前いた部署も暇でしたが、新しい部署はそれに輪をかけて暇ですねぇ。
もしかしたら私に病歴があるため、私にだけ極めてわずかの仕事しか与えていないのかもしれません。
そこらへんのところは、もう少し様子を見ないと判別できません。
忙しい部署にいるときは暇な部署に行きたいと思い、暇な部署ではもう少し仕事がほしいと思うのだから、私はつくづく我儘にできているようです。
昔「働くことがイヤな人のための本」というタイトルの本を読んだことがあります。
著者は哲学の先生だったと記憶しています。
哲学的に考察されていました。
でもそれを読んだからといって働くことがイヤであるのは変わりませんでした。
なんだか職場にいると、それだけで嫌な分泌物が体内からあふれ出して、汚染されるような感じがするのですよねぇ。
そして職場の人は誰も彼もが嫌な汁をだしていて、それが飛び散って私をさらに汚染させているような、いやぁな気分なのですよ。
就職して20年目に入りましたが、このいやぁな感じは新人の頃から一貫して続いています。
いくら年数を重ねても、仕事に慣れるということはありません。
毎朝毎朝出勤するのが嫌で仕方ありません。
それでも仕事を続けているのは、なにしろ収入を得て、世間並の暮らしを維持したいから。
マンションのローンを返したいから。
40を過ぎて転職を目指しても、今より良い条件の仕事が見つかるはずもありませんしね。
でもきっと、世の中の圧倒的多数の社会人は、どんな仕事であれ、イヤイヤ生活のために仕事してるんでしょうねぇ。
昔のモーレツサラリーマンって、本当にモーレツだったんですかねぇ。
とても信じられません。
モーレツなふりして適当に手を抜いていたとしか思えません。
そうじゃないとバタバタ倒れるやつがでたはず。
人間なんて弱いものですからねぇ。
働くことがイヤな人のための本―仕事とは何だろうか | |
中島 義道 | |
日本経済新聞社 |