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てらまち・ねっと



 昨日の朝の気温はマイナス5.4度と今年の最低気温で、この辺りとしては「極寒」。ウォーキングはお休みにした。
 今朝は、マイナス4度を示していた。雪も積もっている様子はないし、とウォーキングに出かけることした。

 その前に、ニュースを見たら、トランプ大統領が移民問題に関する超党派の議員との会議で、移民問題にかかる国を「便所のような国」と差別的な発言をしたという報道があって、あちこちで問題になっていた。
 本人はツイッターで「使った言葉は厳しいが、これは使われた言葉ではない」と発言を否定している。
 しばらく後の報道では、「肥溜めみたいな国」という表現があるので、トランプ的にはこちらが正しいということかもしれない。

 抜粋すれば次(後半に全文を記録)。
★≪CNN/ホワイトハウスの報道官はCNNの取材に、「便所のような国」との発言があったことは否定しなかった。≫

★≪テレ朝/トランプ大統領はツイッターでこの問題に言及し、「私が会合で使った言葉は厳しいものだったが、これは使われた言葉ではない」と発言を否定した。≫
★≪ブルームバーグ/トランプ大統領は12日朝のツイートで「私の言い方はきつかったが、報じられている言葉は私が使ったものではない」と侮蔑発言を否定していた。≫

★≪BBC/「肥溜めみたいな国からなんであんなにやってくるんだ」と発言したという(訳注:「肥溜め」の原文は「shithole」で、直訳すれば「くその穴」。英語圏では公の場での使用はマナー違反とされる)≫

★≪ブルームバーグ/大統領執務室での会議に同席した民主党の有力上院議員が記者団に述べた。・・「憎悪にあふれ、俗悪で人種差別的な言葉を大統領は口にした」 「大統領が昨日発した言葉を私はこの耳で聞いたが、ホワイトハウスの歴史の中で、あの大統領執務室で、米国の大統領があんな言葉を発したことがあったとはとても考えられないような発言だった」≫

 こんなニュースを見ているとき、テレビでは「自民党の二階幹事長が、憲法改正について『1年もあればいいのではないか』」と安倍改憲を推進する発言を流していた。
 自民党の中には、早期の改憲に突っ走る安倍氏への批判がある、とされている。なぜかといえば、先の選挙で自民は勝ったけれど、自民の得票自体は多くはなく、憲法改正の国民投票をしても過半数に達しないのではないか、そんな懸念があるから、という。
 現実と乖離した発言を繰り返すトランプと安倍は同じ、か。

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●トランプ氏、「便所のような国」と発言 移民問題協議中に
      CNN 2018.01.12
トランプ氏、移民問題協議中に「便所のような国」
ワシントン(CNN) トランプ米大統領が移民問題に関する議員らとの非公開協議の中で、「なぜ便所のような国の出身者を受け入れるのか」と述べたことが分かった。情報筋が11日にCNNに明らかにした。

移民制度に関する超党派議員の提案を汚い言葉で拒否した形となっている。

事情に詳しい筋によれば、問題の協議では、民主党のディック・ダービン上院議員と共和党のリンジー・グラハム上院議員が、移民多様化ビザ抽選制度による受け入れ人数を半減したうえで、残りはアフリカ諸国やハイチなどに割り当てる案を提示した。

ダービン議員がハイチに言及したところ、トランプ氏はなぜハイチやアフリカの出身者を受け入れるのかと疑問を呈し始めた。そのうえで、米国はノルウェーのような国からの受け入れ人数を増やすべきだと付言したという。

この問題に関する報道が出た時、トランプ氏はホワイトハウスの食事室で祝日のメッセージを録音していた。トランプ氏は側近に、メディアが自身の発言を大げさに取り上げているとの見方を示したという。

今回のトランプ氏の発言については、米紙ワシントン・ポストが最初に報道。協議に参加していた議員は発言を聞き「ショック」を受けていたと伝えた。

ホワイトハウスの報道官はCNNの取材に、「便所のような国」との発言があったことは否定しなかった。ただ、「(トランプ氏は)社会に貢献して経済を成長させ、国に溶け込むことができる移民の受け入れにより米国を強くするという、恒久的な解決策に取り組んでいる」としている。

●トランプ米大統領、禁句使い中米やアフリカの移民罵倒=報道
      BBC 2018年01月12日
 米メディアは11日、ドナルド・トランプ米大統領が米国への移民の一部出身国について、公の場での使用がはばかられるような汚い言葉を使って語ったと報じた。

米紙ワシントン・ポストによると、トランプ大統領はハイチやエルサルバドル、アフリカ諸国からの移民について、「肥溜めみたいな国からなんであんなにやってくるんだ」と発言したという(訳注:「肥溜め」の原文は「shithole」で、直訳すれば「くその穴」。英語圏では公の場での使用はマナー違反とされる)

米メディア各社も同紙と同様の内容を報道。ホワイトハウスは報道を否定せず、ラジ・シャー報道官は文書で、「ワシントンにいる一部の政治家たちは外国のために戦うが、トランプ大統領はいつも米国民のために戦う」と述べた。

同報道官はさらに、「能力に基づく移民制度がある他国と同じように、トランプ大統領は、我々の社会に貢献し、経済を成長させ、我々の偉大な国家に同化できるような人々を歓迎することで、我々の国をより強くする恒久的な解決策のために闘っている」とし、「勤勉な米国人の生活を脅かし、合衆国でのより良い生活を求めて合法的にやってくる移民たちが損をするような、一時的で弱く、危険な当座しのぎの方策を彼(トランプ氏)は絶対拒否する」と述べた。

報道によると、トランプ氏の発言は、共和・民主両党の議員たちが超党派の移民政策を提案するためにホワイトハウスを訪れた際に出た。民主党のリチャード・ダービン上院議員(イリノイ州選出)が自然災害や戦争、伝染病の流行に直面する国の市民に一時的な居住資格を与える制度について説明している際だったという。

ワシントン・ポストによると、トランプ氏は議員らに対し、ノルウェーのような国から移民を受け入れるべきではないのかと語ったという。10日には、ノルウェーのエルナ・ソルベルグ首相がホワイトハウスを訪問している。

共和党のリンジー・グレアム上院議員(サウスカロライナ州選出)もホワイトハウスでの会合に出席していたが、トランプ氏の失言についてはコメントを避けた。

ニューヨーク・タイムズ紙は先月24日、昨年6月に大統領執務室で行われた移民に関するミーティングでは、トランプ氏がハイチ人は「みんなエイズに感染している」と発言したと報じている。

トランプ氏の今回の発言が報道されると、反発の声がすぐに上がった。

民主党の黒人議員、イライジャ・カミングス下院議員(メリーランド州選出)はツイッターで、「許しがたい発言と大統領職の品位を落とす行為を強く非難する」と述べた。

同じ民主党の黒人議員、セドリック・リッチモンド下院議員(ルイジアナ州選出)は、トランプ氏の発言は「米国を再び偉大にするという意図は実際のところ、米国を再び白人の国にするという意図だというのを示す新たな証拠だ」と指摘した。

米議会で唯一のハイチ系米国人議員、共和党のミア・ラブ下院議員(ユタ州選出)は、「不寛容で、対立的、エリート主義的」な発言をトランプ氏が謝罪するよう要求した。

全米黒人地位向上協会(NAACP)は、トランプ氏が「人種差別と排外主義の異次元にさらに深く」沈み込んでいると非難した。

しかし、ホワイトハウスは批判をものともしない姿勢を示した。

米CNNテレビによると、ある政権高官は、「中央政治の場では激しい反発を招くだろうが、彼(トランプ氏)の支持基盤には共感されるだろうと政権関係者は予想している。国歌斉唱の際にひざをつくNFL(米プロフットボールリーグ)選手たちを攻撃した際に、支持基盤の離反が起きなかったように」と語ったという。
・・・(略)・・・

●“便所のような国”トランプ氏が発言否定
         テレ朝 2018年1月13日 00:54
 アメリカメディアは11日、トランプ大統領が移民政策をめぐる協議の中で、アフリカ諸国やハイチから来る移民について、「なぜ便所のような国から受け入れるのか」と述べたと報じた。

複数のアメリカメディアが出席者の話として伝えたところによると、トランプ大統領は移民政策をめぐる超党派の上院議員との会合で、アフリカ諸国やハイチからの移民について、「なぜ、便所のような国から受け入れなければならないんだ」と発言した。

さらに、ハイチの移民については、国外に「連れ出せ」と語ったという。

発展途上国を侮辱する発言に国の内外から批判の声があがっている。

トランプ大統領はツイッターでこの問題に言及し、「私が会合で使った言葉は厳しいものだったが、これは使われた言葉ではない」と発言を否定した。

●トランプ氏の「便所」発言があったのは事実、同席した上院議員が言明
       ブルームバーグ 2018年1月12日 13:40
大統領の否定ツイートを受けて、ダービン上院議員が記者団に話した
「憎悪にあふれ、俗悪で人種差別的な言葉を大統領は口にした」
トランプ米大統領がハイチやアフリカ諸国を「便所のような国」と侮蔑したのは事実であり、大統領がツイッターを通じて出した否定のコメントは「事実に反する」と、その発言が起きたとされる大統領執務室での会議に同席した民主党の有力上院議員が記者団に述べた。

  ディック・ダービン上院議員(イリノイ州)は12日午前、「憎悪にあふれ、俗悪で人種差別的な言葉を大統領は口にした」と記者団に述べた。「大統領が昨日発した言葉を私はこの耳で聞いたが、ホワイトハウスの歴史の中で、あの大統領執務室で、米国の大統領があんな言葉を発したことがあったとはとても考えられないような発言だった」と続けた。


  ダービン議員はその上で、「超党派の合意がホワイトハウスに受け入れられるかもしれないと思っていたが、その考えは昨日で消え去った」と付け加えた。

  これより先、トランプ大統領はの12日朝のツイートで「私の言い方はきつかったが、報じられている言葉は私が使ったものではない」と侮蔑発言を否定していた。

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