 このようなすっトボケた発言が大物自民党議員から出てくるあたり、それも故なしとしません。

 そんなことをほざいていると、自民党に天誅がくだりますよ。
 選挙惨敗という形で。


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校長の自殺

2012年07月18日 | 社会・政治

 この前大津でイジメを受けていた男子中学生の自殺が大きく報じられたかと思ったら、今度は校内のイジメ問題に取り組んでいた校長が自殺したというニュースが飛び込んできました。

 以前、国旗国歌をめぐって教職員から突き上げを食い、自殺してしまった校長がいましたが、今回の自殺はそれとは趣を異にしているようです。

 しかし、真面目にイジメ問題に取り組んでいた校長が自殺して、生徒が自殺にまで追い込まれた学校の校長や教育委員会は言を左右にして恥じることがないとは、やれませんねぇ。

 この手のニュースに接するたびに、子どもであれば登校拒否を、社会人であれば休職をして欲しいと思います。

 命を絶つくらいなら、逃げだせばよいのです。
 世の中、死ななければならない理由など存在しません。
 自らの生に執着してほしいものです。


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