ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

ミミック

2012年07月09日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

  昨日休日出勤だったため、今日は振替でお休みです。
 だらだら過ごしています。
 1990年代を代表するSFホラー「ミミック」を鑑賞しました。

 ニューヨークを子どもだけが罹患する謎の伝染病が襲います。
 治療法もなく、次々と命を落とす子どもたち。
 ゴキブリが感染の媒体となっていることをつき止め、昆虫学者スーザンはゴキブリを絶滅させる方法を考えます。
 ゴキブリを絶滅させるということ自体無理目な話ですが、その方法がぶっ飛んでいます。
 シロアリとカマキリの遺伝子を組み合わせてゴキブリの天敵を作りだそうというのです。
 名づけて、ユダの血統
 しかもそれは見事に成功し、謎の伝染病は克服されます。
 ユダの血統は繁殖が出来ないようにプログラミングされ、しかも寿命は120日間と短く、ゴキブリを根絶やしにしたならこの世から消えてなくなる運命の人口昆虫のはずでした。
 しかし三年後、地下鉄の奥深くからユダの血統の幼虫らしき生き物が発見されます。
 しかも異常に大きく、猫ほどもあります。
 驚愕するスーザン。
 ユダの血統が突然変異と進化を重ね、独自の世界に住んでいることを予見します。
 やがて成虫が人間に擬態して大量に地下鉄に潜んでいることが判明します。
 ここから、映画はスーザンとその夫、それに地下鉄で靴磨きをする初老の男、太っちょの地下鉄警察官らがユダの血統の大群と戦うアクション物へと様相を変じていきます。

 子供だましといえばそのとおりですが、ネバネバした液体を吐き出す人間並みの大きさに成長したユダの血統の気持ち悪さは、名画「エイリアン」シリーズを彷彿とさせます。
 荒唐無稽ではありますが、そもそも映画は荒唐無稽なもの。
 一歩引いて観れば、楽しめる作品に仕上がっていると感じました。

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