日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

岡山県・玉野市 日本共産党の前市議会議員 松田達雄の活動ニュース

夏至が過ぎ

2008年06月24日 | 日記
 昼が一番長い夏至が6月21日頃。
 これから徐々に昼が短く、夜が長くなっていきます。
 季節が過ぎ去るのは早いもの
 特に議会のある月はあっという間。
 もう7月が来ようとしています。
 たぶん、季節にふれあうためにも
 思い切って、足を踏み出し、一歩前に出ること
 そして、大きく深呼吸をしてみる
 たぶん、雲の間に、ほんの少し明るい空がみえてくるはず

自治基本条例等で視察に

2008年06月24日 | 市議会
 明日6月25日(水)から東京都に視察に行きます。25日は午後1時より狛江市に、まちづくり・「市民参加と市民協働の推進に関する基本条例」等について市当局関係者と面談。また、26日(木)は三鷹市に午後2時より、同じく自治基本条例について、三鷹市共産党市議団の議員に直接お会いし、教えていただく予定です。
 いま、黒田市政が「協働のまちづくり・自治基本条例」の制定に向けて指針策定委員会を発足し、取り組んでいる焦眉の課題だけに、9月議会ではこの問題を正面から取り上げてみようと思っています。
 この「協働のまちづくり」を、「市が財政難だから、市民にもっと行政の仕事を担ってもらいたいから」という意味で受けとめている方など、市民それぞれに微妙にこの「協働のまちづくり」の受けとめ方が違っているよう思います。
 玉野市にとって、市民にとって本当に意義ある自治基本条例策定になるよう、条例策定だけでなく、条例に基づいてどんな取り組みを展開しているのか、先進都市の実践的な取り組みを、しっかりと学んできたいと思っています。

おかしな問題Ⅲ─国保料の大幅値上げに根拠なし

2008年06月24日 | 市議会
 今年度から、これまで全額公費(国・県・市が3分の1ずつ)でおこなってきた「基本検診」が廃止され、国保を実施者とする「特定健診・保健指導」が導入されました。そのため、これまで「基本健診」に投入していた市費分(公費)を国保財政に投入するなどの措置をとらなければ、実施費用は国保料にはね返ってきます。
 私は、6月議会でこの問題について質疑をしましたが、市当局は「公費で負担している」という意味の答弁をしました。厚生委員会に提出された資料では、「特定健診・保健指導」に必要な予算30,473千円に対して、歳入に特定健康診査等負担金として国・県から8,424千円が計上され、差引き22,049千円を「公費負担」と記載しています。しかし、この「公費負担」というのは国保会計からの負担であり、この22,049千円は国保料にはね返っています。どうして「公費負担」と記すのか、オカシナことです。
 これまでの「基本検診」に支出していた市費(公費負担)は、国保会計に投入せず、取り込んでしまい、国保加入者に負担をすべてしわ寄せしたことになります。本当に国保料が市民の負担限度を超えていると思うなら、また、市民生活の困難に配慮するならば、基本検診の廃止で浮いたお金を、すべて国保に投入し、市民の国保料負担を少しでも軽減するのがスジではないでしょうか。市民に負担をしわよせしながら、「公費負担」というオカシナ問題です。
 基本検診に市が持ち出していた費用など、今後も調査をする必要がありそうです。

玉野市 渋川海岸でピーチサッカー

2008年06月24日 | 行事
 一週間以上前の行事でしたが、6月14日、15日(日)に玉野市の渋川海岸で「おかやまビーチサッカー大会in渋川」大会が開催されました。15日の開会式に出席させていただきましたが、思っていた以上に大勢の選手、大会関係者のみなさんが参加されていました。49チーム500人が瀬戸大橋を一望できる渋川の浜で熱戦を繰り広げました。当日は渋川保育園の園児たちも、ミニサッカーを楽しんでいました。関係者のみなさんの大会開催に向けたご努力で盛大な大会となりました。
 今後、全国大会などの招致に向けてがんばるとのことです。この最高のロケーションの渋川海岸で開催できればいいですね。

おかしな問題Ⅱ─国保料の大幅値上げに根拠なし

2008年06月24日 | 市議会
 手元にある厚生委員会資料(追加)によれば、「国保会計は、少なく見積もっても約1億5千万円の赤字が見込まれる」と、「国保保険料を据え置いた場合の影響について」(平成20年6月議会)の文書に記述されています。つまり1億5千万円の赤字になるから、今年度にこの1億5千万円分の負担を市民に押しつけ、国保料を大幅値上げするというものです。しかし、今年度は後期高齢者医療制度が実施され、国保会計の歳入・歳出項目が大幅に変更されるため、不確定な要素が例年より多くあると思いますが、「少なく見積もっても」とほぼ断定的に赤字額を見込んで議会に提案しています。
 昨年の6月議会に国保料のうちの介護分約1400万円の値上げ議案が提出された際に、私は質疑で「19年度国保会計の実質収支の見込み」をたずねたました。市当局の答弁は「医療費の支出等の不確定な要素が多いため、見込み額の算出はできませんけれども、国保会計が赤字にならないよう収納率の向上や医療費の適正化に鋭意努力したい。」と答弁しています。
 今回は、なぜ1億5千万円と赤字額を見込めるのでしょうか。確かに医療費の支出増は予想され、現行のまま国保料を据え置いた場合は赤字になることは確実かもしれませんが、昨年は「できない」といい、今年は「1億5千万円の赤字」を「算出」しています。当局の恣意的なご都合主義によるものでしょうか。オカシナ話しです。
 ちなみに、5月末に提出された19年度国保会計の決算見込みは、歳入歳出差引額で23,787千円の黒字。実質単年度収支でも21,761千万円の黒字会計です。基金積立金は19年度末で17,967千円。19年度の国保料は値上げしなくてもよかったわけです。
 ついでにもう一点いえば、「国保会計はて厳しいと」いい、「1億5千万円の赤字になる」といいながら、平成20年度国保会計予算案には予備費として5000万円も計上しています。以前は1千万円ほどの予備費の予算計上でした。
 厚生委員会の審議では、「来年度(21年度)は値上げはしない」と当局は発言しているそうですが・・・。国保会計の予算・見込み額は、どうやら市当局のさじ加減が大きく、恣意的な要素、政治的な思いが強く影響するのでしょう。これもオカシナ問題です。