かつての自民との党首選=首相選びより、今の民主党の代表選=首相選びの方が気になる。
政権交替した後のことだから、どこであったにしても、もめることは致し方ない。そうやって、もまれて鍛えられていくもの。
私から見ても、国民総背番号制的システムを導入するであろうし、消費税を選挙時に提案する思慮不足の菅さんが一番いいとは思わない。でも、他をみればまだまし。
対して小沢さん、最近の自民党とは違うけど、自民時代に逆戻り、ひとりで牛耳るシステム、私は遠慮だ。
そんな立ち位置で見てきた代表選。
ともかく、今日の午後、決着だ。
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9月2日ブログ ◆民主党代表選の票の仕組み/菅・小沢の支持国会議員数の意味 から
●民主争乱:2010代表選 引きはがし工作活発 両陣営「不確実な支持層」狙い
毎日新聞 2010年9月14日
民主党代表選の投開票を14日に控え、菅直人首相と小沢一郎前幹事長の両陣営は13日、態度未定の議員を中心に最後の働きかけを続けた。代表選後の党運営をにらめば、国会議員票での過半数も獲得したいのが本音。党内では既に支持候補を表明している議員の引きはがし工作も活発化し、選挙後の挙党態勢の構築を危ぶむ声が高まっている。【田中成之】
「国会議員票は互角。しかし、政権を安定運営するにはぜひ、過半数をいただきたい」
菅首相の選対本部長を務める江田五月前参院議長は13日夜、記者団に強調した。既に投票が締め切られている地方議員票と党員・サポーター票で小沢氏を上回っているとの分析を踏まえ、国会議員票でも小沢氏を上回り、政権運営の主導権確保を狙っている。
党員・サポーター票では小沢氏の陣営も劣勢を認める。一方で、選対事務総長を務める山岡賢次副代表は13日の記者会見で「報道にあるような地方議員、党員(投票)の結果でも、国会議員の数で十分カバーできる」と述べ、強気の姿勢を崩さなかった。
国会議員票で残る票田は、支持を明言していない中間派と支持を翻す可能性のある議員だ。「言えない人には言えない理由がある。しつこくやると逆効果だ」(小沢氏支持の中山義活前首相補佐官)との声もあったが、両陣営とも議員の個別事情に配慮する余裕はない。中間派の議員らに焦点を絞り、週末から13日にかけて働きかけを強めた。
両陣営とも選対幹部が分担し、地元事務所や自宅を突然訪問して支持を訴えた。空振りも多かったが、「名刺を置いてくれば、電話に出なくなった人も出てくれるようになる」と効用を語る声もある。
ただ、選挙運動が過熱するほど、互いの不信感は募る。
「世間的には菅(支持)ということで分かるが、投票だけは小沢にしてくれないか」
首相支持の若手議員は先週末、小沢氏支持の党幹部からこんな電話を受け、「無記名だから誰に入れたかは分からないが、そういう人間を信用できるのか」と言い返した。一方、小沢氏の陣営は首相支持の政務三役が代表選にかかわることに反発。13日に議員会館を回った菅首相に対し、小沢氏支持の小宮山泰子衆院議員は「仕事に戻った方がいいです」とかみついた。
態度未定の議員対策として両陣営が力を入れるのが、14日の党大会での候補者演説だ。「演説を見て決める」という中間派の議員も多く、過去の代表選では演説が勝敗を決するケースもあった。05年の菅氏と前原誠司氏の代表選では、前原氏が母子家庭に育った生い立ちに触れ、議員の心情に響いた。06年の菅氏と小沢氏の代表選では、小沢氏が「変わらずに生き残るには変わらねばならない」と映画「山猫」のせりふを引用したことが決定打となった。
両陣営とも「演説で動く票数はこれまでほど多くない」と見るが、国会議員票が伯仲するだけに「10票でも影響は大きい」(党幹部)のも事実。首相陣営は先週末から枝野幸男幹事長、仙谷由人官房長官らが何度も集まって演説案を練り上げ、13日夜も深夜まで協議を続けた。小沢氏の陣営も13日に発行したチラシ「いっちゃんニュース」で、「4年前の代表選のように『魂を揺さぶる』演説が聞きたい」と期待感を盛り上げている。
●民主代表、午後に選出=党員らの開票始まる
時事 2010/09/14-04:59
菅直人首相と小沢一郎前幹事長が立候補している民主党代表選は14日午後、都内のホテルで臨時党大会が開かれ、党所属国会議員による投票が行われる。これに先立ち、事前に郵便投票された地方議員と党員・サポーター分の開票作業が始まった。結果は国会議員票と合わせて午後に発表される。首相と小沢氏の両陣営は、国会議員投票の直前まで支持固めを続けた。
地方議員らの開票作業は14日午前3時から、党大会の会場となるホテルの一室でスタート。作業には、党職員と外部の業者約200人を投入した。地方議員らの投票結果が漏れた場合、国会議員の投票行動に影響しかねないことから、情報管理を徹底。作業員には携帯電話の持ち込みを禁じ、外部との連絡を遮る措置を講じた。
全体の約3分の1の比重を占める地方議員と党員・サポーターの票については、首相が優勢とみられる。このため、国会議員票で小沢氏がどこまで支持を伸ばせるかが勝敗のカギを握る。特に態度を明確にしていない議員の動向が焦点で、両陣営はぎりぎりの説得工作を続けた。
今回の代表選では、昨年の衆院選マニフェスト(政権公約)の扱いや、消費税を含む財政運営の在り方、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題などが争点となった。「政治とカネ」をめぐっても激しい論戦が交わされた。
代表選は総計1222のポイント制で争われ、国会議員は1人2ポイントで計822ポイント。約2400人の地方議員には計100ポイントを割り振り、獲得票に応じてドント式で候補者に配分する。約34万人の党員・サポーター票は衆院の300小選挙区ごとに集計し、勝った候補が各1ポイントを得る・
●なんと!“隠れ小沢派”の議員20人以上?
スポニチ 2010年09月14日
民主党は14日午後、都内で臨時党大会を開き、新代表を選出する。菅直人首相(63)と小沢一郎前幹事長(68)の一騎打ち。党員・サポーター、地方議員票は菅首相が優勢で、国会議員票は拮抗(きっこう)との情報が流される中、菅首相支持とみられながら実際は小沢氏に投票する“ステルス議員”が20人以上いるとみられ、小沢氏が巻き返す可能性も。開票まで予断を許さぬ情勢だ。
菅首相は13日午前から、議員会館で党所属国会議員の事務所をあいさつに回った。今回の代表選での戸別訪問は初めてで、態度未定議員の取り込みや相手支持に傾く議員の引きはがしが目的。「全員が内閣に入ったつもりで、総力を挙げていきたい」などと訴え、態度を未定にしていた新人の大野元裕参院議員からその場で支持を表明されたが、小沢氏支持の小宮山泰子衆院議員から「公務中では」とたしなめられる一幕もあった。
一方、小沢氏は午前、都内で連合や日本医師会などの団体を訪問。全日本トラック協会では幹部らに「皆さんの声援に応えられるよう最後まで頑張っていきたいので、ご支援をお願い申し上げます」と要請した。支持組織を通じた系列議員への引き締めが狙いだ。午後には、3日に続き2度目の議員会館の戸別訪問を行った。
一般紙などが伝える終盤情勢は地方票で菅首相が小沢氏を上回っているとされるが、国会議員票は拮抗しているもよう。国会議員票は全体の約3分の2を占める上、勝敗は代表選後の発言力に影響するため、双方の陣営は約30人いる態度未定議員の取り込みに躍起だ。
ただ、小沢氏陣営幹部は、菅首相支持とみられながら実際には小沢氏支持に回る小沢派の“ステルス議員”が「20人以上いる」とみている。小沢氏陣営の選対事務総長を務める山岡賢次副代表は13日夕の会見で「当初、菅首相支持を表明していた方も、どうあるべきかを分かってきてくれている」と手応えを感じている様子。
投票は無記名で、実際にどちらに投票したかは確認できないため、民主党関係者は「支援者らの手前、政治とカネの問題がある小沢氏ではなく菅首相支持を表明した議員もいる。無記名投票は小沢氏に有利に働く」と指摘。「小沢氏の選挙戦術を知っている菅首相陣営幹部は警戒している」と話した。
一方、民主党代表選では国会議員の投票直前の候補者による演説で情勢が変わった例もあり、予断を許さない状況だ。
●【代表選】「菅総理優勢」変わらず きょう投票
テレビ朝日 (09/14 05:46)
菅総理大臣の優勢のまま、民主党代表選は14日に投票日を迎えます。午後には、国会議員による投票が行われ、菅総理と小沢前幹事長の一騎打ちに決着がつけられることになります。
代表選の会場となる都内のホテルでは、午前3時過ぎからすでに締め切られた党員・サポーター票や地方議員票の開票作業が始まっています。党員・サポーター票などでは、世論の支持を背景に菅総理が優勢とみられています。
菅総理大臣:「最後まで私の考え方を伝えるよう、全力を挙げたいと思っています」
菅総理は13日夜、総理公邸で投票直前に行われる演説の内容について詰めの調整を続けました。
一方、小沢前幹事長は、昼間は連合などの支持団体を回ったほか、所属の衆参両院の議員の事務所を訪ね、重ねて支持を訴えました。最新の情勢では、411人の国会議員票のうち、菅総理支持が193人、小沢氏支持が192人と互角の戦いとなっています。ただ、態度を決めていない議員が約25人いて、その動向が勝敗を左右することになります。
●【民主党代表選】地方票の開票始まる 菅氏優勢も小沢氏、議員票リード
産経 2010.9.14 03:15
民主党代表戦の仕組み 菅直人首相(63)=民主党代表=の任期満了に伴う同党代表選は14日未明、都内のホテルで党員・サポーター(約34万人)、地方議員(約2400人)の「地方票」の開票が始まった。同日午後に開かれる臨時党大会で、党所属衆参両院議員による投開票が行われ、「地方票」と合算して、新代表を選出する。
再選を目指す首相が小沢一郎前幹事長(68)に対して地方票で優位に立ち、小沢氏が国会議員で200人超の支持を得て追い上げる展開。ただ、首相も地方票でリードしているとみられるだけでなく、200人弱の国会議員の支持も集めており、首相優勢の流れは変わっていない。
臨時党大会は午後2時に始まる。冒頭、小沢、菅両氏が各15分間、最後の演説を行う。続いて国会議員による投票を実施し、郵便投票された地方議員と党員・サポーターの票とともに結果を集計する。開票作業が順調なら午後3時半ごろに結果が判明する。
多数派工作を展開してきた両陣営は13日も態度未定の国会議員の説得や支持団体を通じた働きかけに全力を挙げた。
この日、中間派だった大野元(もと)裕(ひろ)、徳永エリ両参院議員、磯(いそ)谷(がい)香代子衆院議員が相次いで首相支持を表明した。川端達夫文部科学相は都内で記者団に、所属する旧民社党系グループ会長の田中慶秋衆院議員が首相支持の会長見解を表明したことを「極めて重い」と述べ、首相支持を示唆した。
一方、斎藤恭(やす)紀(のり)衆院議員はブログで「小沢さんの主張に共感している。支持に傾いている」とした。
首相支持の前原誠司国土交通相は13日夜、前原グループの会合で「国会議員票で勝たないと(地方票と合算して勝っても)勝ちにならない」と述べ、最後まで国会議員への働きかけを続けるよう求めた
●小沢陣営、切り崩しに自信 意外に危機感なし!?…14日・民主代表選
(2010年9月14日06時01分 スポーツ報知)
菅直人首相(63)と小沢一郎前幹事長(68)が、仁義なき戦いを繰り広げた民主党代表選は14日、ついに投開票が行われる。報道各社の調査では劣勢が伝えられる小沢氏だが、陣営は13日、記者会見を行い「マスコミの世論調査と実態は違う」と強気の“勝利宣言”。一方、菅首相は約3時間かけて議員会館の各事務所をめぐり、勝利の鍵を握る支持未定議員の取り込みに躍起。小沢氏支持と見られていた議員の支持を獲得するなど、ギリギリの攻防を繰り広げた。
前日なのに、意外にも危機感は薄かった。山岡賢次副代表(67)は、一部報道で100ポイント近い劣勢が伝えられる地方議員や党員・サポーターの票について「五分五分に近いような感触を得ている」と強気。「(議員票は)急激に増えている。報道にあるような地方議員や党員の結果だったとしても、それを十分カバーできる段階」と早くも勝利を宣言した。
前々から「(議員票で)50人くらいの差をつけた」と胸を張っていた山岡氏。この日は「今日は数字を申し上げないことにしている」と言いつつも、口は止まらず「向こうから来てくれる人も多く、数は相当数増えた」と切り崩しに自信をみせた。勝負を決める支持未定票も「(態度を決めかねているのは)20名以内と思う」と、次々に内情を明かした。
森ゆうこ参院議員(54)は、報道各社の世論調査を真っ向否定。党員・サポーター票について「名簿が開示されていないのに、どのような形で7対3といった数字をおつくりになったのか」と憤慨。鎌倉駅頭で所属議員が行った100人アンケートの結果を「テレビ朝日のサンデースクランブルが、なぜか放送しなかった」と名指しで批判した。
「小沢総理、いける!」というムードが充満した決戦前日の記者会見。14日当日の決起集会も行わないことも発表になった。「総理大臣を事実上決する選挙だから、自立した国会議員として自ら決断し、崇高な1票を投じるため」と森氏は理由を話すが、最終引き締めの意味もある決起集会をしないほど勝利を確信しているのか。
そんな空気に、別の小沢陣営からは「危機感がなさすぎる」との声も出ている。ある小沢チルドレンの秘書は「勝負の前に、総括の記者会見をやる時点でビックリした。ほかにやることがあるだろっ」と語気を強めた。
当の小沢氏はこの日午前、労組など支援団体を訪問。午後は約3時間かけて議員会館にいる党員を“戸別訪問”した。枝野幸男幹事長(46)の部屋では、本人同士、かなり気まずい空気。しかし、小沢ガールズの相原史乃衆院議員(36)が「小沢一郎内閣総理大臣」の紙を壁に張ってお出迎えすると、小沢氏は「お~、アッハッハッ」と上機嫌だった。
現状は、菅氏が地方票で優位を確保し、小沢氏が国会議員票で追い上げる展開。民主党国会議員411人のうち、お互い190人台を確保、態度未定の20~30人の奪い合いになっているとみられる。過去の代表選では、投票直前の候補者演説で情勢が変わった例もあり、結果は予断を許さない。
●民主党代表選:厳戒、異例の開票 午前3時からホテルに缶詰め スタッフ携帯没収
毎日新聞 2010年9月14日
◇漏えい防止、スタッフ携帯没収
民主党代表選の投開票は14日、東京・芝公園のホテルで行われ、同日午後3時半ごろ当選者が確定する見込みだ。国会議員による投票は午後2時半過ぎから始まるが、全体の約3分の1の比重を占める党員・サポーター票と地方議員票は11日必着で投票が締め切られており、ひと足早く14日午前3時から開票が始まる。党は票数が事前にもれれば、国会議員の投票に影響を与えかねないと神経をとがらせ、開票作業で異例の厳戒態勢をとる。
党員・サポーター票と地方議員票の開票は、ホテル内の一室で業者と党職員が行う。外部との情報のやり取りを遮断するため、業者と党職員の携帯電話は一時没収する。
午後2時からはホテル内のホールで臨時党大会(代表選集会)が開かれ、小沢一郎前幹事長、菅直人首相の順にそれぞれ約15分間の政見演説を行った後、国会議員が50音順にひとりずつ壇上にのぼり、無記名で投票する。国会議員票、党員・サポーター票、地方議員票の開票結果をあわせて発表し、当選者が確定。当選者は壇上であいさつする。臨時党大会は午後3時半ごろ終わる予定で、当選者はこの後、別室に移り、記者会見する。
党員・サポーターと地方議員が投票する正式な代表選は02年9月以来8年ぶり。代表選は計1222ポイントで争われ、過半数を獲得した候補が当選する。内訳は、国会議員411人(衆院305人、参院106人)の票は1人2ポイントずつに換算され計822ポイント▽地方議員(約2400人)の票は一括集計され、候補の得票割合に応じて100ポイントをドント式で配分▽党員・サポーター(約34万人)の票は300の小選挙区ごとに集計され、得票の多い候補に1ポイントを配分--となる。【大場伸也】
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