日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

岡山県・玉野市 日本共産党の前市議会議員 松田達雄の活動ニュース

玉野市の成人式

2009年01月11日 | 玉野市政
 1月11日、正午から玉野市の平成21年成人式がマリンホテルでおこなわれました。私も消防出初式の後、新成人をお祝いし、式典に出席しました。
 今年は市内で816人が成人式を迎えられ、そのうち約7割の新成人がこの会場に参加されているそうです。今年はマリンホテルの食中毒問題があり、飲食は中止となりました。12時35分から第二部として、実行委員会による「はたちの集い」が開かれますが、市議などの来賓は、15分程度の式典(市長、議長の挨拶、「新成人の誓いのことば」)のあと、退席しました。
 いま、非正規労働、派遣・期間社員の雇い止めが大きな社会問題になっていますが、20歳の彼らが、学生以外の方で就職している場合に、雇用状況はどうだろうか。正規雇用として将来に夢が持てる仕事に就いているのだろか・・・気になりました。
 アンケートをとるなどして、もう少し新成人の状況や気持ち、思いに、市としてかかわってみる必要があるのではないかと思いました。
 私の就職時は、正規社員としての雇用が当たりまえ。しかし、今は派遣・非正規雇用が大きく広がっており、異常な事態となっています。
 彼らが、人間らしく働き、結婚し、子どもを3人程度育て、幸せな家庭を築いていく、そのささやかな願いさえ、いまの社会は保障しきれないほど、歪んでいる状況で、これは政治の責任です。若者が希望のもてる社会に─いま政治を変えなければ・・・小林多喜二の小説「蟹工船」は、若者たちにそのことを訴えているのでは・・・。

玉野市消防出初式

2009年01月11日 | 玉野市政
 1月11日(日)、午前9時半から玉野市民会館において、恒例の消防出初式がおこなわれました。多くの消防団員、消防職員が出席され、新年にあたって今年一年、市民の安全・安心の消防・防災活動に取り組む、決意を新たにされていました。昨年は林野火災が一件もなく、これは昭和28年以降はじめてのことだそうです。また、昨年の火災件数31件、救急出動は2,479件、搬送人数2,393人との報告もありました。500人を超える消防団員の皆さんは、大規模火災や災害時の出動をはじめ、日頃からの訓練、警戒広報など、本当に地域の安全にご尽力いただいており、頭の下がる思いです。
 今年が昨年以上に、災害のない、無事な一年であるよう心から願うものです。
 

大型店出店計画─誘導した開発許可行政③

2009年01月11日 | 玉野市政
 07年9月議会では、私の議案質疑を受け、建設消防委員会での議論を踏まえて、委員長の委員会報告は、「当局の説明によると、区域及び規模の拡大については市街化調整区域であるとともに、沿道利用を目的とする性格上、スーパー程度の規模であれは開発可能と考えるが、大規模店舗については開発は難しいと考えている。開発に際しては、玉野市開発審議会において地権者や地区住民の意向、必要性、妥当性等を考慮して決めたいと考えており、一定の基準は設けないとのことでありました。」と述べている。
 この建設消防委員長報告から、私はこの地域に歩いて買い物できる店がないこともあり、地元要望もあることから、中小規模のスーパー(2千平米~3千平米程度)の進出はできるが、大規模店舗の出店は困難と判断し、委員長報告に対する質疑もせず、この議案に反対をしなかったのである。
 沿道から50mの区域の開発許可基準が原則としてある以上、いかに「一体的な開発が可能」としても、基準を4倍も上回り、沿道から200mも拡大し、敷地面積36,000㎡、売場面積9,900㎡の大規模店の開発は許されるものではない。
 市長が委嘱するわずか委員5人の玉野市開発審議会に、農業振興地域であるこの地域の開発拡大の可否、大型店出店の可否をゆだねるということだ。しかし、仮にも、住民の代表機関である市議会の場で、「大規模店舗の開発は難しいと考えている」という当局の議会・委員会への説明、そして、建設消防委員長報告を踏まえれば、この大型店出店計画は、当然、認められるものではない。