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てらまち・ねっと



 民進党の前身の民主党は、ずっと以前から、「その考えなら、もともとは自民の方が馴染むはずではないか」と思える人たちが少なくなかった印象を多々いだいた記憶がある。
 もちろん、自民党でもそうだけど、民主党内でも考えの違いはずいぶんとあった、はず。その他の党でも、相応だろうけど。

 ともかく、そういう数があったから、民主党は「民意を得て多数をとり」政権がとれそうな期待を受けるようになり、あるタイミングで実際に政権をとった。・・・政策は、自民党よりは、ずっとマシだった。

 今回の解散、再編の流れの中で、(個人的な賛否はさておき)「政権交代が可能となる制度として導入された小選挙区制」という意味では、交代し得る勢力の存在が必要。
 そんな観点からは、今回の政党再編は「大義」が見える。
 この考えの前提にあるのは、日本の国民の考えがいぶんと前からの「少しずつ変化」していること。国民の指向が徐々に右寄りになってきているのは憲法改正に関する世論調査の結果などに表れてきていた。
 
 とはいっても、今回の再編に批判が少なくない。
 そこで、直近の幾つかのニュースや社説を記録しておく。

 ニュースでは、★≪政権選択に現実味 秘密裏練った合流劇/福島民友 9月29日≫ が「へえーっ(小沢というよりは)、そうだったのか」(同時に、さもありなん)との印象を与えたので、最初に置いた。

 また、朝日 9月29日 社説から 抜粋すると
 ★≪衆院選 解散、与野党論戦へ 「権力ゲーム」でいいのか/言論の府から言論が消えた/権力維持の道具としか見ない「私物化解散」/野党陣営でも起きた。基本政策にも違い。小池氏は消費増税に否定的だが、民進党は、税率引き上げの増収分を教育無償化などに充てると主張した前原誠司氏を代表に選んだばかりだ。/安全保障関連法も、前原氏は「憲法違反」だし、小池氏は自民党議員として法案に賛成/確かに、小選挙区制が中心の衆院選挙制度のもとでは、野党がばらばらに候補を立てれば、がっちり手を組む自公両党に勝つのは難しい。政権交代をめざすなら、野党各党の連携が欠かせないのはその通りだ。

 ということで、以下を記録ないしリンク。
●【激動・衆院選ふくしま(上)】政権選択に現実味 秘密裏練った合流劇/福島民友 2017年09月29日

●小池新党「過半数」擁立は困難/fnn 09/29 05:00
●候補者調整で協議、前原代表の“詰めの甘さ”指摘も/TBS 9月29日20時3分 
●民進はぐれ軍団の行方「希望の党」合流で左派一掃/東京スポーツ 9月29日 17時00分

●小池氏、憲法・安保で選別 枝野氏は無所属、新党視野/共同 9/30 02:16
●小池氏『改憲、安保』で踏み絵 民進左派30人斬り 赤松氏「どう対応していいのか困惑している」/zakzak 9.29

●衆院選2017 希望、排除の論理 小池氏「全員受け入れ、さらさらない」 民進、広がる反発/毎日 9月30日
●小池氏、安保不一致は「排除」=維新と選挙協力へ-希望、自民と対決/時事 9/29-23:19

 次に幾つかの「社説」を抜粋して記録。
●混迷の中に光明を 10・22衆院選へ/中日 9月29日
●衆院選 解散、与野党論戦へ 「権力ゲーム」でいいのか/朝日 9月29日
●衆院解散、総選挙へ/与野党の「大義」が問われる/河北 9月29日
●衆院解散 安倍1強政治を問い直す/西日本 9月29日

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●【激動・衆院選ふくしま(上)】政権選択に現実味 秘密裏練った合流劇
     福島民友 2017年09月29日
総合選対本部の初会合で、前原氏のあいさつを聞く玄葉本部長代行(右から4人目)=26日午後
 衆院解散で「10月10日公示―22日投開票」で行われる総選挙。野党第1党の民進党と新党「希望の党」による電撃的な合流が野党再編の呼び水となり、「安倍1強」とも称された自公連立政権との対決構図が強まる。国民の負託を受けるのはどちらか―。高揚感や緊張感、そして不安も交えながらうねる政治の激流の行方を探る。(文中敬称略)

 「政権選択の受け皿となる政党づくりに一定の役割を果たすことができた」。衆院が解散した28日朝、民進党総合選挙対策本部長代行の玄葉光一郎は、議員会館の自室で感慨深げに語った。都知事から新党の顔に躍り出た小池百合子と、民進党代表の前原誠司を結び付けたキーマンは玄葉だった。

 党代表選を制した前原は解散総選挙に備え、本来なら国政選挙がスタートしてから発足する総合選挙対策本部を常設機関として設置した。本部長代行は原則、党代表代行を充てるが、前原は玄葉の起用にこだわった。なぜなら、玄葉は前原にとって従来の野党共闘路線とは異なる「非自民、非共産」の保守勢力結集を志す同志だったからだ。

 他方、夏の都議選で自民に圧倒的勝利を収めた小池を中心とした政治グループは、次なるステップとして国政政党の結成を目指した。小池の代弁者として認知されていた若狭勝、民進党を離党した細野豪志らによる新党結成の動きが活発化したことで、表面上は民進党にとって苦境のように見えた。しかし水面下では、玄葉を民進党の実質的な責任者と見抜いた小池側から別ルートでの接触が続いていた。玄葉は「政局となる枠組みができそうだ」と手応えを感じていた。

 小池新党はどうなるのか―。世間の耳目を集める中で開かれた26日の民進党の総合選挙対策本部の初会合。あいさつに立つ前原、その姿を見る玄葉に悲壮感はなかった。前日の25日、小池が新党設立の動きを「いったんリセットする」と述べ、自ら関わる考えを示していたためだ。玄葉には「こちらも変わる、民進も変わるべきだ」との小池―前原ラインを主流と判断する小池のシグナルに見えた。

 玄葉は一歩踏み込んだ関係構築を前原に進言。実質的な合流に向けて前原と小池、連合会長の神津里季生が協議する環境づくりを主導した。民進党内でも驚きを持って迎えられた前原の合流提案は秘密裏に、そしてガラス細工のような慎重さで練り上げられていた。玄葉は「この過程は歴史的に検証されることになるだろう」と語った。

●小池新党「過半数」擁立は困難
     fnn 09/29 05:00
希望の党の細野元環境相は、28日夜のBSフジ「プライムニュース」で、「政権選択の選挙に持っていきたいと思うし、過半数が望ましいが、相当ハードルが高い。率直に難しい」と述べ、10月10日の衆議院選挙の公示までに、議席の過半数にあたる233人以上の候補者擁立は困難との認識を示した。

●候補者調整で協議、前原代表の“詰めの甘さ”指摘も
      TBS 9月29日20時3分 
 希望の党と民進党の候補者調整をめぐる最新情報です。
 希望の党は近く、衆議院の選挙区候補の一次公認を決める方針で、29日も民進党と調整が行われました。

 「途中経過は一切公表しないということにしてますので」
Q、30日に希望の党は一次公認を発表する?
 「ああ、そういうことはありません」(民進党 玄葉光一郎 総合選挙対策本部長代行)

 午後3時頃からおよそ2時間にわたって、候補者調整を担当する民進党の玄葉総合選挙対策本部長代行と希望の党の若狭氏が、都内で会談しました。両党は30日も引き続き調整を行うことにしていて、なるべく早く公認候補を決めたい考えです。

Q、希望の党の小池代表は、候補者を絞り込む考えを示していますが、民進党の議員はどう思っているのでしょうか?

 小池代表が「民進党と丸ごと合流する気はさらさらない」と話したことで、前原代表の詰めの甘さを指摘する声も上がっています。

 また、党内では混乱も起きています。画面左手が前原代表あての離党届、そして右手が小池代表あての公認申請書で、日付を空欄にしたまま、本部に提出するよう各議員に通達があったのですが、2時間後には、事務的に不備があったとして、破棄するようにという連絡があったと言うことです。このため、無所属で出馬を表明しようとしていたある議員は、党が混乱しているとして、発表を取りやめました。民進党議員の間には不安が広がっています。

●民進はぐれ軍団の行方「希望の党」合流で左派一掃
       東京スポーツ 2017年09月29日 17時00分
・・・(略)・・・「前原氏は『公認が漏れないようにする』とでも言わないと、両院総会で了承を得られなかった。今回の合流プランは、これまで党内でがんとなっていた左派系を一掃する狙いもある。小池氏とはネゴシエーションもできていて、(民進組の)過去の政治思想も調べている。共産党や社民党寄り、安保法案反対派、憲法改正反対のゴリゴリの護憲派ははじかれるでしょう」(希望関係者)

 実際にNGとなりそうなのは誰なのか?
 名前の挙がっている幹部クラスは菅、野田両氏に加え、枝野幸男代表代行(53)、長妻昭選対委員長(57)、辻元清美幹事長代行(57)、赤松広隆顧問(69)らだ。

 哀れな代表格は菅氏か。小池氏が新党の政策で脱原発を掲げるや「小池氏に日本のメルケルを期待」とラブコールを送っていた。この日もブログで「(脱原発に向け)いろいろな力が働いて骨抜きにならないように監視していきたい」と自らの役割をアピールしていたが、過去の失策を小池氏が見過ごすハズはない。

 また、社民党出身の辻元氏は総会後、報道陣の問いかけに「私は執行部なので(両院総会・議員懇では)発言していません」とだけ答え、イラ立ちを隠せない様子で足早に車に乗り込んだ。

「希望で公認されない民進党組は比例名簿にも載らないので、復活当選も見込めない。さらに希望から刺客が送り込まれるケースもある。希望への公認漏れや辞退したメンバーは、残った参院の民進党議員と協力し、“はぐれ民進党”“俺たちの民進党”でも立ち上げるしかない。共産党の協力は得られるかもしれないが、それでも当選は望めないでしょう」(永田町関係者)

“解党劇”の立役者の一人である民進党の玉木雄一郎前衆院議員(48)は「希望の党にとって都合の良い人しか公認しないということだろう」としてやったりの表情。民進党の前衆院議員で衆院選に出馬予定者は75人で、新人、元職は135人いる。

「半分も公認されないんじゃないか」(希望関係者)

 小池氏にハシゴを外された元民進組の阿鼻叫喚が始まる。

●小池氏、憲法・安保で選別 枝野氏は無所属、新党視野 
       共同 2017/9/30 02:16
 新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事は29日の記者会見で、衆院選(10月10日公示―22日投開票)を巡り、合流する民進党出身者の公認申請に関し小池氏自ら選別し、候補者を決める意向を示した。「安全保障や憲法観といった根幹部分で一致するのが必要最低限だ」とし、政策や理念が合わなければ「排除する」と述べた。民進党の枝野幸男代表代行は無所属で出馬する方向で検討に入った。考え方の近い前議員らとの新党結成も視野に入れている。関係者が明らかにした。

 小池氏は「野合」との批判を警戒し強いメッセージを発信した形。政権選択型となる選挙戦の攻防が本格化しそうだ。

●小池氏『改憲、安保』で踏み絵 民進左派30人斬り 赤松氏「どう対応していいのか困惑している」
      zakzak 2017.9.29
・・・(略)・・・民進党には、旧社会党や社民党から合流した左派グループも多く、20-30人ぐらいの議員が「宗旨変え」「踏み絵」を迫られることになる。

 旧社会党出身で、左派グループのドン、赤松広隆元衆院副議長は28日、「どう対応していいのか、困惑している」と語った。

 「史上最悪の宰相」こと菅直人元首相も27日のブログに、「小池氏の掲げる(原発ゼロの)公約に賛成です」と書き込み、すり寄ったが、合流は厳しいとみられる。

 また、安保法の衆院採決の際にプラカードを掲げて猛反対した玉木雄一郎前幹事長代理や、辻元清美元役員室長、大串博志元政調会長、宮崎岳志氏、泉健太氏らは、自らの過去の政治的言動を「総括」した上で、小池氏の審判を仰ぐことになりそうだ。

 枝野幸男元官房長官も、小池新党から公認を“希望”しても、認められるかどうか微妙だ。

●衆院選2017 希望、排除の論理 小池氏「全員受け入れ、さらさらない」 民進、広がる反発
       毎日 2017年9月30日
 希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は民進党からの合流について基本政策が一致しない場合は「排除する」と明言した。新党に民進党色がつき、清新さが薄れるのを嫌ったためだが、選別しすぎれば候補者が不足するジレンマもある。民進党内には安全保障政策などを理由に選別を進める「排除の論理」への反発が広がっている。

●小池氏、安保不一致は「排除」=維新と選挙協力へ-希望、自民と対決【17衆院選】
        時事 2017/09/29-23:19
 新党「希望の党」の小池百合子代表(東京都知事)は29日の記者会見で、衆院選に向けた民進党からの合流について、憲法観や安全保障などの基本政策で一致しない場合は「排除する」と明言した。一方、選挙での連携を念頭に、30日に松井一郎大阪府知事(日本維新の会代表)、大村秀章愛知県知事と会談すると発表。事実上スタートした衆院選は、安倍晋三首相と小池氏の対決の様相を呈している。

 小池氏は会見で「安全保障、憲法観といった根幹部分で一致していることが、政党の構成員として必要最低限だ。一人一人のこれまでの考えを踏まえ判断したい」と述べ、民進党の公認申請者リストを精査し、候補者を絞り込む考えを示した。

 小池氏は29日、民進党の前原誠司代表と都内で会談し、調整を急ぐ方針で一致。小池氏は記者団に「全員を受け入れることはさらさらない」と述べた。これを受け、希望の若狭勝前衆院議員と民進党の玄葉光一郎総合選対本部長代行は都内のホテルで会い、候補者選定の作業を進めた。若狭氏は記者団に、1次公認の発表は来週初めになるとの見通しを示し、この中に民進党合流組は「入らない」と明らかにした。

 会見で小池氏は、選挙公約について「希望の党としてつくる。(民進党と)合意するものではない」と述べ、同党をけん制した。 

 30日の松井、大村両氏との会談では衆院選対応も話し合う考えを明らかにした。維新とは選挙協力を進める方向だ。小池氏は維新について「改革の考え方は重なるところがある。同じ改革の志は大切にしたい」と語った。

 一方、首相は埼玉県川口市で街頭演説し、希望と民進党の合流に関し「選挙戦は政策を語り、競い合う場にしなければならない」と強調。「テレビを見ていると、当選するために政党に移ろう、政党を解散してしまおう、そんな話題ばかりだ」と批判した。

 ●社説 混迷の中に光明を 10・22衆院選へ
          中日 2017年9月29日
 混迷の中での衆院選である。老舗政党が急造新党に合流する急展開だ。「安倍政治」の対抗軸となり得るのか。慎重に見極めて、貴重な票を投じたい。
・・・(略)・・・ 従来にも増して混迷の中での難しい選択となるのは必至だが、強引な「安倍政治」に審判を下す機会と前向きに受け止めれば、光明が見いだせるのではないか。

 私たちの未来を決めるのは、有権者たる私たち自身である。その責任や可能性を自覚して、論戦に耳を傾けたい。

●(社説)衆院選 解散、与野党論戦へ 「権力ゲーム」でいいのか
       朝日 2017年9月29日05時00分
 言論の府から言論が消えた。悪(あ)しき例が歴史に刻まれた。
・・・(略)・・・ 民意を政治に直接反映させる民主主義の重要な場である選挙を、権力維持の道具としか見ない「私物化解散」でもある。

 政党政治の危機を思わせる事態は、野党陣営でも起きた。
・・・(略)・・・ 基本政策にも違いがある。
 小池氏は消費増税に否定的だが、民進党は、税率引き上げの増収分を教育無償化などに充てると主張した前原誠司氏を代表に選んだばかりだ。

 安全保障関連法についても、前原氏は「憲法違反」だと指摘し、小池氏は自民党議員として法案に賛成した。
・・・(略)・・・
 確かに、小選挙区制が中心の衆院選挙制度のもとでは、野党がばらばらに候補を立てれば、がっちり手を組む自公両党に勝つのは難しい。政権交代をめざすなら、野党各党の連携が欠かせないのはその通りだ。

 旧民主党政権の挫折から5年たっても、失われた国民の信頼を取り戻せない。そんな民進党の焦りも理解できなくもない。

 それでも民進党には、もう一つの道があったはずだ。

 ここ数年、地道に積み上げてきた野党共闘をさらに進め、共産党を含む他の野党との候補者調整を実現し、そこに新党も加えて、自公と1対1の対決構図をつくり上げる――。・・・(略)・・・

●衆院解散、総選挙へ/与野党の「大義」が問われる
         河北 2017年09月29日
・・・(略)・・・ 野党第1党が、結成されたばかりの新党に吸収されるという予想もしない展開。「政権交代可能な二大政党をつくるため、名を捨てて実を取る」(前原誠司民進党代表)というが、「駆け込み寺」との厳しい批判がつきまとう。

 「安倍解散」と同様、唐突感がある。中央政界と違い、共産党を含む野党4党で共闘を進めてきた地方組織にとっては「裏切り」と映るのではないか。「党を売るのか」という怒りも当然だろう。

 民進党と希望の党が一つの同じ勢力となれば、与党と政権選択を懸けた戦いになる。明確な対立軸を国民に示すべきだが、「しがらみ政治からの脱却」「寛容な改革保守政党」といったキャッチフレーズだけが躍る。

 憲法改正の必要性、アベノミクスに代わる経済政策、消費税増税見送りと財政再建策、「原発ゼロ」への道筋など、少子高齢化にさらされる日本の将来像を展望した骨太の政策をまず提示すべきだ。
 与野党の「大義」が問われる今回の衆院選。有権者は「虚飾」に惑わされることなく、審判を下してほしい。

●衆院解散 安倍1強政治を問い直す
         西日本 2017年09月29日 10時33分
(略)「政権選択」の様相に
 こんな急展開を誰が予測し得ただろうか。想定外の解散政局が永田町に激震をもたらしている。
(略) 憲法はもとより、国会や論議を軽んじる「1強」政治のひずみが極まったといえるのではないか。その結果が誘発した野党再編の急展開といえるかもしれない。

 「経済最優先」の看板を掲げながら首相は、国民の知る権利を侵す恐れがある特定秘密保護法、集団的自衛権行使容認の安全保障関連法、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法を成立させてきた。
 野党の反対や国民の懸念を振り切って、与党は強行的な採決を繰り返した。首相や閣僚の国会答弁は曖昧で、質問に正面から向き合おうとしない姿勢も目立った。(略)


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